白パンツおしゃれコーデ決定版!春夏秋冬季節別の着こなし術【メンズ】
大人な男性におすすめしたい定番ファッションアイテムの1つがホワイトパンツです。実は夏だけでなく、一年を通して着回しできるアイテムです。女性受けも良いので、上手に着こなして、おしゃれメンズを目指したいですね。今回はおしゃれな男性におすすめの白パンツコーディネートを、春夏秋冬それぞれの季節に合わせて詳しく解説します。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
白パンツをおしゃれに履きこなそう
白はコーディネートに取り入れるだけで、人目を惹く爽やかなカラーです。
カジュアルなコーディネートに必須の、抜け感も演出できるので、日々のスタイリングに是非取り入れたいですよね。
特にホワイトパンツは夏だけではなく、一年を通して着回すことのできる万能なアイテムで女性受けも非常に良いのでワードローブとして持っていて損はありません。
今回はホワイトパンツのコーディネートを、シューズなどの他アイテムのポイントに触れながら、季節ごとに分けて紹介します。
素材による印象の違い
チノ
チノ素材の白パンツは、よりクリーンな印象になります。
チノパンの中にも、センタープリーツが入ったデザインのものと、センタープリーツが入っていないデザインのものと大きく分けて2種類があります。
センタープリーツが入っているデザインの白パンツは、よりきちんとした印象になり、ジャケットとの相性が良いので、カジュアルコーディネートからビジネススタイルまで幅広く着こなせます。
デニム
デニム素材の白パンツは、チノパンのアイテムよりもカジュアルで男らしい印象になります。
爽やかに着こなしたい場合は、ロールアップして履くか、切りっぱなしのデザインの白パンツを取り入れることで足元が軽やかなコーディネートにすることができます。
特にカジュアルアイテムとの相性が良く、スニーカーを合わせたほうがテイストがマッチするので、ビジネススタイルで着こなす際には注意が必要です。
白パンツを着こなす際のポイント
濃い色のアイテムと合わせる
出典:lookastic.fr
白は膨張色なので、脚が太く見えてしまったり、短く見えてしまったりするのが悩みどころですよね。
そんなときは引き締め効果のある濃い色のアイテムと合わせることで解決します。
白パンツと合わせて濃い色のアイテムを取り入れることで、コーディネートが一気に引き締まるので、全体的にぼんやりした印象になることを防ぐことが出来ます。
すっきりしたシルエットのデザインをチョイスする
白は膨張色で脚が太く見えてしまうので、パンツのシルエットのチョイスをより気を遣う必要があります。
ワイドタイプのものを選ぶとさらにコーディネートが難しく、上級者でもない限り脚が太く短く見えてしまいます。
自分に合ったサイズで、足首に向けて徐々に細くなっていくデザインの、テーパードタイプのものを選ぶと良いでしょう。
春夏のシーズンでは、足首周りをすっきり見せる今年流行のアンクル丈のデザインもおすすめです。
≪季節別≫白パンツコーディネートのポイント
春
出会いの季節でもある春は、やっぱり爽やかで好印象のコーディネートを心がけたいですよね。
春の白パンツコーディネートは、ピンクやグリーンなどのアイテムを組み合わせて季節感のある爽やかなコーディネートに仕上げてみてください。
大人の男性であれば、チャラついた印象にならないように、ジャケットなどを合わせてコーディネートするのがおすすめです。
夏
夏はどんな格好をしていても、どうしても暑苦しく見えてしまいますよね。
そんな夏は白のハーフパンツを使って、爽やかな印象のコーディネートを作りましょう。
膨張色で挑戦するのに勇気がいる白パンも、面積の狭いハーフパンツからなら挑戦しやすく、また涼しげな印象になるので、夏のコーディネートには白のハーフパンツを取り入れたいですね。
また、白のアイテムは夏におすすめなマリンスタイルもコーディネートしやすく、カジュアルだけでなくリゾートライクなコーディネートに仕上げることもできます。
秋
白パンツというとやはり春夏に活躍するアイテムというイメージが強い男性が多くいるので、肌寒くなり衣替えをするタイミングでクローゼットの奥に追いやっていませんか?
