メンズ白アウターコーディネート【大人のおしゃれな着こなし】
メンズおすすめの白アウターを使ったおしゃれなコーディネートを紹介します。アウターのカラーとしては定番ではない白ですが、実はカジュアルにもフォーマルにも相性が良く使いやすいカラーです。ジャケットやコートなど秋口から真冬にかけて着られるコーデを幅広く紹介するので、これを参考に今年の秋冬は白アウターに挑戦してみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.beams.co.jp
白アウターの魅力
コートやブルゾンなど、秋から冬にかけて着るアウターは、いろいろな服と合わせやすい黒やベージュなどが定番のカラーです。しかし、多くの人が同じようなカラーのアウターを着ているため、秋冬のコーデはどうしても皆似通ったものになってしまいます。そこで、他の人とあまり被らず、かつ合わせやすい「白アウター」をおすすめします。フォーマルにもカジュアルにも使え、特ににトレンドカラーであるベージュやカーキなどと相性がよい白。今年の秋冬は白のアウターで決めてみてはいかがでしょうか。
白アウターをオシャレに着こなすポイント
白アウターをおしゃれに着こなせるポイントを、色使いとサイズ感に注目して紹介します。この3つのポイントを押さえることで、白アウターを使ったコーデが上手くまとまるので、ぜひ参考にしてください。
ベーシックなカラーと合わせる
白アウターを使ったコーデで大切なのは、色を多く使いすぎないことです。全身を3色に収めることがスマートなコーデに必須な条件となっています。白と相性のよい色は、黒やベージュ、ネイビーなどベーシックなカラーです。これらの中から3色を使ってコーデを組むと違和感がなくまとまって見えます。特に黒やネイビーなど暗めのカラーと合わせるとメリハリがつくため、白のアウターを着る場合は、インナーやパンツに暗めの色を使うのがおすすめです。
差し色を使って単調さを回避
インナーやパンツなど、コーデ全体に占める面積の割合が高いアイテムに関しては、上でも紹介した通りベーシックな色で合わせるのがおすすめです。しかし、コーデを単調なものにしないために、小物やシューズに鮮やかなカラーや柄のあるアイテムを使うとよりおしゃれに見えるコーデになります。ただし、そのような「差し色」となるアイテムを使いすぎると統一感がなくなってしまうので、差し色のアイテムは1つに抑えるのが良いです。
サイズ感を意識する
白は膨張色で、黒などの暗いカラーと比べた時にシルエットが大きく見られるので、適切なサイズ感というのが重要になってきます。特にロングコートやテーラードジャケットなどフォーマルにきこなせるようなアイテムは、ジャストサイズで着るのがおすすめで、インナーにもあまりボリューム感がないものを使うのがよいです。逆に、ボンバージャケットやフリースなどカジュアルなアイテムに関してはサイズを大きめにしたボリューム感のある着方がトレンドなので、気温やインナーのサイズ感に合わせてアウターを選んでみてください。
白アウターを使ったおしゃれな着こなし
実際に白アウターを使ったおしゃれなコーディネート例を紹介します。カジュアルなものからフォーマルなものまで幅広く紹介しているので、場面に合わせて参考にしてみてください。
デニムジャケット×チノパン×スニーカー
白のデニムジャケットに同じく白のチノパンわ合わせたコーデです。全身をほぼ二色でまとめており、白の他にはインナーとスニーカーのブルーグレーのカラーのみを使っています。上下白のコーディネートはオシャレに見えづらいと思われがちですが、アウターとパンツを同じような素材にしたり、白の他にアクセントとなる別の色を入れておくことで、バランスのとれたコーディネートにすることができます。
デニムジャケット×ニット×スラックス
デニムジャケットのインナーにニットを使ったコーディネートです。白いデニムジャケットに同系色のニットを合わせ、下はグレーのスラックスと清潔感とカジュアルさが両立しています。このコーデがオシャレに見えるポイントは、首元から少しだけ見えるシャツのカラーがアクセントになっていることです。全体的に同系色やベーシックなカラーでまとめた際に、コーデに奥行きを持たせるため、アクセントになるようなカラーをポイントで使うとよりオシャレに見えるのでおすすめです。また、このようなコーディネートは黒の革靴がよく似合います。
