【2020年版】マニュアル車(MT車)の人気おすすめ車種【外車から国産車まで】
自ら車を操る感覚と、ダイレクトなシフトフィーリングを楽しめるマニュアル車(MT車)。すっかりラインナップからは減ってしまいましたが、スポーティなモデルやコンパクトカーをメインにMT車の設定があります。そして欧州では根強い人気があり、国内でも様々なモデルをデリバリー。今回は国内外のおすすめMT車をご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.renault.jp
車を操る感覚を楽しめるマニュアル車
ダイレクトな操作感と小気味よいシフトフィーリングを味わえるマニュアル車(MT車)。MT車ならではのドライビングの楽しみがあり、自ら車を操るスポーティな雰囲気を盛り上げてくれます。一方でオートマ車(AT車)は販売割合が98%を超えるともいわれており、現在ではほとんどがAT車。1991年に普通自動車の運転免許にAT限定が設定されて以降、MT車を操れる乗り手の数も減少しています。
マニュアルトランスミッションとは
変速段数に応じたギヤを備え、スリーブ・アウトプットシャフト・カウンターシャフトなどの部品で構成されるのがMTで、M=マニュアル(手動)T=トランスミッション(変速機)。ドライバーによるシフトレバー&クラッチの操作で、減速比(変速ギヤ)の変更を行う仕組みです。自動車やバイクはもちろん様々な機械に使用されており、普通乗用車では5速か6速が一般的。シフト操作と同時にエンジン回転数を制御し、初心者でもヒール&トゥの感覚を楽しめるモデルもあります。
オートマティックトランスミッションとの違い
手動で変速を行うMTに対して原動機の回転数に応じて自動的に変速を行うのがATで、A:オートマティック(自動)のT:トランスミッション(変速機)。Dレンジに入っていれば自動的に変速を行うためドライバーがギヤチェンジを行う必要がないトランスミッションです。
ATの一種で軽自動車やコンパクトカーを中心に広く搭載されているのがCVTで、C:コンティニュースアリー(連続)V:ヴァリアブル(可変)T:トランスミッション(変速機)。変速機構にギヤを用いないためスムーズな加減速ができ、高効率なトランスミッションといわれています。
MTのダイレクト感とATの自動変速を両立したのがDCTで、D:デュアル(二つの)C:クラッチ(伝達装置を持つ)T:トランスミッション(変速機)。素早いシフトチェンジが可能で燃費・加速とも良好、国内では日産GT-Rに搭載されたことで知られています。
どれもMTに比べて渋滞時の走行や坂道発進などが楽で、ハンドリングに集中できるといったメリットもあります。昨今では燃費性能がMTを上回る場合もあり、マニュアルモードやパドルシフト付きのモデルも増えているようです。
マニュアルトランスミッションを搭載するモデル
スポーツモデルや本格的な四輪駆動モデルには現在でもMT仕様車が設定されており、車の運転が好きな方などに走りの感覚が味わえる車として根強い人気があります。また日本に比べてMT車の比率が高い欧州では、スポーツモデルはもちろん高級車にも設定があるようです。
任意のギヤを選択できることからレースはもちろんドリフトなどのイベントではマストな方式で、車両を製作する際にはATからMTに換装する場合もあります。
おすすめするマニュアル車
一頃に比べてラインナップが減ったMT車ですが、スポーツモデルやコンパクトカーをメインに現在でも設定されています。国内外のメーカーがラインナップするMT車から、おすすめするモデルを厳選してご紹介しましょう。
【国産車】
まず最初に、国産メーカーがラインナップするMT車を13モデルご紹介していきます。
1. トヨタ「カローラ スポーツ」
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
全車にDCM(専用通信機)を装備したコネクティッドカーとしてデビューした「カローラ スポーツ」。おすすめするのは最上級グレード「G"Z"」で、軽快な加速感と高い燃費性能を両立したダウンサイジングターボエンジンを搭載します。そして組み合わされるトランスミッションは、国内トヨタ初採用のiMT※仕様の6速MT。iMTは変速時のエンジン回転数を制御することでスムーズなシフトフィールが得られ、ヒール&トゥ感覚のドライブが楽しめます。
エクステリアは躍動感のあるハッチバックスタイルで、重量バランスに優れた先進のTNGAプラットフォームによる高い走行安定性を確保。「カローラ スポーツ」はホットハッチの新しいスタイルを提案します。
【スペック例】
グレード :G"Z"
ボディサイズ :全長4375×全幅1790×全高1460(mm)
エンジン :1.2L-L型4気筒 116PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :2,521,000円~
※iMT:インテリジェントマニュアルトランスミッション
2. トヨタ「GRヤリス」
