石川県のご当地グルメ・B級グルメおすすめ人気店20選
北陸新幹線開業以来ぐっと観光客数が増加している石川県。新幹線開業以降300万人も観光客数が増加し、その人気ぶりは国内だけでなく、海外からの観光客も増え続けています。今回はそんな人気の石川県のグルメを厳選して紹介します。石川出身の筆者の強みを生かし、地元の人しか知らない穴場の名店も含んでいるので是非、参考にしてください。
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アイキャッチ画像出典:www.pref.ishikawa.jp
意外と知らない石川料理の特徴
石川県は日本海に面しておりいつでも新鮮な海の幸を食べることのできる県です。霊峰白山をはじめとした山々でとることのできる山の幸、広大な加賀平野で育てられた加賀野菜、海の幸ばかりに目が行きがちですが、石川料理は海の幸、山の幸、加賀野菜の3つを混ぜ合わせて構成されています。地理的に関東と関西の中間に位置しているので、室町時代から安土桃山時代には京風料理が石川で流行し、江戸時代には江戸風料理が流行していました。その結果今では両者の良さそれぞれが入り混じった石川独特の料理文化が形成されています。和食料理文化が深く根付く石川県ですが、近年は西洋料理文化も発達し、ハントンライス、金沢カレーなどのオリジナル料理も続々と考案され、県民に愛されています。
金沢寿司
石川といえばお寿司といわれるほど人気の金沢寿司。おいしさの理由はずばり水にあります。霊峰白山の雪解け水をはじめとし、これまでに日本の名水百選に7ヵ所選定されています。シャリに使われる米は広大な土地に雪解け水が引かれ、栄養素を多く含んだ田んぼの中で育てられているので、美味しいコシヒカリが育ちます。金沢寿司の中でおすすめのネタは「のどぐろ」です。のどぐろは呼び名で、本当の名前はアカムツといいます。アカムツは口の奥が黒いので、のどぐろと呼ばれるようになりました。のどぐろは白身魚でありながら脂ののりは大トロに負けないほどで、別名白身のトロとも呼ばれるほどです。石川で寿司を食べるなら必ず食べてほしい魚です。
乙女寿司【金沢】
21世紀美術館すぐそばにある乙女寿司。金沢駅東口22番線バス停から大桑タウン行きに乗っていただき、香林坊前で降り、バス停から徒歩2分ほどでたどり着くことが出来ます。乙女寿司は平日の昼は予約をしなくて入店出来るので、金沢城や21世紀美術館を観光した後に気兼ねなく訪れることができます。値段も高級店といえどリーズナブルな価格で、ランチは約1万円前後で食べることが出来ます。人気メニューの、のどぐろの握りは、軽くあぶりを入れることで旨味が凝縮され、くちどけもより柔らかくなっています。ネタ一つ一つの捌き方が美しく、洗練された職人技を見ることが出来ます。金沢の高級寿司店の中には一見さん御断りの店が多いですが、こちらの乙女寿司は特にそのような制度はありません。しかしディナーは早めの予約が必須です。金沢に来た際は是非、行ってみてください。
住所 石川県金沢市木倉町4-10
TEL 076-231-7447
営業時間 ランチ 12:00~14:00 ディナー 17:00~22:00
定休日 日曜日 祝日 水曜の夜
金沢まいもん寿司本店【駅西新町】
最近人気テレビ番組でも紹介され、徐々に全国に知名度が広まっている金沢まいもん寿司。回転寿司でありながら、都内の高級寿司転に負けない味のお寿司を食べることができます。おいしさのひけつは使われている食材のほとんどが石川県産であり、さらに天然のいけすと呼ばれる七尾湾から毎日鮮魚が直送されているので新鮮な魚をいつでも仕入れることが出来る点です。ネタの仕入れは1日に3~4回行われるので、何時に行っても新鮮な寿司を食べることが出来ます。おすすめのネタは北陸近郊の海でとれるガスエビです。ガスエビは鮮度の落ちがとても速いため、北陸近郊でしか食べることのできない珍しいエビです。味は甘えびより甘くぷっりとした歯ごたえを味わうことが出来ます。石川の回転寿司では周っている寿司はある意味飾りで、普通直接板前さんにネタを注文し、その場で握られた寿司を食べます。最近はタッチパネルや専用の紙に食べたいネタを書いて注文する店が増えています。まいもん寿司は紙に書いて注文する方式です。アクセスは駅などからは遠いため、レンタカーを借り車で行くことをおすすめします。店には100台以上止めることが出来る無料の駐車場があるため、駐車場の心配はいりません。
