その方法はかえって太る!?男性がダイエットでよくやる「5つの間違い」とは
よく見るダイエット法の中には、実は「かえって太る体質になる」というものも少なくありません。ここでは食事制限・運動・水の飲み方等、ダイエットでよくあるミスについてご紹介しています。
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間違ったダイエットは「太りやすい体」を作る!?
「今年こそ痩せたい!」「お腹をスッキリさせたい」等、ダイエットに真面目に取り組んでいる…という人も多いはず。
でもそのダイエット法、ホントに「正しく痩せられる」ものですか?
一見して「痩せそう」に見えるダイエット法の中には、実は生理学的に誤っているものも数多くあります。
間違ったダイエット法を無理して続けることで、かえって「太る体質」になってしまうこともあるのです。
ここでは男性がダイエットを行う場合、よくある5つの間違いについて解説をしていきましょう。
肉を食べない
一日のカロリーや栄養バランスを整えるために、食事制限を行うことはもちろん大切です。
しかし「肉類=高カロリー」ということで、食事から主菜を省いたり、肉類を全面的にカットしてしまう方法はNG。
体の脂肪を燃やすための筋肉は、ほとんどが肉・魚類から摂取する「動物性タンパク質」によって作られます。
動物性タンパク質の摂取が足りないとどれだけ運動をしても適度な筋肉がつかず、リバウンドしやすい体になってしまうのです。
脂身を落としてシンプルに焼いた肉や煮込んだ肉等は、むしろ積極的に食べておきたいもの。
脂質が少なくタンパク質の多い「鶏のささみ」は特にオススメの食品なので、様々なアレンジをして意識的に食べるようにしてみましょう。
筋トレしかしない
「シェイプアップ=筋トレ」と考える男性は多いですが、筋肉を増やすだけでは脂肪は減りません。
もちろん筋肉を付けることで代謝量は上がり「痩せやすく」はなりますが、筋トレそのものはあまり脂肪を燃焼させないのです。
単に「鍛えたい」ということであれば話は別ですが、「スリムになりたい」ということであれば筋トレ+脂肪を燃焼させる「有酸素運動」を加えることが大切。
筋トレの後にスイミングやウォーキング、ストレッチといった簡単な有酸素運動をプラスすることで、体を引き締めながら脂肪を燃やしていくことができます。
野菜は生野菜サラダで取る
「ダイエット=野菜を多く食べる」というのは間違いではありません。
しかし「野菜が足りていないから」と生野菜のサラダばかりを食べるのはNGです。
生野菜サラダで主となるのはレタス等の淡色野菜であり、摂取できるビタミン・ミネラルは少なめ。
また生の野菜は消化器官に負担をかけやすく、痩せるために大切な代謝機能を低下させる恐れもあります。
さらに問題なのがサラダを食べる際のドレッシング類です。
ドレッシングはその多くが油分であり高カロリー。
例えばサウザンアイランドドレッシングの場合、20グラム(大さじ1杯強程度)のカロリーは80キロカロリー以上となります。
野菜類はほうれん草・小松菜・かぼちゃ等の緑黄色野菜を中心に、煮物・おひたし・ホットサラダ等で摂取するのが理想的。
どうしてもサラダで…という場合には、エキストラヴァージンオリーブオイルを使うようにしてみましょう。
食事中にも水をたっぷり飲む
出典:petomo.net
体の水分をしっかりと補い循環を良くするためにも、適切な水分補給を行うことは大切です。
しかし「満腹感を早く出そう」「水を多く飲まなくては!」という考えから食事中にも水をガブ飲みするのは良くありません。
食事中の水分の過剰摂取は胃腸による消化効率を下げるため、結果的に代謝にも時間がかかることに。
代謝が落ちた体は食べたカロリーを溜め込みやすく、脂肪のつきやすい体になってしまうのです。
食事中の水分補給は、適度に一口ずつ行う程度で十分。
飲み過ぎないようにミニボトル等を用意しておいても良いでしょう。
また体内温度を下げないためにもキンキンに冷えた水は避け、できれば常温の水を飲むようにしたいところです。
絶食・カロリーの大幅ダウン
基礎代謝量よりも低いカロリー摂取をすれば、一時的には体重はダウンします。
しかし人間が元々必要とする睡眠・食事・活動に必要なカロリーを割り込んだ状態が続くと、脳は「飢餓状態である」と認識することに。
体の中のエネルギー代謝を過剰に抑え、取ったカロリーを「脂肪」として蓄えようとしてしまうのです。
そのため過剰なカロリーダウン、食事を抜くといったダイエット方法は、「最も太りやすい体を作っている」と言っても過言ではありません。
1日に必要な基礎代謝量は身長やライフスタイルによっても変わってきます。
現在の自分が必要としている基礎代謝量をしっかりと把握した上で、適切なカロリーダウンをすることが大切です。
「正しいダイエット」でリバウンドしない体になろう!
ダイエットは原則として1ヶ月1キロ〜2キロ程度の減量を少しずつ行っていくもの。
1ヶ月1キロといったサイズダウンでも、1年後には12キロダウンということになります。
反対に1ヶ月に3キロ〜5キロといった無理のある減量はリバウンドを起こしやすいのが問題です。
長く「スリムな体」を維持するために、無理のない正しいダイエットを行うようにしましょう。
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この記事のライター
大手通信プロバイダやモバイルゲーム企業にて、PRを担当してきました。3年前からWEBライターの仕事を開始。エステ、美容、転職、健康食品、医療、映画、書籍、カルチャー全般などについて情報発信をしています。