【奈良】露天風呂付き客室のある高級旅館おすすめ10選
法隆寺や東大寺をはじめとした多くの名刹・古刹が揃い、国内最多の世界遺産と国宝建造物を擁する奈良県。県内各地には気兼ねなく湯を愉しめる露天風呂付き客室を有した宿もあり、贅沢な一時と古都の美食が供されます。この記事では奈良県でおすすめする露天風呂付き客室のある高級宿をご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.naramikasa.com
奈良でおすすめする露天風呂付き客室のある高級宿
聖徳太子に縁のある法隆寺や奈良の大仏を本尊とする東大寺をはじめ、多くの寺社仏閣が鎮座する奈良県。国内では最多の国宝建造物と世界遺産を擁しており、京都とともに国内外の観光客に高い人気を誇る古都です。
県内には奈良公園の周辺をメインに豪華な客室を有する高級な旅館やホテルなども立地。カップルやファミリーで気兼ねなく湯を愉しめることから人気の露天風呂付き客室を備える宿もあります。
今回は奈良県で露天風呂付き客室を設えた高級宿を厳選、おすすめする客室とあわせてご紹介しましょう。
1.川上町「三笠」
山焼きが行われることで知られ奈良を代表する景勝地の一つである若草山。その山姿から三笠山とも呼ばれており、奈良市街地を一望する奈良奥山ドライブウェイ沿いに「三笠」が宿を構えています。
「三笠」では東大寺大仏殿を望む客室など揃えており、おすすめは「露天風呂付きメゾネット」。1階は10帖の和室+広縁+バルコニーで2階は吹き抜けの先にある開放的なベッドルーム、バルコニーに設えた信楽焼の露天風呂で緑豊かな景色と湯を堪能できます。
「三笠」では、明媚な庭を望む個室食事処「遊華亭」や部屋食で月替わりの会席料理が供されます。季節に移ろう旬菜や芳醇な旨味を持つ伊賀牛など、逸品の食材を駆使して見目も愉しませる品々を用意。料理にあう地酒や焼酎も取り揃えました。
【基本情報】
住所 :奈良市川上町728番地の10
電話 :0742-22-5471
客室 :露天風呂付きメゾネット
宿泊料金:27,500円~(1泊2食付き)
2.法華寺町「ホテルアラマンダ」
出典:allamanda.jp
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国道24号・奈良バイパス沿いでウワナベ古墳を目の前にする立地の「ホテルアラマンダ」。コナベ古墳やヒシアゲ古墳にも近く、”自然と溶け合う大人のリゾート”をコンセプトとするリゾート感のあるホテルです。
客室タイプは「ZEN・ASIA・ESCAPE」の3種類で、おすすめは1階にある「ZEN GALLERY」の「露天ジャグジー付客室」です。禅の精神とモダンなスタイルを調和させたデザインで、黒と藤の色合いがシックなコントラストを描く空間。リゾートテイストな露天ジャグジーで非日常の気分を愉しめます。
出典:allamanda.jp
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「ホテルアラマンダ」では「タイ風トムヤムクン鍋」や「アジアン創作料理」など、エキゾチックな料理のコースを用意。奈良の地鶏を味わえる「大和肉鶏コース」や各種のアラカルトなども揃えており、刺激的な味覚を愉しめる品々が供されます。
【基本情報】
住所 :奈良市法華寺町1857-3
電話 :0742-33-3366
客室 :ZEN GALLERY 露天ジャグジー付客室
宿泊料金:18,700円~(1泊2食付き)
3.北半田東町「和鹿彩別邸」
奈良の大仏を本尊とする東大寺からも近い北半田東町に宿を構える「和鹿彩別邸」。奈良町屋を思わせる宿として平成26年に開業、大仏殿の大屋根や若草山を望む展望大浴場を有しています。
客室は奈良町屋の趣を感じさせる12室で、おすすめは「303号室」。白と茶を基調にシックな色合いでまとめられた井草の香り漂う寛ぎの空間、随所に意匠が凝らされておりウッドデッキに設えた陶器の露天風呂で気兼ねなく湯を愉しめます。