住所 石川県金沢市駅西新町3-20-7
TEL 076-234-1144
営業時間 11:00~21:30
定休日 不定休
金沢カレー
出典:icotto.jp
石川発のB級グルメ金沢カレー。ステンレス製の皿に盛られたドロッとした濃厚ソースのカレーと千切りキャベツが乗せられた珍しいカレーです。具はほとんど入っておらず、ルーそのもの味わうカレーで、お好みでとんかつやエビフライなどをトッピングすることが出来ます。普通のカレーライスはスプーンで食べることが一般的ですが、金沢カレーでは、キャベツやとんかつが食べやすいようにフォークで食べることが一般的です。最近流行りだしたイメージが強い金沢カレーですが、実は石川県内では50年前から食べられており、伝統のある料理です。最近では都内にもゴーゴーカレーが展開されてきて、馴染み深い方も多いのではないでしょうか。
カレーの市民アルバ小松駅店【小松】
出典:asap.blog.jp
JR小松駅構内に店があるカレーの市民アルバ。アルバのカレーは金沢カレーの中では比較的さらさらとしており、初めての人でも違和感なく食べることが出来ます。人気メニューはアルバの看板メニューでもある、満塁ホームランカレーで、大盛りカレーの上にとんかつ、ハンバーグ、ウインナー、コロッケがトッピングされたボリューミーな一品です。カレー以外にもミートスパゲッティやカレースパゲッティがありますが、初めて来た際は是非、カレーを食べてみてください。値段もカツカレー一杯650円と安めです。胃袋に自信がある方は満塁ホームランカレーを食べてみてはいかがでしょうか。
住所 JR小松駅構内
TEL 0761-22-6027
営業時間 11:00~21:00
定休日 火曜日
ゴーゴーカレー 金沢百番街あんと店【金沢】
金沢カレーブームの火付け役ゴーゴーカレー。カレーだけでなく、使用する米やキャベツ、とんかつにまでこだわっています。ゴーゴーカレーの店名は石川県出身のメジャーリーガ松井秀喜さんの背番号が55だったことに由来してつけられたと言われています。人気メニューは一日五食限定のメジャーカレーワールドチャンピオンクラスです。
超大盛のカレーライスの上にロースカツ、チキンカツ、エビフライ二本、ウインナー二本、ゆで玉子一個がトッピングされたメジャー級の一品。よほど胃袋に自信がなければ注文することをためらってしまいます。普通のサイズのカレーもありますので、元祖金沢カレーの味を食べたくなった方は是非、石川県に訪れて食べてみてください。こちらのお店は金沢駅構内のショッピングモールあんと内にあるので、改札通ってすぐに店に入ることが出来ます。
住所 金沢百番街あんと内
TEL 076-256-1555
営業時間 10:00~22:00
定休日 不定休
ハントンライス
一見オムライスと見間違えそうになる金沢グルメのハントンライス。作り方は簡単で、普通のオムライスの上に白身魚のフライをのせ、ケチャップとタルタルソースをかけるだけです。ハントンライスは実は西欧諸国発祥の料理ではなく、金沢発の料理なんです。諸説ありますが、1960年代に洋食屋のシェフが自分の店を開く際、目玉になる料理が欲しく考え出した料理です。最近では某人気県民ショーに金沢グルメとして紹介され、人気が高まっています。石川県では学校の給食にハントンライスが出されることもあり、金沢に住む方だけでなく、石川県民全員に愛される料理です。
グリルオーツカ【片町】
香林坊109の裏に店を構える老舗洋食やグリルオーツカ。アクセスは金沢駅東口のバス乗り場から22番線大桑タウン行きに乗り、香林坊前で降り、徒歩1分でつきます。県民の間ではグリルオーツカ=ハントンライスという認識ができており、最近では地元の人のみならず、観光客もたくさん訪れる人気のお店です。名物料理であるハントンライスはとにかく量が多く+120円で大盛にできますが、普通の人ならば大盛にしなくてもおなか一杯になってしまう量です。ケチャップもタルタルソースもどちらもたっぷりとかけられているため、量が多くても飽きずに食べることが出来ます。ハントンライス一杯750円とリーズナブルなお値段ですので是非、行ってみてください。
