電動アシスト自転車人気おすすめタイプ別10モデル
ラインナップが増え人気が上昇している電動アシスト自転車。モーターのアシストで楽にペダリングすることができ、ロードバイクからミニベロまで多彩なモデルが揃っています。おすすめする電動アシスト自転車をご紹介しましょう。
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電動アシストでラクラク&楽しいサイクルライフ
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モーターによるアシストでペダリングが楽になる電動アシスト自転車。各メーカーが次々とニューモデルを投入しており、ロードバイクなどのスポーツモデルからコンパクトかつスタイリッシュなミニベロまで多彩にラインナップしています。
バッテリーも高性能なリチウムイオンバッテリーが主流になり、充電容量が増加して走行距離もアップ。バッテリーが小型化されることで、フレームと一体化したスタイリッシュなデザインが可能になるなどデザインのバリエーションも増えています。
ライフスタイルや好みに合わせて、多彩なモデルからセレクトできる電動アシスト自転車。タイプ別に厳選した10モデルをご紹介しましょう。
選び方のポイント
◇ポイント1:タイプや用途で選ぶ
電動アシスト自転車を選ぶ場合は最初にアシストできる距離やバッテリー用量が気になりますが、まずは使い方や実際の走行距離がポイントです。
○休日にサイクリングを楽しむためにロードバイク系を選ぶのか。
○通勤や買い物など普段の街乗りのためにシティサイクルなどを選ぶのか。
○走るのは平坦な道なのか、坂道が多いのか。
用途やタイプが決まったら目安となる走行距離が見えてきますので、バッテリー用量などを考えます。
◇ポイント2:なるべく新しいモデルを選ぶ
昨今では高性能なリチウムイオンバッテリーが主流となっており、小型化・軽量化が進み繰り返し充電にも強くなっています。古いモデルや安価過ぎる製品の場合、充電効率の低い旧式のバッテリーを搭載している場合もありますので注意が必要です。
◇ポイント3:信頼性で選ぶ
バッテリーやモーター・ドライブユニットなどは、精密部品で構成されていますので信頼性も重要。前述のバッテリーと同様に海外メーカーの安価過ぎる製品などの場合、故障やトラブルの発生も懸念されます。このため多少アンリーズナブルでも、信頼性の高い国産品や保証付き製品を選ぶこともポイントです。
◇ポイント4:試乗してみる
自動車の購入と同じで、試乗してみることによりイメージと実際の乗り心地やアシスト力などの違いが把握できるでしょう。
【ロード・クロスバイク】
ヤマハ「YPJ-R」
「PAS」シリーズを市場に投入し、電動アシスト自転車が普及するきっかけとなったヤマハ。スタンダードなモデルからファミリー向けやシティサイクルタイプなども揃えており、スポーティなモデルも用意します。
ロードバイクやマウンテンバイクなど、スポーツモデルを揃える「YPJ」シリーズからご紹介するのが「YPJ-R」。力強いスタートと加速が得られるPWドライブユニットを搭載し、走行シーンに合わせたアシスト力を発揮します。オリジナルデザインのアルミフレームは、ハイドロフォーミング製法により高剛性を実現。信頼性の高いシマノ製コンポーネントやブレーキを備え、優れた走行性能を確保しています。
液晶マルチファンクションディスプレイには、スピード・バッテリー残量・消費カロリーなど多彩な情報を表示。スマートで小型のリチウムイオンバッテリーを搭載しているため軽量、ロードバイクらしいデザインを損なわないスタイリッシュな仕上がりです。
【スペック例】
タイヤサイズ:700×25C
変速機:22段
重量:15.4Kg
充電時間:約1時間
走行距離:約14km/22km/48km
カラー:ソリッドブラック×ダークグレー、ピュアパールホワイト
メーカー希望小売価格:248,400円(バッテリー、専用充電器、USBアダプター含む)
パナソニック「XU1」
ショッピングやファミリーユースをはじめ、スポーツやビジネスユースモデルも揃えるパナソニック。スポーツレンジには5台のニューモデルを投入予定です。
ご紹介するのはクロスバイクの「XU1」。クランクに直接ペダリングパワーを伝達するダイレクトドライブ機構を採用しており、力強くスムーズなアシスト力を発揮します。スタイリッシュなフォルムのフレームには、ダウンチューブと一体化したセミインテグレーテッドバッテリーを装備。エコモードであれば80km以上のアシストが可能です。
ハンドルステムの中央に速度や距離を表示するディスプレイをセット。安心の日本製で2018年7月にリリース予定です。
