【ビジネスシューズ】長く愛用できる、30代のためのオススメ英国ブランド5選
ファッションの中で一番配慮が届きにくいからこそ、その人のオシャレの力量が現れると言われているのが靴です。今回は、ファッションの重要なポイントであるシューズの中でも、長く愛用できるビジネスシューズブランドを紹介します。
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足元を見られている?
ファッションの中で一番配慮が届きにくいからこそ、その人のオシャレの力量が現れると言われているのが靴です。ビジネスシーンでも、スーツがビシっと決めるのであれば、靴も高品質なもので統一したいところです。そこで今回は、ファッションの重要なポイントであるシューズの中でも、数々の名ファクトリーが揃う、英国を代表する靴の聖地、ノーザンプトンを拠点とする、長く愛用できるビジネスシューズブランドを紹介します。
Church's(チャーチ)
1873年にイギリスで設立されたチャーチを紹介します。日本でもかなり有名なブランドとなっていますので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
写真からも明らかですが、最高級の皮革を使用しており、全体が底光りしています。手入れをすることで味わいが増していくので、長く使用するのにはぴったりです。
チャーチの特徴はグッドイヤー・ウェルト製法と呼ばれる、複式縫いの手法を採用している点にあります。また、靴の内側にはバックスキンが張られ、靴擦れを起こしにくいようになっています。重厚で安定感があることで有名ですので、ビジネスシューズに安心感を求める方に最適なブランドです。
CHEANEY(チーニー)
こちらも日本で有名なチーニーですが、実は、先ほど紹介したチャーチの一族が経営しています。
チーニーの特徴は、グッドイヤー・ウェルト製法を用いつつも、比較的スマートでスッキリした印象に仕上げている点にあります。伝統の香りを残しつつも、最近流行のスタイリッシュなスーツスタイルにも合わせられるのがおすすめポイントです。比較的細身のスーツを好んで着る方に最適の一足が見つかるはずです。
John Lobb(ジョンロブ)
1866年にジョン・ロブ氏が創業したのがジョンロブです。
一時期経営難に陥るなどの出来事もありましたが、エルメスにより救済されるなど、その歴史自体がドラマティックです。エルメスの魂が含まれているせいか、一応、分類としては英国靴とされているものの、デザインにはフランスのエッセンスも多分にミックスされており、国籍的にもハイブリッドなブランドであるといえるかもしれません。
他のブランドと同様、最高級の皮革を使用しており、履いていることを意識させないこともあるとまで言われています。
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
1879年にチャールズ・ジョーンズ氏とその義理の兄弟ジェームズ・クロケット氏によって創業されたのがクロケット&ジョーンズです。
その最大の特徴は、「デザインバリエーション」です。クロケット&ジョーンズは、世界中で最も多く木型の種類を持つ靴メーカーであるといわれており、靴作りのデザインバリエーションや素材選びに定評があります。
ジェームズ・ボンドシリーズの映画『007 スカイフォール』でもクロケット&ジョーンズの靴が使われているとも言われており、最近のボンドウォッチであるオメガシーマスターとの相性もいいかもしれません。
Edward Green(エドワードグリーン)
出典:www.boq.jp
エドワードグリーンも1890年創業の老舗ブランドです。
靴箱にも表記があるのですが、機械製ながら少量生産・品質重視の経営指針を打出しています。その最大の特徴は、チャーチ等と同様に、グッドイヤー・ウェルト製法と呼ばれる、複式縫いの手法を採用しており、ヘビーユースに耐えうる頑強さを兼ね備えている点にあります。形も比較的ベーシックなものが多く、長く愛用するにはもってこいのブランドであるといえます。
10年使えるかも?
いい靴は、きちんと丁寧に手入れをして(そしてローテーションを組んで)履けば、かなりの長い期間履き続けることができます。安い靴を履きつぶすよりもコスパがいいというケースもありえます。相手に与える印象も別格良いという効果も考慮すると、いい靴を購入し、これを大事に使うのが合理的な選択なのかもしれません。
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この記事のライター
都内法律事務所勤務のアラサー弁護士。ファッションに対しては、それなりにこだわりがあり、周囲のビジネスマンやクライアントさんのファッションを日々観察する。