住所 石川県金沢市片町2-9-15
TEL 076-221-2646
営業時間 平日11:00~16:00 17:00~19:50 休日11:00~19:50
定休日 水曜日
キッチンユキ【白山】
出典:hrc.jpn.org
国道八号線金沢バイパス沿いに店を構えるキッチンユキ。創業40年を超える老舗洋食屋さんです。駅からは遠く、バスも近くを走ってないため、車でしか行くことが出来ません。店内は広くカウンター席からテーブル席、ソファー席まであるので、家族、友達、恋人誰といっても楽しむことが出来ます。キッチンユキのハントンライスは白身魚のフライをのせたものとエビフライをのせたものの二種類あります。おすすめはエビフライをのせたハントンライスで、ぷりぷりに身が締まった大きなエビフライとオムライスがよくマッチしています。ハントンライス以外にもブラック金沢カレーやその他の洋食を食べることが出来るので是非、行ってみてはいかがでしょうか。
住所 石川県白山市幸明町331-1
TEL 076-275-5946
営業時間 11:00~22:30
定休日 木曜日
能登牛
石川県内で生産された黒毛和牛の中でも、牛の専門家集団である能登牛銘柄化推進協議会が認めた牛のみに与えられる「能登牛」、国内で最も有名な松坂牛と比べると霜降りが若干少ないですが、その分牛肉本来のうまみが凝縮されています。年間出頭数が600匹前後と少なく、ほとんど県内でしか流通していない状態で、美味しい能登牛が食べたい方は石川県にくるしかありません。県内にしか流通してないにも関わらず、牛肉の品評会である和牛オリンピックで「脂肪の質賞」を受賞するなど、世間的な注目が高まっている銘柄牛です。
てらおか風舎【金沢】
能登牛専門レストランてらおか風舎。石川県が誇る名産品能登牛をしゃぶしゃぶ、ステーキ、焼肉と三種の食べ方で食べることが出来ます。おすすめの食べ方はステーキです。サーロインステーキ200gで一万円です。牛肉はとても柔らかく、かけたソースをはじいてしまうほど脂がのっています。アラカルトメニューだけではなく、季節限定のコースメニューもありますので、ステーキだけでなく能登牛を色んな食べ方で食べたい方には是非、コースでの注文がおすすめです。ランチでは能登牛を使ったハンバーグセットやカレーが人気で、値段も3000円前後と、ディナーほど高くありません。北陸鉄道石川線野々市工大前駅からタクシーで五分ほどでつくことが出来ます。また徒歩でも駅から金沢有松病院の方へ15分ほど歩けば到着することが出来ます。
住所 石川県金沢市寺地2-2-2
TEL 076-226-1129
営業時間 ランチ11:30~15:00 ディナー17:30~22:00
定休日 火曜日 第一月曜日
六角堂金沢本店【金沢】
出典:rinafuku.com
県内有数の鉄板焼きの名店六角堂。ステーキと言えば六角堂言われるほど人気の店であり、予約をしなければ入れないほどの人気ぶりです。海の幸、山の幸、そして加賀野菜と全国屈指の食材に恵まれ、その中で料理に対する腕を磨いてきた六角堂、現在は県内だけではなく、県外からのリピータも後を絶ちません。おすすめメニューは能登牛を使った「能登牛ステーキのコース」です。絶品の能登牛ステーキはもちろんですが、加賀野菜を使ったサラダや鉄板焼きも能登牛に負けない美味しさです。値段はヒレ、ロースどちらを選んでもおひとり様11000円です。お車でお越しの場合は金沢東インターより20分ほどの距離です。兼六園から徒歩15分ほどでつくので、兼六園で美しい庭園を見物した後に美味しい能登牛のステーキを堪能してみてはいかがでしょう。
住所 石川県金沢市東山1-38-27
TEL 076-252-5115
営業時間 ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~22:00
定休日 不定休
餃子
出典:mou.jpn.com
