デニムシャツおしゃれコーディネート・人気ブランド徹底解説
一年を通して使える男性にとって万能なアイテム、デニムシャツ。Tシャツやシャツ、ニット、パーカーなどのインナーや、ジャケットやスーツなどのアウターによって大きく印象が変わりますよね。今回は、そんなメンズデニムシャツの着こなしを、ブランド紹介も交えながら、春夏秋冬に合わせたおすすめのカジュアルコーディネートを紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.menswearstyle.co.uk
万能アイテム、デニムシャツ
デニムシャツは、一年を通して着回しできる万能なアイテム。春はコーデの中心に、夏は肌寒い時用の羽織として、秋はカーディガンの中に、そして冬はセーターの中に合わせることができますよね。デニムは洗濯をすると物によってはかなり色落ちするので、気を付けたいアイテムでもありますが、逆にその色合いや風味に味わいが出て、見た目も着心地も自分に馴染んでくるような、気持ちの良いアイテムでもあります。デニムシャツをワードローブに加えるだけで、いつものコーディネートに彩りを足してくれますよ。今回は季節に合わせたデニムシャツのコーディネートと、おすすめのアイテムを価格別に紹介します。
デニムシャツの選び方
色
一口にデニムシャツと言っても、濃いネイビーから淡いネイビーまで色味は様々。ダークトーンになればなるほど落ち着いた印象になり、ライトトーンになればなるほどカジュアルな雰囲気に仕上がります。春夏であれば淡い色を、秋冬であれば濃い色を取り入れると、コーディネートしやすいですよ。
サイズ
ラフなアイテムであるデニムシャツは、サイズ選びも重要です。大人の男性があまりビッグシルエットのものをチョイスしてしまうと、野暮ったくなってしまうので注意。肩のラインがあった、ジャストサイズを選びましょう。
春のデニムシャツコーディネート
春は気温の変化が激しい季節。デニムシャツ一枚で着るよりも、デニムシャツを羽織りとして活用するような着こなしを定番にすると良いでしょう。もちろんジャケットやブルゾンと合わせてもOK。気温に合わせた着こなしを心がけましょう。
デニムシャツ×Tシャツ×ジョガーパンツ
明るいカラーのデニムシャツをシンプルなコーディネートに合わせたコーディネート。鮮やかなブルーのデニムシャツは、コーデの主役になりますよね。ボトムスにも注目。最近流行のジョガーパンツは、東洋人の体形に合ったパンツなので、日本人にもおすすめ。脚も細く見えるので、脚長効果も期待できます。写真のシューズはマーチンですが、スニーカーなどと合わせても格好良く決まりますよ。
デニムシャツ×ジャケット×デニムパンツ
デニムシャツをジャケットの中に着用したコーディネート。ベージュのジャケットは春らしい、リネン素材のものをチョイスしました。ビジネスコーデにはないフランクなスタイリングも、日々のジャケパンコーデであれば取り入れたいですよね。ジャケットオフすると、デニムオンデニムのスタイル。この時、ジーンズにシャツをインする点に注目です。シャツインスタイルは、脚長効果もあるので、是非挑戦してみてください。
デニムシャツ×チノパン
デニムシャツ一枚でも様になるスタイル。定番のチノパンを合わせるだけで、手軽にカジュアルなコーディネートになりますよね。ごつめのスニーカーにも注目。足元にポイントを置くだけで、メリハリのあるコーデに仕上がるので、ハイカットのブーツタイプの物があると便利ですよ。カラーはブラウンがおすすめ。アメカジスタイルな爽やかなコーディネートです。
デニムシャツ×Tシャツ×チノパン
デニムシャツをラフに羽織ったスタイルは、色使いが大切。ボトムスをカーキでアースカラーにした分、インナーをブラックで引き締めましょう。部分的にダークカラーを使うことで、全体のコーディネートのポイントになり、バランスが取れますよ。ブラウンの小物使いにも注目。バッグやシューズなどのアイテムをすべてブラウンに統一するだけでこなれ感が出るのでおすすめです。
夏のデニムシャツコーディネート
夏はデニムシャツ一枚で着る着こなしはもちろん、少し肌寒い夜のお出かけに羽織として着用するスタイルもおすすめ。暑苦しく見えてしまわないように、デニムシャツに限らずシャツ一枚で着るときは、必ず袖口をロールアップしましょう。
