自転車ライトの人気おすすめ15選
夜間や暗い場所で自転車に乗る際にマストなアイテムが自転車ライト。充電式や電池式などタイプも様々でデザイン性に優れたスタイリッシュなモデルもあり、明るい視界を確保することはもちろん周囲に存在を知らせることで事故防止につながります。今回は自転車ライトの選び方などについて解説してからおすすめするモデルをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:catalog.diatechproducts.com
明るい視界で快適なサイクルライフ
夜間やトンネルなどの暗い場所を自転車で走る際に必要となる自転車ライト。明るい視界を確保すると同時に周囲に自身の存在を知らせることで事故防止につながります。
自転車ライトには充電式や電池式などがあり、機能やスタイルも様々でセレクトに迷うところ。今回は自転車ライトの選び方などについて解説してからおすすめするモデルをご紹介しましょう。
自転車ライトとは
自転車は"夜間に道路を走行する場合と、50m先が明瞭に見通せないトンネル内などを走行する際にライト(前照灯・尾灯)を点灯しなければならない"と道路交通法において義務付けられており、違反すると無灯火走行として"5万円以下の罰金"の対象になります。後方に存在を知らせる尾灯は反射板:リフレクターでもOKですが、前方を照らす前照灯は点滅灯のみだとNGの場合もあるようです。
自転車ライトは運転者が明るい視界を確保して走行するために点灯することが前提です。そして自動車や歩行者など他の交通者に存在を知らせるという意味合いも強く、事故防止のためにも点灯する必要があります。
自転車ライトの選び方
明るさで選ぶ
ライトの明るさはルーメン・カンデラ・ルクスなど様々な単位があります。
自転車ライトとして一般的に使われるのは光の総量:光束を表すルーメン:lmですが、カンデラ:cdで表記される製品もあります。
ルーメンでの明るさは下記が目安になります。
◇市街地で街灯など灯りの多いエリアでは200~300ルーメン程度
◇街灯などが少ない郊外のエリアや路地裏などでは400~700ルーメン程度
◇照明のない山道や凹凸の多いトレイルなどでは700~1000ルーメン程度
明るすぎると周囲の人などが眩しいと感じたりバッテリー寿命が短くなったりするなどのデメリットもありますので、明るさを調整できるモデルもおすすめです。またカンデラで表記される製品のルーメン値が低いことがありますが、明るさの基準が違うため上記の目安とは異なります。そしてBAAやJISでも明るさの基準を定義していますので、適合するモデルなら安心です。
電源の種類で選ぶ
自転車ライトの電源は大きく分けて充電式・乾電池式・ダイナモ式の3種類があります。
【充電式】電池交換の必要がなくランニングコストも抑えられるのが充電式。USB充電であればモバイルバッテリーなどから充電することも可能です。
【電池式】充電する手間がなく出先のコンビニなどでも容易に入手できるのが電池式。充電式に比べるとコストは高くなり使い切った電池を廃棄する必要もあります。
【ダイナモ式】フロントスポークやホイールハブに発電機であるダイナモを取り付けるのがダイナモ式。ランニングコストは最もリーズナブルですがペダリングに負荷がかかり、基本的には停車時に点灯できません。
機能性やデザインで選ぶ
◇明るさを切り替えられるタイプならバッテリー消費を抑えることができ、必要な場所で必要な明るさにすることができます。
◇防水モデルなら雨の日や水飛沫がかかっても安心、オフロードを走る方は防塵性のあるモデルがよいでしょう。
◇デザイン性に優れたお洒落なモデルや、自転車のデザインに馴染むコンパクトなモデルもあります。
テールライトもあわせて選ぶ
尾灯:テールライトは反射板:リフレクターでもOKですが、点灯・点滅できるテールライトであればより存在をアピールすることができます。テールライトは単品でも多彩に揃っていますが、フロントライトとセットになったモデルもありますのでこちらもおすすめです。
おすすめする自転車ライト15モデル
多彩に揃った自転車ライトからタイプ別におすすめする15モデルをご紹介しましょう。
【充電式】
コストパフォーマンスに優れた充電式を8モデルご紹介します。
1. キャットアイ「ボルト400」
2200mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載した軽量・小型・ハイパワーな自転車ライトがキャットアイの「ボルト400」。LEDのユニットには放熱性に優れたアルミを採用し、オプティキューブテクノロジーの丸型配光によって上下どちらでも取り付け可能です。モードはハイ・ミドル・ロー・デイタイムハイパーコンスタント・点滅の5種類があり切り替えも簡単、付属するフレックスタイトブラケットで簡単・確実に固定できます。
【スペック】
サイズ:111.3×30.6×41.3mm
重量 :120g
明るさ:400lm
防水 :IPX4
価格 :8,500円(税別)
