40代女性向けレディースバッグブランド人気おすすめ15選
自身のステータスが確定してくる40代。そろそろ持ってみたいと思う高品質のバッグへの憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。ハイラグジュアリーブランドの牛革商品からカジュアルラインの綿素材バッグまで、高品質を保つブランドは数多くあります。今回は40代に人気のブランドで、普段遣いや仕事にも相応しいタイプをご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:pixabay.com
40代のバッグ選び 重要なポイント
若い頃と比較して、モノへの感性がだいぶ豊かになってきたり落ち着いてきたりする40代。そんななか、30代とは違った環境や体力の変化が出て来ることも多いはず。
ここでは元革鞄専門店に勤めていた筆者が、実経験したからこそ話せる選ぶポイントをご紹介します。
軽さ
仕事をしている人もそうでない人も、40代になったら「軽さ」が必須条件になってきます。一生モノになるようなバッグなら尚の事。50代、60代と使って行くことを考えると、とりわけ牛革のアイテムは慎重に選んでみてください。
具体的には800g前後になるとかなり重さを感じるため、お仕事の七つ道具や普段の必須アイテムが入ったら、さらに重くなることを想像して。500g以下なら申し分ありませんが、素材や作りがかなり厳選されてきます。見極めのポイントは「何に使うのか・何を入れるのか」。目的の軸をぶらさずにいることが、もっとも大切です。
肩が凝ってしまわないか
軽さに附随する内容になりますが、筆者がハンドバッグ店に勤めていた時に多かった悩みの1つに「肩が凝っちゃって…」というお話があります。とりわけリュック選びの際、非常に慎重になっていた方が大多数いたのが印象的。
そんな場合はストラップが幅広いタイプがおすすめです。また内側がクッション性を持っていたり、滑りにくい加工をしてあるものだと身体に負担がかかりにくいため、より一層安定した持ち方ができるでしょう。
店員から情報収集しながら確定させていく
自分の理想を抱きながらお店で選ぶ時間は、女性にとって至福のひととき。お目当ての品物があったら即買いするのも達成感がありますが、その前に一度だけ客観的になってみるのも一つの手。もし話しやすそうであったり商品知識が豊富そうな店員がいたら、「実はこの商品がお目当てなのですが、類似品で人気のものはありますか?」「どのような要望の方の購入が多いでしょう?」など聞いてみましょう。自分と似た行動をしている人の使い方やその商品の評判など、意外な発見があることも。それを最後の参考にして、決定するのもおすすめです。
定番にするか、外したこなれ感を演出するか
どんなシーンでも使える定番タイプを選ぶか、ハメを外しすぎるほどではないけれど、ちょっと遊び心あるタイプを選ぶか。どちらを持つのも正解ですが、決め手は「毎日どこへ行くにも使えるバッグか」の一点でしょう。例え小さめサイズでも、時にはサブバッグと共に2つ持ちしても構わないと思えるか…など、その発想の転換が続けられるものであればベスト。
また「結局いつも同じタイプを選んでしまう…」と思っている人は多いはず。しかしそれは安心して使える形である証拠。自分の生活には外せないタイプなのです。冒険するのは、自分がドキドキする商品を見た時までとっておいてください。
自分を表してくれるようなバッグを探そう
仕事で使うために買ったばかりのバッグが、持ち物のキャパシティーオーバーが原因で持ち手の付け根から破損してしまったり、持ってみたらバッグの装飾が服に引っかかって持つに持てなくなってきてしまったという話もあります。そのため「何を持つか・それに相応しい素材とデザイン」を是非念頭に置いてください。ここで妥協は禁物!本当にお気に入りになるステキなバッグを、徹底的に探しましょう。
40代女性におすすめのバッグブランド15選
ここからは、おすすめのブランドを紹介していきます。バッグといえば思い浮かぶ定番のブランドから、こだわりつつもコスパの良いブランドまで幅広くご紹介しますので是非参考にしてください。
HERMES(エルメス)