石川県で餃子と言えばホワイト餃子の第7餃子と羽根つき餃子です。千葉県野田市発祥の第7餃子は油をたっぷりと使いカリカリに焼き上げられた餃子で、皮がとても分厚く一見すると小籠包に似ています。県内では金沢でしか食べることが出来ません。金沢で観光した帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。そして第7餃子に負けない人気の羽根つき餃子。主に歌舞伎で有名な小松市中心で展開されていて、パリパリの皮に加え口に入れた時に広がるジューシーな肉汁が特徴です。どちらの餃子も比べることのできないほど美味しいので是非、どちらも味わってみてください。
第7ギョーザの店【森の里】
常に行列を作り続けている人気店第7ギョーザの店。県内で唯一第7餃子を食べることができる店のため、連日たくさんのお客さんが訪れています。店内はカウンターの無料席と個室の有料席に別れています。有料席一時間300円と値段もそれほど高くはなく、無料席に比べすいていることも多いので是非、有料席を利用することをおすすめします。水餃子や蒸し餃子など豊富な種類の餃子を扱っていてどれも美味しいですが、第7餃子を特におすすめします。フライパン一杯に注がれた油で焼かれた餃子は噛んだ瞬間に肉汁があふれ出し、注意しないと口の中がやけどしてしまいそうなほど熱いです。金沢駅東口バス停13番医王山線湯谷原行に乗っていただき、旭町住宅で降りたらすぐそばにあります。
住所 石川県金沢市もりの里1-259
TEL 076-261-0825
営業時間 11:00~2:00
定休日 水曜日
ハオ家【小松南部】
JR小松駅から徒歩1分羽根つき餃子の名店ハオ家。お皿一杯に広がる羽根つき餃子は食べることが惜しまれるほど綺麗にそろっています。一口食べれば口いっぱいに肉汁が広がり、豚のうまみと石川で育てたニラやキャベツのうまみを存分に感じることが出来ます。羽根つき餃子セットはごはんにサラダそしてお好きな中華料理一品までついてきて780円とコスパ抜群です。食べ盛りのお子さん連れに嬉しい、ごはんお替り自由というサービス付き。食後には美味しいコーヒまでついてくるので、小松で美味しい羽根つき餃子が食べたいかたに是非、おすすめです。
住所 石川県小松市符津町イ103
TEL 0761-58-0993
営業時間 ランチ11:00~14:30 ディナー17:30~24:00
定休日 不定休
塩焼きそば
小松名物塩焼きそば。今や全国どこでも食べることが出来、、石川県が発祥の地と知って驚く人も多いこの料理。小松の醤油蔵である越田醤油の「マルコ醤油」を使用しこうばしい香りと塩で味付けされた味のバランスがとてもいいです。小松市はおいしい塩焼きそばを食べることのできる店がたくさんあり、中華料理の激戦区です。徒歩圏内に8軒もの中華料理屋がひしめいているので、時間に余裕のある方は店巡りをするのもおすすめです。
勝ちゃん 【小松】
JR小松駅より徒歩3分、餃子采館勝ちゃん。中華料理激戦区の小松市の中で常に上位の人気を保ち続けている勝ちゃん、人気メニューである炒めそばは他店と比べてひときわ存在感を放っています。麺は小松市の製麺所「立石食品」と共同開発したオリジナル麺を使用しており、もっちりとした触感ながら小麦の味をしっかりと感じることが出来る麺です。使っている野菜はすべて地元小松市で採れた食材で、地元企業や農家と連携しながらこれまで塩焼きそばを全国に広めてきました。最近店内をリフォームし、座席数が大幅に増えたので、これまでは並ばなければなかなか入店できませんでしたが、今では待たずにスムーズに食事できます。テレビ番組でも紹介されるなど全国的に知名度が上がっている勝ちゃん、小松市に来たら是非、訪れてほしいお店です。
住所 石川県小松市土居原町393
TEL 0761-22-4077
営業時間 ランチ11:00~13:30 ディナー17:00~21:30
定休日 水曜日
加能ガニ
