【レディース】カシミアニットおすすめブランド15選
本格的に寒さが訪れる季節。ニットの出番がやってきます。おしゃれに見せたいならやはりカシミアのニットがおすすめ。「繊維の宝石」と呼ばれるカシミアから作られるニットは、軽くて温かいという機能性に加え、見た目の高級感まで演出します。この記事ではそんなカシミアを使ったニット(セーター)のおすすめレディースブランドを紹介します。
- 22,177views
- B!
アイキャッチ画像出典:flagshop.jp
高級感ある冬の定番
出典:uto-knit.com
気温が下がり始める秋から冬にかけて、カシミヤのセーターが活躍します。軽い生地で優れた保温性を持つカシミアのセーターは、秋に一枚できてもよし、冬にインナーとしてきてもよしの使い勝手の良いアイテムです。加えて、肌触りも良いので冬にニットを着るならやはりカシミアがおすすめ。この記事ではおすすめのレディースカシミアニットのブランドを紹介します。この秋冬にカシミアのニットを選ぶ際は参考にしてみてください。
カシミアの特徴とは
出典:uto-knit.com
カシミアは羊ではなく「カシミアゴート」というヤギの毛のことを指します。カシミアゴートは厳しい環境の中に生息するので、その毛もその環境から体を守る為に発達した特別なものとなっています。
具体的には、外の熱を遮断し、体温を逃がさないという効果があり、それがカシミアを使ったセーターなどにも反映されています。
また、他のニット素材と比べると、光沢感があり、服にしたときによりエレガントで高級感のある仕上がりになります。さらに、繊維が細く適度な油分を含んでいるという特徴から、肌触りがとても滑らかで他の素材とは比べ物にならないほどに。総じて、魅力の高いカシミアは「繊維の宝石」と呼ばれています。
カシミアニットのおすすめブランドを紹介
レディースカシミアニットのおすすめブランドを紹介します。デザイン性に優れたインポートブランドから、素材にこだわった国内ブランドまで幅広く紹介するので、気になるブランドやアイテムがあれば、ぜひ購入も検討してみてください。
Acne Studious(アクネ ストゥディオズ)
Acne Studious(アクネ ストゥディオズ)は1996年スウェーデン発祥のブランドです。ラグジュアリーな雰囲気を出しつつ、ミニマルなデザインを得意としており、近年特に高い人気を誇っています。もともとは、デニムからスタートしたブランドで、日本製の生地を使った製品も多く今でもジーンズが人気ですが、アイテムの幅を広げて行き、ウェア、シューズ、アクセサリーなどどのアイテムも品質が高くデザイン性溢れるものとなっています。
Acne Studiousのカシミアセーターはユニセックスで着られるデザイン。サイズはメンズを基準にしているため、女性が着るときは、今は秋冬の主流なサイズ感である「オーバーサイズ」なシルエットを演出できます。着丈に対して長めに見える袖丈には秘密があり、袖口を折り返すと裏地のブルーが見え、アクセントを生み出すことができるというギミックが隠されています。カシミア100パーセントで着心地も保証されたニットです。
商品価格:68,040円
CELINE(セリーヌ)
出典:front-row.jp
1945年、皮革の子供靴専門店からスタートしたフランスのラグジュアリーブランドです。レザーのアクセサリーを中心に、小物やアパレルを展開しています。特に皮を使ったバッグや小物が代表的な人気アイテムです。そんなCELINE(セリーヌ)は近年特に注目されているブランドでもあります。それは2018年にブランドのクリエイティブディレクターとして、元サンローランのエディ・スリマンが就任したためです。エディの手がけるアイテムはエレガントで、力強い印象を与えるのが特徴なので、セリーヌのアイテムもその影響を強く受けたものとなっています。
CELINEのクルーネックセーター。厳選した最高級のカシミア100パーセントで作られています。シンプルなデザインのセーターは、カジュアルにもモードにも合わせやすく、着まわしもできるのがポイント。中にシャツを着たスタイルや、コートやブルゾンのインナーとしても着られます。高級感のあるセーターなので、一枚で着ても映えるアイテムです。
商品価格:154,000円
Chloé(クロエ)
