一度座ったら病みつき!最高級シートRECAROの魅力
クルマ好きならだれでも知っているRECARO。ちょっと手を伸ばせば意外と手に入るかもしれません。スポーツシートだけじゃないRECAROを紹介します。
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RECAROとは
クルマ好きなら誰もが知っているRECARO。一度はRECAROシートのクルマに乗ってみたいのではないでしょうか。RECAROはドイツの会社で、シートだけでなく、自動車、鉄道、航空機関連製品の製造会社なのです。RECAROは一部の海外高級スポーツカーに装備されていたり、国内でもスポーティなクルマのトップグレードやスペシャルバージョンに標準装備もしくはオプション設定されています。またRECAROにはスポーツタイプだけでなく、COMFORT タイプやERGONOMICSもあり、車種に合ったシートレールさえあれば、純正に設定のないクルマにも装着することができます。またもちろん車検適合品でなければなりませんが、シートレールも純正のものもあれば、RECARO以外が制作しているものもあります。実はこのRECAROはクルマ用だけでなく、旅客機や鉄道、オフィス用のイスもあるのです。またサッカーなどのスタジアムのベンチに採用されていたりしてTV中継で見かけることもあるのではないでしょうか。今回はそんなRECAROシートの特徴的な製品を紹介したいと思います。
SR-7
RECAROの中でも価格的にも、使いやすさの点でも、また満足度でも最もポピュラーなのがこの「SR-7」です。歴史のあるRECAROでもモデルチェンジは行われており、伝統的なSRシリーズの最新作になります。適度な硬さの座り心地とサイドサポートにより、運転中に腰部がずれることがなく安定したドライビングポジションをキープすることができます。一見スポーツタイプで、たしかにスポーツタイプではあるのですが、特にモータースポーツに限って使用するわけでもなく、普通に街乗りしていてもその違いは明らかにわかります。単純に交差点で右左折するだけでその性能の高さを実感できるでしょう。手動ですがシートバックの角度も調整できますし、2ドアで後部座席がある場合もワンアクションでシートバックを倒すこともできます。「LASSIC」という少しアレンジの違うバージョンや、特に助手席などサイドサポートが高すぎて使いづらいという人のために「SR-7F」というバージョンもあります。
ERGOMED
ERGOMEDはいかにもRECAROというイメージではないですが、本来RECAROを求める人は持病で腰痛がある人が多かったりします。このERGOMEDはスタイリングより、疲労軽減と腰痛予防を重視した調節機能をウリにしているモデルです。シートクッションの深さ調節を備えたタイプやフラットタイプのシートクッションのタイプ、ヒーターを装備したタイプもあります。いいシートに座りたいけど、見た目がスポーティだと派手だと感じてしまう方にはおススメです。
SP-G
出典:yaplog.jp
こちらは逆に完全にスポーツ仕様のSP-G。サイドサポート部にもハーネス用の穴が開いているので4点式ハーネスなどを使用しないと逆におかしく見えるかもしれません。公道使用可能なモータースポーツ用フルバケットシートですので、重量はとても軽いです。SR-7と違いリクライニング機能もついていません。もちろんよりホールド性は高いものの、普段使いとしては、ちょっと疲れたからクルマを停めて横になったりすることも難しいですし、なにより車に乗り込むのにかなり苦労するとか。
LX-F
これはコンフォートモデルの一つですが、このコンセプトカーにでも採用されそうなスタイリングがいいと思いませんか。カラーも前衛的で新しいRECAROだと思います。流麗なライン、立体的でエレガントなデザイン、解放的なスタイリング。
MAGNIFICA
どうせ高級ブランドRECAROを入れるなら最高級グレードだよ。という人にはこちら「MAGNIFICA」。パワーリクライナー、シートヒーター、ベンチレーション、エアランバーサポート、ハイトアジャスターとフル装備。そしてあらゆる電動調整。フル装備のコンフォート系のハイエンドモデルになっています。お値段一脚¥594,000。運転席と助手席で\1,188,000。クルマが1台買えますね。
品質のよさで選んでほしいRECARO
いかがでしたでしょうか。スタンダードからスポーツシート、オシャレなシートに超高級シートとRECAROといってもいろいろとあります。もちろんブランドと自己顕示欲で購入するのもアリですが、なにより品質のよさを感じてほしいと思います。特に腰痛持ちの人が購入するという声もよく聞きます。せっかくのロングドライブで目的地についたら腰が痛くて楽しめないなどということがないように。また腰痛もちでなくても、その疲労度の違いを感じることができると思います。一度座ったら病みつきになると思います。
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この記事のライター
クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。