実は白パンツは、コーディネート次第では秋にも大活躍してくれるパンツの1つです。
ブラウンやオリーブグリーンで重くなりがちな秋のコーディネートに、白パンツを合わせることで、抜け感を取り入れた爽やかコーディネートに早変わりします。
冬
冬は一年の中で最も寒いので、コートと白パンを組み合わせてコーディネートするのがおすすめです。
その際、白パンツが薄い色のアイテムな分、濃い色のコートと合わせると抜け感が加わっておしゃれになるので、色のバランスを意識してコーディネートしてみましょう。
重い素材のアイテムがトップスにくることが多いので、すっきりしたシルエットの白パンツでコーディネートにこなれ感を追加しましょう。
春の白パンツコーディネート
シャツ×ジレ×白パンツ
大人の男性であれば、白パンツのトップスにシャツ1枚で合わせるよりも、ジレを合わせてコーディネートした方が、大人の魅力が感じられるクラシカルな印象になります。
薄い色のシャツとパンツを引き締めるためにも、ジレの色味は濃いネイビーにすることで、引き締まった印象にすることができます。
アイテムの素材は、春らしく軽やかなコットンやリネンにすることで季節感のある軽快なコーディネートに仕上がります。
デニムジャケット×Tシャツ×白パンツ
ワイルドで男らしい印象になりがちなデニムジャケットも、白パンツと合わせるとクリーンで爽やかなコーディネートを作ることができます。
春の定番アイテムの1つであるデニムジャケットも、コーディネートが単純になりがちだと思うので、思い切ってテーパ―ドの入った白パンツを合わせると、コーディネートの幅が広がります。
あまり色落ちのしていないデザインのデニムジャケットをチョイスすると、白パンツが持つクリーンな雰囲気とよくマッチします。
ニット×シャツ×白パンツ
白パンツと相性抜群のアイテムの1つがネイビーのハイゲージニットです。
青と白の色合わせは知的で爽やかな印象になるので、大人の男性にはもってこいの組み合わせなので、ぜひ真似したいコーディネートですね。
インナーに合わせるシャツは、ニットのネイビーと同系色のサックスブルーを合わせることで、メリハリがあり、奥行きが感じられるコーディネートに仕上がります。
白パンツは軽快な印象になるので、足元はロールアップしてスリッポンを合わせることで、春らしい爽やかな雰囲気の完成です。
ニット×チェックシャツ×白パンツ
出典:thechive.com
春らしいピンクのニットも、白パンツと合わせるとコーディネートしやすく、抵抗なく取り入れることがでいるでしょう。
チェックシャツを襟元と袖元から覗かせることで、コーディネートに柄が入り、シンプルなアイテムの組み合わせのアクセントになっています。
合わせる小物は、ピンクと相性の良いブラウンのアイテムで統一することで、春らしい柔らかさと爽やかさを兼ね備えたコーディネートが完成します。
ジャケット×シャツ×白パンツ
パステルカラーは春らしさを演出するのに、もってこいのアイテムなので、おしゃれメンズであれば春のコーディネートに取り入れたいアイテムです。
ジャケットを主役にするために、他のアイテムはオールホワイトでまとめ、統一感を出しながらもキレイめなコーディネートにしています。
細かいポイントですが、ジャケットのボタンの色とアクセントとしてポケットに挿したアイウエアの色をまとめることでこなれ感を取り入れる上級者テクニックも注目したいですね。
春なので、ロールアップして足元から抜け感を取り入れるのも見逃せないポイントです。
夏の白パンツコーディネート
Tシャツ×白パンツ×デッキシューズ
Tシャツとショートパンツを合わせたコーディネートは、カジュアルでラフになりすぎる傾向があるので、レザーのデッキシューズとバッグでコーディネートを引き締めます。
夏のコーディネートで一番大切にしたいポイントは、爽やかさと清潔感なので、水色のトップスと白のパンツの色合わせは定番ですね。
白のショートパンツのコーディネートをより軽快な印象に仕上げるために、足元に合わせるデッキシューズは素足で合わせて抜け感を取り入れます。
ポロシャツ×白パンツ×白スニーカー
定番の色合わせであるネイビーと白の組み合わせは、夏であればポロシャツとショートパンツでコーディネートすると、より爽やかな印象に仕上がります。
