スニーカーの洗い方決定版【キャンバス、レザーなど種類別に徹底解説】
お気に入りのスニーカーが汚れてしまい、どのようにお手入れすればいいのかわからないという方向けに、スニーカーの洗い方を素材別に紹介します。素材別の洗い方だけでなく、素材ごとに必要なアイテムまで幅広く紹介するので、お気に入りのスニーカーが汚れてしまった方や素材ごとの違いがわからない方は、ぜひ、参考にしてみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.highsnobiety.com
お手入れ前に揃えておくべきシューケアグッズ
スニーカーを洗う際に、素材ごとに必要なアイテムは少し変わってきますが、お手入れに共通して必要なアイテムを揃えておけば便利なので、まずお手入れ前に揃えておくべきシューケアグッズを3点紹介します。
スニーカー用洗剤
もともとスニーカー用の洗剤はそこまで一般的に流通していませんでしたが、スニーカーブームの熱が高まり、徐々にスニーカーをクリーニングする時に簡単に使えて、満足できる洗浄力を持つ洗剤が様々なブランドから展開される様になりました。スニーカー用の洗剤はアイテムにもよりますが、レザー、スウェード、ヌバック、キャンバス、ビニール、ナイロン、コットン、メッシュ、ゴムなど様々な素材に使うことが出来るのでおすすめです。
ブラシ
素材に関わらず、スニーカーの汚れを落とすためにはブラシが必要不可欠です。スニーカー用のブラシは柔らかい豚毛を使用したアイテムがおすすめで、スエードやヌバックなどのデリケートな素材であっても傷つけずに汚れを落とすことが出来ます。
タオル
洗い終わりのスニーカーや細かな汚れを落とすために綺麗なタオルは欠かすことのできないアイテムです。そのため、スニーカーお手入れ用に超吸収素材の仕上げ用のタオルを揃えておくことをおすすめします。こちらのタオルはタオルは何百万もの超極細フックが埃や汚れを確実にキャッチしてくれるだけでなく、洗濯機洗いが出来て繰り返し使用可能ですので、コスパに優れています。
【素材別】スニーカーの洗い方
レザー、ナイロン、エナメル、スエード、キャンバスの素材別にスニーカーの洗い方を紹介するので、スニーカーの洗い方がわからないという方は、ぜひ、参考にしてみてください。
レザー
出典:zozo.jp
<特徴>
キャンバス素材に並び、多くのスニーカーに使用されているレザー素材。スムースレザーやシンセティックレザーなどレザーの中にもいくつか種類があり、ドレスシューズと同じように、きちんとアッパーをお手入れしてあげれば長く履くことが出来るので、長く履けるスニーカーを探している方におすすめの素材です。
<注意事項>
・レザーは水に弱いので、水洗いNG
・専用リムーバーを使用する
<洗い方手順>
1. 紐靴であれば、ひもを外しておく。
2. 豚毛ブラシなどの柔らかいブラシで、細かな汚れをきちんと落とす。
3. 専用リムーバーをタオルに付け、汚れている箇所を丁寧に磨く。
4. きれいなタオルで残ったリムーバーや落ちた汚れをふき取る。
5. ブラシでブラッシングして細かな汚れを落とす。
<ワンポイントアドバイス>
レザー素材のアッパーにリムーバーを塗ることで、レザーに必要な油まで落としてしまうので、レザーアッパーの乾燥が気になる方は、洗い終わった後、専用クリームを塗り栄養補給してあげましょう。
ナイロン
出典:zozo.jp
<特徴>
ランニングシューズやウォーキングシューズといったスポーツ用のスニーカーなど、ハイテクスニーカーに使用されることが多い、ナイロン素材。軽量で通気性に優れており、夏場でも蒸れずに快適に履くことが出来ます。
<注意事項>
水洗いOK
<洗い方手順>
1. 紐靴であれば、ひもを外しておく。
2. 豚毛ブラシなどの柔らかいブラシで、細かな汚れをきちんと落とす。
3. スニーカー用洗剤を濡らしたブラシに付け、汚れている部分を重点的に磨く。
4. 乾いたタオルで残った洗剤や汚れをしっかりとふき取る
5. 直射日光が当たらない風通しの良い場所で、しっかりと乾かす。
