【脱初心者】首にタオルはNG？上級ランナーに見えるランニングファッション

足が速そうと思われたい！上級ランナーに見えるファッション

シューズとウェアだけで、誰でも気軽にはじめられるランニング。昨今のランニングブームで、最近始めたという人も多いのではないでしょうか。どうせならオシャレにカッコよく、颯爽と街を走りたいですね。街中を走っていると、すれ違う通行人や、同じランナーたちの視線も気になるもの。

実は、ランニングのファッションで初心者かどうかバレてしまうって知っていましたか？道行く人に「オシャレ、足が速そう」と思われたいあなたのために、上級ランナーに見えるランニングファッションのポイントをご紹介します。

「首にタオル」を卒業してスタリッシュにラン！

ランニングでは汗をかくのでタオルを首にかけて走りがちですが、実はこれ、ちょっと初心者っぽいスタイル。長距離を走っていると、タオルが首元で揺れたり擦れたりして気になるため、ランニング上級者になるほど、邪魔になりそうなものは携帯しないのです。

流れる汗は「そのままにしておく」が正解。汗を拭かなくてもいいよう、ウェアは速乾性のものを着用しましょう。どうしても汗が垂れて気になる場合は、小さめのタオルを手に持つか、ウエストポーチに入れるなどして、走った時にタオルが揺れないようにします。汗をたくさんかいても、帰り道の公園などで顔を洗えばさっぱりして気持ちがいいですよ！

小銭チャリチャリは電子マネーでスマートに解決

背後からチャリンチャリンと聞こえる小銭の音。なんだろうと振り返れば汗だくのランナー…。これではカッコいいランニングスタイルとは言えないですよね。

走る時に音や重みが気になる小銭は、アームバンドのポケットやポーチに入れましょう。ランニング用の機能性タイツには、内側に小さなポケットが付いているものもあり、身体に密着するので小銭を落とす心配もありません。電子マネーなら、お釣りをもらうこともないのでさらにスマートです。

ウェストポーチはまさかのヘソ上！

鍵にスマホ、小銭にペットボトル。荷物を携帯するにはウエストポーチやボトルポーチが便利です。しかし、このバッグの付け方で初心者かどうか分かってしまうんです。

上級者のウエストポーチの位置はおへその少し上あたり。普通のファッションで考えると、ありえないくらい上の位置に感じると思いますが、走っていて一番ポーチが安定するのがこの位置です。
実際に着用してみると分かりますが、腰あたりで留めたウエストポーチは走るうちに緩んできて、水がチャプチャプと揺れ、ランに集中できなくなってしまいます。ウエストポーチの斜めがけはしっかりボディに固定できない上に、左右のバランスが崩れるので言わずもがな。
ヘソ上あたりで、ギュッっと食い込むくらいにしっかりポーチのバンドを締めていると、ランナー同士すれ違った時にも「速そうな人！」と思われること請け合いです。

速い人ほど軽装！シャカパンやスウェットは初心者マーク

シャカパンやスウェットはスポーツのイメージがありますが、長距離ランナーにとってゆとりがあるウェアは走りづらいもの。着地の度にフードが跳ねて気になったり、汗が乾かず身体が冷えて、ケガをしやすくなることも。
上着を１枚着たい日は、通気性・速乾性の高い薄手のウィンドブレーカーがおすすめです。暑くなって脱いだ時もクルクル丸めてポーチにしまえばスマート。ボトムスは、ハーフパンツ＋機能性タイツのコーディネートが年中使えます。

初心者こそ見た目から！気分を上げてランニングを続けよう

上級者のランニングスタイルは、とにかく身軽。ランニングをはじめたばかりの頃は、「喉が乾いたらどうしよう？」「暑かったり寒かったりしたら心配」と、あれこれ持って出てしまいがちです。走ることに慣れているランナーは、良いタイムを出すため、とにかく荷物を減らし、なるべく軽装で走ります。

上級ランナーのファッションは、走る上でも理にかなっていることが分かりましたね。例え2〜3kmの距離を走るのでも、ご紹介したポイントをおさえれば、すれ違う人たちからも「この人足が速そう」と思われること間違いなし。ただし、見た目ばかり気にして無理はしないのが鉄則です！

初心者だからこそ、上級者に見えるファッションで気分を上げて、楽しくランニングを続けましょう！