原点回帰!ベーシックスタイルのシンプルメンズ腕時計6選
男性の生活には欠かすことができないのが腕時計。しかし、いいブランドだからといって全ての時計がおしゃれだとは限らないのです。
今日の自分のコーディネートにぴったりかどうかが、最も重要な点。
スタイルを選ばず、どんな時でも使えるベーシックスタイルの腕時計を見てみましょう。
- 60,441views
- B!
ドレス・ウォッチは小さめがいい
最近のスポーツミックスの流行からスポーツウォッチへの注目が高まってきていますね。
しかし、スポーツウォッチは丈夫さや、その他様々な機能を搭載する必要があるので、どうしても大きくなってしまう傾向にあります。主流は36mmから40mmぐらいの物が多いでしょうか。
これに対してドレス・ウォッチはカレンダーさえも備えておらず、「シンプルイズベスト」を具現化しています。
大きな文字盤は美しさを損ない、多機能は私たちを時計の本質から遠ざけてしまい、ときには散漫な感じをもたらしてしまいます。
時計本来の魅力を堪能するには小さめのケースがおすすめです。
シャツのカフに当たらず、手首に張り付くようにフィットし、つけていることを忘れてしまいそうな一体感。他者にアピールするのではなく、自分自身が味わうための時計。それがドレス・ウォッチです。
スポーツウォッチだけでなくドレスウォッチも大型化してきているいまとなってはこれから紹介するのは稀少なサイズかもしれません。
しかし、昔からの伝統を受け継いだオリジナルのデザインこそ、昔ながらの精神と現代の技術でつまった最高の逸品なのです。
押さえておくべきはこれ
JAEGER-LECOULTRE REVERSO CLASSIC レベルソ・クラシック
1931年に発表されて以来、現在に至るまで基本設計を変えておらず、伝統をそのまま形にしたような腕時計です。独創的な反転機構にくわえ、角形ケースに収められた自社ムーブメントはマニュファクチュールとしての技術力を象徴しています。
PATEK PHILIPPE CALATRAVA カラトラバ
マイクロローターを採用した超薄型ムーブメントにより、自動巻きにもかかわらず、6.7mmの薄いケースが取り付けられているのが特徴。ベゼルに施されたクルー・ド・パリ装飾がドレッシーな雰囲気を演出します。
出典:openers.jp
美しい薄型ケースは、正面から見てもとても裏蓋開閉式とは思えないインビジブル・ヒンジを採用。
ベゼルやラグ、リュウズなどあらゆるディテールに作り手のこだわりが美しさとなって現れています。
バウハウスの哲学的理念に「機能がフォルムを決定する」というものがあり、文字盤だけでなくずべての部位に凝ったデザイン処理がほどこされています。
BREGUET CLASSIQUE クラシック
ブルー・スチールのブレゲ針、文字盤に施された細かいギョーシェ彫り、丸みを帯びることでどことなく柔らかい雰囲気のあるラグ、ケース側面に刻まれたコインエッジ。これらはいずれもブレゲの特徴です。
王道のイエロー・ゴールドを組み合わせたその美しさは当時も今も時代を超えた組み合わせです
ゼニス パイロット タイプ20”40mm”
出典:gqjapan.jp
1930年代のパイロットウォッチのデザインを復刻させたクラシカルな表情がかえって新鮮なこちらの時計。
左側の秒針がスポーティな印象を与えながらも全体的なシックな作りからスーツにも似合うエレガンスも兼ね備える一品となっています。
目が離せないのは日本製!?
時計といえば外国製の物がかっこいいという空気があり、ついついスイス時計などを追いかけてしまいがちですが、実は国内産の時計の中にもクラシカルな良品がたくさんあります。
ORIENT オリエントスター エレガントクラシック
出典:gqjapan.jp
新モデルは「違いの分かる大人」がターゲットとなっています。
くらっしくなデザインを現代の最新技術で再現するという現代版クラシックをデザインテーマとし、細部までディテールが作り込まれています。
文字板にはクラシカルな時分針を採用し、光沢感で高級感を出しながらも落ち着いた色味とローマ文字でしっとり仕上げています。
グランドセイコー メカニカルハイビート 36000 GMT
出典:gqjapan.jp
「毎日使える機械式時計の最高峰を作りたかった」という思いのもとにグランドセイコーの初代モデルから受け継がれてきた美しいムーブメントと耐久性を加えてより質の上がったのがこちらの時計です。
シルバーベースにブラックのボードというベーしくな色使いだからこそ、どんなシーンコーディねーでもマッチします。
時計選びには注意も必要!
時計というと「ハイブランドで存在感のある物の方がかっこいい!」という意見もありますが、多くの女性の意見としては高級な腕時計をつけている自分にどやるのではなく、現在の自分の姿に合うさりげなく上品な雰囲気を醸し出す腕時計こそが至高だと考えています。
そのためには身の丈からちょっと背伸びしたくらいの価格で、中身とブランド力、デザインのバランスがとれた、コストパフォーマンスが高い時計を吟味するべきです。
このような時計の多くは飽きることなく壊れることもなく長年愛されており、真の名品と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
この記事のキーワード
この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!