<ワンポイントアドバイス>
ナイロン素材のスニーカーは洗濯機で脱水可能です。最近はコインランドリーなどにもスニーカー専用の洗濯機が用意されているので、すぐに乾燥させたい方は利用してみてください。
エナメル
出典:zozo.jp
<特徴>
独特の光沢感と高い耐久性が特徴のエナメル素材。海外ではパテントレザーとも呼ばれており、レザー素材にウレタン樹脂加工を施すことで、レザー素材にも関わらず高い撥水性を持っています。インパクトのあるデザインのスニーカーを探している方におすすめです。
<ワンポイントアドバイス>
水洗いNG
エナメル専用クリームを使用する
<洗い方手順>
1. 紐靴であれば、ひもを外しておく。
2. タオルで、細かな汚れをきちんと落とす。
3. 専用クリームをタオルに塗り、汚れている箇所をしっかりと磨く。
4. 乾いたタオルで残ったクリームや落ちた汚れをふき取る。
5. 乾燥防止クリームを塗り、アフターケアを行う。
<ワンポイントアドバイス>
独特の光沢感が特徴のエナメル素材ですが、汚れや水に濡れることで光沢感が失わる恐れがあるので、雨や雪の日は履かない様にしましょう。
スエード
<特徴>
優しい温かみを感じるデザインが特徴で、秋冬に人気を集めているスエード素材。スエードとはレザーの表面をサンドペーパーで毛羽立たせた素材のことで、繊細なイメージですが、実は水や汚れに強く、雨や雪の日でもガンガン履くことが出来ます。
<注意事項>
・レザー素材同様、水洗いNG
・スエード専用クリーナーを使用する
<洗い方手順>
1. 紐靴であれば、ひもを外しておく。
2. 豚毛ブラシなどの柔らかいブラシで、毛流れに沿って丁寧にブラッシングする。
3. 濡らしたタオルを押し付けるようにして、アッパー全体を湿らす。
4. 繊維を傷めない様に、柔らかなスポンジに専用クリームをつけ磨く。
5. 乾いたタオルでしっかりと汚れや残ったクリームをふき取る。
<ワンポイントアドバイス>
ちょっとした汚れであれば、スエード靴用の消しゴムを使えば、こするだけで簡単に汚れを落とすことができるので、日々のちょっとしたお手入れ用に用意しておくことをおすすめします。
キャンバス
<特徴>
ローテクスニーカーの定番素材として、多くのスニーカーに使用されている、キャンバス素材。キャンバス素材は安価、軽量、高い耐久性など様々なメリットを持っている反面、水に弱く、雨や雪の日は履くことができません。まら、キャンバス素材はレザー素材同様に、使用を続けることによって独特の経年変化を楽しむことが出来ます。
<注意事項>
水洗いOK
洗濯機で丸洗いOK
<洗い方手順>
1. 紐靴であれば、ひもを外しておく。
2. 豚毛ブラシなどの柔らかいブラシで、毛流れに沿って丁寧にブラッシングする。
3. 濡らしたブラシにスニーカー用洗剤を散布し、汚れている箇所を重点的に磨く。
4, 乾いたタオルで泡や残った汚れをふき取る。
5. 3、4の工程を汚れが落ちるまで繰り返す。
6. 直射日光が当たらない風通しの良い場所で、しっかりと乾かす。
<ワンポイントアドバイス>
キャンバス素材はご家庭の洗濯機やコインランドリーのスニーカー専用洗濯機で丸洗い可能です。洗濯機に入れる前に、しっかりとソールの汚れを取り、紐、中敷きを外してからスニーカー用洗剤で洗いから脱水まで行いましょう。ネットに入れることでより汚れを落としやすくなります。
きちんとスニーカーをお手入れしましょう
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。素材別にスニーカーの洗い方や必要なアイテムを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。スニーカーの汚れに関しては、アイテムによっては味というとらえ方もできますが、キレイなスニーカーであればあるほど清潔感が増すので、きちんとお手入れすることをおすすめします。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・