東京都内のお花見スポット・公園おすすめ10選

東京にはお花見スポットがたくさん

花見は奈良時代から嗜まれてきた季節行事です。当時は桜ではなく梅を見て楽しんでいたそうで、今となっては驚きですね。その後、平安時代から桜を見るようになりましたが、まだ貴族の文化としてしか楽しまれておらず、庶民も花見をするようになったのはさらに後になります。そうして今では誰もが花見＝桜というイメージを持ち、幅広い年代の人々に楽しまれるようになりました。
東京には花見スポットがたくさんあります。今回この記事では花見におすすめスポットを昼間と夜間に分けて紹介します。どこへ行こうか迷ってしまったときはぜひこの記事を参考にしてみてください。

昼に花見を楽しみたい人におすすめ 6選

新宿御苑【新宿】

新宿門なら新宿駅から徒歩10分、大木戸門なら丸の内線新宿御苑前駅から徒歩2分、千駄ヶ谷門なら総武線千駄ヶ谷駅から徒歩5分で行くことが出来る花見スポットが新宿御苑です。

新宿御苑は大都会の新宿の中心に位置する公園で、広がる青空を背景に周りのビル群と桜を一枚の写真に収めることが出来るという、都会ならではの写真を撮れるのが最大の特徴です。園内は日本庭園のほかにイギリス風景式庭園があり、そこにも桜が植えられているので見落としの無いよう注意して見ていってください。ソメイヨシノや八重桜、カンザクラなどの桜が植えられていますが、ピーク時には一日に7万人以上が来園する人気スポットですので、ぜひ一度は足を向けてみてください。
入園料として200円が必要なのでお忘れなく。

【新宿御苑】
住所:東京都新宿区内藤町11
TEL:03-3341-1461
アクセス:新宿駅から徒歩10分
見頃時期:2月中旬～4月下旬

井の頭恩賜公園【吉祥寺】

JR中央線吉祥寺駅から徒歩5分または京王井の頭線井の頭公園駅から徒歩1分で行くことが出来る花見スポットが井の頭恩賜公園です。

井の頭恩賜公園といえば、ボートを借りて池から見る桜景色が有名です。池の周りに囲むように植えられた約250本のソメイヨシノとヤマザクラは絶景を作りだし、池に桜の葉が落ちれば一面ピンクの水面を生み出します。池にかかる七井橋から見る景色は、ボートから見る景色とはまた違った圧巻な景色なので、どちらの風景も楽しむことをおすすめします。また、公園内で売っている三福だんごはこの公園の名物なので、だんごを片手に花見をしてみてください。
デートにも友達との宴にも適したこの公園でぜひ花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【井の頭恩賜公園】
住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31
TEL:0422-47-6900
アクセス:JR中央線吉祥寺駅から徒歩5分または京王井の頭線井の頭公園駅から徒歩1分
見頃時期:3月下旬～4月上旬

隅田公園【浅草】

東京メトロ銀座線浅草駅または東武スカイツリー線浅草駅から徒歩3分、都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩5分で行くことが出来る花見スポットが隅田公園です。

隅田公園では隅田川沿いに植えられた約510本の桜が生み出す絶景を楽しむことが出来ます。最大の特徴は世界で最も高いタワーである東京スカイツリーと桜を一枚の写真に収められること。ここでしか見ることのできないコラボレーションは必見です。また、少し違う感覚で花見を楽しみたい人におすすめは、隅田川の屋台船に乗って花見を楽しむことです。川の両岸に並んだ桜を一度に見ることができ、さらに東京スカイツリーも合わさって圧巻の景色を見ることが出来ます。
さらに、隅田公園桜まつりとしてイベントを開催しているのでぜひ足を向けてみてください。

【隅田公園】
住所:東京都東京都墨田区向島1-2-5
TEL:03-3844-1221
アクセス:東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩3分
見頃時期:3月下旬～4月上旬

