男の生き様を描く『陽はまた昇る』

男の生き様を描く『陽はまた昇る』

かつて繰り広げられたVHSとベータの戦いをテーマに、ひとりの男の生きざまを描いた『陽はまた昇る』をご紹介します。

vokkaVOKKA 編集部
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ひとりの男の生き様

かつて繰り広げられたVHSとベータの戦いをテーマに、ひとりの男の生きざまを描いた作品があります。
「陽はまた昇る」です。
定年間際になって横浜工場への異動が下った主人公は、かつての夢だった家庭用VTRの開発に挑みます。

企業ドラマではない

「日はまた昇る」は天下のソニーに対抗するビクターの社員についての映画です。

この映画が魅力的なのは、ひとりの男として、お荷物部署とも言われた部署で夢に挑み、アツい挑戦を続けた男の生きざまを描いている部分が非常に強いことです。

信じることの大切さを感じさせる

会社からはリストラを命じられますが、主人公は応じません。
チームで取り組むからこそ叶えられる夢があるからです。

事業部長を中心に、チームの輪が膨らんでいきます。人と人が繋がることで、ひとつの物事を成し得ていく。信じることの大切さを改めて感じさせてくれます。

熱意こそすべて

天下のソニーに勝つためのモノを開発するために、とにかく熱意を持って取り組む主人公の姿は感動的です。

熱意だけでは何もならないことはあります。
でもすべての根本や始まりは誰かの熱意であって、それが何かを生み出す原動力になったり、誰かが助けてくれるきっかけになるのです。
確かな技術力や戦略はもちろん重要だけれど、主人公の熱意と、それに伴う行動力こそが、天下と言われた相手に勝つためには必要だったのです。

自分を顧みるきっかけに

この映画を観ると、ビジネスマンとしての自分を回顧してしまうはずです。
「ビジネスマンとして自分の仕事に誇りを持てるのだろうか」まずそこからなのかもしれません。

今の仕事や、職場での自分の立場について深く考えさせられる映画です。

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VOKKA 編集部

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