これで勝てる!?スラムダンクのから学ぶFXの極意!
現役為替ディーラーが、FXの極意を名作「スラムダンク」で解説!
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FXのヒントはスラムダンクにあった?
皆さんはFXをご存知でしょうか?
FXとは、「外国為替証拠金取引」のこと。
つまり、ドルやユーロの売り買いをして利益を得るという投資の一つです。
このFX、1万円などの少額からできるとあってOLを中心に人気があるのですが、なにも知識がないとやはり損を出します。
スポーツでも勉強でも、やみくもにやるのではなく、一定のコツというものがあります。
そこで、今日はそんなコツを名作スラムダンクの名言から初心者でも簡単に学べるようにしました。
スラムダンクにはFXのエッセンスが詰まっている
スラムダンクとは、井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした少年ジャンプにて連載されていた漫画です。
自身はアラサーですが、同年代には好きなマンガベスト1にも上がるほど人気の漫画でした。
そんなスラムダンク、バスケットを通じて登場人物が数々の名言を残しており、これをFXに置き換えると不思議なほど多くのヒントを与えてくれます。
FXもマーケットという相手との戦いですからね。
では、厳選された3つの名言をどうぞ。
損切りを制するものは試合を制す。(赤木剛憲/湘北)
これの元ネタは有名ですね。
「リバウンドを制するものは試合を制す」です。
ダンクシュートなど派手なプレーばかり好むバスケ初心者の桜木にとって、リバウンドは地味で目立たないものでした。
そんな桜木にチームキャプテン赤木がこの一言を放つと、がぜん桜木はやる気なります。
その後、リバウンド王として活躍し、あの強敵山王工業をも制することになります。
FXも同じく、初心者は「どこで買うか?」ばかりを気にして、損切りという地味な行為は疎かにしがちです。
しかし未来が不確実なマーケットにおいて、資産をリスクに晒す以上、損切りは避けられない行為です。
資産に深刻なダメージを与える前に損切りをして次のチャンスにつなぐことが勝つために不可欠です。
プロのディーラー研修でも、損切の重要性は口酸っぱく叩き込まれます。
まだあわてるような時間じゃない(仙道彰/陵南)
IH予選の湘北戦において、点差が開いていく状況下でチームメイトを落ち着かせるために発した名言。
FXのトレードの選択肢は、「買う」「売る」だけでなく、「休む」という選択もあります。
マーケットがあまり動かないときに無理をするのではなく、勝負となるポイントでしっかり仕掛けることができるのが優秀なディーラーといえるでしょう。
これはFXなんだ!!絶対に油断するな!!いいか!!一瞬たりとも油断するな!! (赤木剛憲/湘北)
元ネタは「これは全国大会なんだ!!絶対に油断するな!!いいか!!一瞬たりとも油断するな!!」です。
全国大会初戦の対豊玉戦で、湘北リードの10点差まで差が広がったとき、「もう勝ち確定だな」油断した桜木達に向かって言った一言です。
試合はなにがあるかわからない。ましてや相手は全国大会まで勝ち進んだ相手です。
そんな相手に対してリードを取ったからといって油断しない用意周到さを教えてくれる一言です。
FXも同じです。
相手は世界中から利益を得ようと集まってくるプロアマとはない市場参加者です。
マーケットからお金を得ようとする以上、一瞬の油断も許されません。
十分すぎるほどの用意周到さがあってはじめて相手に勝つことができるといえます。
皆さんもスラムダンクからFXのエッセンスを吸収し、一皮むけたトレーダーを目指しましょう!
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この記事のライター
外国為替ディーラー。アラサー。慶応義塾大卒。テクニカル分析と行動経済学をメインにいろんなところで執筆しています。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。から揚げも好き。日本から揚げ協会認定カラアゲニスト