冬の荒れる日本海で水揚げされる加能ガニ。石川県近郊の海に生息するオスのズワイガニの中でも体長が9cmを超えたカニのみに加能ガニの称号が与えられます。加賀から能登まで石川県近郊のすべての港で毎年水揚げされています。栄養豊富な日本海で育った加能ガニは身が全身にぎっしりと詰まっていて、ゆで上げることで甘みが凝縮し、繊細な旨味を堪能することが出来ます。身だけではなく、甲羅に詰まった味噌も珍味として石川県民に愛されています。加能ガニは毎年11月~3月までという非常に短い期間でのみ漁獲が許されていません。冬しか食べることのできない海の幸是非、冬に石川県に来て食べてみてください。
高崎【野町】
石川県の新鮮な海の幸と郷土料理を味わえる高崎。店内に設けた巨大な水槽の中には、その日市場で競り落としてきた加能ガニがたくさん鎮座しています。注文されるたびに水槽からとりだしその場でさばいてくれるので鮮度抜群です。石川県内では加能ガニを刺身やしゃぶしゃぶでいただくことが出来るお店はありますが、高崎ではカニ一箱まるまる好きな調理法で食べることが出来ます。定番の刺身や炭火焼もおすすめですが、地元で人気の食べ方はカニ味噌をふんだんに使用したかに味噌汁です。米麹を多く使った石川県の味噌は味が濃厚で旨味が強く、加能ガニの味噌と合わさり旨さが何倍にも増しています。一年中人気の高崎ですが、冬は特に旬の加能ガニが味わえるだけあって予約無しではなかなか入店できないので、予約をしてから行くことをおすすめします。金沢駅東口22番線バス停から大桑タウン行きに乗っていただき、香林坊前で降り、バス停から長町武家屋敷の方へ徒歩5分ほどでたどり着くことが出来ます。
住所 石川県金沢市長町1-2-22
TEL 076-231-0116
営業時間 17:00~22:00
定休日 日曜日
かがのと海鮮処旬魚亭【金沢】
石川県漁業協同組合が共同経営しているかがのと海鮮処旬魚亭。人気メニューの海鮮丼目当てに地元の人がたくさんおとずれ、オープン前には長蛇の列ができるほど人気です。使っている食材すべて石川県産にも関わらず、漁業協同組合直営店のため値段が安くお得に食べることが出来ます。冬季には加能ガニを贅沢に使用した丼物や加能ガニ食べつくし定食など加能ガニを心いくまで満足できるメニューが展開されます。金沢駅からのアクセスも良く、東口を出て右側を大通り沿いに7分ほど歩けばつきますので、特にバスや電車を使う必要がありません。店の近くまで行けば行列が見えてきますので、マナー良く並んで待ちましょう。
住所 石川県金沢市北安江3-1-38
TEL 076-234-8855
営業時間 ランチ11:30~14:00 ディナー18:00~21:30
定休日 水曜日
日本料理
出典:hitosara.com
京風と江戸風が入り混じり独特の食文化が形成されている石川県。その中で日本料理には京風文化が色濃く残っています。県内には100万石の大名と呼ばれた加賀藩前戸利家に代々使えていた料理人たちの先祖やお弟子さんが経営する懐石料理屋が今なお残っており、200年以上続く伝統日本料理を食べることができます。伝統料理「治部煮」や「かぶら寿司」[加賀麩]など石川県でしか食べることのできない日本料理がたくさんあります。
つば甚【金沢西】
創業260年を超える石川最古の日本料理屋つば甚。もともと前田利家に仕えるつば職人だったことが店名の由来です。初代首相伊藤博文が接待に好んで使用し、芥川龍之介や井上毅など様々な偉人がこれまでに訪れたことでも有名です。旬の加賀野菜を使った日本料理はミシュランから星が与えられるほど上質な味わいです。つば甚に来たならば必ず伝統料理治部煮を食べていただきたいです。治部煮とは鴨肉を水溶き小麦粉で絡めた料理で、こだわりのだし汁が食材に絡み美味しさが引き立てられています。つば甚は部屋一つ一つの趣が違っており、伊藤博文が好んだ月の間や横山大観の書が残る梅の間など一人ひとりの趣向に合わせて部屋を選ぶことが出来ます。北陸鉄道石川線野町駅からバスに乗っていただき広小路で降りるとすぐそばに店があります。
住所 石川県金沢市寺町5-1-8
TEL 076-241-2181
営業時間 ランチ11:00~14:00 ディナー17:00~21:00
定休日 無休
つづら【千木野町】