ティエリ・エルメスが1837年にパリで馬具工房として開業。元々馬具工房だったことから素材の品質が優れており、全て一人の職人が仕上げまで一貫して担当。デザインに囚われない、容量の多いタイプが多いのも特徴と言えます。その後ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客にするほど、その優れた品質には絶対の信頼を預けるユーザーは男性も多いのが特徴的。
エルメスの代名詞と言えば、ケリーバッグやバーキン。抜群に高品質で評価が高い革質と、さり気なく気品あふれる普遍的なスタイルが普遍的な人気の理由でしょう。
※画像の「エヴリンⅢ 29」は、428,760円。
Hermes(エルメス)の職人たちの手で愛情を込めて製作された品々を公式オンラインブティックではオレンジボックスに詰め、心を込めてお届けいたします。
Chloe(クロエ)
クロエの創業者であるギャビー・アギヨンは1952年にフランス・パリで創設。セカンドラインである「シーバイクロエ」も、あわせて非常に人気ですね。
クロエは世界初めて、高品質な生地を使用した既製服を提案したラグジュアリーブランド。またバッグの特徴としては、上質なカーフやシープスキンが使用されており、使いこむほど増していく味わい深さは大人の女性の風格にこそしっくりくるもの。上品なフォルム、またその中にひとさじ備わったアバンギャルドさが楽しめます。尚価格帯は、おおよそ12~28万円台です。
PRADA(プラダ)
出典:kakaku.com
創業は1913年。ミラノの中心街にレザー製品のショップをオープンしたマリオ・プラダと弟のマルティーノ・プラダの2人が、世界を旅してその土地の珍しい革や素材を入手しながらバッグを製作。ミラノの上流階級の間で注目を集めイタリア王室の御用達にも。男女問わず人気で、若い世代からは憧れを、大人からも強い人気を得ています。
開発されたナイロン生地「ポコノ」のバッグは抜群の軽さと耐久性があり、リュックサックやトートバッグ、ポーチなど様々な商品展開。これが2000年頃一世風靡しましたが、最近また復活している様子。容量も大きめなタイプが多いため、普段だけでなく仕事にもおすすめです。
価格は有名なナイロンバッグシリーズで、10~19万円台です。
LOEWE(ロエベ)
1846年に創業した、非常に古い歴史を持つ革製品の大国・スペインのブランドです。
普遍的なフォルムとシンプルな佇まいかと思えば、アバンギャルドでスタイリッシュなタイプも非常に豊富。そんな形も取り入れてしまえば、意外にもスッと溶け込んでしまう不思議な力に驚いてしまいます。カジュアルもコンサバも演出可能。スペインが生んだこの「伝統製品」は、共にエイジングを重ねてゆくにつれ、革だけでなくデザイン自体もまた使う人を深い味わいで彩ってくれることでしょう。
価格は最新(2019年9月現在)のシリーズ「ポスタル」で25~41万円台です。
ロエベのアイコニックパズル、ゲート、アニマルバッグや最新メンズ&ウィメンズウエアコレクションをお楽しみください
GOYARD(ゴヤール)
トランクメーカー・モレル社の後継者となったフランソワ・ゴヤールが創始者。モレル社の名前を「メゾン・ゴヤール」に変更したことがブランドの始まりです。
そんなゴヤールのバッグでは中では「サンルイ」のトートバッグがもっとも人気と言えるでしょう。軽さ・耐久性・防水性が抜群。またモノグラムはどんな着こなしにも違和感なく使えるスグレモノ。さらに簡単に折りためるのも魅力なので、多方面で大活躍させられます。
価格は「ゴヤールサンルイPM(ベーシックカラー)」で158,760円。
1853年以来パリでトランクメーカーのメゾン・ゴヤールの世界をお楽しみください。タイムレスで洗練されたゴヤールのライフ&トラベルアートをご覧ください。
HAMANO(ハマノ)
まだ日本にハンドバッグが無かった、明治から大正へ移り変わったばかりの頃。傳濱野がフランスの「VOGUE」をはじめとする有名ファッション誌取り寄せ研究してバッグを作ります。これが当時の「モダンガール」に人気を博したのだとか。
そんな傳濱野は皇室の御用達で、制作するバッグの中には長い研究の末日本女性がもっとも美しく見える「黄金比」を持たせているものも。「効率よりも長く愛用していただきたい」どこまでも上品で飽きの来ない、長い歴史を感じられるクラシカルなバッグを求める人におすすめです。
価格帯はトートバッグで28,000~65,000円。
