青森の高級ホテル・旅館人気おすすめ10選
世界遺産の白神山地や多くの景勝地が並ぶ奥入瀬渓谷など、山紫水明の名所が揃う青森県。大間の鮪や八戸の鯖などは全国的にも有名で観光・グルメともに魅力的、各地には贅沢なステイと美食を愉しめる高級宿も点在しています。この記事では青森県でおすすめする高級ホテルや高級旅館を厳選してご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:booking.hoshinoresort.com
青森でおすすめする高級ホテルと高級旅館
屋久島とともに国内で最初に世界遺産に登録された白神山地や、数多くの滝や景勝地が並ぶ奥入瀬渓流など山紫水明の名所が揃う青森県。ブランド食材として高い人気の大間の鮪や、八戸港で水揚げされる鯖などの海幸といった当地のグルメも魅力的です。
県内各地にはオーシャンビューのリゾートホテルや、峻険な山々を望む温泉宿なども立地。ラグジュアリーな客室での上質なステイや土地ならではの美食が供され、非日常の体験を享受することができます。
この記事では名所・グルメ・祭りなど様々な魅力がある青森県で高級ホテルや高級旅館を厳選、おすすめする客室と共にご紹介しましょう。
1. 鯵ヶ沢町「ホテルグランメール山海荘」
津軽半島の付け根で鰺ヶ沢湾を見下ろす高台に建つ「ホテルグランメール山海荘」。天然のタラソテラピー効果があるといわれる化石海水温泉を引く温泉ホテルで、絶景の日本海を望む露天風呂などを設えています。
海側や山側など多彩な客室が揃う中からおすすめするのは「特別洋室」。館の最上階にあるスイートルームで気品と重厚感を漂わせる調度を配した豪奢な空間、日本海を一望する眺めも格別です。
「ホテルグランメール山海荘」では、四季折々に旬を迎える鰺ヶ沢の地元食材を厳選しておもてなしの料理を取り揃え。幻の魚や川のトロとも呼ばれる高級魚のイトウや、鰺ヶ沢で水揚げされる平目やヤリイカなど土地ならではの味覚、季節替りの口福の品々が供されます。
【基本情報】
住所 :西津軽郡鯵ヶ沢町大字舞戸町字鳴戸1
電話 :0173-72-8111
客室 :特別洋室
宿泊料金:30,800円~(1泊2食付き)
2.弘前市「アートホテル弘前シティ」
出典:www.ikyu.com
JR弘前駅から徒歩で約1分という好立地の「アートホテル弘前シティ」。弘前城をはじめとした観光スポットへのアクセスも良く、館内にショッピングプラザやティーラウンジも併設するシティホテルです。
多彩な客室の中からおすすめするのは、窓外に弘前の街並みを望む上層階の「ジュニアスイート」で、季節の花々を模った意匠や日本的な文様を随所に施したモダンな空間。小上がりに設けられたベッドは定評あるシモンズ製で上質な眠りを供します。
「アートホテル弘前シティ」でディナーにおすすめするのは、臨場感あふれる鉄板焼きの「シェフズテーブル」です。県産の和牛や新鮮な魚介をはじめ地元野菜を大胆かつ繊細に焼き上げており、ソムリエがアレンジしたワインとのぺアリングも愉しみ。ディナーの後はバー「N40」でカクテルなどいかがでしょう。
【基本情報】
住所 :弘前市大町1-1-2
電話 :0172-37-0700
客室 :ジュニアスイート
宿泊料金:22,975円~(1泊2食付き)
3.大鰐町「界 津軽」
東北自動車道の大鰐弘前ICから車で15分ほどの閑静なアリアに建つ「界 津軽」。星野リゾートが展開する”王道なのに新しい”がコンセプトの温泉ホテルで、樹齢2000年を越える古代檜の湯殿でりんご風呂に入れます。
客室は全41室が伝統工芸の津軽こぎん刺しをあしらった「津軽こぎんの間」で、おすすめは1室限定の「離れ悠庵」です。周囲を木立に囲まれたプライベート感が際立つ和室で、100㎡のひろさを誇る贅沢な空間。障子や調度など随所に津軽こぎん刺しがあしらわれており、専用露天風呂と檜の内風呂で気兼ねなく湯を愉しめます。
「界 津軽」では伝統と革新が調和した料理法で、目と舌の記憶に残る青森の味覚を用意。秋から冬は大間の鮪を、春には身の甘さが特徴のとげくり蟹が、そして夏には海の王様と呼ばれる鮑など、極上の素材を駆使して季節の会席が供されます。