1952年創業。フランスの人気ラグジュアリーブランドChloé(クロエ)。高級生地を使用した既製服「ラグジュアリープレタポルテ」の発祥となったファッションメゾンと言われており、ウィメンズウェア、バッグを中心として、アクセサリーや香水なども手がけるなど幅広いアイテムラインナップのブランドとなっています。現在はバレンシアガ、ルイ・ヴィトンなどでキャリアを積んだナターシャ・ラムゼイ・レヴィがクリエイティブディレクターを務めており、女性の多面性を表すようなデザインのアイテムを手がけています。
シルエットが特徴的なVネックのセーターです。身幅は裾にかけて絞られ、ウエストを強調。袖は幅を細く、丈を長くし袖先に程よい溜りができる現代的なシルエットになります。Vネックはフロントのみのアイテムが多い中、このセーターはバックにもVネックを施していると同時に、背骨に沿ったギャザーが寄せられており、後ろからの見え方にもこだわったアイテムに。裾のステッチがワンポイントで、アクセントとなってのもポイントです。
販売価格:121,000円
Dolce&Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ)
ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナが設立したイタリアのブランドDolce&Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ)。セクシーで強い女性のイメージ像である「シチリアの強い女」をデザインのインスピレーションとしており、ブランド自体もセクシーでシンプルなデザインを特徴としています。「自由の肯定形。偽りのない表現に、かつてになく都会的な感性が加えられ、型にとらわれずそこから脱却した洗練のスタイル。」というブランドのコンセプトのもと、現在はさらにアート的要素を加えたアイテム作りをしています。
ハウンドトゥースジャガード(立体的な編み方をした千鳥格子柄)のクルーネックセーターです。カシミアを用いたセーターは、無地でシンプルなものが多い中、全体的に柄を施した大胆なアイテムとなっています。このセーターに使われている千鳥格子柄は秋冬のトレンドである「レトロ感」を演出するのにはピッタリの柄で、ファストファッションブランドなどでも販売されているようなトレンドを意識したアイテムとの相性が良いため、特に今おすすめしたいカシミアのセーターです。さらに一つのポイントとして、裾にかけて格子柄から無地の黒に切り替わっているのは、ウエストの位置を高く、スタイルを特見せる効果があります。
商品価格:163900円
JOSEPH(ジョゼフ)
イギリスロンドンでインターナショナルなブランドのセレクトと、オリジナルブランドの中で、トレンドの最先端であり続けたJOSEPH(ジョゼフ)。パンツやニットウェアが有名で、クラシックなスタイルにエッジを効いたような、洗練されたデザインが魅力となっています。特にパンツについて90年代には「JOSEPHのパンツなくしてはスタイリングが完成しない」と言われるほど高い評価を得ており、ブランド自体もパンツを主軸にスタイルを提案しています。
出典:flagshop.jp
太めのリブ、大きめのサイズ感、ネックの形と全体的にトレンドを意識して作られたセーターです。オーバーサイズのセーターは子供らしい印象を与えてしまうこともありますが、着丈をコンパクトにまとめたシルエットで、全体的なシルエットバランスを整え大人な印象を与えます。ワイドパンツやスカートとの相性がよく、コーデ全体としてもトレンドを反映させたものに仕上がるアイテムです。
販売価格:45,000円
Loro Piana(ロロ ピアーナ)
糸の原料となる繊維の生産から糸を作るための紡績、そして織り上がった布地をスーツやシャツなどに製品化するところまで一貫して自社で行うLoro Piana(ロロ ピアーナ)。1924年にピエトロ・ロロ・ピアーナがイタリアのクアローナで創業した最高級カシミヤを取り扱うメーカーです。世界の高級カシミヤの3割はロロ ピアーナが生産しており、世界中にファンがいるブランドとなっています。
弾力性・耐久性に優れつつ、柔らかさと光沢感も兼ね備えている素材「シェットランド・ウール」の質感をカシミアで再現したカシミア・コースヘア®を使用。カシミヤを使いながら、よりカジュアルな雰囲気を実現しています。着心地は体にフィットし、包み込まれるようなものに。女性らしい体のラインを演出し、フェミニンなコーデにぴったりなアイテムとなっています。
販売価格:187,000円
MARNI(マルニ)
イタリアのラグジュアリーブランドMARNI(マルニ)は1994年創業。コレクションでの、ボリュームの使い方と構築的なシルエットが高く評価されているブランドです。全体的なテイストとしては、柔らかなイメージの素材に上品で可愛らしいデザインがほど越されているようなアイテムが多く、どこか温かみのある雰囲気が特徴的。近年世界的に人気のあるブランドとなっています。
