東京都内のおすすめ美術館15選
休みの日に美術館へ出かける人もいるはず。リラックス効果があり日常の疲れを癒す特別な場所となっているのではないでしょうか。今回は東京都内の美術館のおすすめ15選を紹介します。家族で行ってもよし、デートで回るのもよし、一人で訪れるのもよし。独特な雰囲気と数々の傑作を楽しめる美術館ばかりですので、ぜひ足を向けてみてください。
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アイキャッチ画像出典:mokuou.blogspot.jp
東京都にはたくさんの美術館が
現在、東京都内だけで100以上の美術館があると言われています。その各々が、常設展示や企画展などで独自の作品や世界的有名作品を展示し、個性溢れる雰囲気を作り出しています。そして、美術館は人々にとって憩いの場となり、加えて知識を身につけ教訓を得られる場ともなっています。今回のこの記事は、東京都にある多くの美術館の中で、大人気の美術館や必ず一度は行ってみたいおすすめの美術館を集めました。
国立新美術館【六本木】
2007年に六本木に開館した新しい美術館である「新国立美術館」。かつては全国の美術公募団体が東京都美術館を発表会場として利用していましたが、新たな展示施設を求める声が大きくなったため、開館したのがこの国立新美術館です。1万4千平米という国内最大級の展示スペースを誇りながらも、国立美術館として唯一コレクションをもたない、展示ギャラリー専門の館として誕生したのです。加えて、最大の特徴は、展覧会情報の集積地になっていることです。アートライブラリーの展覧会カタログ蔵書数は国内最大を誇り、戦前の珍しいカタログも閲覧できます。
出典:www.nact.jp
ここ国立新美術館には各階にカフェやレストランがお店を開いています。最上階の3階には3つ星レストランの「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」があります。展示を見て回った後の休憩やランチにぜひお立ち寄りください。
出典:www.nact.jp
写真は2018年4月11日~5月28日まで企画展として開催された「こいのぼりなう!」の風景です。このように絵画の展示だけでなく様々なアートを楽しむことができます。
住所:東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600
営業時間:10:00~18:00、毎週金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:毎週火曜日
アクセス:東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から 徒歩約5分
国立西洋美術館【上野】
2016年に「ル・コルビュジエの建築作品」として世界遺産に登録されたことで話題となった「国立西洋美術館」。ヨーロッパで精力的に収集活動をしていた松方幸次郎氏のコレクションを中心に展示されており、西洋の美術作品を専門とする美術館となっています。そして国立西洋美術館の最大の特徴は、常設展の充実さです。モネやルノワールをはじめとする中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画、加えてロダンを中心とするフランス近代彫刻が、年間を通して展示されています。建物、作品どちらも魅力的な美術館ですので
、ぜひ一度は立ち寄ってみたいですね。
出典:zeitgeist.jp
国立西洋美術館の常設展で最初に現れるのがこの19世紀ホール。ロダンの作品が散在し、落ち着いた雰囲気と静かな空間が出来上がっており、一気にその世界観に引き込まれてしまうでしょう。
出典:zeitgeist.jp
常設展示が充実した国立西洋美術館では、定期的に無料観覧日が設けられています。その機会を逃すことなく何度でも足を運んでみてください。
住所:東京都台東区上野公園7-7
TEL:03-5777-8600
開館時間:9:30~17:30、金・土曜日 常設展・企画展とも20:00まで
休館日:毎週月曜日
アクセス:JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分
根津美術館【表参道】
ファッションの街として名高い表参道に位置しながら、自然と芸術作品の両方が楽しめるのが「根津美術館」。研ぎ澄まされた感覚で屏風を描く「尾形光琳」の作品を始め、日本と東洋の古美術が収蔵されています。初代・根津嘉一郎の遺志を継ぎ、開館当時の風情を生かしつつ、平成18年より3年半をかけて改装工事が行われ、新たな展示館が設けられました。また、素晴らしい庭園があるのもこの美術館の特徴です。併設されたおしゃれなカフェからは手入れの行き届いた庭を眺めつつ一息つく時間を楽しむことができます。和の心を思い出させてくれる根津美術館に、ぜひ訪れてみてください。
