銀座でおすすめのレトロな喫茶店10選

メディアでも取り上げられ、近年人気が高まりつつある喫茶店。ご年配の方のためのものだと思われがちだったイメージは一転し、今では喫茶店女子と呼ばれる若い女性も登場するほど一大ブームとなっています。今回は、そんな変化する喫茶店事情を発祥の地、銀座から大解剖していきます。たばこの似合うレトロ喫茶から行列のできる店までご紹介!

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懐かしい?新しい?喫茶店事情

最近、じわじわと人気が高まりつつある喫茶店。若者向けの雑誌でも特集が組まれるほど注目されているんですよ。私の周りのカフェ好きの間でも、多くの人が興味を持ち始めています。これまでカフェ巡りをしていた人が、都内のカフェを行き尽した先にあるのが、喫茶店巡りだと言えるでしょう。
今回は、そんな喫茶店の魅力に迫るべく、日本で喫茶店の発祥の地として知られている銀座にスポットを当ててみたいと思います。レトロななつかしさを感じさせつつ、いまどきの新しさを兼ね備えた最新の喫茶店事情を大解剖しますよ。

銀座トリコロール本店

昭和11年創業の銀座を代表する老舗の喫茶です。今では珍しい、木製の回転式のドアから一歩店内に足を踏み入れると、そこには古き良き銀座のクラシカルな空間が広がっていますよ。
外の壁には蔦が生い茂り、レトロな雰囲気をより一層高めてくれています。店内のインテリアで注目したいのが、真っ赤なビロード素材のイスです。いかにも老舗の喫茶店らしいインテリアに、喫茶店好きなら心が踊ること間違いなしです。

店員さんが目の前で淹れてくれるカフェオレのパフォーマンスには圧巻です。クラシカルなカップとソーサーにも惹きつけられてしまいます。
店内のレンガ調の壁や大きな鏡、さらには照明に至るまで趣を感じます。そんな空間でいただくエクレアが絶品です。オーダーを受けてからクリームを詰めるというこだわりで、カリカリのナッツの食感が上品な一品です。

月光荘サロン 月のはなれ

大正6年創業の画材店「月光荘」の屋上にあった倉庫をリノベーションして作られた、新しい憩いの場となっている喫茶サロンです。
コンクリート打ちっぱなしの壁には、芸術的な絵画がいくつもかけられています。コーヒーを楽しみながらアートにも浸れるなんて素敵ですよね。
「月光荘」という店名は、与謝野晶子が創業者に詠んだ歌に由来しているというエピソードもあるのだそう。歴史的にも著名な文化人たちが集まったサロンを彷彿させる空間となっています。

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出典:co-trip.jp

絵画教室などのカルチャースクールも開催されているという「月光荘」。コーヒーのお供には、ほとんどのお客さんが注文する「月のレモンケーキ」がおすすめです。三日月の形をした可愛らしいレモンケーキなのですが、さっぱりとした風味がコーヒーとの相性抜群!
夜はバーとして雰囲気たっぷりに、また違った表情を見せてくれます。生演奏を聴きながらカクテルを味わうのも大人の楽しみですね。

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出典:retty.me

喫茶YOU

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出典:kissa-you.com

創業40年の老舗の喫茶店だという「喫茶YOU」。歌舞伎座のほど近くにあるため、通い続ける歌舞伎役者さんも多いのだとか。入口の緑色に光るネオンの看板が、新しさと同時に、どこか懐かしさも感じさせます。
こちらも店内のインテリアがレトロ感満載です。赤いビロードのソファや木目調のテーブル、高級感のある照明など、全てに統一感があります。

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出典:r.gnavi.co.jp

雑誌などで取り上げられることも多い、名物のオムライスは見た目のインパクトが絶大です。プルプル感が見ただけで伝わってくる、ボート型のオムレツには、ケチャップが波模様のように大胆にかけられています。
スプーンをいれると中からとろけるような卵が現れます。ケチャップライスの酸味とオムレツの濃厚な甘みがたまらないバランスです。

