ヘルシーな体をつくる、夏に食べたい野菜たち
夏は好きだけど、夏バテになってしまうという現代人は多いのではないでしょうか。もっと夏を楽しむために、健康的な体を作りましょう。今回は体に重要な栄養を持つ野菜を紹介します。
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野菜を食べて、夏を乗り切ろう
夏の暑さは激しく、外に出るのもうんざりしませんか。それに、通勤やお出かけで陽の光にさらされ
体温が高まり、室内に入ればクーラーで一気に体が冷える、という不健康な生活を送っている人も多いのでは。そんな日常の中でも、ある野菜たちを食べれば健康でいられます。
医者も青くなるトマトで栄養を
昔から、トマトが赤くなると医者が青くなると言います。これは、赤く良く熟れたトマトは非常に栄養価が高く、食べれば健康になって医者いらずになるという意味が込められています。
医者が青くなってしまうほどの栄養価の秘密は、リコピンです。リコピンを摂取すると、動脈硬化を防ぎ、血液がサラサラになります。夏は汗をかいて水分が体外に排出され、血がドロドロになりがちです。そんな状況を打破してくれるのが、リコピンのたっぷり入ったトマトなのです。
トマトの基本はサラダですが、炒め物にしてもあっさりとしていて美味しいので、ぜひ試してみてください。
ナスの栄養素、ナスニンの驚くべきパワー
ナスにはナスニンというポリフェノールの一種が含まれています。これは血栓ができるのを防いでくれる、頼もしい存在です。ちなみにナスがあのきれいな紫色なのは、このナスニンのおかげです。
また、ナスニンは眼精疲労にもよく効きます。暑い夏は外に出たくなくて、ついつい自宅でスマホを触ったりDVDを観たりしていませんか。こうした動作で疲れた目は、大きな体調不良を引き起こす原因になります。ナスニンを摂取して、目をいたわってあげてください。
ナスを美味しく食べるには、揚げびたしがピッタリです。冷やしても美味しいので、食欲がなくても口にできます。
ゴーヤで胃の調子を整える
子どもの頃は苦手だったけれど、大人になるとゴーヤが大好きになったという人は多いのではないでしょうか?あの苦みこそが、胃の調子を良くしてくれる秘密です。
ゴーヤを食べると、胃の動きが活発になります。それによってが胃もたれが緩和され、また傷ついた胃粘膜を修復してくれるのです。アイスや冷たいジュースをとりすぎて胃の調子が悪い…なんていう日には、ぜひゴーヤを食べてみてくださいね。
ゴーヤはやっぱり、チャンプルーが美味しいですね。市販のソースが売っているので、作るのも簡単です。
水分補給はジュースではなくキュウリで
夏になると、暑くて毎日ジュースを飲んでしまいがちです。しかし、コンビニや自動販売機で簡単に手に入る清涼飲料水には、多くの砂糖などが含まれていて、肥満やむくみの原因になります。
もっとヘルシーに水分をとるためには、きゅうりがうってつけです。キュウリは95%が水分で構成されています。それに加え、カリウムも栄養素の一つとして入っています。カリウムは過剰な水分や塩分を体外に排出し、むくみを解消してくれるありがたい栄養です。
キュウリは輪切りにして塩もみするだけで、立派な箸休めの逸品になるのがお手軽で嬉しいところでしょう。
食欲不振は、ニラが解決
夏になると食が細くなり、食事の量が減る人は多くいます。しかし、汗を大量にかき体力が奪われがちな夏こそ、しっかりとした食事をとることが、ヘルシーな体でいる基本です。
どうしても何も食べたくない時は、ニラを口にしてみてください。あの独特なにおいは、実は食欲増進の行があるのです。また、殺菌作用が高いのもニラの特徴の一つです。
ニラを簡単に食べるには、ニラ玉が一番です。ひき肉もいれれば、おかずとしてしっかりした一品になります。
ヘルシーな体は、野菜でつくられる
いかがでしたでしょうか。夏バテしがちで食欲も出ない夏に健康な状態でいるには、身体に気をつけていく必要があります。特に、若いころは勢いで乗り切っていたことが、だんだんと乗り切れなくなってくる年代には、健康的な食事が特に重要です。また、優れたビジネスパーソンとして、健康管理はいつでもしっかりしていたいものですよね。これらの野菜を意識して口にし、夏を思いっきり楽しめるよう体調を整えてください。
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この記事のライター
美味しいものと食べることが好きすぎて、食品関係の仕事をするように。グルメ、イベント、ファッション、美容を中心に、映画や小説などのエンタメ記事を書いていきます。