美術館の「和」の雰囲気を生かし、これまで著名人による会談や呈茶のイベントなどが催されてきました。事前に予約が必要なイベントもあるのでぜひチェックしてみてください。
庭園内には4つの茶室と様々な樹木、大きな池があり、歩いていて飽きることはありません。美術館本館のみならず庭園もじっくり楽しみましょう。
住所:東京都港区南青山6ー5ー1
TEL:03-3400-2536
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日・展示替期間・年末年始
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅A5出口(階段)より徒歩8分
東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美術約7,400件のコレクションを、年7回の展覧会でご覧ください。
東京国立近代美術館【竹橋】
1952年に文部省所轄の国立近代美術館として設置され、日本初の国立美術館として開館したのが「東京国立近代美術館」です。明治時代後半から現代までに残された日本の美術家の作品を中心に展示されており、美術作品の遍歴を見ることで時代の移り変わりを感じることができます。幾度かの改装工事、拡張工事を経て、平成24(2012)年には開館60周年を記念して所蔵作品展の大規模なリニューアルを行いました。日本文化の落ち着いた雰囲気で心休まりたい方にぜひ訪れていただきたい美術館です。
モダンアートでシックに統一された展示室の空間は歩いているだけで楽しませてくれます。
出典:4travel.jp
東京国立近代美術館のすぐ近くに並んで、東京国立近代美術館工芸館が立地しています。ここには明治以降の日本と外国の工芸及びデザイン作品が収集されています。
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:03-5777-8600
開館時間:10:00-17:00、金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:毎週月曜日
アクセス:東京メトロ東西線「竹橋駅」 1b出口より徒歩3分
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、
半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」1A出口より各徒歩15分
東京都美術館【上野】
1975年に前川國男の設計としてオープンした「東京都美術館」。しかし実際の美術館の歴史は更に古く、大正15年に日本で最初の公立美術館として誕生した「東京府美術館」が、今の東京都美術館の原型です。東京都美術館といえば、長らく公募展の会場として定着してきた館でしたが、2007年にオープンした国立新美術館に多くの公募団体が移ったことで、ゴッホやゴーギャンなど有名画家等の作品展を展開するようになりました。2012年にリニューアルオープンしてから施設もより快適で綺麗になるなど、改変を続けてきた美術館と言えるでしょう。
東京都美術館では公募展示室が設置されており、有名画家だけでなく幅広い人たちの作品を見ることができます。
東京都美術館のシンボル的存在である、この大きなパチンコ玉のような球体。これは、日本を代表する彫刻家の一人である井上武吉の作品です。
住所:東京都台東区上野公園8-36
TEL:03-3823-6921
開館時間:9:30~17:30
休館日:毎月第1・3月曜日
アクセス:JR上野駅「公園口」より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分
京成線京成上野駅より徒歩10分
東京都美術館では、「プーシキン美術館展──旅するフランス風景画」「没後50年 藤田嗣治展」「ムンク展―共鳴する魂の叫び」「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」など、多彩なラインナップで古今東西の美をお届けします。
森美術館【六本木】
2003年に開館し、2018年には15周年記念展が催されている「森美術館(MORI ART MUSEUM)」。六本木ヒルズ森タワーの最上層という好立地条件であり、さらに展覧会開催中は休館日を作らず夜の22時まで開館しているので、平日の忙しい日にも伺うことができるのが魅力的です。展示はモダンアートを中心にファッション、建築、写真など多岐にわたった分野のアートを見ることができます。また、展覧会だけでなく、アートを体験して学ぶことを目的としたギャラリートークやでディスカッションなどのプログラムが開催されているので、子連れの家族にもデートにもおすすめな美術館となっています。