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出典:akinews.com

銀座ウエスト 銀座本店

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出典:tabelog.com

銀座駅から徒歩5分のところに店を構える、1947年に創業した老舗の喫茶店です。「銀座ウエスト」としてたくさんの人々に愛され続けています。喫茶入り口に左手に置いてあるキャビネットには、昭和20年代に演奏されていたSP盤のクラシックレコードがぎっしりと並んでいます。
昭和Qの時代にタイムスリップしたかのような感覚になり、店内には外と違う空気が流れていると感じるお客さんもいるのだとか。

パーラーでは、コーヒーやオレンジジュースなど大人から子どもまで楽しめる充実のメニューが揃っています。中でもユニークなのが「クリームソーダ(1180円)」です。着色料を使わない無色透明のソーダには甘味は全く加えていないのだそう。自分好みにガムシロップで甘さを調節します。
「パイ・ア・ラ・モード(1296円)」は、アップルパイにアイスクリームが添えられた人気のスイーツメニューです。アップルパイがつくれない時期にはレモンパイかチョコパイで提供してくれますよ。

カフェ・ド・ランブル

1948年に西銀座の路地の奥にオープンした、歴史ある喫茶店の「カフェ・ド・ランブル」。外に出ている看板には「コーヒーだけの店」とあります。その通り、コーヒーひと筋でお店を続けているという、コーヒー愛に溢れたお店なんですよ。コーヒー通の間では有名な喫茶店で、年代の違うオールドビーンズをいくつも取り扱っています。

数年間寝かせたコーヒー豆のことをオールドビーンズと表現するのですが、「カフェ・ド・ランブル」では10年以上も寝かせたコーヒー豆も取り扱っているのだとか。
熟成されたコーヒー豆は、ネルドリップでじっくり抽出します。サードウェーブコーヒーブームの火付け役として知られる「ブルーボトルコーヒー」のCEOも、この店のこだわりを絶賛したといいます。

ブリッヂ

西銀座デパートという老舗デパートの地下1階にある「ブリッヂ」。西銀座デパートは、昭和33年に開業したとあって、老舗感がある建物となっています。入り口を入り階段を下ると、すぐ目の前に見えてくるのが「ブリッヂ」です。
白を基調とした明るい雰囲気のエントランス。食品サンプルがずらりと並ぶショーケースが印象的です。サンドイッチからパフェ、メロンソーダなどの喫茶店にはなくてはならないフードメニューが種類豊富にラインナップしています。

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出典:tabelog.com

店内はブラックのインテリアで統一された、シックな雰囲気です。ゆったりとした空間でいただける「ブリッヂ」の名物が、「メロンパンケーキ」です。3層のパンケーキと、バニラアイス、そしてメロンの果肉がゴロゴロはいっているパンケーキ。見た目もメロンの網模様を表現していて、可愛らしいんです。メロンの果肉はフローズン状態になっていて、温かなパンケーキの熱で溶けて絶妙な食感を生み出しています。バニラアイスのひんやり感とも相まって、他では決して味わうことのできないパンケーキとなっていますよ。

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出典:junkissa.jp

モナリザ

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出典:tabelog.com

銀座4丁目の煉瓦通り沿いにある、BEAMS裏にあるレトロな喫茶店です。銀座の中心の一等地にありながら、地下一階から二階までが喫茶室となっています。地下1階はグループ席、1階は喫煙席、2階は禁煙席と区別されているのが嬉しいですよね。
レトロで使い込まれたテーブルやイスからは風情が感じられます。ゆったりと落ち着いた空間で、何時間でも居続けてしまいそう。いそいそとした感じは一切なく、時間が経つのも忘れてしまうくらい、くつろげます。

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出典:retty.me

ケーキやサンドイッチなど、喫茶店の定番メニュ-が揃っています。サンドイッチは、パンの表面を少し焼いてあるホットサンドとなっていてサクサクとした食感と、小麦の香ばしさがたまりません。
ケーキのクオリティも高く、ひとつひとつの素材がしっかりと主張しているのに全体としてはまとまっているといった印象があります、生クリームはくどくなく、スポンジも軽いのがちょっと小腹を充たすのにはピッタリです。

