【厳選】冬におすすめのメンズ香水10選【高級】
春夏秋冬、季節の香りとは?甘いバニラのような香りや石鹸のような清潔感のある香り、どんな香りが自分に合っているかわからない。今回は20代後半から40代の香水選びにお悩みの方向けに、10選に厳選してご紹介していきます。香水のつけ方や種類のおさらいも!是非参考にしてみてください!
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難易度高め!冬の香水探し
メンズの香水は選ぶことが特に難しく、人とかぶってしまうこともしばしば…。その中でも春夏秋冬、季節に合ったものを探すのはなかなか至難のわざ。そこで今回は、女性である私の目線から、冬におすすめ、且つ人とかぶりにくいものもいくつか盛り込み、各フレグランスの特徴をふまえて紹介していきたいと思います。また、実はよく知らない、香水の種類やベストなつけ方なども紹介していきますので要チェックです。
香水の種類
出典:www.metv.com
日本語では「香水」のという一つの呼び名しかない香水。しかしフランスでは、パルファムやオードトワレ、オーデコロンなどと呼び分けられています。
ブランドによって持続時間や濃度の数値はかなり異なりますが、目安としては以下を参考にしてください。
★Parfum(P)パルファン(パルファム)はエタノール濃度(賦香率)が15~30%、持続時間は5~12時間で、濃度が高いため少量で効き、値段が高いことが特徴です。
★Eau de Parfum(EDP) オーデパルファン(オードパルファン)はエタノール濃度(賦香率)が10~15%、持続時間は5~12時間で、パルファンに近い濃度ながら価格を押さえている商品が多いことが特徴です。
★Eau de Toilette(EDT) オーデトワレ(オードトワレ)はエタノール濃度(賦香率)が5~10%、持続時間は2~5時間で、数時間でほんのり香りが残るイメージで、日常的に使いやすいのが特徴です。
★Eau de Cologne(EDC) オーデコロンはエタノール濃度(賦香率)が1~5%、持続時間は1~2時間で、薄く香るのが特徴です。
出典:www.metv.com
パルファムやオードトワレ、オーデコロンの命名は薬事法による規制がないため、各フレグランスメーカーや香水ブランドが独自に呼び分けることができます。 よって、濃度や持続時間はブランドによって異なるので注意が必要です。
メンズではだいたいトワレかコロンが主流で、パルファンやオードパルファンはあまりありません。パルファンのように点で手首や膝の裏につけるより、コロンのように手のひらでバシャバシャとつける方が男らしく、またそのような使い方を想定してメーカー側も商品開発をしているように感じられます。
冬はどんなポイントで香水を選ぶ?
香りの種類は調合により無限に存在しますが、一般的に花の香りのフローラル、柑橘系でフレッシュな香りのシトラス、アンバーやムスクなどの動物性香料にウッディやスパイシーさを加えエキゾチックでセクシーな印象のあるオリエンタル、オークモス(苔)にウッディやベルモット(柑橘系)などを合わせた渋めな印象を持つシプレー、そしてシプレーにフローラルやフルーティなどの甘さやフレッシュ感を加えた印象のフゼアの五種類に分けることができます。この他にウッディやレザー、タバック、アクア・・という分類をつけるメーカーもあります。
冬はオリエンタルは香りがおすすめ
寒い冬にはスパイシーでエキゾチックな暖かみのある香水がとても好まれます。数多ある香水の中でも、やはり「オリエンタル系」の香水がおすすめです。オリエンタル系のメンズ香水の特徴はスパイシーで、セクシーな香りだという点。動物性の香料が強く、官能的で妖艶な印象を与えます。
香水のつけ方
香水の基本的つけ方と、冬にオススメのつけ方をご紹介します。つけかた一つで大きくイメージを変えてしまう香水。せっかくの香水でも「香害」になりかねないので、”いけてる”つけ方を知っておくことが大切です。
基本のつけかた
付ける場所は手首や肘の内側など、血管の通っている場所がおすすめです。香りは下から上に行くので、膝の裏やウエストなどにつけるのもおすすめ。香りはこすると壊れてしまうため、手首から首筋に移す場合などでも、香りを軽く運んで移すイメージで載せてください。
冬におすすめのつけかた
冬は来ている服の枚数が多くなるぶん、香りも逃げにくくはなりますが、付けた肌からの距離も遠くなるため、調節が難しいです。服に直接つける方もいらっしゃいますが、香りの変化がなくなるので、上品ではなくおすすめではありません。