「和鹿彩別邸」で供されるのは、料理長のこだわりを表した心に残る大和の懐石料理。季節の旬菜を活かし手間暇かけて仕立てられた一皿は珠玉の味覚、器も盛りも美しい口福の品々が並びます。
【基本情報】
住所 :奈良市北半田東町1
電話 :0742-23-5858
客室 :303号室
宿泊料金:26,400円~(1泊2食付き)
4.春日野町「古都の宿 むさし野」
江戸時代の茶屋から始まり、谷崎潤一郎や山岡鉄舟など名立たる文人墨客にも愛された「古都の宿 むさし野」。奈良公園の一角に宿を構えており、春日大社や東大寺に最も近い宿といわれています。
風雅な和の客室が揃う中から、おすすめするのは新館「鹿鳴山荘」にある「竹の間」。土佐和紙の壁紙や琉球畳などを配した風情ある設えで、やわらかな灯りに照らされた落ち着きある空間、庭を望むウッドデッキには信楽焼の露天風呂を用意しました。
「古都の宿 むさし野」ではゆったりと味わえる部屋食で、地元食材をふんだんに盛り込んだ旬の会席料理を用意。朝食には弁当も用意していますので、若草山の自然の中で味わうのもまた格別です。
【基本情報】
住所 :奈良市春日野町90
電話 :0742-22-2739
客室 :鹿鳴山荘 竹の間
宿泊料金:33,000円~(1泊2食付き)
5.登大路町「春日ホテル」
近鉄奈良駅から徒歩2分ほどという好立地の「春日ホテル」。多くの国宝伽藍や彫刻を擁する興福寺や東向商店街へのアクセスも良く、校倉造りの館が街並みに馴染む和のホテルです。
各種の露天風呂付き客室を揃える中から、おすすめするのは「露天風呂付和室」。ゆったりとした広縁や床の間も設える泰然とした和の造りで広縁にはマッサージチェアも用意、木立を望む露天風呂でゆっくりと癒されます。
「春日ホテル」では風情あるレストラン「春日」で食事を用意。晩餐は奈良の郷土料理を取り入れた月替わりの会席料理を、朝は名物の大和茶がゆを味わえる彩り豊かな膳が供されます。
【基本情報】
住所 :奈良市登大路町40
電話 :0742-22-4031
客室 :露天風呂付和室
宿泊料金:27,500円~(1泊2食付き)
6.高畑町「よしだや旅館」
興福寺の五重塔を映す水鏡の風情が南都八景の一つに数えられる猿沢池。この猿沢池の畔に建つのが明治元年創業の老舗「よしだや旅館」で、風情ある大浴場や興福寺を望む貸切風呂などを有した湯宿です。
「よしだや旅館」でおすすめするのは、猿沢池を望む造りの「半露天風呂付客室」です。風情ある和モダンの設えで、琉球畳を敷いたベッドスペースのベッドは普段の布団に近いといわれる寝心地のデュベスタイル。木の香漂う檜造りの半露天風呂を用意しており、猿沢池の明媚な景色を眺めながら湯を愉しめます。
「よしだや旅館」で供されるのは、”旬の華”を愉しむ四季折々の会席料理。伝統的な大和野菜をはじめ大和牛や大和肉鶏など奈良の食材を吟味して仕立てられるのは華のある一皿、季節を味わう口福の一時をどうぞ。
【基本情報】
住所 :奈良市高畑町246
電話 :0742-23-2225
客室 :半露天風呂付客室
宿泊料金:23,100円~(1泊2食付き)
7.高畑町「ふふ 奈良」
全国にある春日神社の総本社で神護景雲2年(768年)の創建と伝わる春日大社。周辺には飛火野園地や片岡梅林などの名所もあり、浅茅ヶ原の南側に令和2年6月「ふふ 奈良」がオープンします。
建築家の隈研吾によってデザインされた「ふふ 奈良」は庭屋一如を掲げた天然温泉の湯宿で、おすすめする客室は「スタイリッシュスイート」。シックな色合いと木目の美しさが調和したモダンな空間で随所に趣向が凝らされた設え、モダンでありながら日本的な美を意識させる寛ぎが供されます。
「ふふ 奈良」では、ゆっくりと体が温まる奈良の懐石料理と臨場感のあるカウンターで供される鉄板焼きを用意。大和野菜や和のハーブを使って仕立てられる懐石は優しく滋味に満ちた味わい、目の前の鉄板で焼き上げられる逸品も魅力的です。
【基本情報】