2. ジェントス「AX-1000R」
3,000mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵し1mの落下耐久性と防水&防塵性を備えるジェントスの「AX-1000R」。搭載するスマートセンサーシステムによってHighビーム/Lowビーム切り替えや調光をはじめ、停止時の消灯や再点灯なども自動で制御します。さらにコーナーで車体を傾けることによって曲がる方向を照らすサイドライトも点灯。同梱される簡易設置マウントで取り付けも簡単、スタイリッシュなエアロダイナミクスデザインです。
【スペック】
サイズ :109.0×36.4×62.7mm
重量 :169g
明るさ :1000lm、4800cd
防水防塵:IP66
価格 :15,000円(税別)
3. ジェントス「AX-013SR」
ジェントスの新製品で2,500mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵する「AX-013SR」。対向車や歩行者を幻惑しにくい上面カット配光仕様で、明るさを検知してHigh/Mid/Ecoモードを自動調光するオートディマーモードも搭載します。モードメモリー機能によって再点灯時には前回の点灯モードで点灯、取り付け用のラバーブラケットは360°可動式です。
【スペック】
サイズ:35.5×37.3×108.1mm
重量 :102g
明るさ:250lm、9850cd
防水 :IPX5
価格 :5,480円(税別)
4. ノグ「MID COBBER」
リチウムイオンバッテリーとマウント部にUSBプラグを備えたノグの「MID COBBER」。スタイリッシュなカーブ形状が目を惹くデザインで330°の視認性を実現、MAX~Eco Flashまで8種類の点灯・点滅モードを切り替えることができます。エアロポストにも対応する3種類のストラップを付属、ハンドルバーやフロントフォークなどにスッキリと馴染むデザインが特徴です。
【スペック】
重量 :40g
明るさ:320lm
防水 :○
価格 :7,980円(税別)
5. ノグ「BLINDER GRID FRONT」
ケーブル不要なUSB充電プラグを本体に備えるノグ「BLINDER GRID FRONT」。ミニマルかつユニークなデザインで従来モデルよりも明るさ・光量ともにアップ、8種類のライトモードを用意します。バッテリー残量を表示するインジケーターを備え、付属するシリコンストラップアタッチメントは様々なポストに対応。「BLINDER」シリーズには「GRID」以外にも「SKULL・SQUARE・X」のLED面仕様があります。
【スペック】
サイズ:40×40×?mm
重量 :34g
明るさ:200lm
防水 :○
カラー:ブラック
価格 :4,490円(税別)
6. レザイン「HECTO DRIVE 500XL」
バッテリー一体型でケーブルレス充電が可能なUSBプラグを備えるレザインの「HECTO DRIVE 500XL」。鮮やかなカラーリングが施されたアルミ製のボディは冷却フィンを備えることで安定した性能を発揮、点灯・点滅モードは8パターンから選ぶことができます。パワーボタンにはバッテリーインジケーターも装備、取り付けはストラップマウントで簡単です。
【スペック】
重量 :84g
明るさ:500lm
防水 :○
カラー:ネオメタリック
価格 :5,880円(税別)
7. レザイン「KTV DRIVE 200 FRONT」
本体にUSBプラグを備えケーブル不要で充電できるレザインの「KTV DRIVE 200 FRONT」。軽量かつコンパクトなボディは様々なバイクにフィットするデザインで、点灯・点滅は5パターンからセレクトできます。水に浸してもOKなIPX7防水なので雨の日も安心です。
【スペック】
重量 :47.5g
明るさ:200lm
防水 :IPX7
カラー:ブラック、ブルー、レッド、ホワイト
価格 :3,180円(税別)
8. オウルアイ「ハイラックス 18」
コンパクトなボディに590mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載するオウルアイの「ハイラックス 18」。高輝度LEDと裏面反射型レンズの組み合わせによって効率的に視界を照射、点灯2モードに加えて点滅もできます。バッテリー残量が30分以下になるとお知らせLEDが点灯、取り付けはストラップで簡単、多彩なカラーバリエーションを揃えました。
【スペック】
明るさ:150lm
カラー:ブラック、ホワイト、ライム、ローズピンク、ミントグリーン
価格 :3,200円(税別)
【電池式】
手軽に使える電池式を3モデルご紹介します。
9. キャットアイ「アーバン」
単3形アルカリ乾電池×2本で使用できるキャットアイの電池式エントリーモデルが「アーバン」。オプティキューブテクノロジーによって理想的な配光を実現しており、BAAとJIS規格に準拠する明るさを確保しています。点灯と点滅は2モードでメモリー機能も搭載、フレックスタイトブラケットが付属しますのでバイクへの取り付けも簡単確実です。