また、上半身に付ける場合も控えめにして置かなければ室内で上着などを脱いだ際、こもったような重い香りをばらまくことになり、不快感を与えたり、上品さがなくなってしまうことがあります。
内側からほんのり香るのが女性も男性も大事。つける量のコントロールは大事です。
マフラーにワンプッシュ
服に直接つけるのは香水本来の魅力度が下がって上品ではない、とかいたものの、マフラーは別だと考えています。パルファン、オードパルファンはおすすめではありませんが、トワレやコロンなど比較的香が薄いものを面でワンプッシュ、マフラーにつけておくと、つけ外しの時に周りに香りがふんわり香り、おしゃれです。
おすすめのフレグランス:目次
今回、私が紹介するこの冬おすすめの香水は以下のブランドの商品になっています。
★TomFord(トムフォード)
・Noir de Noir
・Neroli Portfino
★PENHALIGON'S(ペンハリガン)
・Endymion Concentre
・Monsieur Beauregard
★Christian Dior(クリスチャンディオール)
・La Colle Noir
・Sauvage
★Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)
・Aqua Universalis
★Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)
・Dans La Peau
★Jo Malone(ジョーマローン)
・Lime Basil&Mandarin
・English Oak &Hazelnut
Tom Ford(トムフォード)
「力強く、タフでしかもセクシーであるべき」というブランドコンセプトのもとつくられているトムフォードのフレグランスは、ほかのブランドの香水とはどこか違い、どの香水も強さと色気を感じさせてくれる特別な香水であることが特長です。
ノワール デ ノワール
トムフォードのノワール デ ノワールは、中国の陰陽思想を取り入れ、その思想を称えたオリエンタル系のフレグランスです。リッチで女性らしいフローラルの香りに対して、ブラック トリュフ、バニラ、パチョリ、ウード・ウッド、木のコケといった土を感じさせる男性的な香りをブレンドすることによって、ダーク オリエンタルの香りに、温かみのあるセンシュアリティをプラスし、「矛盾」を表現した作品です。ほかのノワールシリーズと比べると柔らかく使いやすい印象がありますが、パルファンなので点で少量つけることをおすすめします。
TOM FORD BEAUTY ノワールデノワール
オード パルファム スプレィ
価格:35,570円(50ml)
ネロリ・ポルトフィーノ
涼しいそよ風、透明なスパークリングウォーター、青々とした葉の生い茂る様子を描写してつくられたこの香水は爽快感があり、はじける感覚がありながらもしっかりと落ち着いた印象の香りです。老若男女、誰からも好感をもたれる香りであるネロリ・ポルトフィーノは冬だけでなく、どんな季節にも使うことができます。
ネロリ・ポルトフィーノ
価格:35,000円(50ml)
PENHALIGON'S(ペンハリガン)
英国王室御用達のフレグランスブランドとして世界的に有名なペンハリガン。品質にこだわった天然香料を中心に用い、男性、女性ともに愛される香りを創り出してきた老舗の香水ブランドです。このブランドでは香水を香調によりフローラルとシトラス、ウッディ、アロマティック、シプレ、フゼア、オリエンタルの7つのカテゴリーに分類し、その豊富なラインナップが人気の理由の一つです。
Endymion Concentre(エンディミオン コンサントレ)
Endymion Concentre(エンディミオン コンサントレ)
価格:25,056円(100ml)
そんなペンハリガンから冬のメンズ香水としておすすめしたいのが、このEndymion Concentre(エンディミオン コンサントレ)の香り。スパイス、レザー、フローラルを融合ザせた濃密な香りで、そのスパイシ―な香りが冬の冷たい空気に、暖かさを運び演出するような香水です。
MONSIEUR BEAUREGARD (ムッシュー ボーレガード )
ムッシュー ボーレガード オードパルファム
価格:34,020円(75ml)
