【2024年春】北海道おすすめドライブ＆ツーリングスポット10選

爽快な走りと春の絶景を楽しめる北海道

どこまでもまっすぐに続く道路と、広大な牧草地が広がる北海道は、爽快な走りを楽しめるとドライバー＆バイカーに人気。しかし、北国・北海道のドライブ＆ツーリングのベストシーズンは、6月から9月中旬頃と短め。春の訪れも日本では最も遅く、桜の開花シーズンは4月下旬から5月中旬、芝桜や春の花々は5月上旬から6月上旬に見頃を迎えます。この記事では、爽快な走りと春の景色を楽しめる、2024年春に訪れたい北海道おすすめドライブ＆ツーリングスポットを紹介していきます。

1. 男山自然公園【旭川市】

男山自然公園は、突哨山(とっしょうざん)の南端に位置する標高約220mの丘陵地帯。遥かに大雪山・十勝岳連峰を展望し、眼下に石狩川の清流が眺望できる景勝地として有名な公園です。開園期間は、4月中旬～5月中旬のわずか約1ヶ月ですが、道内最大級のカタクリ群落やエゾエンゴサク、フクジュソウなどの野草を見ながらのんびりハイキングを楽しめます。駐車場付近には、旭川市の地酒蔵元「男山」の売店や椅子、テーブル、仮説トイレが設置されているので、ひと休憩できます。また、公園から車で約13分のところには「男山酒造り資料舘」があり、酒造りの文化を学んだり、蔵元限定品を購入したり、仕込みの時期には酒造りの様子を垣間見れることもできます。

名称　　　：男山自然公園
住所　　　：海道旭川市東山1431
アクセス　：道央自動車道・旭川北I.Cより国道40号線を名寄・稚内方面へ約10分
駐車場　　：200台・無料
連絡先　　：0166-57-2131（男山自然公園/開園期間中のみ）

2. ファーム富田【空知郡】

ファーム富田は、北海道空知郡中富良野町にある観光農園。日本最大級のラベンダー畑をはじめ、春から秋にかけて100種以上の花々が咲き誇る絶景スポットとして知られています。広大な敷地には季節ごとの花畑があり、5月～6月なら「春の彩の畑」や「花人の畑」でクロッカスや芝桜、チューリップ、アイスランドポピーなどを鑑賞できます。町道沿いには、ドライフラワーやオリジナル商品などのお土産ショップや、ラベンダーのソフトクリームやラムネなどの売店、食事もできるカフェ、さらには無料のワークショップ、ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための蒸留工場もあるので、五感で花を楽しめます。入場料が無料というのも嬉しいですね。

名称　　　：ファーム富田
住所　　　：北海道空知郡中富良野町基線北15号
アクセス　：旭川空港より国道237号経由で約45分
　　　　　　新千歳空港より道東自動車道・占冠I.C経由で約2時間30分
　　　　　　札幌市内より道央自動車道・三笠I.C経由で約2時間30分
駐車場　　：乗用車約500台、バス約30台・無料
連絡先　　：0167-39-3939

ラベンダーで有名な北海道中富良野町にある「ファーム富田」。広大なラベンダー畑から降り注ぐアロマのシャワーやラベンダーソフトクリームが人気。また通販サイトも運営していますので、好みの商品をお取り寄せください。

3. 二十間道路桜並木【日高郡】

二十間道路桜並木は、2000本を超える桜が直線7kmにわたって咲き誇る、「さくら名所100選」「北海道遺産」などにも選ばれる日本屈指の桜の名所。毎年、満開の時期を迎えるG.W期間中に「しずない桜まつり」が開催され、イベントや露店で盛り上がります。また、桜まつり期間中は、桜まつり会場近くに佇む皇族方をお迎えした御殿「龍雲閣」の見学が可能に。一方、桜の開花中は道内外の花見客が押し寄せるので渋滞必須。楽しい1日にするためにも、時間に余裕を持たせたスケジュールをたてましょう。

名称　　　：二十間道路桜並木
住所　　　：北海道日高郡新ひだか町静内田原
アクセス　：静内市街から桜並木まで約25分
駐車場　　：300台・無料
連絡先　　：0146-42-1000（新ひだか町観光情報センター“ぽっぽ”）