【基本情報】
住所 :南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
電話 :0570-073-011
客室 :離れ悠庵
宿泊料金:28,121円~(1泊2食付き)
4.青森市「南部屋・海扇閣」
出典:www.ikyu.com
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平安時代の開湯で”麻を蒸していた”ことに由来すると伝わる浅虫温泉。東北の熱海と呼ばれるほど賑わいを見せる温泉で、浅虫温泉駅の直ぐ近くに「南部屋・海扇閣」が宿を構えています。
こちらでおすすめする客室は館の最上階で1室限定の「特別室」です。6帖+8帖+5帖の和室にベッドルームとリビングを組み合わせた豪勢な造りで、津軽の旧家から移築された欄間が重厚な風情を感じさせる空間。床の間の前に上段の間を設え、雅な趣を醸し出します。
「南部屋・海扇閣」では地の食材を駆使して季節替りの会席料理を用意。期間限定で蟹プランや鮪プランなどもあり、別注の「あわび焼き」は旨味の詰まった宿一押しの逸品、青森の旬を感じる品々が並びます。
【基本情報】
住所 :青森市大字浅虫蛍谷31
電話 :017-752-4411
客室 :特別室
宿泊料金:27,500円~(1泊2食付き)
5.青森市「ホテル城ヶ倉」
八甲田ロープウェーから車で6分ほど走ったブナの原生林に囲まれる「ホテル城ヶ倉」。八甲田のエリアで唯一通年入浴できる温泉露天風呂を有した北欧風のマウンテンリゾートホテルです。
欧州の山荘を想起させる客室の中からおすすめするのは「グランドコンフォートスイート」です。梁と壁のコントラストが映えるナチュラルモダンな設えで、ベッドは珠玉の眠りを供するシモンズ製。客室の風呂は青森ヒバ展望温泉風呂で、八甲田の大自然を眺め清流のせせらぎを聞きながら湯に浸かれます。
「ホテル城ヶ倉」では料理長が自ら市場に赴いて目利きをし、近海物の新鮮な海幸を仕入れ。魚介・地元野菜・牛肉など厳選された素材は丁寧に料理され季節を彩る一皿に、暖炉を設えたダイニングで口福の一時を過ごせるでしょう。
【基本情報】
住所 :青森市荒川八甲田山中
電話 :017-738-0658
客室 :グランドコンフォートスイート
宿泊料金:27,500円~(1泊2食付き)
6.青森市「八甲田ホテル」
国内有数の豪雪地帯として知られる酸ヶ湯から、東北大学植物園八甲田山分園を隔てた南側に建つ「八甲田ホテル」。湯量豊富な自家源泉を擁しており、青森ヒバの香り漂う大浴場で掛け流しの湯を愉しめます。
こちらでおすすめする客室は「特別室/洋室」で、ゆったりとしたリビング+ベッドルームはナチュラルなテイストの設え。窓からはブナの原生林と八甲田連峰の横峰を望むことができます。
出典:www.ikyu.com
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「八甲田ホテル」のディナーはフレンチフルコースと和食会席で、おすすめはスペシャルなフレンチフルコースです。キメ細かいサシと上質な旨味の青森県産和牛や陸奥湾で水揚げされる肉厚の帆立をはじめ、吟味された素材が珠玉の一皿に。食後はバーラウンジ「PLATTO」でハイランドの希少なシングルモルトをいかがでしょう。
【基本情報】
住所 :青森市大字荒川字南荒川山1-1
電話 :017-728-2000
客室 :特別室/洋室
宿泊料金:45,100円~(1泊2食付き)
7.十和田市「蔦温泉旅館」
平安時代の開湯と伝わり明治期には文人の大町桂月に愛された「蔦温泉」。「蔦温泉」の一軒宿である「蔦温泉旅館」は空気に触れることなく湧き出した源泉に浸かれる湯宿、大正7年に建築された本館が現在でも受け継がれています。
「蔦温泉旅館」でおすすめする客室は西館特別室の「ななかまど」。館で初めて造られたという洋室は時代を感じさせる重厚感とエレガンスが調和した格調高い空間、レトロな意匠の調度や設えが上質な寛ぎの時間を供します。