カシミア素材を用いたタートルネックセーターです。アイテムの特徴はサイドにスリットが入っていることが一つ、また前身頃より後ろ身頃の丈を少しだけ長めにとっており、ゆったりと軽い印象を与えるデザインとなっています。アイテム自身があまり主張しすぎないため、裾を少しボトムスにタックインするなど着方を工夫したり、合わせるアイテムを様々挑戦してみるのも楽しめるセータと言えます。
販売価格:100,100円
Max Mara(マックス マーラ)
出典:sirchive.com
Max Mara(マックス マーラ)は1951年北イタリアで創業を始めた高品質な婦人服ブランドが発祥。当時手作業で行われていた服作りに工業的なプロセスを取り入れたブランドだと言われています。良質なイタリア製の素材と縫製の細かさで、ブランドとしての地位を確立。洗練されたまさに「正統派」なファッションで、現在においてもタイムレスに強い人気を誇っているブランドとなっています。
全体にケーブル編みをあしらったカシミア100%セーター。生地は厚すぎずカシミアならではの軽さとソフトな肌触りを体験できます。シルエットは自然に体のラインに沿うようなストレートで、ケーブルデザインの一本一本を細くすることで、カジュアルになりすぎず洗練された印象と、様々なアイテムとの合わせやすさを実現しています。同色のロングスカートと合わせ、柔らかい雰囲気のコーデを組むのが特にオススメです。
販売価格:106,700円
ROBERTO COLLINA(ロベルト コリーナ)
レディース・メンズのどちらにもアイテム展開をしているイタリアのニットウェアブランドROBERTO COLLINA(ロベルト コリーナ)。高級ブランドのニットを手がけ、高級セレクトショップに別注のアイテムの展開をするなど、ニットブランドとしての高い地位を誇っています。全てのアイテムがイタリア製で、その中の多くを自社工場で生産することで、質の高い糸の選別と品質管理を徹底することで高い品質を実現し、人気を博しているブランドです。
比較的ベーシックなデザインのハイネックニットです。厚手すぎないことに加え、カシミア特有の柔らかな肌触りによって、着やすさを実現しています。右サイドにのみ存在するスリットは少し深めに入っており、抜け感を演出。少しだけデザイン性を意識しながら、控えめに抑えることで着まわしすることも考えられているセーターとなっています。シルエットは肩を落とし、少し大きめのサイズ感に見えるようなゆったりとしたものに。トレンドも意識していることがわかります。
販売価格:46,200円
ATON(エイトン)
ATON(エイトン)は京都生まれのデザイナーと大阪生まれのディレクターが手がける、日本のファッションブランドです。ブランド名の由来は A to N、“あ”から“ん”まで、つまり材料の段階から仕上がりに至るまでの生産背景を重視したものづくりをしたいという意味から来ています。シンプルでスタンダードなものが多いATONのアイテムは、着用した時のシルエットの美しさが特徴。素材や染料も品質、産地にこだわりを持っています。
繊細なカシミヤを縫い目のない「ホールガーメント」で仕上げたふわふわとした感触のファーカシミアセーターです。ATONはホールガーメントで編んだ製品を雪解け水に泳がせることで、美しい染色と起毛を実現。他のブランドにはない一手間を加え、より良いアイテム作りをしています。また、このように手間をかけて作られたセーターのファーは、丁寧なブラッシングをすることで長くその風合いを保つことができるのも魅力です。
販売価格:36,300円
AURALEE(オーラリー)
デザイナーの岩井良太が2015年にスタートさせた日本のブランドAURALEE(オーラリー)。世界中から厳選した原料と、日本屈指の生産背景で本当に良いと思える素材を探求し、それらの個性と時代の流れを反映させた、上質な洋服を作ることがコンセプトです。素材作りからを「デザイン」と解釈し、カットソー、ニットなど素材の良さがよく現れ、毎日着ることに適したアイテムを得意としています。
肌触りの良いベビーカシミアを使ったクルーネックニットです。生後6ヶ月までのカシミア山羊の毛のみを使用しており、加工では出せない原料そのもののやわらかさや光沢感が特徴。肩の落ちたようなシルエットで、後ろから見ても美しいラインを演出します。非常にシンプルな見た目のセーターなので、着まわしにもぴったり。同系色でまとめたり、小物でアクセントをつけたりなど、幅広いコーディネートに対応することができます。
