そうだ、お城を持とう！マイホームのススメ

お城を持つことの意味

お城（お家）を持ちたいと思いますか？
筆者は投資会社社長の経験もあり、基本的にはお城も投資資産のひとつだと思っています。

その観点からだと、まだ年齢が若く定職があり＝ローンを低利で組むことができ、勤務地に変更が少なく、資金に多少余裕がある人、お気に入りの物件が見つかった人…などには、買ってみてもいい資産なのかなという判断をしています。

では、お城を持つことの意味は何か？

まずひとつは資産としての価値。賃貸や売却による資金流入が期待できる資産として、大きな意味があります。

次に、自分のお城があるという安心感。更新のタイミングで家主に追い出されることがなくなり、また、ローンを完済すれば、月々の家賃分の支出をなくすこともできます。

また、副次的な効果としては、お城を持っていることにより、社会的な信頼感の向上という意味も多少はあるかなと思います。あとは、ローン支払による節約促進の効果もあるかも！？

お城選びのポイント

かなりの数の都内の物件をみて、書籍を読み、設計士の父親のアドバイスも踏まえると、お城選びの際に確認しておくべき点は順不同で下記かなと。ぜひ検討の際のご参考に。

値段…高くても安くても値段には理由があり、その理由含めて納得できるかが大切
築年数…あまりに古いと配管等のメンテナンスコストがかさむ可能性もあり
立地…特に賃貸を視野にいれた場合、駅近徒歩5分以内などで絞られてしまう可能性大
広さ…将来的な賃貸や売却時に想定される相手、家族構成の変化も見据えて部屋構成は要検討
階数・方角…後から動かせないこともあり、窓からの景色等も踏まえて要検討
周辺住民…マンションの場合、上下左右の入居者の生活スタイル、騒音の可能性なども要考慮
壁材・窓材…特に周辺の騒音が想定される場合は、防音性能の高い仕様になっているか要確認
ペット可否…ペットと暮らす可能性があるのであれば確認必須
周囲の環境…現状だけでなく今後の建設予定内容も押さえておくとギャップを防げます

でも一体いくら用意すればいいの？

では、お城を持つにはいくら用意しなければいけないのか？

もちろん、物件によって価格はかなりまちまちなので、そのレンジを出すのは難しいのですが、一般的にはローンで購入することが多く、その際には、物件の価格の10-20%が頭金で必要なケースが多い模様。

勤務先や現在の年収などである程度信用があれば、10％でもOK。
信用無くても20％出せば大丈夫みたい。

ローンは75才くらいまでで最長35年で組めることが多い。
金利は変動の方が安く、固定はやや高い。でも今の日本では投資家から見たらどちらもたいした率ではないですが。

ローンの金額は、年間年収の3割までがひとつの基準となるようです。

頭金のほかにも、契約諸々のお金で100～200万程度かかるので注意。
またプランによるものの火災保険でも10～20万かかります。

購入後は、月々のローン返済のほか、マンションですと管理費や修繕積立費の負担も必要になります。
また、必要に応じて駐車場代や駐輪場代も多少かかります。

…以上、安い買い物ではないので、ぜひ検討の際にはきちんとチェックしてみては？

ちなみに筆者は資料請求・モデルルーム見学・売買契約までが、1か月もかかってない即断即決でした！
不動産は出逢いによるところが非常に大きいので、将来のために常日頃アンテナをはっておいて、もしいい物件に出逢ったら、思い切って押さえてしまうのもありかもしれません。

城持ち、悪くないものですよ。