ユーモラスな道標『きっと、うまくいく』
人間として優秀になることを目指せと説く、インド初のユーモア映画『きっと、うまくいく』をご紹介します。
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映画大国インドから
世界一の映画大国インドから登場した名作「きっと、うまくいく」は、ビジネスマンにとってこそ、忘れてはいけないものに気づかされる映画です。
“人としてどうあるべきか”をユーモラスに描いている本作は人生の道しるべとなるほどに映画としても秀逸な作品です。
人としての優秀さ
この映画で問いかけるのは、成功というのは成功した人が優秀なのか、人間が優秀だから成功できたのか、ということです。
この映画では人間として優秀になることを目指せと説きます。
成功を求める前に人間として優秀であれば、成功という副産物はついてくるということです。
実際に映画では、成功をおさめる主人公がいます。
しかしやはり、人間としての優秀さがあってこその結果でした。
日本人にとっても、この映画を観ればビジネスの世界での成功より、人間として優秀であることの意味を感じさせられるはずです。
臆病は捨てろ
「心は臆病だから麻痺させろ」
なかなか前へ踏み出せない友人に向けられた言葉です。
ビジネスの世界でも同じではないでしょうか。
やってしまった後悔より、やらない後悔とはよく言ったもの。
成果を生み出していくには臆病になっていてはいけないのです。
この映画を見ていると、やらない後悔がどれだけ無意味で、踏み出すために臆病を取り払うことが大切か気づきます。
人に伝わらない定義は無駄
とにかく1番になることが重要だと話す学長と大学、そしてそれを信じる同級生のやり方に「人に伝わらない定義はムダ」だと異議を唱える主人公がいます。
これも、ビジネスマンには同様のことが言えます。
どれだけ大きく掲げても、それが人に伝わらなければ、理解してもらえなければ、共感してもらえなければ、絵に描いた餅であって理想のまま終わるのかもしれません。
逆に言えば、思いを持っていればそれを人に伝えることで夢や世界は広がる、といってもいいのかもしれません。
友人の大切さ
痛快に人生を切り開いていく3人の主人公を見ていると、友人の大切さにも気づかされます。
自分自身、そして友人や周りのことも、同時に気づかせてくれる映画です。
人として生きるヒントが隠されている、生き方のバイブルともいえる秀作です。
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