デニムジャケット×ベイカーパンツ×革靴
デニムジャケットにグリーンのベイカーパンツを合わせたコーディネートです。ベイカーパンツとは外ポケットが付いたワークテイストのパンツのことで、デニムやミリタリー物などのアイテムとの相性が高いものとなっています。靴は茶色の革靴を使用しており、全身が上から白、緑、茶色というようにはっきりと色分けされていますが、それぞれが相性の良い色であるため全体的にまとまっています。しかし、これ以上色を加えると、統一感が失われてしまうと思うのでここまでに止めておくのがオシャレにみせるポイントです。
ボンバージャケット×チノパン×スニーカー
アウター、パンツ、シューズを白でまとめたコーディネートです。アウターのボンバージャケットとは、MA-1に代表されるような形のミリタリージャケットのことです。MA-1とチノパンという組み合わせは相性が良いため、このコーデでもその組み合わせを採用しています。ほぼ全身白でのコーディネートはおしゃれにみえるというイメージが薄いかもしれません。しかし、このコーデではインナーに黒のアイテムを使っていること、そしてアウターとパンツの白のテイストが少し違うことによって、劇的におしゃれに見せているのです。これを参考に白を基調としたコーデを組んでみてはいかがでしょうか。
ブルゾン×アンクルパンツ×スニーカー
ブルゾンタイプの白アウターとアンクル丈のパンツ話合わせたコーディネートです。使っているカラーは白と黒がメインとなっているため、コントラストがはっきりとしたメリハリのあるコーデとなっています。パンツの丈は少し短めなのがトレンド。足首が少し見えることで、足がスリムに見える効果があり、綺麗なシルエットを演出できます。靴を主役にするようなコーデにもオススメのパンツです。トップスとアウターはサイズ感を合わせたレイヤードスタイルで、全体的なバランスも意識した色使いとなっています。
テーラードジャケット×デニムパンツ×ローファー
白のテーラードジャケットを使ったコーディネートです。インナー、パンツ、シューズともに暗めなカラーを使うことで、白のジャケットが映え、コーディネートの主役になっていることがわかります。テーラードジャケットには、細めのパンツを合わせるとスマートに見えます。しかし、フォーマルに見えすぎてしまう恐れもあるため、パンツの種類をスラックスではなく画像のようにデニムパンツなどで合わせるとカジュアル成分が足され、硬くなりすぎないコーデにすることができます。また、シューズのカラーであるブラウンは、白にもデニム地にも相性が良いので、色の相性もしっかりと考えられたコーデであると言えます。
テーラードジャケット×スラックス×ローファー
テーラードジャケットとスラックスを合わせた、フォーマルなテイストのコーディネートです。テーラードジャケットは特に今年のトレンドとなるアイテムで、エレガントに決めたい時にオススメなアウターです。スラックスのカラーは、白とも相性が良くトレンドも押さえたブラウンに。シルエット、カラー共にトレンド感があふれます。ここからさらにオシャレに見えるポイントとして、首元に巻いているスカーフの色を鮮やかに、差し色として使っています。ストールやマフラーをこのように差し色として使うのも、これからの季節にはオススメです。
ダブルジャケット×スラックス×革靴
こちらはダブルのテーラードジャケットを使ったコーディネート。シックでスタイリッシュになっています。ダブルのテーラードジャケットは、年齢層が高めの人のためのアイテムというイメージを持っている人も多いと思いますが、「クラシック感」がトレンドの今年はダブルのジャケットが若い人の間でも注目のアイテムになっています。上の画像ではテーパードスラックスと合わせ、横に広がってしまうダブルのジャケットのシルエットをスリムなパンツでカバーし、バランスを取っています。カラーもベーシックな色合いでスマートにまとまったコーディネートです。
フリースジャケット×トラウザー×スニーカー