「蔦温泉旅館」で供されるのは、春夏秋冬の移ろいをその一皿に表した旬の会席料理。食材を活かし切る調理法で素材の旨味を引き出した素朴な品々は、五感を刺激する青森の味覚です。
【基本情報】
住所 :十和田市奥瀬字蔦野湯1
電話 :0176-74-2311
客室 :西館特別室 ななかまど
宿泊料金:27,500円~(1泊2食付き)
8.十和田市「奥入瀬渓流ホテル」
青森を代表する景勝地の一つ奥入瀬渓流のエリアに立地する「奥入瀬渓流ホテル」。星野リゾートが展開するハイクラスなリゾートホテルの一つで、奥入瀬渓流の魅力を五感で愉しめます。
ラグジュアリーな客室が揃う中でおすすめは、その名の通り渓流に面した造りの「渓流和室」。和の設えを基調として部屋の機能部分を「渓流アルコーブ」に集約したナチュラルモダンなデザインで、「渓流ごろんとチェア」で自然を感じる寛ぎ時間を過ごせます。
「奥入瀬渓流ホテル」では「青森りんごキッチン」でビュッフェを、「ソノール」でフレンチを用意。おすすめは「ソノール」で、まずは渓流を間近に望むスペースの「渓流アペロ」でアペリティフを、そして青森が誇る旬菜を駆使したグランドキュイジーヌを、マリアージュさせるワインは極上のグランヴァンをどうぞ。
【基本情報】
住所 :十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話 :0570-073-022
客室 :渓流和室
宿泊料金:28,046円~(1泊2食付き)
9.三沢市「青森屋」
古牧温泉渋沢公園に隣接する星野リゾートの宿「青森屋」。”青森のテーマパーク”を掲げて南部裂織りや津軽塗りなどの体験プログラムをはじめ様々なアクティビティを用意しており、青森を満喫できる宿です。
「青森屋」でおすすめする客室は、ねぶた尽くしの「青森ねぶたの間」。玄関ではねぶた絵が出迎えリビングには勇壮な立体ねぶたを設え、さらにベッドルームの襖も天井もねぶた絵で埋め尽くされた迫力ある空間です。
「青森屋」では「みちのく祭りや・のれそれ食堂・南部曲屋」など多彩な食事処があり、おすすめは「南部曲屋」で供される「七子八珍会席」。青森に伝わる海幸「七子八珍」を取り入れた料理の数々は日本酒との相性も良い風雅な味わい、食後は「ヨッテマレ酒場」で祭りの余韻に浸るような一杯をいかがでしょう。
【基本情報】
住所 :三沢市字古間木山56
電話 :0570-073-022
客室 :青森ねぶたの間
宿泊料金:29,319円~(1泊2食付き)
10.八戸市「グランドサンピア八戸」
八戸自動車道の八戸ICから直ぐという好立地の「グランドサンピア八戸」。露天風呂や檜風呂をはじめ湯巡りができる湯殿を備えた天然温泉のホテルで、数々のアワードを受賞しています。
こちらでおすすめする客室は、館の最上階にあるロイヤルフロアの「ロイヤルルーム」。八戸の街並みを一望するロケーションで調度や設えにエレガンスを感じさせる仕立て、ゆったりとしたキングサイズのベッドを備えます。
「グランドサンピア八戸」では、地産地消をコンセプトに厳選素材の会席料理やフレンチのコースなどを用意。大間産の本鮪や三陸産の鮑をはじめ八戸産のトラフグや県産の和牛など、高級食材を取り入れたコースはどれも口福で満たされる味わい、優雅な食の一時を堪能できます。
【基本情報】
住所 :八戸市東白山台1-1-1
電話 :0178-23-5151
客室 :ロイヤルルーム
宿泊料金:46,200円~(1泊2食付き)
風雅な客室に滞在し、珠玉の美食を
オーシャンビューのリゾートホテルから、山奥にある秘湯の一軒宿まで多彩な青森の高級宿。ラグジュアリーな空間でのステイと、極上の食材で供される美食、上質な寛ぎの旅を青森でいかがでしょう。
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※ 宿泊料金は割引等がない標準的なプランで1室2名利用時の1名分が目安です。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。