建築専門家が教えるベルリン周辺で必ず行きたいおすすめ名建築10選

ベルリン周辺には建築にデザイン性を取り入れて教育を行ったバウハウスを始め、名建築家ヴィクター・グロピウスやヴァン・デ・ヴェルデまたはグロピウウスの足跡を感じることのできる建築家なら是非訪れておきたいオススメ名建築が沢山あります。その中でも厳選して10選をご紹介します。

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必ず一度は訪れたい!?ドイツベルリンで建築家思考を見つけるオススメ名建築10選

ドイツベルリンには伝統的な建物から、東西統一後の復興によるモダン建築まで実に多くのスタイルや世界でも有名な建築家の建物まで見ることができます。その中でも今回は日本に関わりのある事柄や建築家、旅行者にもためになるプチ情報を交えながらオススメの建築10選をご紹介します。

ドイツ歴史の出発点ブランデンブルグ門

まず初めにご紹介したいのが、ベルリン歴史の観光で最初に訪れたいブランデンブルグ門。現存するベルリンにあった唯一の門で、1791年にドイツにおける新古典主義建築の名建家カール・ゴットハル・ラングハウスによって今の形に建て替えが行われました。

西側ベルリンからは近づく事が出来なかったために、東西ベルリン統一後はドイツのシンボルとも言われるようになりました。ブランデンブルグ門周辺には歴史的な建物が多く初めに訪れたい場所です。

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荘厳な雰囲気を醸し出すブランデンブルク門

場所 : Pariser Platz, 10117 Berlin,
Brandenburger駅より徒歩10分程

ドイツ政治の中心ドイツ連邦議会議事堂

先にあげたブランデンブルグ門からほど近い所にあるドイツ政治の決定を行っている連邦議会議事堂。暫くの間展示場などとして利用されてきたが、1999年に建築家リチャード・ロジャースと「チーム4」を結成した事でも有名なイギリスの建築家ノーマン・フォスター設計によるガラスドームの改修工事が完了しドイツ連邦議会議事堂として利用されている。

事前予約を申し込めばガラスドームの中を見学できるのでチャンスがあれば訪れたいスポットです。

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ドイツ連邦議会議事堂

場所 : Platz der Republik | Tiergarten, 10557 Berlin
Brandenburger駅より徒歩10分程

巨匠ハンス・シャロウン設計のベルリン・フィルハーモニー

巨匠ハンス・シャロウンの設計により1963年に建てられた世界的にも有名な音楽ホール ベルリン・フィルハーモニー。ユニークな五角の形をした建物は音楽ファンのみならず一度は訪れたい場所です。

場所は次に紹介するソニーセンターから徒歩圏内なので一緒に訪れるのも良いかもしれません。

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独特な形と色をしたバルリン・フィルハーモニー

場所 : Herbert-von-Karajan-Str. 1, 10785 Berlin
PotsdamerPlatz駅より徒歩20分程

日本人にも馴染みがあるソニーセンター

日本が世界に誇る企業ソニーがヨーロッパの拠点として、他の企業と共同で建設したのがソニー・センターです。設計は東京駅周辺の再開発の際にグランド東京の設計を行ったヘルムート・ヤーンが担当しました。場所はベルリン中心部のMitte地区になり、駅からのアクセスも良く先にあげたベルリン・フィルハーモニーからもそう遠くない所にあります。

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開放的なデザインのソニーセンター

場所 : Herbert-von-Karajan-Str. 1, 10785 Berlin
PotsdamerPlatz駅より徒歩5分程

関西国際空港の設計にも関わった建築家によるデビス本社ビル

フランス パリにあるポンピドゥー・センターを始め近代の建築で多くの建物を手がけているレンゾ・ピアーノ。国内においては今世紀の建築における建築技術や構造設計の最大の作品と称される事がある関西国際空港旅客ターミナルビルの設計に関わっており日本とも繋がりがあります。

そのレンゾ・ピアーノがベルリン中心部の再開発の際に手がけたのがデビス本社ビルです。建物のみでなく環境や周りの状況に配慮したそのトータルな視線は、仕事にも活かしたい発想やアイディアを受ける事が出来ます。

