これを知らずしてスーパーカーは語れない「ブガッティ・ヴェイロン」
世界最速のスーパーカーランキングにランクインした「ブガッティ・ヴェイロン」。アメリカの有名アーティストの歌のテーマになったり、有名なゲームに登場したり、人気と知名度を今絶賛拡大中です。そんなホットなスーパーカーを知らずしてスーパーカーを語ることはできません。一緒にブガッティ・ヴェイロンを見ていきましょう。
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最高速度は400km超え!音より速い車です
発売は2005年からで性能はすさまじい
ゴルフで有名なフォルクスワーゲングループのブガッティ・オトモビルが2005年から販売しています。フェラーリやランボルギーニのようなエキゾチックでスポーティーな外見ではなく、ロールスロイスのような落ち着いたデザイン。しかし、性能は過激です。最高速度は公表値で407kmで、最速スーパーカーランキングで3位を獲得(スポーツ特化モデルは2位)しました。加速はものすごく2.5秒で100kmに到達。まばたたきをする間もありません。
馬力は1000PSで車重はおよそ1800kg、並みのバイクを越える※パワーウェイトレシオを発揮します。
※車体重量に対する馬力のことです。これが高いと加速性能があるとみなされます。
一口にブガッティヴェイロンといってもいろいろなモデルがあります。
最高速度410kmに達した「ヴィセッテ」は通常走行時は375kmでリミッターがかかるようです。
車やバイクのカスタムでリミッターカットというものがあります。これをブガッティ・ヴェイロンにやろうとは思わないでください。天国まで走っていきたくなければです。
価格は1億5000万以上 車という名の宝石
出典:pixabay.com
スーパーカーの中でも高額です
スーパーカーの中でも特別高い価格です。日本のスーパーカー・ホンダNSXで2370万円なので、ブガッティ・ヴェイロンの高さは群を抜いていますね。
100台単位の限定生産で販売されており、購入に際してはブガッティのブランドイメージを守るために審査が必要です。
日本の有名人では映画監督の北野たけしが所有しています。宝くじに当たっても買えないため本当に選ばれた人だけが乗れる車です。
1200馬力で最高速度431kmのスポーツモデルも存在
技術者奮起! さらにスピードを追求しました
空気力学を考慮したエアロパーツの改良、足回りを強化し馬力を約200、軽自動車5台ぶんアップした「スーパースポーツ」というモデルも販売されています。
日本国内での販売価格は2億8900万円、およそ3億円。415kmでタイヤを守るためのリミッターが働くようです。タイヤが耐えられないスピード、もう何が何だか、レベルは音速の世界に突入しています。
ランニングコストは3000万円 プライベートジェット並み
出典:pixabay.com
燃費など維持費について
ブガッティ・ヴェイロンは車の枠を超えて、プライベートジェットとコストが比較されます。
燃費はリッター0.8kmで1kmもちません。しかもこれは400km走行時なので普段のスピードレンジではさらに消費するでしょう。
タイヤは1つあたり250万円です。タイヤ代だけで普通の乗用車が買えてしまいます。
エンジンオイルは23Lで、普通の車の5倍くらいです。オイル交換費用は1回200万円かかります。
宝くじに当選しただけではこういったメンテナンスの面から、物理的に所有できないでしょう。まさに選ばれし者のための車。
ブレーキはカーボンセラミックディスクを使ったものです。この素材は航空宇宙用途で使われており、高いブレーキ性能を実現します。
カーボンセラミックはGT-Rなどにも使われていますが、ブガッティ・ヴェイロンのものは特別で相当な交換費用がかかりそうです。
洋楽ではブガッティがタイトルになった曲があります
ちょっとした豆知識ですが、ブガッティのタイトルがついた曲がありました。この音楽はヒップホップでPV(プロモーションビデオ)の随所にブガッティ・ヴェイロンが出ています。
洋楽のPVでは成功の象徴としてスーパーカーがよくでます。
昔はフェラーリが良くでていましたが、これからの成功の象徴はブガッティへと変わっていくかもしれません。
ブガッティ・ヴェイロンのまとめ
今回はブガッティヴェイロンについてまとめました。いかがでしたか?性能も価格も世界最高峰。今注目を集めている熱い車です。新幹線より速いスピードにランニングコストや車体価格、どれも規格外のレベルでした。
2007年に日本に登録されたブガッティ・ヴェイロンは3台です。現在はもっと増えてるかもしれません。でもまだ少ないはずなので、あなたが1台増やしましょう。
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この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?