濱野皮革工藝【HAMANO】公式ショッピングサイト。「日本女性を美しく装うためのハンドバッグ」をテーマにしたこだわりのハンドバッグは日本の皇室をはじめ世界のロイヤルファミリーの方々にもご愛用頂いています。
IANNE(イアンヌ)
「イアンヌ」は非常に若いバッグブランドで、2012年パリにて開催された世界最高峰の展示会「プルミエールクラス」でデビューしました。デザイナーが思い思いに提案していくバッグを、日本の職人たちが丁寧に仕立てていきます。
国内には現在3店舗、パリに1店舗。柔らかで抱えても苦にならないくったりとした風合いが、こなれたリュクス感を演出。ドラマで有名女優に使われたり女性誌「Domani」に取り上げられるような、とても素敵なブランドです。
今非常に人気商品である写真のボストンバッグ「オリビア」は、51,000円。
イアンヌ(IANNE)のバッグ・お財布・革小物などを販売する公式ショッピングサイト。フランス・オペラ座近くのパリ最古のパッサージュにギャラリーを構えるブランド【IANNE】。オリジナルで色を染めている上質レザーで、職人が1点ずつ仕立てます。
Marimekko (マリメッコ)
北欧デザインの代表と言っても過言ではないほど有名なマリメッコ。1951年にフィンランドで誕生した、創造性と機能性を融和させたライフスタイルブランドです。
独創的なプリントと色づかいで世界的に広く知らていますが、バッグや衣類のほか食器やインテリアまで非常に幅広いラインナップ。大きな柄と明るい配色のトートバッグは持つだけで気分を明るくしてくれ、まるでアクセサリーのような存在に。また意外にもシンプルなデザインも非常に豊富で根強い支持を得ています。価格はトートバッグでおおよそ4,000~30,000円台です。
Marimekko(マリメッコ)日本公式オンラインストア。マリメッコは独創的なプリントと色づかいによって世界的に広く知られるデザインハウス。1951年にフィンランドで誕生しました。創造性と機能性を融和させたライフスタイルブランドとして、クロージング、バッグ・アクセサリー、ホームデコレーションといった分野で独自のデザインを発信し続けています。
Sonny Label(サニーレーベル)
Sonny Label (サニーレーベル)はアーバンリサーチがプロデュースしているアメリカ・西海岸の自由な空気感を取り入れたリラックスカジュアルです。「ベーシック+トレンド」「女性らしさ+メンズテイスト」など対照的なエッセンスの組み合わせからヒントを得たデザインには、ゆったりした中に上質な大人のスパイスがほんのひとさじ備わります。「ゆったりと流れる時間の中で過ごすあたり前の日常」を提案しており、全く気取らずヘビロテさせたいブランド。また手に届く値ごろ感ある価格なのも嬉しいポイントです。
価格帯は非常に幅広く設けており、デイリーユースから仕事用になりそうなトートバッグで4,000~20,000円台となっています。
お気に入り「Favorite」= トラディショナル・デイリーに使う定番アイテムという感覚と「Play」= トレンドやそのシーズンならではの遊びのエッセンスの組み合わせを楽しむ。こういった自由度の高さを英語のSonny (坊や)という表現の親しみやすさとリンクして「Sonny Label」は誕生しました。
HAYNI(ヘイニ)
バッグセレクトshop「HAYNI(ヘイニ)」は、大阪府大阪市を拠点にしており、日本と海外のバッグのセレクト販売と共にオリジナル商品も展開させているお店です。
「育児中のママや頑張ってお仕事している方のために、持っていて気分があがるようなバッグを厳選している」とのこと。
また「40代の女性は全身をカジュアルにしてしまうと、ラフ過ぎる印象を与えることもある」
という独自の目線から、親しみやすさと華やかさも忘れないアイテムを提案するブランドです。値ごろ感があるラインナップなので、さまざまなタイプを沢山楽しみたい方へ。
デイリーユースの舟型エコファー・本革トートバッグ「ノチェS」は、5,900円です。
国内外から厳選した、大人バッグをお届けする、バッグセレクトショップ【HAYNI ヘイニ】楽天市場店。本革 バッグ レディースを中心に人気です。2019年の冬は、ファーバッグや、本革リュックなどが人気です。全国送料無料中
RODE SKO(ロデスコ)
「ロデスコ」とデンマーク語で「赤い靴」という意味。女性らしさをこの言葉に込めているのだとか。