森タワー52.53階という、美術館には大変珍しい高層部に開館しています。入り口の看板含め中に入れば独特の雰囲気が漂っています。
森美術館がある六本木ヒルズ森タワーには、東京の景色を一望できる大人気の展望台があります。森美術館に行った時にはぜひ寄ってみてください。
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階、53階
TEL:03-5777-8600
開館時間:月・水~日 10:00~22:00 火 10:00~17:00
休館日:なし
アクセス:東京メトロ日比谷線六本木駅「1C出口」徒歩0分(コンコースにて直結)
都営地下鉄大江戸線六本木駅「3出口」徒歩4分
現代アートを中心にファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの展覧会を開催。
東京都庭園美術館【目黒】
2011年から続いていた改修工事による長期休館が終わり、2014年11月にリニューアルオープンした「東京都庭園美術館」。この美術館の本館は、かつて朝香宮邸として使われたアールデコ様式の建築として知られており、建物や内装それ自体が文化財でかつ鑑賞の対象となっている珍しい美術館です。また名前にも入っている通り、「庭園」を展示するという面白いコンセプトを掲げ、芝庭、日本庭園、西洋庭園の3つのタイプの庭園を楽しむことができます。モダンなインテリアのレストランが入っているので、食事と共に楽しむこともおすすめです。
旧朝香宮邸である本館の内装は、大広間や大客室、大食堂など建設された当時を思わせる創りを見ることができます。タイムスリップしたようなかつての西洋の空間を、ぜひお楽しみください。
庭園は四季折々に様々な姿を見せてくれます。美術館での絵画やファッションなどの鑑賞に加え、大きく広がった庭園での散歩が楽しめる美術館は大変魅力的です。
住所:東京都港区白金台5-21-9
TEL:03-5777-8600
開館時間:10:00-18:00
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
東京都庭園美術館では2018年3月21日(水)から6月12日(火)まで『建物公開 旧朝香宮邸物語』と『鹿島茂コレクション フランス絵本の世界』が同時開催されます。
上野の森美術館【上野】
上野恩賜公園の中に建つ「上野の森美術館」。日本の美術団体としての歴史は最も古く、1972年に開館しています。常設展示は行われていませんが、毎年開催されているこの上野の森美術館が主催の現代美術展(VOCA展)や、上野の森美術館大賞展、日本の自然を描く展といった公募展など、個性的な展示が開催されいます。2006年に増設された別館では、企画展を開催できる上野の森美術館ギャラリーが新設されたり、アートスクールが開講したりと新たな活動が行われてきました。上野恩賜公園に行ったならぜひ立ち寄りたい美術館です。
上野の森美術館が運営する絵画実技教室「上野の森アートスクール」では、油彩・アクリル、水彩、日本画を、初心者から熟練者まで幅広い方々を対象として開講しています。
昨年話題となり老若男女問わず大人気であった「怖い絵展」は上野の森美術館で開催されていました。このように話題性のある展示を開いているのでこまめに情報を確認することをおすすめします。
住所:東京都台東区上野公園1-2
TEL:03-3833-4191
開館時間:10:00~17:00
休館日:不定休
アクセス:JR「上野駅」公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄「上野駅」より徒歩5分
東京都写真美術館【恵比寿】
出典:artsfield.jp
日本で唯一の写真・映像の総合美術館として、1995年に開館した「東京都写真美術館」。34000点を超える数の作品が収蔵されており、その中には、すでに今日では得難くなった貴重な作品が多くあります。さらに、日本だけでなく世界中の、幅広い年代の写真を見ることができるため、写真を通して時代の移り変わりを知ることができます。また、映像による展示という珍しい展覧形式を取り入れており、歴史的事実をひも解くノンフィクション映像や、一人の監督に焦点を当てた映画上映会が行われています。二つの芸術を楽しめる東京都写真美術館に、ぜひ足を向けてみてください。
歴史感じるモノクロ写真が多く展示されていることも魅力のひとつです。おしゃれな外観に目を引かれること間違いなしでしょう。
東京都写真美術館は恵比寿ガーデンプレイス内にあります。三越やエビスビール記念館などの施設があったり、季節によって景色が大きく変わったりするので、デートの一幕として訪れることがおすすめです。
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL:03ー3280-0099
開館時間:10:00~18:00(木・金曜は20:00まで)
休館日:毎週月曜日