MONSIEUR BEAUREGARD (ムッシュー ボーレガード )はペンハリガンのポートレートシリーズの一つで2017年の新作。ポートレートシリーズとは英国の上流階級の人々を描いたストーリーとその人間模様を香りで表現したシリーズで、個性あふれる登場人物が香りになっています。
ムッシュー ボーレガード はフランス人のとてつもなく美しくセクシーな魅力で周囲を虜にしてしまう青年をイメージして作られた作品で、自信にあふれた物静かな雰囲気と、神秘的でセクシーな魅力を持つフレグランスです。オリエンタルでウッディ―、且つスパイシーなその香りは、冬にぴったりです。
CHRISTIAN DIOR (クリスチャン ディオール)
出典:www.dior.com
Diorの香水コレクションのラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオールはパフューマーであり、クリエイターでもあるフランソワ・ドゥマシーによってつくられたコレクション。世界中から希少な香料を厳選し、ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオールを完成させました。香料は、フィレンツェに咲くアイリスやインドネシアのウード ウッド、ディオール専用に栽培されるジャスミンなど、フランソワ・ドゥマシー自らが厳選した希少な香料だけを使い、それぞれの魅力を簡潔に表現している「芸術品」とも呼ぶことができる香水です。
高貴で上品:La Colle Noire(ラ コル ノワール)
出典:www.dior.com
La Colle Noire(ラ コル ノワール)
価格:31,500円 (125ml)
そんなラ コレクシオン プリヴェの中でも今回おすすめしたい香りはこちらのラ コル ノワールという香り。ラ コル ノワール城とはクリスチャン・ディオールの別荘の名前で、クリスチャン・ディオール本人が最後を過ごした城の香りとされています。バラの香りやウッディ、アンバーやムスクが同時に香り立つ、表情豊かなフレグランスで、甘過ぎず、南仏の太陽を燦々と浴びた、ありのままの自然美の全てが込められた香りです。淡いピンク色のボトルで、少々女性向けの印象もありますが、ユニセックスで男性も使用することができます。個人的に冬に男性がこの香りをまとっているのは実に上品であると感じ、とってもおすすめのフレグランスです。
野性的かつ気高い:Dior Sauvage(ディオール ソバージュ)
出典:www.dior.com
ソヴァージュ オードトワレ
価格:15,120円(100ml)
2015年に発売されたDiorのメンズ向け香水のソヴァージュ。2005年に発売されたディオールオム以来10年ぶりに発売され、ジョニーデップをイメージキャラクターに起用したことによって人気を集めているフレグランスです。”ソヴァージュ” とは、ワイルド、野性的な、という意味を持ち、フレッシュでエレガンスさを感じさせながらも、野生的で本能に響く香りです。少しやんちゃな大人な男性のイメージを連想させるこのフレグランスはまさに「ジョニーデップ」のイメージにふさわしく、こちらもDiorのフランソワ・ドゥマシーによって手がけられた荒しさと気高さが遭遇するメンズフレグランスです。特に「冬向け」に作られた香水というわけではなく、年中使用することが可能ですが、個人的には特に冬に向いているフレグランスだと思います。
Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)
メゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)はフランスの香水ブランドで、ユニセックスで使えるシェアフレグランスやキャンドルなどが人気のフレグランスブランドです。2009年に自身の名前を冠したこのブランドをスタートし、コンテンポラリーで自由な表現による香水が特徴です。
清涼感:Aqua Universalis(アクア ユニヴェルサリス)
メゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)を代表するフレグランス「アクア ユニヴェルサリス」は、素肌と洗いたてのリネン、シーツと新鮮な空気…といった、優しい印象を与えるフレグランスです。澄んだ空気のような清涼感のある香りで、冬のこもりがちな雰囲気にも優しさを与えてくれる香水。冬だけでなく、年中使用することができます。癖がなく使いやすい香りなので、フレグランス初心者にもおすすめな一点です。
アクア ユニヴェルサリス
