【実は社会派】スヌーピー名言集【大人向け】

スヌーピーを含め”ピーナッツ”の登場キャラクターは可愛いだけではありません！

スヌーピーの登場するコミック、「ピーナッツ」の作者はチャールズ・シュルツさん。
1950年10月2日にアメリカの新聞７紙にピーナッツのコミック連載を開始しました。
”くだらないもの”という意味のピーナッツというタイトルが嫌だったなどのエピソードが有名ですが、それから50年、たった一度の休みをのぞき、漫画資料収集からストーリー、セリフの書き込みや仕上げまでのすべての作業を、たったひとりで続けました。
漫画を描くことを愛していたシュルツさんの哲学はスヌーピーを含むピーナッツのキャラクターたちに受け継がれ、時代や読む人が変わっても色あせない魅力を放っています。

スヌーピーがそもそも捨て犬だったことをご存知ですか？
そもそもスヌーピーは大家族でした。
しかし、犬の施設がなくなることが決定し、兄弟たちは引き取り手を探すことに。
さまざまな楽器で兄弟と音楽を演奏しているうちに、一匹、一匹と引き取り先が決まり去っていくごとに、さびしい音楽になっていくアニメの描写は衝撃的でした。

社会の荒波をくぐっているスヌーピーは少し捻くれている部分もあり、だからこそ突き刺さる数々の名言を生み出しました。

スヌーピーの飼い主でピーナッツの主人公であるチャーリー・ブラウンやその周囲のキャラクター達も思慮深い発言を残しています。

いかがでしたか？

大人にこそ響く漫画、それが「ピーナッツ」なのです。

「ピーナッツ」の最終話はスヌーピーがタイプライターを叩く、たった１コマでした。

そして、シュルツさんのメッセージが。
『読者の皆さんへ
幸せなことに私は５０年近くチャーリーブラウンとその仲間達を
描き続けてきました、
それは私の子供時代の夢の実現でした。
残念ですが、私は毎日連載される漫画のスケジュールを
維持していくことが、もうできなくなりました。
そのため私は引退を表明いたします。
（中略）
チャーリー・ブラウン、スヌーピー、ルーシー・・・
私はいつまでも忘れません・・・』

この突然の最終回はデイリー版の２０００年１月３日の新聞に載せられ、その最後の掲載の僅か一ヵ月後の２月１２日、午後２１時３０分、 彼は自宅で静かに他界しました。

世界中を魅了した偉大な漫画家の言葉は現代でも色あせず私たちの心に響きます。

東京・南町田にリニューアルオープンしたスヌーピーミュージアムにも是非

【ミュージアム詳細】
「スヌーピーミュージアム」
営業時間：10:00-18:00（最終入場は17:30）
住所：東京都町田市鶴間3-1-4

スヌーピーミュージアムは、アメリカ・カリフォルニア州サンタローザにあるピーナッツ・ファンの聖地、シュルツ美術館の世界で唯一の公式サテライト（分館）です。2019年12月から東京・南町田グランベリーパークの緑豊かな環境に移転し、再オープンします。