【接待のイロハ】今後につながる接待を再確認する5つのポイント
どんな状況にあってもチャンスは接待次第という場面もありますよね。同じ接待の場を設けるのならその魅力をフルに生かせるセッティングができるかどうかもスキルのうちです。今回は「接待」の準備から終了までを解説します。
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「心地よい空間をクリエイトすること」が接待の要
接待とは、相手の心に寄り添いそして食い込むことです。ただ「よいしょ」するだけでは、その場しのぎにしかなりません。記憶にとどめ印象的であることが必要です。事前調査は必要不可欠な事柄ですね。
ポイント1:接待ゴルフの神髄とは
接待ゴルフに行ったとき、やたらと「ナイス・ショット」の掛け声を発している方を見かけます。そもそもゴルフの醍醐味とは、日ごろの雑多な都会から離れ、大自然の青空と緑の下で気持ちの良い汗をかき楽しむものです。そして、お互いの距離が近くなり親近感が生まれていくというものです。そしてお互いの信頼関係がきずかれ、ひいてはビジネスにも役立と可能性を含んでいます。
見え透いたよいしょに気分を良くするような人は、結局その場限りだという事です。見ていないようで、相手はちゃんと見ています。心ある声を発しましょう
《接待ゴルフの心得》
1.接待ゴルフに行くには、100を切るようになってから
2.ゴルフウエアーは、高級ブランドは避け趣味の良い物を
3.ライバル心は持たない、また勝った場合は周りに配慮する
4.ゴルフ会話と趣味の会話の用意をしよう
5.ビジネスの話しはこちらから切り出さない
当たり前のことのようですが、なかなか守れていない人がいます。本来ゴルフとは紳士のスポーツで一つのステータスであることを覚えておいてください。
ポイント2:楽しみな食事会のセッティング
さて、楽しいゴルフが終わりお風呂でひと汗流したら、いよいよ食事の場へと移動です。どこで会を設けるかは接待の重要なポイントです。そして、帰りの時間のことも考慮した上での場所選びも重要です。楽しいとはいえ疲れもあるのは事実です。ただでさえゴルフ場というと都会からは遠いところにあるものです。往復の時間も事前に頭に入れて選んでください。
ポイント3:初めての店は避ける
「有名な飲食店」か「隠れ家的なお店か」は、相手の好みをしっかりリサーチして選定することが必要ですね。家族や友達との食事ではありません。あくまでも仕事の一環です。珍しいとか話題性があるだけで選ぶと、とんだ失敗につながることにもなりかねません。できる事なら自分の足を運んで調査する方がいいですね。そのお店のことも知った上での接待は重要なポイントです。
ポイント4:お店選びは個室で
まさか、いくら馴染みだからといって炉端焼き店を選ぶ方はいらっしゃらないとは思いますが、基本は個室です。重要な話があるからというだけではなく、重要な人だからという意味です。
和室がいいか、テーブル席がいいかは、相手の年齢にも関係してきますね。また、お料理も事前リサーチで「軽いもの」「ガッツリ系」を知っておく必要があります。もちろん飲み物も同じでしょう。日本酒がお好みか、ワインかといった情報も仕入れる必要がありますね。特に全く飲まれない場合には、ウーロン茶からペリエまで用意するようにお店に連絡しておきましょう。
ポイント5:事前に準備するもの
当然予約を入れておくのですが、その際に支払いについてはお店と事前に打ち合わせておくことも大切ですね。スマートな接客は最後まで気を抜かないことですよ。
また、気の利いた手土産の準備をすることもポイントですね。出来れば、ご家族がいらっしゃる場合はそれなりの心配りがあると効果バツグンですね。まだ話したいことがあっても、引き際よく帰りの車の手配をしましょう。チケットを渡すこともお忘れなく。
接待の席では自分の立場をわきまえよう
接待とは、相手との信頼関係を築くために持つ場であることを承知しておきましょう。その上で、楽しいひとときを過ごしていただけるよう心配りができれば、あなたへの信頼度は上昇し、ひいてはビジネスへと還元されるはずです。そのためにも、いろいろなお店のリサーチも重要になります。また、ある程度のゴルフの腕も必要ですね。
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この記事のライター
ワンランクの背伸びも、知らない世界を楽しめるひととき。人生を一工夫したいと思っています。