トヨタオリジナルのスポーツカーとして、2020年9月に正式デビューが予定されているのが「GRヤリス」です。ご紹介するのは1st Editionの「RZ」で、専用プラットフォームに圧倒的なハイパワーとレスポンスを発揮する新開発のターボエンジンを搭載。組み合わされるのは専用セッティングが施されたiMT※仕様の6速MTで、紡ぎ出されたパワーはスポーツ4WDシステムのGR-FOURによって路面に伝達されます。
徹底して軽量化が図られたボディは、レース車両さながらに大きく張り出したフェンダーが秘めたパフォーマンスを表現。卓越したパフォーマンスを発揮してWRCの血統を受け継ぐ走りを体感できるでしょう。
【スペック例】
グレード :RZ
ボディサイズ :全長3995×全幅1805×全高1455(mm)
エンジン :1.6L-L型3気筒 272PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :4輪駆動
車両本体価格 :3,960,000円~(1st Edition)
※iMT:インテリジェントマニュアルトランスミッション
3. トヨタ「86」
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
スバルとの共同開発で生まれた新世代のFRスポーツとして人気のモデルが「86」で、おすすめはベーシックな装備の「GT」です。エンジンは高出力と高トルクを発揮するボクサーエンジンのFA20型で、ここに1速から3速までトリプルコーンシンクロを採用した6速MTをセット。FRレイアウトならではのトランスミッションに直結したシフトノブはショートストロークにこだわっており、ダイレクトなシフトフィールで車を操ることができます。
ボクサーエンジンによって低さを追求したフロントノーズなど、"カッコいいスポーツカー"のデザイン。エモーショナルなインテリアが、走りの高揚感を昂ぶらせてくれます。
【スペック例】
グレード :GT
ボディサイズ :全長4240×全幅1775×全高1320(mm)
エンジン :2.0L-F型4気筒 207PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :3,037,100円~
4. 日産「マーチ NISMO S」
人気のコンパクトカー「マーチ」には常にスポーティなグレードが設定されており、ご紹介するのは「NISMO S」です。エンジンは低速トルクを重視してカムプロフィールからECMの電子制御まで専用チューニングが施されたHR15DEを搭載。ここに小気味よいシフトフィールの5速MTを組み合わせてハイパワーをダイレクトに操ることができます。
エクステリアはレーシーなエアロパーツを身にまとうアグレッシブな仕立て。ボディは各部の剛性を向上させておりサスペンションやステアリングも専用チューニング、高いドライバビリティを発揮します。
【スペック例】
グレード :NISMO S
ボディサイズ :全長3870×全幅1690×全高1495(mm)
エンジン :1.5L-L型4気筒 116PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :1,876,600円~
5. 日産「フェアレディ Z」
「スカイライン」と共に国産スポーツカーを牽引するのが「フェアレディ Z」で、おすすめはナビやレイズ製鍛造アルミを装備する「Version S」です。高回転まで軽快に吹け上がり強大なトルクを生み出すVVEL※付き3.7L-V6エンジンを搭載。ヒール&トウの感覚でシフトダウンが可能なシンクロレブコントロール機構を備えた6速MTを組み合わせて、絶妙なドライブフィールを生み出します。
マン・マシンの一体化を追求したパッケージングはショートホイールベース&ワイドトレッドで、俊敏さと安定感を両立。高剛性かつ軽量化されたボディは高度にバランシングされ、卓越したドライビングパフォーマンスを発揮します。
【スペック例】
グレード :Version S
ボディサイズ :全長4260×全幅1845×全高1315(mm)
エンジン :3.7L-V型6気筒 336PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :4,848,800円~
※VVEL:バルブ作動角・リフト量連続可変システム
6. ホンダ「シビック ハッチバック」
ホンダの世界戦略車であり現行モデルは英国から輸入される「シビック ハッチバック」。クラスオーバーの高トルクを発生するVTECターボエンジンを搭載、MT車専用で過給圧を高めるチューニングを施しています。組み合わされる6速MTはシンクロナイザーにチューニングを施しショートストローク化を実施。エンジンのパワーを活かし切り、小気味よいドライブフィールを発揮します。
ワイド&ローを基調にしたクーペスタイルの流麗なエクステリアと、力強くスポーティな走りを感じさせるインテリアデザイン。M・M思想※によって広々とした室内空間を実現しており、実用的なラゲッジスペースも確保しています。
【スペック例】
ボディサイズ :全長4520×全幅1800×全高1435(mm)
エンジン :1.5L-L型4気筒 182PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :2,948,000円~