【スペック例】
タイヤサイズ:700×50C
変速機:9段
重量:24.5Kg
充電時間:約3時間
走行距離:約44km/57km/82km
カラー:シャインパールホワイト、マットロイヤルブルー
メーカー希望小売価格:243,000円(専用充電器含む)
ビアンキ「カメレオンテ E」
イタリアの名門ブランドで、現存する最古の自転車ブランドといわれるビアンキ。ロードバイクをはじめ多彩なモデルを揃えており、シティサイクルや電動アシストモデルもラインナップします。
「スポーツ」シリーズに新たに加わったのが「カメレオンテ E」で、フロントホイールに電動アシストシステムの「SR-SUNTOUR E-SYSTEM」を搭載します。フロントホイールを駆動することでコンポーネントに対して低負荷のため耐久性も向上。バッテリーはシートピラーの後ろに、スイッチ&モニターはハンドルポストへセットしました。
ブランドのアイコンである鮮やかなカラーリングのチェレステも用意、憧れのビアンキで電動アシスト自転車をセレクトできます。
【スペック例】
タイヤサイズ:700×32C
変速機:8段
カラー:マットチェレステ、マットダークグレイ
価格:169,000円
BESV「JF1」
出典:besv.jp
電動アシスト自転車のマーケットで、トップクラスといわれる欧州において高い評価を得ている「BESV」。ブランド名は「Beautiful・Ecology・Smart・Vision」の頭文字から名付けられており、高品質で革新的なデザインのモデルをラインナップしています。
ご紹介するのは「JF1」で、スタイリッシュなアルミフレームのクロスバイク。フレームと一体化した7.0Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約100kmのロングアシストが可能です。高い制動力を発揮する機械式ディスクブレーキと、シマノ製コンポーネント「Deore 10s」を装備しながらも軽量で優れた走行性能を発揮。速度や距離を表示するフルカラーディスプレイもセット、2018年の夏頃リリース予定です。
【スペック例】
変速機:10段
重量:17Kg
走行距離:約100km(最大)
カラー:グロスホワイト、マットブラック
予定価格:248,400円
【シティサイクル】
パナソニック「BP02」
ファッションブランド・ビームスとのコラボレーションで開発された「BP02」。滑らかな曲線を持つフォルムのフレームがスタイリッシュで、ビーチクルーザーをイメージしてデザインされています。ワイドアップハンドルやワイドサドルを装備し、ゆったりとした乗り心地と安定したライディングが可能。フロント・リヤともキャリアを装備していますので荷物の持ち運びにも便利です。
大容量でコンパクトなバッテリーは余裕のアシスト力を発揮。信頼の日本製でカラーリングもお洒落な3色を用意、乗ることが楽しくなるスタイリッシュなバイクです。
【スペック例】
タイヤサイズ:26inc
重量:24.8Kg
充電時間:約4時間
走行距離:約46km/54km/74km
カラー:ジェットブラック、ショアブルー、デザートイエロー
メーカー希望小売価格:141,480円(専用充電器含む)
ブリヂストン「ステップクルーズ e」
シティサイクルからレース用のロードバイクまで、多彩にラインナップするブリヂストン。電動アシスト自転車はシティサイクルとファミリータイプをメインに、フロントモーターモデルも用意します。
ご紹介するのは手軽に乗れるシティサイクルタイプの「ステップクルーズ e」。フロントモータードライブを採用しており、ベルトドライブのリヤと合わせてパワフルな走行性能を発揮します。そしてブレーキエネルギーの回生システムを搭載しているため充電も長持ち。フロントのモーターブレーキやスリップ制御によってコントロール性の高さも実現しました。
高性能なリチウムイオンバッテリーはコンパクトで大容量のため、持ち運びにも便利。操作もスマートワンタッチパネルで簡単、BAA安全・環境基準適合車に認定された安心なモデルです。
【スペック例】
タイヤサイズ:26inc
変速機:3段
重量:27.3Kg
充電時間:約4.2時間
走行距離:約48km/73km/99km
カラー:クロツヤケシ、サニーピンク、マットカーキ
バイオレットブルー、チェリーローズ
メーカー希望小売価格:134,784円
A2B「Hybrid/24」
イギリス・ヒーローエコ社のドイツ・デザイン開発チームが造り出した「A2B」。コンセプトは「モダンデザイン・テクノロジー・アート」の融合、独創的なスタイルの電動アシスト自転車を造るブランドです。