販売価格:62,700円
HYKE(ハイク)
レディースウェアを中心に展開している日本のブランドHYKE(ハイク)。「HERITAGE AND REVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」をコンセプトに掲げ、既存のスタイルや古着から着想を得てアイテムを制作しています。特にアウトドア、ミリタリーなどがキーワードとなっていて、有名アウトドアブランドTHE NORTH FACEやadidasともコラボレーションし、話題のブランドとなっています。
ミリタリーのアンダーウェアから着想を得たデザインのクルーネックニット。カシミアにコットンが混ざり、程よいハリ感が生まれています。柔らかく肌になじむ素材感は、快適な着心地を演出。直接触れても不快感のない肌触りとなっています。一見シンプルなデザインですが、よく見ると袖口や裾のリブが太く設定されていたり、リブの編み方も少し変わっているので、細かいこだわりで差をつけられるアイテムです。
販売価格:30,800円
Theory(セオリー)
1997年ニューヨークでスタートしたファッションブランドTheory(セオリー)。常に革新的で現代的なスタイルを提案するブランドとして、その地位を確立し、完璧なフィット感と高級素材による品質が高く評価されています。現在日本ではユニクロを運営する株式会社ファーストリテイリングがブランドのライセンスを持っており、より日本人になじみやすいアイテム展開となっています。
ハイネックのカシミア100%ニットです。特徴的なのは、ネックラインや肩線、袖口部分に施したウィップステッチのデザイン。シンプルでありながら、このような細かなデザインが施されていることで、差別化ができ、単調なコーデにアクセントをつけることも可能になります。基本的な形はスタンダードなハイネックセーターなので、着まわしもしやすく、一枚は持っておきたいアイテムとなっています。
販売価格:46,000円
UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)
株式会社STUDIOUSが手がけるオリジナルブランドUNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)。日本の新たなモードスタイルを世界へ発信することをコンセプトとしています。アイテムは全てメイドインジャパンで、日本製ということにこだわっています。また、アイテムの原価率が高く品質に対してのコストパフォーマンスが良いということも魅力のブランドです。
カシミアとウールを混紡した糸で作られたハイネックセーターです。片側のみにスリットが入っており、カジュアルやモードなど様々なコーデの1ピースとなるようなデザインとなっています。また、縫い目のないホールガーメントで編んでおり、ゴワつきや着た際の不快感軽減。同時に高い伸縮性も実現されているので、フィット感も抜群です。機能的に見ても保温性、保湿性に優れているこのセーターが、1万円未満で変えてしまうという点も大きな魅力でしょう。
販売価格:8,800円
UNIQLO(ユニクロ)
言わずと知れたファストファッションブランドUNIQLO(ユニクロ)。高い品質とリーズナブルな価格が魅力で、今や「ユニクロのアイテムを持っていない人はいない」と言っても過言ではありません。少し前まで、実用性や機能性が注目されていたユニクロのアイテムですが、数々のデザイナーとのコラボレーションなどを経て、現在はデザイン性も追求されたアイテムの種類も豊富になってきました。
ユニクロのカシミアクルーネックセーター。なんといっても注目すべきはその価格です。カシミア100%で作られたセーターなのにもかかわらず、8,990円(+税)で買えてしまいます。さらにユニクロのカシミアセーターは毎年アップデートを重ねており、今年は程よい抜け感を演出するゆったりとしたシルエットに。価格だけでなくトレンド感も意識して作られています。変わったデザインはなく、シンプルで着まわしもできるアイテムなので、価格も安く一枚は持っておきたいセーターです。
販売価格:8,990円
暖かでおしゃれな冬を
カシミアのニットを手がけるブランドの中でも、デザインや価格など様々で、それぞれが得意としているポイントや、こだわっていることが違雨ことが分かったと思います。自分の肌に合うブランドのカシミアセーターで、今年の冬のおしゃれを楽しみましょう。