クールビズは王道の白シャツで。夏でも仕事のできるエリート流着こなし術

まだまだ暑さも続き、ファッションもだらけがちになるこの時期。でも"cool biz "のcoolには「カッコいい」という意味も込められています。一番カッコよく着こなしたいのは、どんなビジネスの場でも通じる永遠の定番、白シャツでしょう。クールビズでもエレガントに着こなすワザを紹介します。

henomochinヨウスケ@外資系経営コンサル
  • 36,523views
  • B!

アイキャッチ画像出典:www.ozie.co.jp

クールビズだからこそ凛々しい装いを心掛けたい

クールビズがノーネクタイ、ノージャケットを推奨するものであっても、ファッションをだらしなくしていいという訳ではありません。寧ろ周囲がファッションをラフにしがちなこの時期だからこそ、凛々しい装いをすることが伊達男というものでしょう。
とはいえ、暑くて汗をかきすぎたり仕事の能率を落としてしまっても困りもの。そこで今回は見た目にも涼しく、エレガントにクールビズを着こなすビジネススタイルを紹介します。

何はともあれ白シャツを

出典:www.shinfulife.com

クールビズ兎にも角にも白シャツを選びましょう。ブルーシャツは白シャツと並ぶ定番の色ではありますが、ジャケットを羽織らずシャツだけを着用する場合は、エレガントさという点で白シャツに軍配が上がります。クールビズをビジネススタイルのカジュアルダウンだと考えて、チェック柄のものを選ぶのもやめた方がいいでしょう。

また、半袖シャツもできるだけ控えた方がいいでしょう。本場のイギリスやイタリアで半袖を着ているビジネスマンはいない、というのが通説です。
ただ、日本の湿度の高い気候と緯度の高いヨーロッパ諸国の気候は違うため、サル真似するのもケースバイケースにするのが現実的なところかもしれません。大事なアポがない日には、半袖シャツを着る日があってもいいでしょう。
とは言っても、やはり見た目のスマートでは、長袖シャツの方が半袖シャツよりも優れているのも事実。出来る限り長袖シャツを着用し、アポの無い時間帯は袖をまくることでしのぐといいでしょう。

襟はボタンダウンかワイドスプレッド。ポケットは好みで。

ノーネクタイのときは、ボタンダウンを選ぶと襟の納まりを良くすることができます。
元を辿るとボタンダウンシャツは、乗馬で行われるポロ競技の際、襟がはためくのを防ぐためにボタンを取り付けたシャツが起源と言われています。どちらかと言うとスポーティーな印象にはなりますが、襟元のバランスは無難に取ることができます。
またワイドスプレッドと呼ばれる襟型をもつシャツもおすすめ。襟がしっかり立ち上がり、胸元が開きすぎないものであれば、ノーネクタイのときにも美しいシルエットを作ることができます。

シャツの胸ポケットについては、スマートさで言えば胸ポケットのないタイプがいいでしょう。一方で、ノージャケットの時にはシャツの胸ポケットがデザインのちょっとしたアクセントになり、間持ちする、というメリットもあります。ややカジュアルな気持ちの時にはこれもアリです。
しかしながら、これはシャツであっても、ジャケットであっても、はたまたパンツであっても同じことが言えますが、ポケットにものを入れるのは原則NGと心掛けましょう。シルエットが崩れてスマートさに欠ける見た目になってしまいます。ビジネスウエアで唯一何かを入れていいのは、チーフを入れる場合のスーツの胸ポケットだけと肝に銘じておきましょう。

出典:www.eddiebauer.jp

出典:www.ozie.co.jp

通気性、吸湿性、汗染みしにくさ、シルエットから自分に合うものを

素材については通気性、吸湿性、汗染みしにくさ、シルエットから自分に合うものを選ぶと良いでしょう。着心地の良さで言えば、エジプト綿を使ったものが最高です。一方でコットンとポリエステルの混合素材で、吸湿速乾性に優れていながら汗をかいたら涼しく感じるような機能を持ったものもあります。外出の頻度によって使い分けることを推奨します。

出典:www.endepa.com

マッキントッシュフィロソフィーの長袖ワイシャツ。
吸湿性、通気性、速乾性に優れている上、クールマックス素材により汗をかいても涼しさを実感できます。
ボタンダウンなのでノーネクタイでもバランスのいいシルエットに。
税込み14040円。

出典:www.ozie.co.jp

ozieのホリゾンタルカラー(ワイドスプレッドより更に広い)の長袖ワイシャツ。アンタイドで着用するとややオープンカラー気味に開く絶妙なラインが格好いいです。
クールマックス素材のため涼しさも抜群。
こちらは税込み5400円。

夏だからこそ、凛とした装いで

クールビズを「ファッションの簡略化」と考えると味気なく、まただらしなくなってしまいます。
周囲の人たちがファッションを疎かにしがちなこの時期だからこそ、品の良いものをきちんと着こなすことが差別化の要因になります。
凛とした装いで日本の夏に挑みましょう。

クールビズだからこそ、凛とした胸元を。大人の定番ブランド(1)ネクタイ編

クールビズだからこそ、凛とした胸元を。大人の定番ブランド(1)ネクタイ編

VOKKA編集部ファッション班VOKKA編集部ファッション班
クールビズ用、ポロシャツのおしゃれコーデ5パターン

クールビズ用、ポロシャツのおしゃれコーデ5パターン

VOKKA編集部ファッション班VOKKA編集部ファッション班
Amazonで詳細を見る

この記事のキーワード

この記事のライター

ヨウスケ@外資系経営コンサル

慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。

関連する記事

あわせて読みたい

henomochin
ヨウスケ@外資系経営コンサル

慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を...

feature

ranking

new

partners

星野リゾート(公式)

星野リゾート(公式)

星野リゾートの公式アカウントです。星野リゾートでは、自然や文化、食など、その地域の魅力に触れる様々な体験をご用意しております。すべてのお客様に「ここに来てよかった」と感じていただきたいという気持...

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS & STRADAEST(公式)

TATRAS&STRADA ESTはビジネスもホリデーも同じく楽しむ大人にファッションを通じて新しい喜びを発見して頂ける様に目指しているセレクトショップです。“Hi Quality”“S...

writers

eri11151

eri1115

旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

ハングリィ2

ハングリィ

広告代理店勤務。基本的に好奇心旺盛。筋トレや美容、ヘアスタイルなどメンズビューティーに凝っています。

VOKKA編集部グルメ班3

VOKKA編集部グルメ班

VOKKA編集部グルメ班です。本当に美味しい名店だけをご紹介できるよう日々リサーチいたします。

kumakumaillust4

kumakumaillust

イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。

05micco5

05micco

都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

斉藤情報事務6

斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

>>ライター紹介