住所 :奈良市高畑町1184-1
電話 :0557-52-6606
客室 :スタイリッシュスイート
宿泊料金:38,500円~(1泊2食付き)
8.三郷町「柿本家」
世界最古の木造伽藍が現存し世界遺産に登録された法隆寺。この法隆寺から車で10分ほど走った信貴山の麓に、明治時代末期の創業と伝わる老舗「柿本家」が宿を構えています。
こちらでおすすめする客室は1室限定の「寝湯露天風呂付ジュニアスイート」です。ハリウッドツインのベッドスペースに琉球畳を敷いた和室を組み合わせた和モダンの造りで、随所の設えも精妙な意匠。のんびりと湯を愉しめる浅い寝湯露天風呂をデッキテラスに備えます。
「柿本家」で供されるのは、伝統的な和の会席料理に洋のエッセンスを調和させた創作会席料理。自家菜園で採れる野菜や大和野菜をはじめ吟味された和牛など素材を厳選、料理にあわせる奈良の地酒も取り揃えました。
【基本情報】
住所 :生駒郡三郷町信貴山東5-8
電話 :0745-72-8000
客室 :寝湯露天風呂付ジュニアスイート
宿泊料金:23,650円~(1泊2食付き)
9.吉野町「竹林院群芳園」
その数は3万本にも及ぶといわれ、多くの白山桜で絢爛に埋め尽くされる吉野山。かつて豊臣秀吉も花見に訪れたといわれる桜の名所で、中千本の地区に大和三庭園の一つ「群芳園」を擁する「竹林院」の宿「竹林院群芳園」があります。
絵画や屏風など様々な美術品を展示する館内で、おすすめする客室は「西館露天風呂付客室」。12.5帖の和室に控えの間を備えた落ち着きのある寛ぎ空間、山々の景色を望む露天風呂は2人でもゆったりと湯に浸かれる造りです。
出典:www.ikyu.com
「竹林院群芳園」で供されるのは、四季折々に移ろう吉野の恵みを表す旬の会席料理。吉野の名産である葛や吉野川で獲れる鮎をはじめ山里の旬菜を吟味して仕立てる丹精の味覚、秀吉が観桜の際に千利休が考案したといわれる「利休鍋」も用意します。
【基本情報】
住所 :吉野郡吉野町大字吉野山2142
電話 :0746-32-8081
客室 :西館露天風呂付客室
宿泊料金:32,560円~(1泊2食付き)
10.十津川村「湯乃谷 千慶」
出典:sec.489.jp
室町時代の後期には文献に登場し、佐久間信盛や豊臣秀保も訪れたと伝わる湯泉地温泉。十津川沿いに温泉宿が点在しており、こちらに1千坪の敷地を有する温泉宿「湯乃谷 千慶」が宿を構えています。
客室は全てが離れの9棟で2種類を用意しており、おすすめは「和プレミアム」です。吉野杉や桧を贅沢に使った客室は木の香漂う寛ぎの空間で、掘り炬燵を設けた12帖の和室に広縁と専用の小庭も設え。庭を望む露天風呂では、源泉掛け流しの湯を愉しめます。
出典:sec.489.jp
「湯乃谷 千慶」では、十津川の自然に育まれた食材や紀伊半島の恵みを活かした日本料理を用意します。山・川・海の幸から熟練の職人技で素材の持ち味を引き出した料理は、五感を刺激する味覚。見目にも映えるこだわりの器で供される珠玉の品々で口福が満たされます。そして夕餉の後は本格的なワインセラーを備えたバーで更ける夜の一時をどうぞ。
【基本情報】
住所 :吉野郡十津川村武蔵714-2
電話 :0746-62-0888
客室 :和プレミアム
宿泊料金:41,800円~(1泊2食付き)
プライベートな湯と寛ぎの時を大和の国で
老舗の温泉宿からスタイリッシュなリゾートホテルまで多彩な露天風呂付き客室を備える宿。プライベートな湯と寛ぎの一時を過ごし、古都の美食を味わう、奈良で上質な旅をしてみませんか。
※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 料金や利用時間などはプランや日程により変動する場合があります。
※ 宿泊料金は標準的なプランで1室2名利用時の1名分が目安です。
※ 掲載画像と実際のプラン等は一致しない場合があります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。