ご紹介するのは「Hybrid/24」で、極太のY字型アルミフレームが目を引くデザイン。ドライブユニットには独自に設計されたハイトルク直流ブラシレスモーターを搭載し、リヤキャリア下部に大容量リチウムイオンバッテリーを装備します。静粛性が高く滑らかなアシストが魅力、パワーを体感できる印象です。
前後輪とも油圧式ディスクブレーキを装備し、確かな制動力を発揮。快適な乗り心地を生み出すフロントサスペンションを装備し、前後のLEDライトはバッテリーで点灯するため電池交換も不要です。そして速度や距離、バッテリー残量なども確認できる大型のLCDパネルも装備。スタイリッシュでクールなヨーロピアンのバイクです。
【スペック例】
タイヤサイズ:24inc
変速機:8段
重量:27.5Kg
充電時間:約6時間
走行距離:約35km/50km/70km
カラー:マットブラック、ホワイト
価格:313,200円
【ミニベロ】
ヤマハ「PAS CITY-X」
次世代のドライブユニットを採用し、軽量化や低重心化を実現した「PAS CITY-X」。大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し「強」モードでも50km以上のアシストが可能、パワフルさと滑らかさを両立したナチュラルなアシストフィーリングがポイントです。スポーティなX字フレームはケーブル内装式でスマートな印象。セミストレートハンドルやセミスリックタイヤを採用し、快適でスポーティなライディングが楽しめます。
液晶5ファンクションメーターが付いたスイッチパネルは操作も簡単で、フロントキャリヤやLEDバッテリーランプも装備。フロントバスケットやりやキャリアなど、好みでカスタマイズもできるオプションも用意します。
【スペック例】
タイヤサイズ:20inc
変速機:3段
重量:21Kg
充電時間:約3.5時間
走行距離:約54km/69km/90km
カラー:ボルドー、メタル、マットグラファイト、クリスタルホワイト
メーカー希望小売価格:122,040円(バッテリーと専用充電器を含む)
ルイガノ「LGS-EA20」
カナダのケベック州に本拠を置き、自転車からサイクルアクセサリーまで手掛けるルイガノ。スポーティなクロスバイクやミニベロを多彩にラインナップしており、電動アシスト自転車も用意します。
ご紹介するのはミニベロタイプの「LGS-EA20」で、高品質な日本製ドライブユニットを搭載したバイク。大容量バッテリーによるロングアシストが可能、低重心設計で安定したライディングができます。スタイリッシュなフレームデザインは乗降性にも優れており、小回りも利くので取り回しも良好。前後のキャリアやLEDライトも装備、手軽で使い勝手の良い1台です。
【スペック例】
タイヤサイズ:20inc
変速機:3段
重量:26.5Kg
走行距離:約81km(最長)
カラー:マットホワイト、マットブラック、マットカーキ
価格:139,320円~
BESV「PS1」
出典:besv.jp
出典:besv.jp
アーティスティックなフレームデザインが目を惹きつける「PS1」。炭素繊維を10層に重ねたカーボンフレームを採用しており軽量かつ高剛性しています。フレームと一体化したコンパクトなバッテリーで、電動アシストモデルを感じさせないスタイリッシュな仕上がり。モーターはリヤハブに直結しており小型・軽量で静粛性にも優れた製品、高品質なソニー製のバッテリーを搭載し最長100kmのアシストが可能です。
スマートモードによるアシスト力の自動制御や、前後に備えたサスペンションによって快適な乗り心地を実現し、前後ディスクブレーキが安定した制動力を発揮。様々な情報を表示する大型インターフェースディスプレイも備えた、近未来的なスタイルのスマートなバイクです。
【スペック例】
タイヤサイズ:20inc
変速機:10段
重量:17.4Kg
充電時間:約3.5時間
走行距離:約70km/83km/100km
カラー:ホワイト、レッド、イエロー
メーカー希望小売価格:298,080円
バリエーション豊富な電動アシスト自転車からセレクト
ロードバイクやクロスバイクのようなモデルから、スタイリッシュなビーチクルーザータイプや、近未来的なミニベロまで多彩に揃った電動アシスト自転車。ライフスタイルや好みにあわせたバイクを選んで、サイクルライフを楽しんでみませんか。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 走行距離や充電時間等は参考・目安で使用条件等により変動する場合があります。
※ 下記に自転車の交通ルールや自転車保険・盗難保険のリンクを記載します
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。