女性独特の、その時時で移り変わる気分・シーン・ライフスタイルに寄り添い、旬なエッセンスと女性らしさをバランス良くミックスしたデザインを率先して提案。日常的にファッションを意識して楽しんでいる、そんなポジティブな女性に向けたバッグ靴を取り揃えています。しっとりと素敵な作りが非常にリーズナブル。気負わず使えるラインです。
写真の「JORFINA ポケット4WAYトートバッグ」は6,696円。
「RODE SKO」公式サイト
MACKINTOSH PHILOSOPHY (マッキントッシュ フィロソフィー)
英国を代表する老舗ブランドの「マッキントッシュ」。そのセカンドラインのトータルコレクションが「マッキントッシュ フィロソフィー」です。
本物志向であるマッキントッシュが持つ上質なモノづくりの精神とクラシックで時代性のあるスタイルを受け継いでおり、普遍的なトラッドスタイルが非常に新鮮。カジュアルコーデながらも、凛とした正統派を漂わせてくれます。正統派なのに価格帯がリーズナブル。古くからの伝統を楽しむチャンスはここにあります。
価格帯はおおよそ8,000~50,000円台と、非常に幅広いラインナップ。
英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ公式サイト
TOPKAPI(トプカピ)
東京品川区大崎にある「クリケット株式会社」のブランド。
紳士物はネクタイやベルト、婦人物はスカーフ・マフラー・帽子なども取り揃える「トプカピ」。誰もがコーディネートに取り入れやすいオーソドックススタイルを保ちつつ、高品質な素材と大人が持ってこそ活きる、格好良い独特な表情が特徴です。価格帯は値ごろ感があるものから高級品まで幅広いラインナップ。
またセレクトショップでの取り扱いだけでなく、直営店が急増中。実は筆者も仕入れに行ったことがあるブランド。直営店は気さくに出入りできる雰囲気なので、近隣に直営店があったら是非見に行ってみてください。写真のバッグ「マイルドサテンスカーフパネル柄・トートバッグ」は18,360円。
moz
出典:www.ttwoo.jp
最近はコンビニ限定リュックなど、面白い企画でお目見えする事も増えている「moz」。スウェーデンのアンダース・ビリンが、1996年に設立した Farg&Form(フェルグ アンド フォルム)社から誕生したアニマルコンセプトのブランドです。
丸みのある「エルク(ヘラジカ)」のモチーフが印象的。また北欧らしいスタイリッシュさがありながら、身近に感じられるエルクは世界各国で非常に人気。男女兼用で持てるバッグは、家族で共有することも出来ますね。
価格はトートバッグでおおよそ2,000~8,000円台です。
松野屋
出典:flagshop.jp
“決して大量生産品でなく、また美術工芸品でもない、町工場や農村の職人たちがつくる素朴な日用品”を取り揃えた「松野屋」は、「夕やけだんだん」で有名な谷中銀座商店街にあります。
この松野屋のオリジナルブランドとして取り扱っているのが「スレッドライン」のスクエアトート。本体部分はB4書類が入れられ、ナチュラルテイスト満載の頼れる大容量バッグ。月刊誌「LEE」をはじめとする女性誌にお目見えすることも。岡山県で織られた厚手の国産帆布を東京の鞄職人がしっかりと縫い上げ、経年変化も楽しめる純綿100%のナチュラルな表情が魅力な一品です。写真の「8号帆布スクエアトート」は6,700円。
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共にエイジングしていく仲になって欲しい
牛革や馬革などは、人の皮膚と同じで呼吸しています。またビニールを使った品も、雨などに強くても劣化は来るもの。それぞれ程よく手入れをしながら丁寧に扱っていれば、バッグはそれに答えてくれ、代々受け継いで行ける場合も数多くあります。40代の今の感性で、是非満足行く素敵なバッグに出会ってください。
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この記事のライター
1級販売士・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ。スイーツ記事は、知人のパティシエ・パティシエール達からの情報も参考にしています。