北海道新ひだか町静内二十間道路桜並木の紹介

4. ひがしもこと芝桜公園【網走郡】

ひがしもこと芝桜公園は、大空町東藻琴の南端「藻琴山」の麓にある10haの広さを誇る芝桜の名所。毎年5月1日から5月末あたりまで「ひがしもこと芝桜まつり」が開催され、国内外の観光客で賑わいます。ピンクの芝桜の絨毯も、ピンクの遊覧車も、ピンクの鳥居も、展望台からのピンクの芝桜と青い空、緑の藻琴山の景色も、すべてがインスタ映え。広い敷地内には、売店や食堂、足湯＆日帰り温泉施設、釣り堀、キャンプ場もあり、日帰りまたはお泊りでたっぷり遊べます。

名称　　　：ひがしもこと芝桜公園
住所　　　：北海道網走郡大空町東藻琴末広393
アクセス　：美幌バイパス・美幌I.Cより約30分
駐車場　　：1000台・無料
連絡先　　：0152-66-3111（東藻琴芝桜公園管理公社）

OZORA Higashimokoto Shibazakura Park 大空町のひがしもこと芝桜公園は四月～六月上旬に、直径1.5cmほどの赤、桃、白、紫の小花を咲かせます。約10万平方メートルの園内が芝桜の花で埋め尽くされます。芝桜まつりが5月〜6月に毎年開催されます。ぜひ日本一の芝桜をご覧ください。

5. かみゆうべつチューリップ公園【紋別郡】

かみゆうべつチューリップ公園は、北海道の北部・湧別町にある、総面積12.5haを誇る大きな公園。園内約7haの敷地には200品種のチューリップが咲き誇り、花の名所として人気です。例年5月1日から5月末前後に「ゆうべつチューリップフェア」が開催され、国内外の観光客で賑わいます。オランダ風車型の展望台からチューリップ畑をパノラマビューで眺めたり、電動バスで園内を周遊したり、はたまたオランダ衣装を身にまとって散策したりと、ヨーロッパ気分に浸りながら非日常を楽しめます。レストランやカフェ、お土産ショップ、お花畑からお好きなチューリップを球根ごと採取できる“掘り取り”販売コーナーもあるので、デートやガーデニングを趣味とする人におすすめ。

名称　　　：かみゆうべつチューリップ公園
住所　　　：北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地
アクセス　：旭川紋別自動車道・遠軽ICより約30分
駐車場　　：400台・無料
連絡先　　：01586-8-7356

北海道湧別町（ゆうべつちょう）公式ホームページ。観光施設についての情報を掲載しています。

6. 松前公園【松前郡】

松前公園は、松前城や寺町、城下町テーマパーク「松前藩屋敷」を含む約21万3500㎡の公園。広大な敷地には250種1万本の桜が植栽されており、国内有数の桜の名所として知られています。早咲き、中咲き、遅咲きと1カ月にわたって種類の異なる桜を楽しめます。開花時期には「松前さくらまつり」も開催され、土日祝日を中心に多彩なイベントで花見を盛り上げます。松前三大桜といわれる樹齢300年の「血脈桜（けちみゃくざくら）」、1つの根元からソメイヨシノと南殿の2種が咲く「夫婦桜」、松前最古の寺院・雲龍院にある「蝦夷霞桜」、生きた桜図鑑といわれる「桜見本園」や「新桜見本」は必見です。

名称　　　：松前公園
住所　　　：松前郡松前町字松城
アクセス　：函館・江差自動車道・木古内I.Cより約70分
駐車場　　：170台・無料　※さくらまつり期間は有料、車両規制あり
連絡先　　：0139-42-2275(松前町役場　商工観光課)

7. 手宮公園【小樽市】

手宮公園は、小樽市の北に位置する市街地を見下ろす高台にある公園。小樽屈指の桜の名所として知られ、青い海や木々の緑を背景に、エゾヤマザクラやソメイヨシノなど約700本もの桜が咲き誇ります。面積は19.7haと広く、アップダウンもあるのでいい運動に。桜のトンネルを散策したり、ベンチに座って桜を眺めたり、満開の桜を写真に収めたりと、ゆっくりお花見を楽しみましょう。園内の桜の見ごろは4月下旬〜5月上旬とされていますが年々、開花時期が早まっているのでお出かけ前に下記のサイトなどで確認を。