※M・M思想:マン・マキシマム/メカ・ミニマム
7. ホンダ「S660」
ホンダ伝統の「S」を冠するコンパクトオープンスポーツ「S660」。エンジンは専用設計のターボチャージャーを装着した高回転型のS07A型で、低重心・低慣性を追求してミッドシップにマウントします。組み合わされるトランスミッションは、1速から5速をクロスレシオ化した6速MT。痛快なシフトフィールで、俊敏な加速と高速巡行を可能にしたトランスミッションです。
装備されるアドバン・ネオバ・AD08Rは前後異径の専用タイヤで、専用サスペンションと共に強烈なロードホールディング性を発揮。ロールトップはボンネットに収納できるので手軽にオープンドライブを楽しめることも魅力的、リヤにはトランクスペースも確保しました。
【スペック例】
グレード :α
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1180(mm)
エンジン :0.6L-L型3気筒 64PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :2,321,000円~
8. マツダ「MAZDA6」
現行型から国内でもグローバルネームが与えられたマツダのフラッグシップモデルが「MAZDA6」で、おすすめはパワーシートや19incアルミを装備する「XD PROACTIVE」です。エンジンはナチュラルな加速感とノック音を抑制して静粛性を高めたSKYACTIV-Dを搭載。組み合わされるショートストロークの6速MTは軽い操作感&節度感のあるSKYACTIV-MTで、意のままの操作感と俊敏なシフトフィールを実現しています。
新発想の車両統合制御技術・GVC※と優れた走破性を持つAWDシステムを搭載し、MT+AWD+ディーゼルという上級セダンとしては稀有なパッケージング。デザインコンセプトの魂動によって、研ぎ澄まされた美しさと力強い生命感を表現するエモーショナルなエクステリアを手に入れました。
【スペック例】
グレード :XD PROACTIVE
ボディサイズ :全長4865×全幅1840×全高1450(mm)
エンジン :2.2L-L型4気筒 190PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :4輪駆動
車両本体価格 :3,806,000円~
※GVC:G-ベクタリングコントロールプラス
9. マツダ「CX-30」
「MAZDA3」に次いで新世代モデルとして登場したのがクロスオーバーSUV「CX-30」で、おすすめグレードはベーシックな「20S」。エンジンはリニアな加速感と優れた燃費効率を両立した高効率なSKYACTIV-Gを搭載します。組み合わされるのは6速MTで、軽量・コンパクトを追求した軽快なシフトフィールのSKYACTIV-MT。トルク配分を自動制御するi-ACTIV AWDが卓越した走破性を発揮します。
スリークなフォルムの妖艶さと、ブラックアウトされたフェンダーアーチが引き締めるSUVらしさが調和したエクステリア。タワーパーキングに収まる全高や4名が寛げる室内など、コンパクト+αの"ちょうどいい"サイズ感が魅力です。
【スペック例】
グレード :20S
ボディサイズ :全長4395×全幅1795×全高1540(mm)
エンジン :2.0L-L型4気筒 156PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :4輪駆動
車両本体価格 :2,629,000円~
10. マツダ「ロードスター」
ライトウェイトオープンスポーツの代名詞ともいえるのが「ロードスター」で、おすすめのグレードはLSDやリヤスタビなどを備えた「S Special Package」です。FRモデル専用設計のエンジンは、トップエンドまでリニアな加速フィールを持ちトルクフルなSKYACTIV-G 1.5。このエンジンに組み合わせるのはショートストロークの6速MTで、手首の返しだけで操作でき滑らかなシフトフィールを実現したSKYACTIV-MTです。
トランスミッションからデフをつなぐパワープラントフレームを備えたSKYACTIV-CHASSISを採用し、成熟したパッケージングによって人車一体のドライブフィールを実現。クローズ時の快適性も兼ね備えたオープン機構によって手軽に風を切るドライブが楽しめます。
【スペック例】
グレード :S Special Package
ボディサイズ :全長3915×全幅1735×全高1235(mm)
エンジン :1.5L-L型4気筒 132PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :2,818,200円~
11. スズキ「スイフトスポーツ」
ラリー選手権にも参戦する人気のホットハッチ「スイフトスポーツ」。エンジンは低回転域から高いトルク性能を発揮するブースタージェットエンジンを搭載し、ショートストロークの6速MTを組み合わせます。6速MTはエンジンのハイトルクを活かし切るためにクロスレシオ化を行い、1、2速にトリプルコーンシンクロを、3速にダブルコーンシンクロを採用。ダイレクト感がありスポーティなシフトフィールを実現しています。