アクセス:JR恵比寿駅東口より徒歩7分
東京都写真美術館は1995年に総合開館した、写真と映像専門の公立美術館です。2016年9月3日にリニューアル・オープンし、総合開館20周年を記念した展覧会を開催中です。新しい「トップミュージアム」に、どうぞご期待ください。
三菱一号館美術館【丸の内】
出典:mimt.jp
2010年の春に開館したばかりの「三菱一号館美術館」。この建物が美術館になる前は、1968年に老朽化を原因として取り壊されるまで、三菱が丸の内に建設した初めての洋風事務所建築として使われていました。その後当時の資料を基に復元され、今では1階から3階まで多くの作品が展示される人気の美術館となったのです。展示会としては、モネやルドンの作品展、浮世絵など日本や世界の名画の展示、そしてそれを通して世界から見た日本についてを考えるということがテーマになっています。出来たばかりの新しい美術館ですので、内装が綺麗であることも魅力的です。
出典:mimt.jp
館内を歩いていると異国の雰囲気を楽しめるのも、この美術館の面白味の一つ。ヨーロッパの建築様式が入ってきた明治時代の日本を彷彿とさせます。
出典:mimt.jp
東京駅の近くにあるこの美術館ですが、約40種のバラが植えられた英国風の庭園があります。オフィス街の中の憩いの場として完成されています。
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
TEL:03-5777-8600
開館時間:10:00~18:00(祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで)
休館日:毎週月曜日、年末、元旦、展示替え期間
アクセス:JR東京駅丸の内南口より徒歩5分
JR東京駅徒歩5分。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心。
東京都現代美術館【清澄白河】
現在大規模改修工事中のため休館中である「東京都現代美術館」。本館の外見が大変個性的なこの美術館には、約5000点の収蔵作品に加え、美術図書室には美術関係図書が約100000冊収容されていることが最大の特徴です。改修中の本館は使用できませんが、美術館としての活動は続けられています。それが2018年10月ごろに予定されている「MOTサテライト 2018秋」です。館外に活動範囲を広げ、清澄白河エリアでアーティストの作品を紹介するアートプロジェクトで、この活動は過去2回開催されています。ぜひ足を運んでみてください。
出典:sumally.com
東京都現代美術館では、美術館としては珍しく広く開かれた「美術図書室」が設けられています。51000冊の美術関係図書や65000冊の展覧会カタログなどを閲覧することができます。
出典:30min.jp
美術館本館の周りには様々なオブジェが置かれています。建物の中だけでなくぜひ外の芸術作品も見落とさないようにしてくださいませ。
住所:東京都江東区三好4-1-1
TEL:03-5633-5860
開館時間:不明
休館日:2019年3月下旬まで休館中
アクセス:清澄白河駅より徒歩15分
東京ステーションギャラリー【東京駅】
出典:artscape.jp
東京駅構内にあるためアクセスが抜群の美術館である「東京ステーションギャラリー」。1988年に開館し、2012年にリニューアルオープンしました。東京駅構内にあるので、観光客やビジネスマンが新幹線や電車を待つ間に気軽に訪れることができるという長所を生かし、開館からこれまでに267万人以上の来客数を誇っています。と言っても、美術館内が人で溢れかえるといったことはほとんどなく、静かにゆっくりと見て回ることができるので、リラックスしたいときにぜひおすすめしたい美術館となっています。
出典:comolib.com
この美術館は東京駅の歴史を体現するような、煉瓦壁の展示室を持つのが特徴です。作品に趣深さを加え、ほかの美術館とは一味違った鑑賞を楽しむことができるでしょう。
温かみを感じることのできる内装の中でも魅力的なのがこの螺旋階段。落ち着いた雰囲気を醸し出し、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL:03-3212-2485
開館時間:10:00~18:00、金曜日 10:00~20:00
休館日:月曜日、年末年始、展示替期間
アクセス:東京駅構内丸の内北口ドーム
太田記念美術館【原宿】
都心でも数少ない浮世絵専門の美術館として、海外の人々の来館も多い「太田記念美術館」。この美術館は、かつて東邦生命相互保険会社の社長を務めていた五代太田清藏が集めた、約12000点の膨大な数の浮世絵がコレクションの中心となっています。展覧会は、月ごとにテーマに沿った浮世絵を展示する形式なので、行く度に違った浮世絵を楽しむことができるのが魅力的です。世界有数の個人の浮世絵コレクションを鑑賞でき、かつ長い歴史を持つ浮世絵の肉筆画、版画の両方を見ることができる太田記念美術館に、ぜひ足を向けてみてください。