国道八号線を抜けた竹林の中にたたずむつづら。ミシュランガイド石川富山特別版にて星二つを受賞し、地元の人たちからこよなく愛される隠れ家的名店です。部屋や庭園の景観はとても美しく、邸内にはチリ一つ落ちてないほど清掃が行き届いています。石川の美味しい食材を存分に生かした日本料理の数々は、味付けをできる限りシンプルに施すことで素材のもつ旨味を最大限に引き出しています。季節によって旬の野菜、魚が変わるので、コース料理の内容が時期によって変わります。そのため訪れるまでどんな料理が出てくるかわかりません。山の中に店があるため、電車やバスで行くことが出来ませんので、レンタカーやJR小松駅からタクシーに乗っていくことをおすすめします。
住所 石川県小松市千木野町3-81
TEL 0761-23-3389
営業時間 予約次第で変動制
定休日 年始
とり野菜鍋
石川県民にとって鍋=とり野菜鍋となるほど浸透しているとり野菜鍋。最近有名テレビ番組でも紹介され、都市部のスーパーでもとり野菜鍋の素が販売されています。大豆と米麹から成る石川伝統の味噌と香辛料を合わせたスープにたくさんの野菜を入れたとり野菜鍋は石川自慢の郷土料理。もともと北前船の船乗りたちが長い航海の中でたくさん野菜がとれるように考案されたメニューで、とり野菜鍋のとりは鳥から来ているのではなく野菜をとるという語源に由来します。おすすめの具材は白菜、ニンジン、豚肉、鮭、豆腐です。しかしどんな具材を入れても美味しいため、これといった定番具材が存在せず、各家庭それぞれ独自のとり野菜鍋が作られています。
まつや【桂町】
創業昭和34年以来石川県民に愛され続けているとり野菜鍋の素を作り続けている株式会社まつや、その味に店主が感動しまつやに店を出させてほしいと直談判して始まったこの店。カウンター席からテーブル席まであるので、おひとりでも家族連れでも誰でも美味しいとり野菜鍋をいただくことが出来ます。まつやでは鍋の具材を自分で決めることが出来るので、好きな野菜、肉を選ぶことが出来ます。値段も非常に安くとり野菜鍋一人前550円となっており、家庭で作るよりも安上がりなため地元の人達が毎晩たくさん訪れています。鍋のしめにはおじやからうどん、そば、ラーメンとなんでも選べるのも嬉しいポイント。北陸手道石川線大河端駅よりタクシーで5分ほどの位置に店があります。
住所 石川県金沢市桂町イ32-4
TEL 076-268-8174
営業時間 ランチ11:00~14:00 ディナー17:00~22:00
定休日 無休
金沢おでん
人口に対するおでん屋の数が全国一位の石川県で独自の進化を遂げてきた金沢おでん。京風の薄味のだしを使用していて、やわらかく上品な味わいが特徴です。だしだけではなく、金沢おでんにはオリジナルの具材がたくさん入っています。おすすめの具材は香箱がにと呼ばれる小ぶりのかにを丸ごと煮込んだかに面です。甲羅の中に身がぎっしりと詰められ、一口食べてみると身の奥に隠されたかに味噌や内子が溢れ出してきます。ほかにも刺身用の大きなばい貝や赤巻などたくさんのオリジナルおでんがあるので、金沢おでんを肴に石川の上質な水と米で作られた地酒を堪能してみてください。
赤玉 金劇パシオン店【野町】
創業昭和二年、昔ながらの味を守り続けるおでん赤玉。だしには地元金沢の大野醤油を使用していますが、色は透き通った京風のだしです。上質なだしがたっぷりと染み込んだ車麩や卵焼きは他の県では食べることのできない金沢オリジナルおでん。冬季には限定メニューであるかに面を食べることが出来ます。おひとりさまにうれしいカウンター席から家族連れのためのテーブル席、掘りごたつ席までなんでもあります。赤玉は長い間地元の人たちに愛され続けていますが、近年多数のメディアに取り上げられたことで、観光客のお客さんがたくさん訪れています。予約は受け付けていないので、できるだけ早い時間に店に行くことをおすすめします。金沢駅東口22番線バス停から大桑タウン行きに乗っていただき、パシオン前停留所のすぐそばに店があります。
住所 石川県金沢市片町1丁目7-23
TEL 076-221-6655
営業時間 17:00~1:00
定休日 水曜日
黒百合 金沢百番街あんと店【金沢】
出典:nacchan.net