Dsc 0149

レンゾ・ピアーノ設計のデビスビル

場所 : No. 3 Eichhornstrasse, Berlin
PotsdamerPlatz駅より徒歩20分程

ドイツで北欧デザインに触れる北欧大使館

1999年に竣工した北欧大使館は、デンマーク・ノルウェー、フィンランド・スウェーデン・アイスランドの5カ国が合同で建設した大使館建築です。

一般の訪問者も食堂などのスペースに入場が可能で室内の北欧デザインを拝見する事が出来ます。ランチ時には多くの人が訪れますが比較的リーズナブルな料金で食事がいただけるので気軽に足を運ぶもの良いかもしれません。

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独特な外観の北欧大使館

場所 : Rauchstraße 1, 10787 Berlin
サイト http://www.nordischebotschaften.org/nordic-embassies-berlin

歴史を物語る在ドイツ日本国大使館

幾多の損傷を受け、1986年から改修工事が開始されて損傷が激しかった旧大使公邸部分は取り壊され、黒川紀章と山口泰治による設計に基づき再建されたのが在ドイツ日本国大使館です。

ドイツ在在時のトラブルや非常事態の際に訪れる必要がある場所なので、渡航の前に場所を確認しておきましょう。

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国旗がはためく大使館

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平成29年度の在ドイツ日本大使館の休館日

場所 : Hiroshimastr. 6, 10785 Berlin
サイト http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/

新古典主義の巨匠が手がけたコンツエルトハウス

ベルリンのみならず世界建築史の中でも19世紀最大の建築家の一人とされるカール・フリードリヒ・シンケルが手がけたコンツエルトハウス。新古典主義を代表するこの劇場は古代を重きをおいた人類の重みを感じるデザインです。

新古典主義建築のお手本とも言うべきこの建物は、建築関係者のみならず芸術に関する人達にも一度は訪れたいスポットです。

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出典:pbs.twimg.com

新古典主義建築のお手本コンツェルトハウス・ベルリン

場所 : Gendarmenmarkt, 10117 Berli
サイト https://www.konzerthaus.de/de/

旧東ベルリン経済のシンボル テレビ塔

東西分断時のベルリンにおいて東ベルリンの経済の象徴として1969年に完成したテレビ塔。上部には展望台と回転レストランがあり天候が良い時にはベルリンが一望できます。

その設計はバウハウスの影響を受け当時活躍した名建築家のたヘルマン・ヘンゼルマンがイェルグ・シュトライトパートとともに行いました。

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夕日に染まるテレビ塔

場所 : Panoramastrasse 1A, 10178 Berlin
サイト https://tv-turm.de/en/homepage

近代建築への道筋を作ったバウハウスを知るミュージアム

近代建築への道筋を作った言っても過言ではないバウハウスで学んだ名建築家たちの貴重な資料やデザインを見ることができます。

巨匠ヴィルター・グロピウスの主導の下でモダン建築への新たなアプローチを試みたイノベーティブな発想やデザインを垣間見る事ができます。ベルリンに訪れた際には見て訪れておきたいスポットです。

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モダニズム建築に欠かせないバウハウス

営業時間 : 10:00〜17:00 火曜日を除く
定休日  : 火曜日
web : http://www.bauhaus.de/de/

料金目安:7.5ユーロ オーディオガイド 5ユーロ

場所   : Klingelhöferstraße 14, 10785 Berlin
Nollendorfplatz駅から徒歩15分程

「建築専門家が教えるベルリン周辺で必ず行きたいおすすめ名建築10選」のまとめ

ドイツベルリンには、1800年前半に活躍したフリードリヒ・シンケルが設計を行った新古典主義建築から、モダン建築の基礎を築いたバウハウス、さらにはレンゾ・ピアーノやフォスターなどの近代を代表する建築家が建てた建物など幅広い世代の建築物を一つの都市で見る事ができます。

その反面限られた時間の中で何を見てようか迷われてしまう方もいると思います。そんな方にオススメなのがここで紹介したドイツ歴史の出発点ブランデンブルグ門から始めるコースです。この周辺にはパリ広場やドイツ連邦議会議事堂などがあり建築のみならず知識を広められるスポットがあります。また少し時間を要しますがポツダム広場周辺まで歩けばソニーセンターやベルリン・フィルハーモニーなどの近代的な文化を感じる事が建物やお食事・ショッピングスポットがあります。

ベルリンで名建築を見ながら歴史を感じる貴重な旅をするのはいかかでしょうか?

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の下さい。

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