大人の男性がポロシャツを着るときには、襟を立てて着こなすことでよりこなれ感のあるポロシャツコーディネートになるので、真似してみてください。
足元に取り入れた白のスニーカーに合わせるベルトは、同じく白のメッシュ素材のアイテムにすることで、清涼感のある爽やかなスタイルに格上げされます。
ジャケット×シャツ×白パンツ
先ほど紹介したポロシャツとショートパンツのコーディネートがカジュアルすぎるという男性には、ジャケットをトップスに合わせるのがおすすめです。
夏のジャケットの素材は、シアサッカーやリネン、サマーウールなどの軽やかなアイテムを合わせることでジャケットスタイルでも重苦しい印象になりません。
ネイビーと白の色合わせに合わせる小物は、かっちりした印象のブラックよりも、こなれ感のあるブラウンのアイテムを合わせるのが良いでしょう。
シャツ×白パンツ×ローファー
ベースカラーが白の柄シャツであれば、白のショートパンツと合わせることで夏らしい印象のコーディネートに仕上げることができます。
柄シャツのコーディネートは、色使いの少ない、小柄なデザインのものをチョイスすることで抵抗なく取り入れることができるので、初心者にはおすすめです。
チャラついた印象にならないように、足元にはカジュアルシューズではなく、レザーローファーを合わせることで足元が引き締まります。
リネンシャツ×白パンツ×レザーシューズ
ブルーのリネンシャツは、男性の夏のカジュアルシーンには外せないアイテムの1つです。
ブルーは着回ししやすいので、日々のワードローブにも取り入れやすく、様々なパンツとも相性が良いので着回しがききます。
最近では、ユニクロなどのファストファッションブランドでも販売されているので、手に入れやすいことも嬉しいポイントですね。
ホワイトパンツは、ロールアップして夏らしい印象になっており、テーパードのシルエットは、ロールアップすることで、脚長効果も期待できます。
秋の白パンツコーディネート
ニット×白パンツ×ローファー
秋らしいコーディネートを作る主要アイテムの1つがブラウンのニットです。
秋先であれば、ニットからは見えないインナーを合わせて1枚ですっきり着ているように見せるコーディネートするのがおすすめです。
あまり暗いダークブラウンのニットをチョイスしてしまうと、冬っぽく重苦しい印象のコーディネートになってしまうので、秋口にはライトなブラウンがおすすめです。
コーディネートに占める面積の少ないシューズでダークブラウンを取り入れると、全体の印象が引き締まるので、このように濃い色を取り入れます。
マウンテンパーカー×Tシャツ×白パンツ
ライトグレーのTシャツと白パンツを合わせるだけだと、全体のコーディネートがぼやけた印象になってしまうので、アウターとシューズで濃い色を取り入れて引き締めます。
秋らしくブラウンとオリーブグリーンを組み合わせることで、白パンツをコーディネートの抜け感として取り入れることでおしゃれな秋服コーディネートになります。
マウンテンパーカーはカジュアルな印象になりがちなので、合わせるスニーカーはレザー素材にすることでカチッとした印象になります。
MA-1×白パンツ×ハイカットスニーカー
白パンツの中でも、リブパンツのデザインのアイテムをコーディネートするのは上級者向けです。
シルエットはすっきりしたデザインを選び、足元がキュッと絞られているパンツのつくりなので、ハイカットスニーカーと合わせても足元が重くなりすぎません。
ショート丈のトップスの1つであるMA-1でワンランク上のおしゃれコーディネートに仕上げるためには、インナーのTシャツのレイヤードをうまく使って、奥行きのあるスタイルを意識しましょう。
ジャケット×シャツ×白パンツ
秋らしいジャケパンスタイルを完成させるためには、白パンツとダークカラーのジャケットを合わせるのがおすすめです。
白パンツは軽やかにコーディネートしたいので、足元に合わせるローファーは素足で合わせることで、抜け感を演出して秋らしいスタイルを演出します。
ジャケットに合わせるポケットチーフの色味は、ビビットなイエローにすることで、コーディネートのアクセントとなっており、ジャケパンスタイルでちらりと挿し色を覗かせるテクニックです。
ジャケット×デニムシャツ×白パンツ