上野恩賜公園【上野】

JR山手線ほかJR系列上野駅、または東京メトロ鉄銀座線・日比谷線上野駅から徒歩2分で行くことが出来る花見スポットが上野恩賜公園です。

上野恩賜公園にはソメイヨシノなど約50種の桜の木が約800本植えられており、花見シーズンにはこの公園に200万人近くが訪れる東京の花見定番スポットです。開催期間中は屋台などが公園内に並び、お祭りの賑わいを見せています。また、公園内に五重塔や東照宮、弁天堂があり、それらの歴史的遺産と桜を写真の収めることが出来ます。さらに、上野には世界遺産となった国立西洋美術館やパンダがいる上野動物園もあるので、花見デートの一幕として立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【上野恩賜公園】
住所:台東区上野公園5-20
TEL:03-3828-5644
アクセス:上野駅から徒歩2分
見頃時期:3月下旬～4月上旬

芝公園【港区】

都営地下鉄三田線芝公園駅から徒歩2分、または御成門駅からでも徒歩2分で行くことが出来る花見スポットが芝公園です。

芝公園では東京タワーと桜を一枚の写真に収めることが出来るのが最大の魅力です。他にも園内には芝丸山古墳や増上寺など歴史的建造物があり、散りゆく桜の花びらとの景色は情緒溢れる絶景になります。ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど全体で約200本もの桜の木があるにも関わらず、花見客は例年1万人強と少なめではあるので、ゆっくりと静かに花見を楽しみたい人におすすめのスポットとなります。綺麗な青空が見える天気のいい日に散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

【芝公園】
住所:港区芝公園4-10-17
TEL:03-3431-4359
アクセス:都営地下鉄三田線芝公園駅から徒歩2分
見頃時期:3月下旬～4月中旬

代々木公園【代々木】

JR原宿駅から徒歩3分、または東京メトロ千代田線代々木公園駅から徒歩3分で行くことが出来る花見スポットが代々木公園です。

代々木公園ではソメイヨシノ、カワヅザクラ、サトザクラなど約700本の桜が植えられています。都会のど真ん中に位置する公園とは思えないほど広大な広場を中央に構えており、その広場でレジャーシートを広げて座れば視界が桜で埋まってしまうほどの迫力ある桜景色を見ることが出来ます。大人数での花見にもデートにもおすすめできる公園となっています。
冬には青の洞窟で話題になった代々木公園に、春は花見に訪れてみてくださいませ。

【代々木公園】
住所:渋谷区代々木神園町2-1
TEL:03-3469-6081
アクセス:JR原宿駅から徒歩3分、または東京メトロ千代田線代々木公園駅から徒歩3分
見頃時期:2月中旬～4月上旬

夜に花見を楽しみたい人におすすめ 4選

東京ミッドタウン【六本木】

都営大江戸線、東京メトロ日比谷線六本木駅より直結、または東京メトロ南北線六本木一丁目駅から徒歩約10分で行くことが出来る花見スポットが東京ミッドタウンです。

東京ミッドタウンの一番の見どころは、両脇に植えられた桜がライトアップされる、約200mのさくら通りです。この桜の洞窟は、真ん中の道路を車で通っても見てもよし、歩道を歩いて見てもよしの、幻想的な空間を生み出しています。道路に面したお店でディナーを嗜めば、美味しい食事と共にライトアップされた桜を楽しむこともできます。東京ミッドタウンでは他にも桜を眺めながら食事を楽しむラウンジが設置されたり、ガレリア館内にフラワーアートが登場したりするので、ぜひ様々なイベントを楽しんでみてください。
ライトアップは17：00～23:00

【東京ミッドタウン】
住所:東京都港区赤坂9-7-1
TEL:03-3475-3100
アクセス:都営大江戸線、東京メトロ日比谷線六本木駅より直結、または東京メトロ南北線六本木一丁目駅から徒歩約10分
見頃時期:3月下旬～4月中旬

