帽子の種類と名前徹底解説【メンズ】
メンズ帽子の種類と名前を詳しく解説します。帽子をファッションに取り入れたいけど、どの種類の帽子を選べばいいのかわからないという方やどんな種類の帽子が自分に似合うのかわからないという方向けにカテゴリーにわけてわかりやすく解説していくので、これからコーデに帽子を取り入れたいという方はぜひ、参考にしてみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.memphis.jp
自分に似合う帽子を見つけておしゃれを楽しみましょう
きちんとサイズの合った服を着て、おしゃれなコーデを組んだはいいが、どこかコーデに物足りなさを感じる時に活躍するアイテムは帽子です。コーデの雰囲気に合った帽子を選べばコーデに統一感をだしつつアクセントを加えることができますし、他にもかっちりとしたコーデにあえてカジュアルな帽子を合わせてコーデを外したりと様々な使い方ができます。きちっとセットしたヘアスタイルも良いですが、時には帽子をコーデに取り入れておしゃれなコーデを作ることで、日々のコーデに変化をつけることができるのでおすすめです。
帽子の種類と名前
帽子の種類と名前をキャップ、ハット、ビーニー(ニット帽)、ハンチング、ベレー帽の5つのカテゴリーにわけてそれぞれのアイテムを解説していきます。帽子選びに悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてください。
キャップ
帽子の中でももっとも人気でカジュアルシーンで活躍するキャップ。今回はベースボールキャップ、ローキャップ、ワークキャップの3つのカテゴリーにわけてそれぞれ解説していきます。
ベースボールキャップ
キャップの中でももっとも人気のベースボールキャップ。丸いトップにまっすぐのつばがついた形が特徴で、カジュアルシーンにおすすめのアイテムです。元々は太陽光から野球選手の目を保護するために作られた機能的な帽子で、今ではおしゃれアイテムとして定着しています。野球チームのロゴが入ったアイテムや無地のアイテムまで幅広いアイテムがあるので、初めてキャップを購入する方におすすめのアイテムです。
ローキャップ
ローキャップとはベースボールキャップと比べてトップの位置が低く、基本的には丸く曲がったつばがつけられたアイテムのことで、ストリートシーンで人気のアイテムです。ベースボールキャップを被る時は前髪をキャップの中に入れて被る方が多いと思いますが、ローキャップはトップが浅いぶん、前髪を出して着用すればバランスよく被ることができます。ストリートコーデが好きな方におすすめのアイテムです。
ワークキャップ
道作業員のかぶり物として生まれ、労働者の間で人気を集めていたワークキャップ。前方のみにつばが付き、頂点がフラットな形になっています。もともと労働者用のアイテムであったため、素材は耐久性に優れるデニム素材やコットンツイルなどを使用しており、かっちりとしたジャケパンコーデをワークキャップであえて外すなど、きれいめコーデの外しとして使用することをおすすめします。
ハット
フォーマルなコーデからきれいめコーデまで幅広いコーデに合わせやすいハット。帽子の中ではとっつきにくい印象があるアイテムですが、種類によって誰でも簡単にコーデに取り入れることができるアイテムもあるので、ハットに挑戦したい方はぜひ、参考にしてみてください。
ソフトハット(中折れ帽)
出典:wowma.jp
日本では中折れ帽の愛称で親しまれているソフトハット。ハットの中ではもっとも人気が高く、フェルト製なので柔らかく、フォーマルなスタイルにおすすめのアイテムです。形はクラウンにクリースがあり、その先には「つまみ」と呼ばれる尖部がついており、初めてソフトハットをかぶる方はつばの短いアイテムがおすすめです。シンプルなアイテムからチャームやリボンのついたアイテムまで幅広い種類があるためぜひ、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。
チロリアンハット
オーストリアのチロル地方で被られていた帽子が起源となっているチロリアンハット。つばが狭く、前方はやや前下がり、飾り用の紐や羽飾りが付いたやや特徴的なデザインのアイテムです。通常のハットと比べてつばが短いぶん、ややカジュアルなデザインであるためきれいめコーデではなくカジュアルなコーデにおすすめのアイテムです。カジュアルシーンで使用するハットを探している方におすすめのアイテムです。
バケットハット
出典:wear.jp
カジュアルなキャップの代名詞であるバケットハット。バケツを逆さにしたような形であり、主にコットンなどの柔らかい生地でできていることが特徴です。スポーティーなコーデやストリートコーデにおすすめのアイテムで、シンプルな無地のアイテムだけでなく総柄のアイテムなどをコーデに取り入れコーデに上手くアクセントを加えましょう。スポーティーなコーデが好きな方におすすめのアイテムです。
ストローハット