価格:23,165円(70ml)
Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)
2016年9月15日、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)70年ぶりに香水、レ・パルファン ルイ・ヴィトン(Les Parfums Louis Vuitton)を発売しました。たしかに70年ぶりの香水ともあって、ルイ・ヴィトンの香水を思い浮かべようとしてもあまりイメージがつかめない方は多いのではないでしょうか。今回の香水のテーマは「旅」で、2012年ルイヴィトンから調香師として指名されたジャック・キャバリエ(Jacques Cavallier Belletrud)が4年の旅を経て遂に完成させたのがこの香水シリーズです。
高級レザーの香り:ダン・ラ・ポー
Louis Vuitton ダン ラ ポー
価格:38,000円
ルイ・ヴィトンといえば財布や鞄などの革製品。ダン ラ ポーはその革を忠実に再現したような香りで、”レザー”の香りに見立てた香水は事実、他のブランドも作っていますが、この香水は世界で初めて、本格的に”レザー”を表現できた作品のようです。トップのアプリコットの香りに、レザーが後ろから香り、最終的にはムスクがほんのり香る大人のフレグランスです。
JO MALONE LONDON
Jo Malone(ジョーマローン)はエスティーローダーグループの傘下ブランドで、コンバイニング(重ね付け)を推奨しているフレグランスです。単品の香り自体は割りと単純ですが、重ね付けをすることで香りに奥行を出すことができます。ご自身のお好みでコロン・ボディローション・ボディクレーム・ボディジェルなどを重ね合わせることで、自分オリジナルの香りを楽しむことができます。その中でも今回は、冬におすすめの香りを紹介したいと思います。
王道:Lime Basil & Mandarin
ライムバジル&マンダリン
価格:17,280円 100ml
ジョー マローン ロンドンの代表的なフレグランスで、カリブ海に吹く風を思わせるライムの香りに、刺激的なバジルと香り高いホワイトタイムが加わった、清々しいモダンクラシックな香りです。
試してみたところ、個人的な感想は、爽やかな柑橘の香りではじまり、次にライムの苦味のある香りと微かなバジルの香り、そして最終的に段々とウッディに変化していくようなフレグランスで、ジョーマロ―ンの公式サイトでは「シトラス」の分類に入っていますが、どちらかというとグリーン系・ウッディ系な香りを強く感じました。さわやか且つウッディ―で大人っぽい香りは冬にぴったりです。
秋の新作: English Oak & Hazelnut
イングリッシュオーク & ヘーゼルナッツ
価格:価格:17,280円 100ml
秋の新作であるこちらのフレグランス。グリーンヘーゼルナッツがウッディ―なオークの香りに支えられ、土を思わせるような暖かみのある香り。よく晴れた冬の日に、自然の中を散歩しているような気分になることをコンセプトに作られたこのフレグランスは冬にぴったりの香りです。
個人的に使用してみたところ、初めは瑞々しいさわやかなイメージを感じましたが、時間が経つにつれ、暖かみのある少しスパイシーな香りに変化します。 9月1日から販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
出典:giphy.com
Jo Maloneで商品を買うときの注意点
ジョーマローンは、紙につけた時と肌につけた時の香りが異なることが多いので要注意です。香水全般に言えることではありますが、やはり自分の肌に直接試してみることが重要。
その場の香りの印象のみで購入すると、後になって「イメージと違う!」となることがよくあるので、一度お店で試した後、半日過ごしてみてから決めることをオススメします。
季節の香りで一歩上の男を演じる
冬におすすめのメンズの香水を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。選ぶことが難しい男の香水。自分に合うお気に入りのものを見つけることが難しい…。少しでもそう思われている方の力になれていたら幸いです。人とかぶらず、季節に合う香水をつけることで、ほかの人との差をつけることができますし、ご自身もその香りに癒されること間違いなし。是非今年の冬は、お気に入りの香水とともに、もう一ランク上の冬を楽しんでください!