東京ミッドタウンのイベント「MIDTOWN BLOSSOM 2018」をご紹介します。開催期間は2018/3/16(金)〜4/15(日) 。東京ミッドタウンは、2018年3月16日（金）から4月15日（日）の期間、春の到…。東京のまん中で緑に憩う街、東京ミッドタウン。

六義園【駒込】

JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩7分で行くことが出来る花見スポットが六義園です。

六義園で有名なのが、ライトアップされると神秘的な印象をもたらす、大きなシダレザクラです。内庭大門を通ると目の前にこの迫力あるシダレザクラが出迎えてくれています。この庭園は小石川後楽園と並んで江戸の二大庭園に数えられる歴史ある庭園で、園内には広大な池やそれにかかる渡月橋、小高い築山があるので、園内を一周するだけで趣深い建造物とシダレザクラ、ソメイヨシノの夜桜を楽しむことが出来ます。ライトアップの時期には約20万人が訪れる人気スポットです。
ライトアップは日没～21:00

【六義園】
住所:東京都文京区本駒込6-16-3
TEL:03-3941-2222
アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩7分
見頃時期:3月中旬～4月中旬

目黒川【目黒】

JR山手線目黒駅から徒歩10分、東急目黒線不動前駅から徒歩5分、東急東横線中目黒駅から徒歩2分、東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩3分で行くことが出来る花見スポットが目黒川です。ただし、上流から下流まであるのであくまで目安として参考にしてください。

目黒川では花見の時期に目黒川桜まつりを開催しており、毎年大盛況で人で溢れかえります。桜は全長約3.8ｍもの長さで川沿いに咲き誇り、池尻大橋駅から中目黒駅を通って不動前駅まで続いています。おすすめはお花見クルーズで、ライトアップされた桜の洞窟の中を船に乗って進んでいきます。幻想的にライトアップされた桜の中を進む体験はここでしか味わえない貴重な経験となるでしょう。また、川にかかった橋から桜と川を眺めると、眼前に広がる桜に圧倒されます。目黒川には26の橋が架かっているのでぜひ体験してみてください。

【目黒川】
住所:東京都品川区東品川3ｰ9
TEL:03-5722-6850
アクセス:JR山手線目黒駅から徒歩10分、東急目黒線不動前駅から徒歩5分、東急東横線中目黒駅から徒歩2分
見頃時期:3月下旬～4月上旬

【開花情報を毎日更新】目黒川の桜・お花見2018年の情報をご紹介！アクセス情報はもちろん夜桜や桜まつり情報、人気ランキングなど楽しいコンテンツが盛りだくさん。家族やカップル、宴会などで2018年のお花見を楽しもう

千鳥ヶ淵緑道【千代田】

九段下駅から徒歩5分、または半蔵門駅から徒歩5分で行くことが出来る花見スポットが千鳥ヶ淵緑道です。

千鳥が淵緑道は100万人以上が訪れる桜の名所で、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜を見ることが出来ます。桜は皇居の外堀に植えられており、石垣と合わさってここならではの景色を生み出しています。九段下駅から半蔵門駅までさくらの道が出来ており、桜のトンネルは昼はもちろん、夜に歩くとより現実離れしたような不思議な世界観を楽しむことが出来ます。
ライトアップは日没（午後6時頃）～午後10時

【千鳥ヶ淵緑道】
住所:東京都千代田区九段南2丁目から三番町先
TEL:なし
アクセス:九段下駅から徒歩5分、または半蔵門駅から徒歩5分
見頃時期:3月下旬～4月上旬

花見で桜を満喫しよう！

いかがでしたか？花見に行くときの参考になりましたでしょうか？
今回は昼におすすめの場所と夜におすすめの場所を分けて紹介しましたが、昼におすすめの場所に夜に行くとまた違った景色を楽しむことが出来ますし、その逆も然りです。デートで行くのか、家族で行くのか、大人数で楽しむのか、一人一人違った花見の楽しみ方があると思うので、ぜひ自分の目的に合った場所選びをしてください。