排気音チューニングが行われたデュアルエキゾーストパイプが奏でるのは、レーシーなエクゾーストノート。軽量化された強靭なボディシェルを持ち車両重量は僅か970kg、妥協なく走りを研ぎ澄ませたホットハッチです。
【スペック例】
ボディサイズ :全長3890×全幅1735×全高1500(mm)
エンジン :1.4L-L型4気筒 140PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :2,017,400円~
12. スズキ「アルトワークス」
スズキを代表するモデル「アルト」のホットバージョンが「アルト ワークス」。軽量化されたツインカムターボエンジンにはワークス専用チューニングを施しており、ターボラグを抑制しアクセルレスポンスを向上させています。組み合わされるMTはクロスレシオ化によってパワーバンドを維持しながら加速でき、ショートストローク化によって軽快なシフトフィールを実現した5速MTです。
自動的に駆動配分を行うAWDシステムがハードな路面コンディションでも高いグリップ力を発揮。スポット増しも実施した高剛性ボディが、ハイレベルな走りの要求に応えます。
【スペック例】
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1500(mm)
エンジン :0.6L-L型3気筒 64PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :4輪駆動
車両本体価格 :1,647,800円~
13. スズキ「ジムニー」
ラダーフレーム構造・パートタイム4WD・3リンクリジットアクスルといった、本格クロカン四駆のDNAを継承する「ジムニー」。エンジンは低速域から力強いトルクを発揮し高い信頼性を誇るするR06A型を搭載、組み合わせる5速MTはダイレクトかつ軽快なフィールで振動や抵抗も抑制しています。
パートタイム4WDは機械式副変速機で制御でき、様々な路面で卓越した走破性を実現。そしてトラクションを制御するブレーキLSDを新たに搭載、スタックからの脱出に優れた威力を発揮します。
【スペック例】
グレード :XC
ボディサイズ :全長3395×全幅1475×全高1725(mm)
エンジン :0.6L-L型3気筒 64PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :4輪駆動
車両本体価格 :1,776,500円~
【輸入車】
ここからは輸入車でおすすめのMT車を7モデルご紹介します。
1. アバルト「595」
高性能なチューニングが施されサソリのエンブレムが煌くマシンを揃えるアバルトから「595」。100PS/Lオーバーのパワーを発揮するターボエンジンと、軽量なボディによってパワーウェイトレシオが7kg/PS台のパフォーマンスを発揮します。組み合わせるのはダイレクトなシフトフィールの5速MT、これを操ってアバルトマジックを体験することができるでしょう。
レーシーなスタイルのエアロパーツを身にまとう戦闘的なエクステリア。フラットボトムステアリングやスポーツシートを備えたインテリアが刺激的な走りの高揚感を昂ぶらせてくれます。
【スペック例】
ボディサイズ :全長3660×全幅1625×全高1505(mm)
エンジン :1.4L-L型4気筒 145PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :3,000,000円~
2. プジョー「308 GTi by PEUGEOT SPORT」
プジョーのモータースポーツ部門・プジョースポールが手掛けるハイスペックなモデルが「308 GTi by PEUGEOT SPORT」です。搭載されるエンジンは高圧燃料噴射システムや高耐熱性を誇る鋼製エキゾーストマニホールドをはじめ、強靭なパーツで武装したツインスクロールターボエンジン。組み合わされる6速MTはローギヤード化によって俊敏な加速と減速性能を発揮、ハイパワーを余すことなく引き出します。
4ポッドキャリパーを備えた大径フロントブレーキが高い制動力を発揮し、トルセンLSDが的確なトラクションを確保。GTiらしいエモーショナルなスタイルで、ハイレベルなドライビングプレジャーを与えてくれるホットハッチです。
【スペック例】
グレード :308 GTi by PEUGEOT SPORT
ボディサイズ :全長4275×全幅1805×全高1455(mm)
エンジン :1.6L-L型4気筒 262PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :4,512,000円~
3. ルノー「メガーヌ R.S.」
量産FF車としてニュルブルクリンク最速のDNAを継承するのが「メガーヌ R.S.」で、MTを搭載するのは「R.S.TROPHY MT」です。エンジンはルノー・スポールが「R.S.TROPHY」専用にセッティングしており、応答性に優れたセラミックボールベアリングタービンを備え卓越した動力性能を発揮。このエンジンパフォーマンスを最大限引き出すのが6速MT、ダイレクトにハイスペックマシンを操ることができるでしょう。
