【気温35度】服装の選び方とメンズコーディネート解説
最高気温35℃を超える猛暑日なんてなかなか来ないと思いきや、8月には1週間に1回のペースで猛暑日が訪れます。夏は毎日同じような服装になりがちですし、猛暑日は特に屋外と屋内での温度差も激しく、服装にはかなり困ってしまいますよね。今回はそんな猛暑日に着たいおしゃれなコーディネートをご紹介致します。
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アイキャッチ画像出典:www.madameriri.com
8月は1週間に1回猛暑日!?
35℃を超える猛暑日なんてそんなに何度もあるわけじゃないのだから、猛暑日用のコーディネートなんて考える必要ない?そんなことありません。過去20年間の気象庁のデータによると、7月のうち約10%、8月のうち約13%が35度を超える猛暑日だったのです。なんと8月は1週間に1回のペースで猛暑日ということになります。週1で猛暑日が来るならば、猛暑日用のコーディネートもいくつか考えておきたいですよね。今回は35℃超えの猛暑日コーディネートをご紹介致します。
猛暑日に使いたい夏アイテム
まずは、夏はもちろん、猛暑日にも大活躍すること間違いなしの夏らしいアイテムをご紹介致します。
ハーフパンツ
ハーフパンツなんて学生時代以来履いていないという方も多いのではないでしょうか?「短パン小僧」という言葉もあるように、ハーフパンツは子供っぽい印象の強いアイテムですよね。しかし、着こなし次第では一気におしゃれアイテムに変身させることできるのです。ひざ上丈のハーフパンツには脚長効果や身長を高く見せる効果も期待できます。しかし丈が短ければ短いほど幼い印象を与えてしまうので、購入の際には必ず試着をして、自分の体形や雰囲気に合っているかを確認しましょう。
アンクル丈テーパードパンツ
出典:zozo.jp
アンクル丈のテーパードパンツは今年大注目のアイテムです。ハーフパンツを履く勇気がなくてもアンクル丈なら挑戦しやすいのではないでしょうか?足首が見えるだけでぐっとこなれ感が出て、爽やかな雰囲気になります。暑い日でも暑苦しく見えないのでうれしいアイテムですね。手持ちのフルレングスのパンツの裾をロールアップしてアンクル丈にアレンジするのもおすすめです。
サングラス
夏といったらやっぱりサングラスですよね。サングラスをかけるだけで一気に夏っぽく仕上がります。どうしてもサングラスが似合わないという方は、首元や胸ポケットにかけましょう。それだけでコーディネートのアクセントになるので、意外と取り入れやすいアイテムかもしれません。定番の黒や茶色のレンズのものや、写真のようなミラーレンズのものまでたくさん種類があるので、いくつかは欲しいアイテムですね。
白アイテム
猛暑日は何を着ていても暑苦しく見えてしまう危険性があります。そんなときに万能なのが白アイテムです。コーディネートに白を取り入れるだけで一気に爽やかな印象になります。白Tシャツや白スニーカーなどは、ハーフパンツやサングラスよりも挑戦しやすいでしょう。
サンダル
これは既にコーディネートに取り入れていて、使いこなしている方も多いもではないでしょうか?足元をすっきりさせるだけで一気に暑苦しさが払拭されますね。今年は画像のようなコンフォートサンダルが男女共に流行しています。彼女とおそろいで購入してみるのもおすすめです。
アクセサリー
夏はTシャツにサンダルなど、どうしてもみんな同じような服装をしてしまいがちですよね。そういうときは、アクセサリーなどの小物を活用して周りと差をつけましょう!夏は袖の短い服が多く、特に腕周りが寂しい印象になってしまうので、ブレスレットやバングル、時計などの、腕につけるアクセサリーをお勧めします。普段からアクセサリーに慣れていない方は、仕事の時よりも少しカジュアルな時計をつけるなどして少しずつ挑戦していきましょう。
真夏のコーディネートで気を付けたいポイント
通気性の良い素材を選ぶ
同じ半袖シャツでも、夏の始めとは違って、通気性が良くべたつかない素材のシャツを選ぶのがおすすめです。特にリネンやメッシュ、シアサッカー素材などの清涼感のあるシャツを着こなすと、暑い夏でも快適ですね。化学繊維が混紡されているものもありますが、割合が高くなればなるほどスポーツウエアのような雰囲気になってしまうので注意してください。
汗染みが気になる場合は白や黒を
気温が高い季節になると、汗染みが気になる男性も多くいるのではないでしょうか?汗のかきやすさは体質によって人それぞれなのでどうすることもできませんが、汗染みの目立ちは服の色によって軽減することができます。グレーなどの淡い色は汗染みになりやすいので、白か黒のアイテムを着用するようにしましょう。
猛暑日に着たい!おすすめカジュアルコーディネート
白シャツ × ハーフパンツ × サンダル × サングラス
サンダルにサングラスでまさに夏!といった雰囲気のコーディネートです。白シャツを合わせることで爽やかな印象を与えます。夏は、外に合わせて薄着をしてくると室内の冷房が寒くて苦しむということが多いですよね。長袖シャツを腕まくりして着ることで、室内の寒さにも対応できる薄着コーディネートになっています。
ネイビーシャツ × ハーフパンツ × スリッポン
