お金が掛からず、効果もある!? 手軽にできる薄毛対策
「まだまだ大丈夫」なんて思っている人も、頭の薄さが気になってくるのはもう間近かもしれません。
今のうちに脱毛に対する正しい知識を身につけておきましょう。
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「かっこいい大人」になりたい
年齢を重ねるにつれてかっこいい大人になっていきたい。
もちろん頭の形だけでセクシーな雰囲気を感じさせる男性はたくさんいますが、やっぱり髪の毛があるほうがどことなく若々しくかっこいい雰囲気も演出しやすくなります。
しかし、だからと言って植毛をしたり、高価な薬を使い続けたり…というのも抵抗はありますよね。もしかしたら中にはこれらの治療も一時的なもので持続性のある高価を得られた人は少ないのかもしれません。
今回は無理することなく、生活習慣を少し変えるだけで髪の毛の後退を遅らせたり、抜けてしまったさみしげな頭を再生させる方法をご紹介します。
最大の原因はDHT(ジヒドロテストステロン)
男性ホルモンの一つにテストステロンというものがあります。このホルモンは筋肉を増大させたり骨格をがっしりさせたりと男性的な体を作る作用があります。またやる気を出させる働きももっています。
このようにテストステロンが使われる時には5αリラクターゼと呼ばれる酵素によってこのホルモンはジヒドロテストステロン(DHT)へと形を変えます。
ジヒドロテストステロンの高価としては、
・体毛の増加
・精力減退
などいろいろありますが、そのうちの一つが「薄毛」です。
ベタつきが感じられたら要注意
5αリラクターゼは皮脂の周りに多く分泌していると考えられています。そのため、「最近髪の毛がべたついてきているかも」と感じる方は注意が必要かもしれません。
DHTは皮脂腺の受容体と結びつくことで過剰な皮脂を分泌させます。その結果、頭皮の毛穴をふさいでしまうことになるので毛髪の成長を妨げることになるのです。また、新しい髪になるはずの毛乳頭の受容体とも結びついてしまうので、毛髪が十分に成長する前に抜けてしまうようになり、毛髪の生え変わりがうまくいかなくて髪のボリュームがなくなったり、髪の毛そのものがなくなっていくのです。
生活習慣の改善が薄毛対策の第一歩
では、どうやったらDHTの分泌を抑えることができるのか。
お金をかけないといけないのでしょうか?
いえいえ、今の生活習慣を変えるだけで簡単に防止・治療することができるのです。
脂っこい食べ物を避ける
揚げ物など油を多く使う食べ物は控えるようにしましょう。
油を多く摂取すると体から分泌する皮脂の量も増え、毛穴を油で詰まらせてしまいます。そうすると毛髪の成長を妨げるだけではなく、発毛さえも十分にできなくなります。
また、脂っこい食事というと揚げ物を想像しがちですが、炒め物なども意外とたくさんの油を使っています。調理の際にどのくらいの油を使っているのかということを意識するようにすると脂分カットを比較的容易に行えるでしょう。
大豆の食品を食べるようにする
「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質の栄養価が高い大豆。毛髪はたんぱく質からできているのでその元になる栄養素を取り入れるのは育毛の大きな助けとなります。
また、これらの大豆製品と一緒に合わせて欲しいのが「紅茶」です。一瞬違和感を感じずにはいられない組み合わせですが、実際にこの二つを合わせて摂取するとDHTの数値が減少したという研究結果も得られたそうです。
このとき注意が必要なのは合わせて飲むものは「紅茶」でなくてはいけないということです。「同じお茶だからいいじゃないか」と緑茶と一緒に飲むと良い働きをするテストステロンを減少させてしまうので紅茶の代わりにガブガブと飲まないように。
ミネラルを適度に摂取する
DHTを抑制する栄養素として欠かせないのがミネラルです。
摂取しやすいのは「亜鉛」で、この成分は牡蠣、納豆、牛肉、チーズなどたんぱく質の栄養価が高い食材に多く含まれています。
逆にDHTは糖分を大量に摂取することで多く分泌されてしまうので、炭水化物中心の食生活を送っていた方はたんぱく質中心の食生活を送るように心がけましょう。
ただしこのときも脂質の摂取を増やさないようにシンプルな調理方法で作られた料理を食べるように。
毎日の小さな気遣いが薄毛撃退のポイントです。
適度な運動でテストステロンを増やす
適度な運動はテストステロンの分泌を促進します。テストステロンは先ほども述べたように男らしさを感じさせるためには重要なホルモンです。また、無理のない範囲での運動は精神的にもリフレッシュされ、ストレスも軽減してくれます。
これが重要なのです。
せっかく生成したテストステロンも、5αリダクターゼによってDHTに変えられてしまいます。つまり、5αリダクターゼを抑制すれば、DHTが生成されることもありません。
5αリダクターゼは亜鉛によって抑制されますが、亜鉛は飲酒・喫煙・ストレスに対処する際に使われてしまいます。亜鉛の使用の機会を減らせれば、DHTも抑制されるのです。
最低価格で最大効果
運動までやって日々のストレスを軽減できればそれは完璧ですが、一番重要なのは食べ物のバランスです。
「ビタミン」と「ミネラル」を意識しながら積極的にとれるように気をつければあなたの抱える悩みは改善されていくこと間違いなしです。
あなたに求められているのは食生活で少し食べ物を加えるだけです。これなら誰にでもできるはず。
無理することなく、気長に効果が出る日を待ちましょう。
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この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!