日本の「和」の作品に特化しているこの太田記念美術館では、館内の装飾も工夫がなされているので、楽しく見て回ることができます。
浮世絵としては喜多川歌麿や葛飾北斎、歌川広重といった浮世絵師たちの代表作を鑑賞することができます。有名作品を一通り見てみたい方にはおすすめの美術館です。
住所:東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL:03-3403-0880
開館時間:10:30~17:30
休館日:毎週月曜日、展示替え期間、年末年始
アクセス:JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」5番出口より徒歩3分
サントリー美術館【六本木】
出典:artscape.jp
1961年に東京・丸の内に開館し、1975年に赤坂見附に移転、2007年に現在の六本木東京ミッドタウンに移転した「サントリー美術館」。コンセプトとして「生活の中の美」というスローガンを掲げ、絵画、陶磁、漆工、ガラスなど、様々な芸術作品の企画展を開催してきました。また、特徴の一つとして、美術館内に茶室「玄鳥庵」があり、お抹茶と季節の和菓子をいただくことができます。展覧会開催中の指定された木曜日にのみの、月に数回しか開催されていない点茶席は一日50名限定の人気企画ですので、ぜひご参加を検討してみてください。
六本木の東京ミッドタウン内にあるので、買い物やお食事のついでに気楽に寄ることもできる好立地条件な美術館です。
サントリー美術館内には所蔵品をモチーフにしたオリジナル商品などを販売するショップや150年の伝統を誇る金沢の老舗の「不室屋」がプロデュースするカフェが入っています。
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
TEL:03-3479-8600
開館時間:10:00~18:00(ただし金・土は20:00まで開館)
休館日:火曜日、展示替期間、年末年始
アクセス:都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩約3分
東京・六本木、東京ミッドタウンにあるサントリー美術館。国宝、重要文化財を含む約3,000件を所蔵。日本美術を中心とした企画展を開催。
三鷹の森ジブリ美術館【三鷹】
最後に紹介するのが、日本国内のみならず世界で大人気の、スタジオジブリ作品の世界観が楽しめる「三鷹の森ジブリ美術館」です。大きなトトロが迎え入れてくれる受付を通れば、まるで映画に入り込んだような不思議な空間が体を包みこみます。美術館内にはオリジナル短編アニメーションが楽しめる約80席の小さな映画館や、宮崎駿館主とジブリ美術館おすすめの絵本・児童書が置いてある図書閲覧室などもあります。一つ注意しておきたいことは、大人気の美術館の混雑解消のため、入場チケットは日時指定の予約制であること、入場時間が1日につき4回に決められていることです。事前に行く人時間を決めていく必要があります。
美術館に入ると地下1階から地上2階までの吹き抜けとなった大空間に入ります。天井のガラスのドームや螺旋階段など、一気にジブリの映画の世界に飛び込んだような独特の雰囲気を味わえます。
屋上にある庭園の中には映画「天空の城 ラピュタ」で登場したロボット兵が佇んでいます。全長5mもあるその巨大な立ち姿に、迫力がありつつどこか優しい雰囲気が醸し出されており、見た人は皆魅了されてしまうでしょう。
住所:東京都三鷹市下連雀1丁目1-83 井の頭恩賜公園内
TEL:0570-055777
開館時間:10:00~18:00
休館日:火曜日、ほか長期休館日の指定あり
アクセス:JR三鷹駅南口から徒歩約15分
三鷹の森ジブリ美術館の公式サイトです。『迷子になろうよ、いっしょに。』をキャッチコピーにした不思議な美術館です。入場券は日時指定の予約制。
ゆったりとした時間をお過ごしください
東京都内には、世界の作品を集めた個性的な美術館や、日本が世界に誇るべき魅力的な美術館が多くあります。皆さんご自身の目的に合わせて、一日アート巡りをしたり、少し立ち寄ってリラックスしてみたり、芸術の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
加えて、下に「東京都内のおすすめ博物館・科学館・資料館10選」を載せるので、ぜひ合わせてご覧ください。
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この記事のライター
東京都内の大学生です。趣味は読書と映画観賞です。ジャンルとしては、恋愛、ホラー、SFなんでも好きです。たくさん旅行に行くために節約と貯金に力を注ぐ今日この頃。