【スペック】
サイズ:89.0×36.0×26mm
重量 :78g
明るさ:800cd
価格 :2,400円(税別)
10. ブリヂストンサイクル「バッテリーライト1000」
単3型アルカリ乾電池×2本で使用できるブリヂストンサイクルの「バッテリーライト1000」。国産の高輝度LEDを採用し明るく幅広い配光を実現、ロー&ハイの2モードで点灯します。取り付けブラケットにはチューブ径にあわせた3種類のアタッチメントを同梱、カラーも6種類を用意しました。
【スペック】
サイズ:40×97×32mm
重量 :68g(電池除く)
明るさ:1000cd
カラー:ブラック、クローム、パープル、ホワイト、イエロー、ブルー
価格 :2,500円(税別)
11. パナソニック「LED スポーツかしこいランプ」
単3形乾電池×3本で使用できる自転車ライトがパナソニックの「LED スポーツかしこいランプ」。ワイドパワー白色LEDを採用しJIS規格に適合した明るさを実現、自動点灯/自動点滅/常時点灯の3モードを切り換えられます。内蔵センサーによって暗くなってから走り出すと自動点灯し停車後30秒間は残光する設定、ブラケットは工具不要で簡単に取り付けられる仕様です。
【スペック】
サイズ:40×110×42mm
重量 :135g
明るさ:1000cd
カラー:ブラック、ホワイト、シルバー
価格 :3,800円(税別)
【ダイナモ式】
ランニングコストに優れたダイナモ式を2モデルご紹介します。
12. ブリヂストンサイクル「LEDワイドダイナモランプS」
フロントフォークに取り付けるタイプで、ブリヂストンサイクルの新製品が「LEDワイドダイナモランプS」。日本製のLEDを使い新開発ワイド配光で明るさをアップ、歩く速度の時速3kmでも点灯します。ダイナモはペダリングが重くならない低トルク設計で、静粛性の高いゴムローラーを採用しました。
【スペック】
サイズ:126×114×42mm
重量 :230g
明るさ:2500cd
価格 :2,036円(税込み)
13. パナソニック「LED発電ランプ NSKL139-F」
高級感のあるパールホワイトでフロントフォークに取り付けるタイプのパナソニック「LED発電ランプ NSKL139-F」。ワイドパワー白色LEDに加えてリフレクターを装備することで視認性&被視認性ともに向上、静かなゴムローラーを採用し低負荷ダイナモがペダリングの重さを抑制します。
【スペック】
サイズ:60×129×118mm
重量 :255g
明るさ:2,200cd
カラー:パールホワイト
価格 :2,000円(税別)
【フロント&テールセット】
テールライトがセットになった2モデルをご紹介します。
14. キャットアイ「シンク コア+シンク キネティック セット」
フロントライト「シンク コア」とテールライト「シンク キネティック」のセットがキャットアイの「シンク コア+シンク キネティック セット」です。スマートフォンアプリCatEyeSYNCによってワイヤレスでライト同士を接続でき、同時ON/OFFが可能。どちらもリチウムイオンバッテリーを搭載するUSB充電式で、グッドデザイン賞を獲得しています。
「シンク コア」はオプティキューブテクノロジーの丸形配光と横からの視認性に優れたデザインを採用。点灯・点滅は5モードでモードメモリー機能も搭載、フレックスタイトブラケットで取り付けも簡単です。
「シンク キネティック」は加速度センサーを内蔵することで減速するとハイモードで自動点灯。集光レンズとワイド配光レンズで被視認性が向上しており、点灯・点滅は6モードでモードメモリー機能も搭載します。
【スペック】
シンク コア
サイズ:41.5×33.5×91.5mm
重量 :94g
明るさ:500lm
防水 :IPX4
シンク キネティック
サイズ:74.5×26×28mm
重量 :43g
防水 :IPX4
価格 :10,000円(税別)
※本製品の使用にはスマートフォンが必要です
15. サーファス「サーファスコンボ ESC-200」
フロントライト「USL-200」とテールライト「UTL-2」がセットになったサーファスの「サーファスコンボ ESC-200」。どちらもUSB充電仕様で「USL-200」は5種類の点灯・点滅モードを、「UTL-2」は3種類の点灯・点滅モードを備えます。
【スペック】
USL-200
重量 :142g
明るさ:200lm
防水 :IPX4
UTL-2
重量 :29g
明るさ:5lm
防水 :IPX4
価格 :4,350円(税別)
明るいライトでセーフティライド
充電式や電池式などタイプも様々で、スマートフォンと接続できる高機能な製品も揃う自転車ライト。明るいライトで視界を確保し被視認性もアップ、セーフティライドのマストアイテムです。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。