子供っぽい印象になりがちなハーフパンツにはシンプルなトップスを合わせましょう。カラフルな色や柄でごちゃごちゃさせずにシンプルにまとめるのが、大人らしく着こなすポイントです。トップスから見えるインナーの色と靴の色を揃えることでバランスのよいコーディネートになります。
白シャツ × ハーフパンツ × サングラス
夏はいつも同じようなサンダルになってしまいがちなので、たまにはサンダル以外の靴も履いてみましょう。革靴を履くだけで全体的に暑苦しい印象になってしまいそうですが、サングラスをかければ一気に夏の雰囲気になります。ぴったりサイズのシャツを合わせることで腕の筋肉が強調されて男らしく着こなすことができます。
白シャツ × ハーフパンツ × 肩掛けカーディガン
夏は外の温度に合わせて薄着をしてくると、室内の冷房が寒すぎて困りがち。でも羽織物をわざわざ持ってくるのは荷物も増えて面倒ですよね。そんなときは思い切って肩に巻いてしまいましょう。温度差にも困りらず、コーディネートのアクセントにもなる、一石二鳥のテクニックです。
ストライプシャツ×ハーフパンツ×サングラス
ブルー系のアイテムでまとめた、統一感のある色のコーディネートです。同じ色のアイテムでまとめているので、まずコーディネートで失敗することはなく、大人の男性でもチャレンジしやすい着こなしになります。ストライプのシャツは大柄のものをチョイスしてしまうと、個性的な印象になってしまうので、細いストライプを取り入れてさりげないおしゃれを演出しましょう。
ネイビーポロシャツ × ハーフパンツ × サングラス
色の薄いハーフパンツを履くときは、合わせるトップスに注意が必要です。薄い色に薄い色を合わせてしまうと全体的にぼんやりした印象になってしまうので、トップスは濃い色のものを選びましょう。ポロシャツはぴったりしたサイズを選ぶと、筋肉が強調されて男らしく着ることができます。幼く見えがちな短めのハーフパンツでも、ピッタリサイズのポロシャツのおかげで大人の雰囲気が出せるコーディネートです。サングラスで夏らしく仕上げましょう。
黒ポロシャツ × カーキハーフパンツ × 黒スニーカー
先程のコーディネートも、ハーフパンツを濃い色にするだけでこんなにも雰囲気が変わります。リュックやキャップ、スニーカーと合わせると、少しだけやんちゃな雰囲気に見えてしまう可能性があるので、それでも男らしく着こなせる方向けの上級コーディネートかもしれません。
白Tシャツ × デニムスキニー × サングラス
白Tシャツで爽やかな印象を与えつつ、首元にかけたサングラスで夏らしさを演出したコーディネートです。腰に巻いたチェックシャツは、コーディネートのアクセントにもなり、冷房の効きすぎた室内では羽織ることもできるので是非取り入れたいアイテムです。フルレングスのパンツでも、裾をロールアップしてアンクル丈にするだけで暑苦しく見えなくなります。キャップで日射しも避けられるので、夏のレジャーにおすすめのコーディネートです。
黒Tシャツ × 黒スキニー × サンダル
出典:wear.jp
全身黒で統一してスタイリッシュに決めたこちらのコーディネート、足元にしっかりした靴を履いてしまうと暑苦しく見えてしまいますが、サンダルにするだけで爽やかな印象になります。黒は引き締め色なので、細く高身長に見せてくれるうれしいアイテムです。ハットは被ることで陽射しも避けられ、コーディネートのアクセントにもなるので是非取り入れたいアイテムですね。
デニムシャツ × 黒スキニー × サングラス
こちらのは、夏に履くと暑苦しく見えがちな黒スキニーを、爽やかに着こなしたコーディネートです。デニムとサングラスで夏らしい雰囲気に。半袖で寂しくなってしまった腕にはブレスレットをつけることでこなれ感を演出しましょう。アンクル丈で足首を見せるのが今年っぽい!クラッチバッグなど小さめの鞄を合わせたいコーディネートですね。
黒Tシャツ × グレースラックス × サンダル
出典:kurumani.com
黒のTシャツとスラックスを合わせた、一見暑苦しく見えそうなこちらのコーディネート。暑苦しく見えないようにするためのポイントは足元にあります。足元はサンダルで爽やかに、さらにスラックスはロールアップして今年っぽくアンクル丈にアレンジしましょう。全体的にモノトーンで統一しているのもこのコーディネートのポイントです。
黒シャツ × 黒スラックス × サンダル
上下黒に統一したこちらのコーディネート。上下ともに大きめサイズをチョイスすることで、見た目とは裏腹に風通しがよく涼しい着こなしが出来ます。アンクル丈とサンダルの相性は抜群なので、是非とも取り入れたいテクニックですね。
気温に合った服装で、暑い夏を乗り切ろう!
いかがだったでしょうか?夏は暑い日が続き、休日はどうしても同じようなコーディネートになってしまいがち。最高気温が35℃超えの猛暑日にはこちらのコーディネートを参考にしてみてくださいね。VOKKAでは他にも、大人の男性におすすめの夏のコーディネート記事を特集しています!是非こちらもチェックしてみてくださいね。
夏を爽やかに演出するコーディネートは女性受けも良いですよね。20代後半、30代、40代、50代と年代に合わせたおすすめのコーデや、爽やかにジャケットを着こなすコツやトレンドアイテムとの上手な合わせ方、涼しくもしっかりした印象のクールビズコーデまで詳しく解説!おすすめのメンズサマーファッションコーディネートを紹介します。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。