デニムシャツ×Tシャツ×デニムパンツ
麦わら帽子は真夏の必須アイテム。せっかくだからコーディネートの主役として取り入れたいですよね。そんな帽子をサポートするのはデニムアイテムとホワイトアイテム。デニムシャツは柄の入ったものをセレクトすることで、デニムオンデニムのコーデにも挑戦しやすくなります。ホワイトのクルーネックTシャツは、夏の定番アイテムです。胸元のネックレスにもこだわりたい、スタンダードなスタイルです。
デニムシャツ×デニムパンツ
濃いデニムシャツと薄いデニムスキニーを合わせたコーディネートは、センスのうかがえる上級者コーデ。ネイビーのスリッポンスニーカーまで、バランスの取れた色使いですよね。濃いデニムシャツは夏には不向きと思いがちですが、腕まくりするだけで季節感満載のアイテムに。ボトムスもロールアップして、くるぶしを見せた軽やかなスタイリングにしましょう。
デニムシャツ×チノパン
半袖のデニムシャツもおすすめしたいアイテム。黒のスキニーパンツと合わせれば、それだけでコーデが完成します。一枚で着ても、白Tシャツの上に羽織っても、格好の良いスタイリングになります。写真のように他のアイテムをブラックで統一することで、シンプルなコーディネートに。少ないアイテムでもおしゃれを楽しみましょう。
デニムシャツ×Tシャツ×ハーフパンツ
デニムシャツはショートパンツに合わせてもスマートにまとまる、本当に万能なアイテムですよね。ダークカラーのものでも、真夏に履きたいトロピカルな柄のものでも、デニムシャツとは相性抜群。一枚で着るのではなくて、写真のように白Tシャツの羽織りとして着るのがおすすめ。こなれ感も出ますし、見た目も爽やかになりますよ。
秋のデニムシャツコーディネート
秋のデニムシャツコーデは、ブルゾンやジャケットなどと組み合わせて、インナーとして着用するスタイルが定番。ブーツなどとも相性が良いので、秋のコーディネートにもかなり活躍しますよ。秋冬のコーディネートで、明るい色のアイテムを取り入れるのはなかなか難易度が高いですが、デニムシャツだと抜け感を取り入れやすいですね。
デニムシャツ×レザージャケット×チノパン
レーザーのブルゾンは男性にとって憧れのアイテムですよね。ブラックのブルゾンとデニムシャツを合わせたスタイリングは、色のバランスが大切。全身をブラックでまとめたコーディネートにデニムのブルーカラーを足すだけで、センスのあるコーディネートになります。デニムシャツの丈感にも注目。ブルゾンよりも少し長めのものをチョイスすることで、こなれ感のあるスタイルに仕上がります。
デニムシャツ×スーツ
デニムシャツにスリーピーススーツを合わせたスタイルは、ビジネスカジュアルの新たな定番。本来のビジネススタイルとは結びつかないようなデニムを、シャツに取り入れるだけで、フォーマルな雰囲気は保ちつつカジュアルダウンするので、とてもおしゃれな仕上がりに。ブラウンの方がブラックよりもデニムとの相性が良く、柔らかい雰囲気になるので挑戦しやすいですよ。カジュアル用のシャツではなく、ドレス用のビジネスシャツをチョイスするのを忘れずに。
デニムシャツ×マウンテンパーカー×デニムパンツ
デニムシャツにアウターを羽織ったスタイルも定番のもの。秋口の肌寒い時期には、この組み合わせが大活躍しますよね。デニムのようなブルーカラーは、ブラウンやマスタードなどのイエローカラーと相性が良いので、積極的に取り入れてみましょう。足元にも注目。ホワイトスニーカーは、コーデの「外し」として大活躍するので、一足あればとても便利ですよ。
デニムシャツ×ジャケット×デニムパンツ
デニムシャツをジャケットの中に着たスタイルも、ジャケパンコーデの鉄板スタイル。写真のジャケットはツートンのものですが、シンプルなワンカラーのものでも格好良く決まるのでおすすめです。パンツもデニムジーンズですが、カラーを変えることで、デニムオンデニムでも挑戦しやすいスタイルになりますよね。小物はブラックでまとめて、落ち着いたスタイルに。大人っぽいコーディネートです。
冬のデニムシャツコーディネート
冬のデニムシャツコーデはコートやアウターとの組み合わせに注目。冬のコーディネートは暗くなりがちなので、デニムシャツの青でパッと華やかにまとめましょう。セーターと合わせて着こなすとおしゃれですよ。