金沢駅直結のショッピング施設金沢百番街あんと内に店を構える黒百合。黒百合のおでんのだしは創業以来、毎日継ぎ足しながら使っているもので、澄んだ色した関西風のだしです。定番メニューである大根やちくわ以外にも金沢おでんオリジナル具材である、車麩やバイ貝など豊富なラインナップが魅力的。ほかにも霊峰白山で採れたふきやぜんまいなどの山の幸を使ったおでんを食べることが出来ます。またおでん以外にも加賀丸いもの月見とろろや岩魚などの一品料理も人気で、石川のおいしい地酒と共に召し上がってみてはいかがでしょうか。
住所 金沢百番街あんと内
TEL 076-260-3722
営業時間 9:30~22:00
定休日 不定休
8番らーめん
石川県民のソウルフード8番らーめん、子供から大人まで老若男女に愛される定番のチェーン店。一号店が国道八号線の付近に開店したことに由来して店名がつけられていることは石川県民ならだれでも知っている常識です。8番らーめんのおいしさの秘密は麺の上にたっぷりと乗せられた野菜にあります。あえて石川県の野菜にこだわらず、日本全国から毎年研究を重ね、8番らーめんのスープに合う野菜を取り寄せています。そうして取り寄せた野菜を中国伝統の調理法「爆」により、高火力で短時間で炒めることで、野菜の旨味をぎゅっと閉じ込め、スープの中に浸してもシャキッとした触感は失うことがありません。爆の技術はとても難しく、店舗によって野菜の味が大きく変わるので、同じ8番らーめんでも中には行列ができる人気もあります。
8番らーめん 小松店【有明町】
県内全52店の中で、上位の人気を誇る8番らーめん小松店。JR小松駅東口より国道305号線の方へ向かって5分ほど歩けばたどり着きます。人気メニューは野菜をたっぷり使った野菜ラーメンで、味噌、醤油、塩、とんこつ、バター風味の5種類からスープの味を選べます。おすすめは石川県産の味噌を使った味噌ラーメンです。味噌の味が濃いため、野菜がたくさん入っていてもスープの味が薄まることはなく、最後まで美味しく食べることが出来ます。おすすめメニューは唐麺です。ピリッと辛い特性のたれを8番らーめんオリジナル太麺と絡めて食べる汁なしラーメンです。猫舌の方でもすぐに食べれる温度で提供されることも嬉しいポイント。国産の材料にこだわった8番餃子もおすすめですので、石川に来た際は是非、8番らーめん小松店に行ってみてください。
住所 石川県小松市有明町23
TEL 0761-21-4888
営業時間 11:00~24:00
定休日 無休
加賀棒茶
出典:chakatsu.com
石川県内では江戸時代から飲まれ続けてきた加賀棒茶。ほうじ茶のなかでも、茎まで使ったものを棒茶といいます。県内のメーカー丸八製茶場の加賀棒茶は昭和天皇に献上されたことでも有名です。加賀棒茶は伝統製法「遠赤外線焙煎」により丁寧に時間をかけて浅煎りして焙煎することで、味に深みが生まれ、香ばしい香りが立ちのぼるお茶になります。現在ではポッカサッポロと共同開発を行い、ペットボトルで加賀棒茶が全国で販売されているので、一度は飲んだことがある方は多いのではないでしょうか。
丸八製茶場 百番街店【金沢】
金沢駅直結の施設百番街内にある丸八製茶場。北陸新幹線で金沢に来た際は是非、お立ち寄りください。疲れた体に染み渡る作り立ての美味しい加賀棒茶を飲むことが出来ます。お土産用のティーバッグも販売しています。おすすめは昭和天皇にも献上された「献上加賀棒茶」です。すっきりとした味わいで、幅広い年代の方に愛される自慢の一品です。
住所 金沢百番街あんと内
TEL 076-222-6950
営業時間 8:30~20:00
定休日 無休
石川県で美味しいグルメを堪能しよう
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。この記事をみて石川のグルメを知ってもらえたら幸いです。石川と言えばよく何もないと言われがちですが、全くそんなことはなく全国に誇れる美味しい料理がたくさんあります。都会と比べ土地代なども安いため、どの店も値段がとても安く、駐車場なども無料なため石川グルメを堪能するために是非、レンタカーを借りることをおすすめします。バスや鉄道もありますが、どれも30分に一本しか便がなかったりするので、待ち時間を少なくするためにもレンタカーはマストです。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・