【生デニム】ファッショニスタがリジッドを選ぶたった1つの理由

メンズファッションのコーディネートに欠かせない「ジーンズ」

メンズファッションに欠かせないアイテムといえば「ジーンズ」です。Tシャツと合わせてもよし、白シャツと合わせてもよし。もちろん、ラフなアイテムだけではなく、ジャケットなどのフォーマルなアイテムと組み合わせてもオシャレに決まります。どんなアイテムとも相性がいいジーンズは、オシャレに興味がない人であっても誰もが一足持っています。

世の中に革命を起こしたとも言えるジーンズ。ファッション界に置いてその名を知らない人はいないデザイナーのイヴ・サンローランは「ジーンズを私が世の中にだすことができなかったことが残念でならない。」という言葉まで残しています。

しばしばカジュアルでシンプルな服装をする時に用いられるアイテムですが、最近はノームコアの流行もあり、その注目度は右肩上がりになっています。ジーンズが一本あれば、あとはトップスにラフなアイテムを合わせることでトレンドなスタイルに仕上がるからです。

よく耳にする「オックスフォードシャツ」ですが、実際にどんなアイテムなのか知っている人は非常に少ないですよね。オックスフォードとはいわゆる”白シャツ”のことで、男性のオシャレには欠かせないアイテムです。本当に優れた白シャツを手に入れて、誰よりもオシャレなコーディネートに挑戦してみましょう。

どんなジーンズが好き？シチュエーションに応じて選ぶのがポイント！

一口にジーンズと言っても、様々な形があります。「ブーツカット」のように特殊な形のものもあれば、「スキニー」のようにとにかく細い形のものまでその種類は非常に豊富。また、色で区別するのも重要です。

ダメージが入ったものや、ウォッシュ加工が効いてよく色落ちしたアイテムは、カジュアルな服装によく似合います。トップスにはラフなアイテムを合わせるのが基本です。足元はスニーカーがよく似合います。

対照的に、ウォッシュ加工が施されていない施されていない「生のデニム」は、フォーマルチックな服装によく似合います。ジャケットを合わせて「西海岸風」のファッションにコーディネートするのにもピッタリです。足元には革靴を合わせてあげてもオシャレに決まります。

ファッショニスタたちは色落ちが楽しめる「リジッドデニム」を選んでる！

様々な種類があるジーンズの中でも、特に注目したいのが「リジッド」のアイテムです。リジッドとは、冒頭でも紹介した「生のデニム」のことを指します。加工が施されていないために生地が非常に硬く、一般的に想像されるジーンズに比べると非常に色が濃いのが特徴的です。

なぜこの「リジッド」が流行しているのかというと、その背景にはノームコアも影響しています。安物の加工デニムがファッションシーンで目立ちすぎた結果、飽き飽きしてしまったファッショニスタたちが、無加工のデニムに「原点回帰」したのです。

そんなリジッドデニムの醍醐味は、自分の個性が出せることです。シワも入っていなければ傷ひとつ入っていない「生」のアイテムなので、体型や履き方に合わせて徐々に劣化していきます。綺麗に履けば、色落ちも楽しめます。この劣化が「味」となり、世界に一つしかないジーンズを生み出すのです。革物アイテムが長年かけて経年変化を楽しむように、リジッドデニムにも時間をかけて愛用する価値があります。今回は、そんなこだわりの生デニムをブランド別に厳選してご紹介します。

A.P.C.：プチスタンダードジーンズ

シンプルで品のあるアイテムが人気の「アーペーセー」のジーンズです。海外には熱狂的なファンも多く、独自の方法で色落ち加工を施した動画がYouTubeに掲載されるほど。日本での知名度もどんどん上がっていて、現在ファッショニスタが最も注目するデニムと言っても過言ではありません。シルエットは基本的に細身で、スタイリッシュに履けるのがポイントです。

Ralph Lauren RRL：Slim-Fit Rigid Jean

アメトラの定番ブランド・ラルフローレンの中でも、最もファッショニスタに注目されているラインが「ダブルアールエル」です。ヴィンテージマニアとして知られるラルフローレン氏が、自身でヴィンテージラインを作り上げたことに起源を持ちます。ダブルアールエルのジーンズは、非生産的な製法で作られているので、普通のジーンズには絶対に真似できない味わいがあります。無骨なシルエットは、アメカジファンであれば一目見て気に入ることでしょう。

Nudie Jeans：LEAN DEAN/ Dry 16 Dips

「ヌーディージーンズ」は、2001年にスウェーデンで設立された、いわばジーンズのベンチャー的存在。音楽や人々との日常生活をリンクさせたコレクションを中心にアイテムを発表しています。美しいシルエットが特徴的で、はく人を選ばず、スリムでスタイリッシュな印象にしてくれます。ファッション感度の高いセレクトショップで見かける機会も増えてきたので、今のうちに一足は持っておきましょう。トレンドの最先端です。

Levi's：Made & Crafted-TACK

ジーンズを語る上で、忘れてはいけないのが「リーバイス」です。ジーンズが正式に世に生み出したのは、ブランドの創設者である「リーバイ」に他なりません。ジーンズの歴史はリーバイスの歴史と言っても過言ではなく、ここのアイテムを持たずしてデニムは語ることができません。

MACKINTOSH PHILOSOPHY：レフトハンドセルビッジスリムテーパードジーンズ

マッキントッシュといえば、スタイリッシュなアイテムを多く取り扱うファッショニスタの定番ブランドです。同ブランドのリジットデニムは特殊な染料を使用していて、色落ちがしにくくなっています。深い色合いを長く楽しむことができる10年選手です。まるでトラウザースのようなスタイリッシュがあるので、ジレやジャケットを合わせたトラッドな装いにぴったり。

FACTOTUM：リジッドストレッチデニムストレート

FACTOTUMは国産ブランド。デニムのドメスティックブランドの中で右に出るものはいません。そんな同ブランドを代表するクラシックシリーズのタイトストレートシルエットが魅力的な「リジッドストレッチデニムストレート」は、太もも周りは細身で、膝下で適度なゆとりをつくっています。10個あるリベットにはブランドロゴが刻印され、デニムの顔とも言えるバックポケットのステッチも美しい曲線ステッチです。比較的柔らかいので、リジット特有の硬さが苦手な方でも選びやすく、生デニムデビューにもうってつけ。

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KURO：Diamante Modern OW

KUROは、2010年にシーズンにスタートしたドメスティックブランド。デニム作りにおいても世界最高峰の技術を持つ日本を象徴するブランドへと成長しました。展開するデニムの中で最も人気のある「Graphite」をテーパードさせた「Diamante Modern OW」は、セルビッジでなおかつストレッチの効いた革新的なモデル。リアリティのある色落ち加工や、こだわり抜かれたディティールがデニム好きたちを虜にしています。創業初年度にして、世界各国に約70もの取り扱い店舗を持つその実力を肌で体感してみて。

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生デニムを穿きこなして素敵なジーンズライフを。

ラフな着こなしにも、フォーマルなコーディネートにも合うのがリジットデニムの良さです。丁寧にはくことで長年付き合えるアイテムですから、こだわりを持って選びたいですね。今回ご紹介したブランドは、どれもファッショニスタが唸る珠玉の名作です。お気に入りの一足を見つけて、自分なりのファッションを存分に楽しんでみてください。

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