用法を間違えて使っていることが多い言葉10選
間違った意味合いが定着している言葉も決して少なくはありません。そこで今回は、よく使われているけれども本当は違う意味だったという言葉をご紹介します。
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意外な発見も
何気なく使っている日本語ですが、実は間違った使い方をしていた!なんて話をよく耳にします。しかし間違った意味合いが定着している言葉も決して少なくはありません。そこで今回は、よく使われているけれども正しくは違う意味だった!あるいは、由来は別の意味だった!というワードをご紹介しましょう。あなたはいくつ間違っているでしょうか。
「煮詰まる」
誤:考え事をしていて行き詰ること、いいアイディアが浮かばないこと
正:十分に議論・相談などをして、結論が出る状態になること
誤った「煮詰まる」は、正しくは「行き詰まる」のことです。
「悪びれる」
誤:自分のしたことを悪いと思う態度をとること
正:恥ずかしがること
よく「悪びれる様子もなく・・・」といった使い方をしますが、本当は堂々としているという意味なのです。
「姑息な」
誤:卑怯、ずるい
正:一時逃れやその場しのぎ
「姑息な手段」とは「その場しのぎの手段」ということなのですね。
「手打ち」
出典:i-socia.com
誤:プログラミングやHTMLタグをキーボードでタイピングすること
または、紙書類などのデータをタイピングすること
正:契約や和解が成立すること
誤った「手打ち」は、正しくは「手入力」です。
「しおどき」
誤:辞める時期、退くタイミング
正:物事を行うのにちょうど良い時
ネガティブな時に、「そろそろしおどきかな」と使っていませんか?
「ジンクス」
「辛党」
誤:辛いモノが好きな人
正:甘いモノよりもお酒が好きな人
目上の方を接待する際には要注意です。
「元旦」
誤:1月1日
正:元日の朝
1月1日のことは「元旦」ではなく「元日」です。そろそろ年賀状シーズンですが、「一月元旦」という表記は二重表現となるので要注意です。
「水菓子」
誤:ようかんや心太などの水分の多いお菓子
正:果物
今は果物と言われることがほとんどですが、手土産やお見舞いの時など、頭の片隅に置いておいてもいいかもしれませんね。
意外と間違った使い方をしていることが多い日本語
いかがでしたでしょうか。「今まで間違って使っていたよ」という言葉はありましたか?
普段当たり前のように使っていた言葉が実は間違った使い方をしていた、ということは意外と多いですよね。言葉というのは時を経て、間違った使い方の方が当たり前のように定着することもありますが、ビジネスの場などで、相手は分かっているのに自分は知らずに間違えて使っている、なんてことは避けたいですよね。この機会に、是非、一度普段何気なく使っている言葉について少し考えてみてください。
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