名称　　　：手宮公園
住所　　　：北海道小樽市手宮2-5
アクセス　：札樽自動車道・小樽I.Cより約15分。
駐車場　　：40台・無料
連絡先　　：0134-32-4111（建設部　建設事業室公園緑地課）

8. 緑ヶ丘公園【苫小牧市】

緑ヶ丘公園は苫小牧北部に位置する、総合運動公園。87.2haもの広大な園内は、陸上競技場やサッカー場などの運動場、パークゴルフやスケートボード、BBQなどのレクレーション施設、巨大滑り台がある遊具広場、野鳥観察やボートが漕げる池などがある「金太郎の池エリア」と、頂上広場や遊具広場、苫小牧の街並みや豊かな自然を一望できる展望台などがある「展望台エリア」があり、市民の憩いの場になっています。5月上旬～5月中旬ごろになると「金太郎の池エリア」の約2000本の桜並木が満開を迎え、「緑ケ丘公園まつり」も開催されます。ご当地グルメの屋台にダンスや音楽のイベント、抽選会なども行われるので、足を運んでみて。

名称　　　：緑ヶ丘公園
住所　　　：北海道苫小牧市高丘
アクセス　：道央自動車道・苫小牧西I.C、苫小牧東I.Cから約20分
駐車場　　：941台・無料　
連絡先　　：0144-33-6933

9. 道の駅 ＹＯＵ・遊・もり【茅部郡】

「道の駅ＹＯＵ・遊・もり」は、国道5号沿いにある道の駅。道の駅の近くには桜の名所として知られる「オニウシ公園」と「青葉ヶ丘公園」があり、ドライブやツーリングの休憩がてらお花見を楽しめます。オニウシ公園ではここでしか見ることができない「堀井緋桜」「駒見桜」を含む19種約500本の桜が咲き誇ります。一方、オニウシ公園から徒歩約5分の場所にある青葉ヶ丘公園では毎年「もりまち桜まつり」が開催され、ソメイヨシノを中心に16種約1000本の桜や世界に1本だけの桜「青葉枝垂（あおばしだれ）」を愛でながら歌謡ショーや動物とのふれあい体験などのイベントで盛り上がります。

名称　　　：道の駅 ＹＯＵ・遊・もり
住所　　　：茅部郡森町字上台町326-18
アクセス　：函館・江差自動車道・木古内I.Cより約70分
駐車場　　：普通車90台、大型13台・無料
連絡先　　：01374-2-4886

10. 五稜郭公園・ 函館公園【函館市】

五稜郭公園と函館公園は、函館の二大花見スポット。例年、大型連休前後に園内のソメイヨシノが見頃を迎え、多くの花見客でにぎわいます。今年の見ごろは2024年4月20日（土）～5月6日（月休）と予想されており、函館公園では30の露店が出店予定。五稜郭公園ではソメイヨシノを中心に約1,500本、函館公園ではソメイヨシノと八重桜、合わせて約420本の花を咲かせます。五稜郭公園では隣接する五稜郭タワーからの眺望を楽しんだり（展望は有料）、函館公園ではミニ遊園地や動物施設、博物館にも立ち寄ったりと、ゆっくり過ごせます。臨時の駐車場も周辺の有料駐車場もすぐに埋まってしまうので、朝から行動することをおすすめします。

名称　　　：五稜郭公園・ 函館公園
住所　　　：函館市五稜郭町44（五稜郭公園）　
　　　　　　函館市青柳町17（函館公園）
アクセス　：市電 ・青柳町下車、徒歩約5分
駐車場　　：4/23から5/8までは近隣の住吉公園グラウンドに臨時駐車場を設置、約100台・無料
連絡先　　：0138-31-5505（五稜郭公園）
　　　　　　0138-22-6789（函館公園）
　　　　　　0138-21-3323(桜まつりに関しての問い合わせ、函館市観光部)

2024年春は北海道でドライブ&ツーリングを楽しもう

今回は北海道ならではの走りと大自然に着目して、スポットを紹介しました。ぜひ、G.Wを利用して北海道のお花見や春の景色を楽しんでみてくださいね。