デニムシャツ×チェスターコート×セーター×デニムパンツ
デニムシャツには、ブルーと相性の良いマスタードカラーのコートがおすすめ!目を引くコーディネートなので、格好良く着こなしましょう。冬はセーターの中にデニムシャツを着るスタイルが定番。写真のようにグレーのセーターや、ネイビーのセーターもおすすめです。濃いデニムパンツにも注目。ノンウォッシュやセルビッチのものと合わせてみてはいかがでしょうか。
デニムシャツ×コート×セーター×チノパン
デニムシャツはグレーのコートとも相性が良いですよ。ネイビーのセーターの中に着たスタイルは定番。この組み合わせは鉄板なので、困ったときはこのアイテムに頼りましょう!ボルドーは秋冬カラーなので、季節感の出るコーディネートに。パンツやコートに取り入れましょう。シューズにも注目。明るいブラウンのレザーシューズは、コーデの抜け感にもなるので是非挑戦してみてください。
デニムシャツ×コート×チノパン
ブラックのコートにダークカラーのデニムを合わせたコーディネートは、全体的にシックな印象になりますよね。デニムシャツ以外をブラックでまとめたコーディネートにすることで、コートの金ボタンが光る、トラッドなスタイリングになります。パンツの丈にも注目。裾をロールアップして足首を見せて、軽やかな雰囲気を出しましょう。
デニムシャツ×コート×チノパン
キャメルのコートは冬のおしゃれの定番ですよね。デニムとの相性が良いので、写真のようなチェスターコートや、ピーコート、トレンチコートなどと合わせると、格好良く着こなすことができますよ。足元にも注目。サイドゴアブーツは最近の流行でもあるので、積極的に取り入れましょう。スキニーと合わせると、脚長効果も期待できるのでおすすめです。
デニムシャツおすすめブランド
ここからはおしゃれなデニムシャツのおすすめブランドを紹介します。
上質なラグジュアリーブランドのものを中心に取り上げるので、長く愛用できて、色落ちを楽しめるものばかりです。
サンローラン(SAINT LAURENT)
サンローランは、1961年フランス領アルジェリア出身のファッションデザイナー、イヴ・サン=ローランによって設立されたファッションブランドです。ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、ポール・ポワレらとともに20世紀のファッション業界をリードし、2002年の引退までトップデザイナーとして40年にわたり活躍しました。これを称えて「モードの帝王」と呼ばれています。設立当時の名称は「イヴ・サンローラン」でしたが、2012年ファッション部門のブランド名を「サンローラン」に改名。現在のスタイルに至っています。
ダメージデニムシャツ
価格:85,489円輸入関税込み
ラグジュアリーなレザーハンドバッグ、ウェア、シューズ、レザーグッズ、アクセサリーを豊富に取り揃えたサンローラン公式オンラインストア - YSL.com
ディーゼル(DIESEL)
ディーゼルは、1978年レンツォ・ロッソにより設立されたイタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド。「ディーゼル(DIESEL)」という名前は、世界中で同じように発音されて覚えやすく、当時新たなエネルギーとして注目されていた「ディーゼル燃料」のように世間を活気づけたいという思いから付けられました。1996年にアメリカ合衆国のニューヨーク・レキシントン通りに初の旗艦店がオープン。日本においても、デパートを中心に各地で店舗を展開しています。同社が取り扱うデニムジーンズの製造は全てイタリア本国で行っています。
'D'Broome' shirt
価格:16,837円輸入関税込み
'D-Broome' distressed shirt
価格:23,274円輸入関税込み
イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランドDIESEL(ディーゼル)の公式オンラインストアです。メンズ・ウィメンズ・キッズのデニム、ウェア、バッグなど幅広いラインナップ。最新ニュース、商品情報、店舗検索、採用情報など配信中。7日以内返品可能・10,800円以上お買上げで送料無料!