コーナーでの俊敏さと安定感を両立させる四輪操舵システムの4CONTROLを搭載し、ラリーの技術を取り入れたサスペンション4HCCが快適かつ確実に路面をグリップ。傑出したハンドリング性能を実現しました。
【スペック例】
グレード :R.S.TROPHY MT
ボディサイズ :全長4410×全幅1875×全高1435(mm)
エンジン :1.8L-L型4気筒 300PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :前輪駆動
車両本体価格 :4,890,000円~
4. ルノー「トゥインゴ」
歴史と先進が調和するパリの街並みに映え、パリジャンとパリジェンヌに愛されるルノー「トゥインゴ」。市街地もキビキビと走る1.0Lのコンパクトなエンジンを搭載し、小気味よくシフトチェンジを楽しめる5速MTを組み合わせます。
リヤエンジン・リヤドライブという昨今では珍しいレイアウトで、コンパクトなボディに広々とした室内空間を確保。名車ルノーサンクをオマージュしたエクステリアはスポーティ&キュート、パリのエスプリ香るお洒落な1台です。
【スペック例】
グレード :S
ボディサイズ :全長3645×全幅1650×全高1545(mm)
エンジン :1.0L-L型3気筒 73PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :1,790,000円~
5. ルノー「カングー」
"ルドスパス=遊びの空間"をコンセプトにした国内でも人気の高いミニバン「カングー」。エンジンは静粛性が高くクラスオーバーの高トルクを発生する直噴ターボ仕様で、意のままのシフトフィールでドライブを楽しめる5速MTを組み合わせます。
開口部の広いダブルバックドアを備えており、高天井&低床ラゲッジスペースへのアクセスも容易。オーバーヘッドコンソールやリヤの床下収納をはじめ、取り付け位置を変更できるトノボードなど多彩な収納スペースも魅力的です。
【スペック例】
グレード :ZEN 6MT
ボディサイズ :全長4280×全幅1830×全高1810(mm)
エンジン :1.2L-L型4気筒 115PS
トランスミッション:6速MT
車両本体価格 :2,546,000円~
6. ケーターハム「セブン」
1960年代から基本構造が変わることなく世界中にファンを持つケーターハム「セブン」。ご紹介するのは軽自動車規格を満たす「160S」で、僅か490kg(本国発表/乾燥重量)の車体に80PSにパワーアップされたスズキ製ターボエンジンを搭載します。組み合わせるのはダイレクトにマシンを操れる5速MT。パワーウェイトレシオ6kg台というパフォーマンスを実現したライトウェイトスポーツカーです。
「160S」はウインドスクリーンやソフトトップ・ドアに加えて、ヒーターや12Vソケットなども標準装備。走るためのエクイップメントだけに囲まれたストイックかつピュアなスポーツカーです。
【スペック例】
グレード :160S
ボディサイズ :全長3100×全幅1470×全高1090(mm)
エンジン :0.6L-L型3気筒 80PS
トランスミッション:5速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :4,400,000円~
7. ロータス「エリーゼ」
ライトウェイトスポーツカーを造り続けるロータスからご紹介するのは「エリーゼ」の「SPORT 220Ⅱ」です。エンジンは信頼性の高いトヨタ製で「エリーゼ」専用にチューニングしたスーパーチャージャー仕様を搭載。MTには軽量なオープン・ゲート・ギア・セレクト・メカニズムを採用しており、ダイレクトかつ素早いシフトチェンジが可能になりました。
エアロダイナミクス性に優れたエクステリアは有機的でアグレッシブなスタイル。シンプル&ストイックなインテリアにはドライビングに必要なアイテムを配し、限界領域でのハイレベルな走りをサポートします。
【スペック例】
グレード :SPORT 220Ⅱ
ボディサイズ :全長3800×全幅1720×全高1130(mm)
エンジン :1.8L-L型4気筒 220PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式 :後輪駆動
車両本体価格 :6,820,000円~
マニュアルトランスミッションが生み出すダイレクトなフィーリング
自ら車を操る高揚感を感じ、よりダイレクトなドライビングが楽しめるMT車。セカンドカーにおすすめのモデルもありますので、MT車選びの参考にいかがでしょう。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 画像とグレードは一致しない場合があります。
※ 一部日本仕様と異なる場合があります。
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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。