デニムシャツと白パンツの相性はとてもいいので、それだけでコーディネートが十分成り立ちますが、ブラウンのジャケットを合わせることで、ワンランク上のおしゃれジャケパンスタイルに格上げされます。
暗い色味のデニムシャツは、ブラウンのジャケットを合わせるとトップスが重くなりすぎてしまうので、淡い色味でコーディネートしてメリハリをつけるのがおすすめです。
秋らしいボリュームのある足元をコーディネートに取り入れるために、スウェード素材のサイドゴアブーツで季節感のある着こなしを意識してください。
冬の白パンツコーディネート
チェスターコート×ジャケット×シャツ×白パンツ
キャメルのチェスターコートと白パンツを組み合わせたコーディネートは、大人の男性らしい雰囲気に格上げするために、インナーとして紺ブレザーを合わせます。
明るい色のチェスターコートはカジュアルな印象になり、暗い色のチェスターコートはクラシックでかっちりした印象になるので、シーンや用途によって使い分けてみてください。
紺ブレザーと相性抜群のボタンダウンシャツは、カジュアルにノータイでもスマートにタイドアップでも、どちらのスタイルでもおしゃれにコーディネートできる、二刀流の万能アイテムです。
ハット×チェスターコート×キルトジャケット×白パンツ
冬の白パンツコーディネートは、暗い色の重い素材のアウターを合わせることが多いので、白パンツで軽やかな抜け感を追加します。
去年に引き続きトレンドであるアウター×アウターのコーディネートは、ボリューミーになりすぎないように、薄手のアウターと厚手のアウターを組み合わせ、色味の薄いものと濃いものを組み合わせると、奥行きが出ておしゃれなコーディネートになります。
起毛感のある中折れハットは、温かみのある季節感を感じさせると同時に、クラシカルな雰囲気になるので、チェスターコートとの相性は抜群です。
チェスターコート×ジャケット×ニット×白パン
白シャツと白パンツの組み合わせは、真っ白になってしまい非常に難しいので、間にニットを挟むことでコーディネートしやすくします。
黒のチェスターコートはシックで落ち着いた印象になるので、大人の男性にはおすすめですが、重たい印象になるので、写真のコーディネートのように、インナーとパンツは軽めに明るい色でまとめることで、抜け感を取り入れることができます。
使われている色数は少ないですが、トーンを変えてグラデーションをうまく演出しているので、おしゃれ度の高いコーディネートに仕上がっています。
ボアジャケット×ニット×白パンツ×スニーカー
ボアジャケットは保温性が高く、見た目も暖かいので冬のコーディネートで活躍しますが、他のアウターより重たいコーディネートになりがちなので、白パンツと組み合わせてスタイリッシュな着こなしを意識するのがおすすめです。
ボアジャケットは顔周りがボリューミーになりがちなので、ジップアップのニットをインナーに取り入れ、襟を立てて着こなすことで、縦のラインを意識します。
足元は、スニーカーで合わせるとスポーティーな印象が加わるので、コーディネートのアクセントになりメリハリをつけることができます。
トレンチコート×ジャケット×ニット×白パンツ
白パンツとネイビートップスの色合わせは、一年を通じて活躍するので、冬であればキレイめなトレンチコートと合わせるのがおすすめです。
重ね着をする際には、シンプルなコーディネートを意識して、インナーのシャツの色味とトレンチコートの色味、ニットとジャケットの色味を合わせることで、大人の男性らしい落ち着いた白パンツコーディネートはが完成します。
白パンツと合わせたいレザーシューズは、色の違いが顕著に表れてしまうブラックではなく、季節感のあるブラウンシューズを合わせると、こなれ感がより増します。
一年を通じて白パンツを大人らしく着こなそう
いかがでしたか?
大人らしいコーディネートが難しいので、今まで敬遠していた男性もこれを機会に、ぜひワードローブに白パンツを取り入れて、抜け感のあるおしゃれなコーディネートを目指してください。
白パンツを大人らしく履きこなすことができれば、周りの男性とは差がついた、おしゃれメンズになれること間違いなしです。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。