近年特に人気なアウターとなっているフリースジャケットを使ったコーディネートです。インナーにサイズ感の大きめなパーカーを着ているため、フリースジャケットもオーバーサイズに着られています。そんな上半身とは対照的にパンツはスリムなものに。折り目の付いているトラウザーで、全身のシルエットのバランスを取っています。同時にこのパンツは少しフォーマルな要素を加えているので、カジュアルになりすぎずキレイめにも見えるコーデとなっています。使っているカラーは白、黒、グレーとコントラストを意識した統一感のあるものとなっています。
フリースジャケット×スエードパンツ×スニーカー
同じくフリースジャケットを使ったコーディネートです。古着ライクなコーディネートがよりトレンドを意識したものとなっています。カラーは白と流行のブラウンという2色で柔らかな印象に。さらにオーバーサイズのアウターと太めのパンツは今らしい合わせ方です。ブラウンのパンツとトップスの間にレイヤードで白のインナーを挟むことによって、単調さも回避しています。シューズにはスニーカーを採用していますが、ブーツやローファーで合わせるのもおすすめです。
フリースジャケット×スキニージーンズ×ミュール
こちらもフリースジャケットを使ったコーディネートです。パンツをスキニージーンズで合わせ、足元にはミュールでオリジナリーティーを。細身のパンツとヒールに高さのあるシューズは足を長く見せるのにはぴったりの組み合わせです。白のフリースジャケットは、上の画像のように胸のポケットに別の色を使っているものが多く、その色と他のアイテムの色を合わせると、統一感が生まれるコーデになります。このコーデでは、胸ポケットのネイビーとデニムのカラーを合わせ、リュックとミュールの色を黒に合わせることで全身を3色にまとめて、スマートに見せています。
ナイロンジャケット×ワイドパンツ×ミュール
ナイロンジャケットを使ったコーディネートです。オーバーサイズに羽織ったジャケットと、ワイドなシルエットのパンツがトレンド感を演出。インナーとベルトのイエローがアクセントとなっています。ナイロンジャケットは、スポーティーな印象を与えるアイテムなので、黒やネイビーなどベーシックなカラーと合わせるとファッション性が失われることもあります。しかし、このコーデのようにサイズ感を大きめにしたり、インナーや小物にアクセントとなるようなカラーを使うと、ファッション性が生まれオシャレに見えるコーディネートにすることもできます。
チェスターコート×デニムパンツ×スニーカー
チェスターコートを使ったコーディネートです。デニムとスニーカーで合わせたカジュアルにまとめています。チェスターコートはシンプルなデザインが売りのアウターで、様々なものに合わせることができる便利なアイテムです。このコーデではデニムパンツと合わせていますが、スラックスと革靴などフォーマルなコーデの上に羽織るのも良いです。ただし、パンツはシルエットが太いものだと綺麗なシルエットに見えにくいため、細身のものをおすすめします。
ライダースジャケット×デニムパンツ×革靴
白のライダースジャケットを使ったコーディネートです。レザーのライダースジャケットといえば、黒のイメージが強いですが、白のライダースは黒とは違った印象のコーデの仕上がりとなります。ライダースジャケットの性質として、デニムとの相性は抜群。白いカラーがライダースの無骨さを和らげ、カジュアルなテイストにもなっているため、デニムをロールアップして履いても相性が良いことがわかります。この画像のようにインナーの裾をジャケットから出して着るレイヤードスタイルは、トレンド感を出すことのできる今らしい着方です。
トレンチコート×スキニー×スニーカー
トレンチコートを使ったコーディネートです。カーキ色やベージュというようなカラーが多く、白はあまり見ることのないカラーですが、白のトレンチコートもこの画像のようにオシャレに着こなせるアイテムです。こちらでは、全身を白と黒のツートンカラーでまとめ、統一感とメリハリのあるコーデにしています。また、このようなロングコートは面積が広いためコーデのカラーが単調になりやすいです。そのため、小物やシューズで差し色を加えるのがオシャレに見せるポイントの一つとなります。
白アウターに挑戦してみよう
白アウターを使ったオシャレなコーディネートを紹介しました。この記事で紹介したように白アウターは着方次第でとてもオシャレにみせることができるアイテムです。今まで白アウターに挑戦してこなかった人も、この記事をきっかけに今年の秋冬は白アウターに挑戦してみてください。