ラルフローレン(RALPH LAUREN)
ラルフローレンは、1968年にニューヨーク生まれのデザイナー、ラルフ・ローレンが設立したファッションブランド。ブランド内の一つのラインに「ポロ・ラルフローレン」があります。イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッド、アイビーファッションの中心的な存在です。ラルフローレンが考える、アメリカのより豊かで理想的なライフスタイルは、上流階級の持つスタイルであり、トムブラウンやマイケル・タピア等、数多くのデザイナーがラルフローレンで経験を積み独立しました。
チェストポケット デニムシャツ
価格:12,357円輸入関税込み
ディースクエアード(Dsquared2)
ディースクエアードは、1994年にカナダの兄弟が立ち上げたブランドです。ファッションの基礎を大切にしつつも、アメリカやイタリアのスタイルを融合したアイテムが人気を集めており、刺激的かつ独創的なコレクションが特徴です。多くのミュージシャンが愛用しており、コンサート衣装としても多く採用されている、ディースクエアードのデニムシャツは、定番のアイテムにワンポイントを加えたものばかりです。コーディネートのアクセントとして取り入れるのにもぴったりですよ。
Fashion Western Denim Shirt
価格:157,700円税込
Patch Bleached Hole Light Western Denim Shirt
価格:86,400円税込
ディーン&ダン・ケイティンがデザインするDsquared2最新コレクションのウェア、シューズ、バッグ、帽子をご覧ください。
リーバイス(Levi's)
リーバイスは、1853年にリーバイ・ストラウスが自身の名を冠した会社「リーバイ・ストラウス」社をサンフランシスコに設立したことが始まり。リーバイスのジーンズ誕生のきっかけは、ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部で、鉱夫を支える丈夫な労働服が求められていたこと。1870年頃、仕立屋のジェイコブ・デイビスと出会い、彼のアイデアであるデニムや綿帆布に金属リベットを使用し補強する手法を用いてズボンを作ることを決意し、生産部門を設立しました。ここからリーバイ・ストラウス社は製造販売のメーカーとなりました。
出典:levi.jp
VINTAGE CLOTHING 1955 ソートゥースシャツ
価格:38,880円税込
出典:levi.jp
VINTAGE CLOTHING 1960'S シャンブレーシャツ
価格:31,320円税込
【新発売】LEVI'S® ENGINEERED JEANS(リーバイスエンジニアジーンズ)、デニム&ジーンズならLEVI'Sリーバイス®公式通販オンラインショップ。ウェルカムクーポン定番の501®、メンズの511™、レディースのハイウエストジーンズ、復刻版ビンテージデニムなど豊富な品揃え。新規登録会員に1,000円割引クーポン進呈中、メルマガで限定アイテムやセールを通知。
デニムシャツで、クールな着こなしを!
デニムシャツは真夏に合わせたい薄いカラーのものから、一枚で着たいノンウォッシュの濃い色のものまで、たくさんの種類があります。いろんな着こなしが出来るので、日々のワードローブに取り入れてみましょう!毎日のコーディネートをより明るく楽しいものにすることができますよ。また、コーデに困ったときに頼れるアイテムでもあります。デートの服に困ったときは、デニムシャツを中心にスタイリングしてみてはいかがでしょうか。大人カジュアルなコーデを手軽に作ることができますよ。こちらの記事も是非参考にしてみてください。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。