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出典:retty.me

銀座珈琲店

銀座駅から徒歩1分のところにある「銀座珈琲店」。静かで落ち着いた、清潔感のある雰囲気が魅力です。バリスタが一杯ずつハンドドリップで淹れてくれるコーヒーは、丁寧なこだわりが伝わってくる一品です。女子会やママ会、接待や待ち合わせにも最適な空間で、銀座の夜景を臨めるお席も用意されています。
ゆったりとしたソファー席は、居心地の良さも抜群です。自慢のパンケーキは、パティシエによる手作りという本格派。美味しいコーヒーと、甘いスイーツで心ゆくまで癒しのひと時を過ごしてみて下さい。

お食事メニューがとっても充実しているので、飲み物だけでなくしっかりとご飯を食べたい時の利用にもピッタリです。「やわらかカツサンド(950円)」をはじめ、「照り焼きチキンのサンドイッチ(896円)」「銀座オムレツサンド(842円)」などのサンドイッチメニューは、軽食をとりたい時におすすめです。
もっとガッツリとお食事を楽しみたいなら、「ナポリタン(1058円)」「半熟玉子のオムライス〜木の子の赤ワインデミソース〜(1274円)」「やわらかカツカレー(1058円)」などがありますよ。

椿屋珈琲店 銀座本店

銀座駅から徒歩3分のところにある「椿屋珈琲店」。こちらのお店のテーマは、銀座の古きよき時代の洋館です。コンセプトは脱日常感ということで、店内は大正時代をモチーフにしたシックなインテリアで統一されており、静かに流れるクラシック音楽が落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
高級感溢れる店内は、一歩足を踏み入れれば虜になるような魅力的な空間です。何も考えずに、ただただぼーっと佇んでいるだけでも贅沢な時間を過ごせることでしょう。

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出典:kinarino.jp

珈琲マイスターが1杯ずつサイフォンで淹れてくれるコーヒーは、香りが違います。鼻から抜けるような豊かな余韻がいつまでも続き、特別な時間を堪能することができますよ。
お食事なら、「特製ビーフカレー」や自社工房で作られたパンを使用した「椿屋ミックスサンド」「椿屋ホットサンド」がおすすめです。また、ティータイムでの利用なら、「あしなが珈琲シフォン」が人気です。自社焙煎した珈琲豆を使用しているシフォンケーキは、ふわふわの食感はもちろんのこと、口の中いっぱいにコーヒーの高級感ある香りが広がる大人のスイーツです。

銀座カフェーパウリスタ

明治43年に喫茶の元祖として銀座に生まれた「パウリスタ」。今では当たり前となっていますが、その当時としては画期的な、一般の人が気軽にコーヒーを飲める時代の流れを作りだしました。
現在の銀座店は昭和45年に再建されたものですが、食器などは当時のままなのだそう。「パウリスタ」とはポルトガル語でサンパウロっ子の意味なのだとか。

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出典:tabelog.com

高級感のある店内は、歴史の中にも現代らしさが感じられる特別な空間です。ジョンレノン、オノヨーコ夫妻が来日した際には、3日連続で訪れるほどお気に入りの喫茶店だったのだとか。
特に夫妻が気に入っていたと言われているのが、「パウリスタオールド」です。香り高い味わいは、上品さが溢れています。

時代はカフェから喫茶店へ

いかがでしたか?
インテリアからフードメニューまで、どこか懐かしさを感じさせる喫茶店。銀座という高級感溢れる街にあるからこそ、落ち着ける空間が広がっているのかもしれませんね。新聞や本を読みながら自分だけの時間を過ごしたり、お友達との会話を楽しみながら午後のひと時を満喫したり、はたまたデート中のランチとして利用してみたりと、様々な使い方ができる喫茶店。カフェよりなんだか大人で洗練された雰囲気に包まれながら、ゆったりとくつろいでみませんか?

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神奈川在住の女子大生。コーヒーとパンが大好きで1日1カフェ生活を送っている。毎朝、お気に入りのコーヒーショップで購入した豆をミル挽きするのが日課。サンドイッチとグラノーラ、スムージーが大好物で食への探求心を惜しまない。オシャレという言葉に敏感な、ミーハー系女子。

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