ストローハットとはストロー(麦わら)素材で作られたハットのことでいわゆる麦わら帽子です。つばの長いストローハットはコーデに取り入れにくく、どうしてもコーデが野暮ったく見えてしまうので、おしゃれなストローハットを選ぶ際はつばの短いアイテムがおすすめです。爽やかなデザインのアイテムなので、海や山などに行った際や夏にぴったりで、リゾートスタイルが好きな方におすすめのアイテムです。
ビーニー【ニット帽】
秋冬におすすめのビーニー(ニット帽)。癖の無いシンプルなデザインなのでどんなコーデにも取り入れやすく、ウール素材のアイテムを選べば真冬でも暖かく過ごすことができるアイテムなので、秋冬の帽子選びに悩んでいる方におすすめのアイテムです。
ビーニー
ニット帽と聞くと多くの方が連想する形がこのビーニーです。ビー二ーは装飾の無いシンプルなデザインのアイテムから耳当てがついたデザインのアイテムまで様々な種類があり、コーデの雰囲気に合わせてアイテムを選びましょう。素材はウール素材が主流ですが、夏場はウール素材では蒸れてしまうため通気性の良いコットン素材や化学繊維混合素材のアイテムがおすすめです
イスラムワッチ
イスラムワッチとはビーニーと比べてやや浅めのつくりとなっており、頭の形に沿ってピッタリとフィットするタイトなシルエットが特徴のアイテムです。カジュアルな印象のビーニーと比べてデザインがシンプルなぶん、きれいめに着こなすことが出来ます。ざっくりとした編地で作られることが多く、通気性が良いため、季節を問わず着用することが出来る万能アイテムです。
ハンチング
19世紀半ばからイギリスで用いられるようになった狩猟用の帽子にルーツを持つハンチング。もともと貴族中心に人気のあったアイテムですが、実用性が高く安価に生産できるハンチングは庶民にも広まり、後に庶民の帽子として根付くようになりました。他の帽子と比べて渋さを演出できるアイテムであり、大人っぽいコーデが好きな方におすすめのアイテムです。
プロムナード
出典:wowma.jp
プロムナードとはハンチングの中でもつばとクラウン部分が一体となっていて、どちらかというとベレー帽のような形状をしたアイテムをさします。素材はニットやフェルトを使用したものが多く、柔らかな被り心地で、カジュアルなイメージの強いハンチングの中でもかなり上品なデザインのアイテムです。きれいめにハンチングを着こなしたい方におすすめのアイテムなのでぜひ、チェックしてみてください。
モナコハンチング
モナコハンチングと細身の一番定番なデザインのハンチングのことであり、アメリカではアイビーハンチングと呼ばれています。天井の形が楕円形で幅が狭く、一枚天井で作られており、ハンチングの中でももっとも人気の高い種類です。顔の形を気にせず着用できるアイテムであり、クラシック回帰がトレンドの昨今にぴったりのアイテムなので、初めてハンチングを購入する方におすすめのアイテムです。
ニュースボーイキャップ
アメリカなどでは、新聞売りがかぶっていたことからその名がつけられたニュースボーイキャップ。モナコハンチングはトップの生地は一枚仕立てですが、ニュースボーイキャップはトップの部分の生地が2枚以上に分かれており、ボリュームがあります。ニュースボーイキャップが別名、キャスケットとも呼ばれており、男女ともに人気のアイテムなので、プレゼントとしてもおすすめのアイテムです。
ベレー帽
歴史に名を残してきた芸術家やアーティストたちに愛用されてきたベレー帽。らかく、丸くて平らな形をしており、つばや縁のないデザインが特徴で、アーティスティックな雰囲気のコーデが好きな方におすすめのアイテムです。昨今はトレンドアイテムとしても人気を集めています。
バスクベレー
フランスとスペインの国境にあるバスク地方で生まれた、バスクベレー。ベレー帽と言えばこちらの形を想像する方も多く、芸術家やアーティストが好んで着用していたためアーティスティックな雰囲気を持っていますが、もともとは日よけや風よけの目的で用いられていました。バスクベレーはどんな方でも似合うアイテムであり、合わせるアイテムを選ばないので初めてのベレー帽におすすめのアイテムです。
ミリタリーベレー
バスクベレーと並び高い人気を集めるミリタリーベレー。名前の通り、第二次世界大戦以降は各国の軍隊においてこのミリタリーベレーが取り入れられており、現在でも多くの軍隊で着用されているアイテムです。バスクベレーとの最大の違いはバスクベレーにはない縁取りがされていることであり、前かぶりで被っても、後ろ被りで被ってもおしゃれにきまるアイテムなので、ミリタリーアイテムが好きな方におすすめのアイテムです。
帽子をかぶっておしゃれをもっと楽しもう!
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。帽子の種類と名前の解説はいかがだったでしょうか。普段何気なく着用している帽子にもそれぞれ名前があり、それぞれ独自の特徴を持っています。今回紹介した帽子の中に気に入った種類があればぜひ、お店に足を運びお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・