一度は乗りたい!関西のおすすめ観光列車10選
一度は乗りたい関西のおすすめ観光列車をご紹介します。最近人気の観光列車の旅は移動が手段ではなく目的となった大人な贅沢な旅ができるのが魅力的。関西にもまるでホテルのようなラグジュアリー空間が楽しめる列車や絶景を見るのにぴったりな観光列車までそろっています。今度の休みは関西で観光列車の旅に出かけませんか?
- 42,839views
- B!
アイキャッチ画像出典:twilightexpress-mizukaze.jp
一度は乗りたい!関西のおすすめ観光列車10選
豪華な客室やリッチな料理が魅力的な観光列車や見晴らしの良い観光列車など魅力的な列車が関西にはそろっています。次の休日に行きたくなる関西の一度は乗りたい観光列車をご紹介します。
1.トワイライトエクスプレス瑞風
トワイライトエクスプレス瑞風は美しい日本をホテルが走るというコンセプトのもと作られた豪華寝台列車で大阪・京都から下関の間を走っています。10両編成の観光列車ではありますが定員はわずか30名という豪華な空間づかいが特徴です。
1泊2日の片道コースか2泊3日の一周コースを選ぶことができます。
こちらの観光列車のデザインはどこかノスタルジックなのに現代的なのがポイント。沿線の自然あふれる風景に溶け込むようにと緑色の車体となっています。
こちらのスイートルームは世界的にも珍しい1両1室という贅沢な空間が特徴的。プライベートバルコニーからは外の眺めを独り占めすることができ、バスルームにはバスタブまで備え付けられています。
食堂車はハイクラスのレストランのようなフォーマルな雰囲気が特徴的。観光列車内で実際に料理が作られており、オープンキッチンからは調理の様子や香りを感じられます。
2017年6月17日(土) 運行開始。美しい日本をホテルが走る。
2.丹後くろまつ号
丹後くろまつ号はダイニングルームというコンセプトで作られた車両で内装にはたっぷりと気が使われたどこか懐かしい落ち着いた雰囲気が魅力的。社内の座席はテーブル席となっており、レストランで食事を楽しむように利用することができます。
こちらの観光列車の一番の魅力はやはり料理です。どれも本格的な味でホテルのレストランなどで味わうような料理が観光列車内で楽しむことができます。旬の地元の食材を使っているのでメニューは時期によって変わるほどこだわっています。
「海の京都」鉄道の旅。観光列車「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」のスペシャルWEBサイトです。
3.しまかぜ
しまかぜは大阪難波や京都、奈良駅から賢島までをつなぐ観光列車で個室とサロン席以外がすべてプレミアムシートとなっております。
展望車両は床面が高く窓が大きくなるように設計されており、車体前面がガラス張りなのでフロントビューも楽しむことができます。
すべてがプレミアムシートというだけあって座席にもしっかりとこだわりが感じられます。シート間は私鉄では最大の12mとなっており、ゆったりと足を伸ばしてくつろぐことができます。
また横は2+1の3列シートで広々と使うことができます。
カフェ車両は車窓からの景色を楽しめるようにすべての席が窓向きとなっています。美しい景色を見ながら食事をとったりコーヒーを飲んだりすることができますよ。
またグループでこちらの観光列車を利用するのであれば1室1000円で利用できる個室がおすすめ。ゆったりとくつろいで過ごすことができますし、カフェ車両の料理を注文することもできます。
4.青の交響曲
大阪阿部野橋駅から奈良の吉野を結ぶ観光列車が青の交響曲です。こちらの観光列車は少しレトロな雰囲気が魅力的で床のじゅうたんや間接照明がラグジュアリーな空間を演出してくれます。
高級感のある車内なので価格も高そうに感じますが、運賃にプラスして720円で利用できるのも嬉しいところです。
座席はすべて2+1列となっており、ゆったりとくつろいで過ごすことができますよ。
こちらの観光列車では社内限定のケーキを食べることもできます。伊勢志摩サミットでデザートの担当になった赤崎哲朗氏が考案したものなのでぜひ一度は食べておきたいところです。
5.きらら
京都の観光列車であるきららは展望を一番の魅力としており大きなガラス窓からは美しい景色を眺めることができます。最大限に景色を見やすくするために正面は平面ガラスのみにするなど様々な工夫が取り入れられている列車です。
一般的な電車と比較するとかなりガラス面が多いのでとにかくダイナミックな展望が楽しめるのがこちらの観光列車の魅力です。座席も車両中央の8席は窓側に向けて配置されており、常に景色を眺めることができるのがうれしいところ。
ドア部分は足元まで窓が広がっているので大迫力の景色が楽しめます。
6.嵯峨野トロッコ列車
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までを結ぶ嵯峨野トロッコ列車は渓流沿いを走り風光明媚な景色が楽しめるのが魅力的。季節ごとの魅力であふれているので何度行っても飽きがこないはずです。
また美しい風景の見所ポイントでは列車を一時停止し写真撮影することもできます。
7.天空
南海電鉄の観光列車である天空は高野線を走る列車。和歌山県の極楽橋駅から橋本駅までの山岳地帯を走っています。窓からは広大な自然を眺めることができるよう座席の配置の仕方などに工夫がされています。
大型の窓の下には実はもう一つ横に広い腰窓が設けられているのが特徴的。座った位置から下を眺めることができるので普段の目線ではなかなか見ることができない景色が楽しめます。
また展望デッキが設けられているのも特徴的。風が吹き抜けていくこちらの展望デッキは季節の移り変わりや鳥たちの声などを楽しむことができます。
高野山麓の自然を肌で感じることができるスポットです。
8.SHINOBI-TRAIN
忍者の里として知られている滋賀県の甲賀と三重県の伊賀をつなぐJR草津線にはSHINOBI-TRAINという観光列車が走っています。JR琵琶湖線草津駅から三重県の伊賀市の柘植駅間を運行しており、何といっても目を引く外観が特徴的。忍者のイラストが描かれています。
9.SL北びわこ号
SL北びわこ号は米原から木ノ本までのほぼ平坦な道のりを進む観光列車。戦前に作られたC56形160号機に牽引されており、動態保存されているのが日本で2両だけということで人気です。
終着駅である木ノ本駅ではしばらく停車しているため、ぜひSLが発する熱気や迫力などを肌で感じてみてほしいところです。
10.天空の城 竹田城跡号
天空の城 竹田城跡号は城崎温泉と竹田城跡をむすぶ観光列車で旅の雰囲気を高めてくれる高級感ある内装が魅力的。座席は窓向きの場所もあり、外の景色がより楽しみやすくなっています。城崎温泉も竹田城跡もどちらも人気の観光スポットなので便利に利用できると人気です。
関西の観光列車で豊かな旅をしよう
観光列車の旅は移動を手段ではなく目的と考える豊かな旅ができるのが魅力的。関西にはそんな列車を目的に旅がしたくなるような観光列車がたくさんあります。今度の休みは関西で観光列車の旅をしてみませんか?
この記事のキーワード
この記事のライター
旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。