定着し始めてきたフェアトレード
発展途上国で生産された商品を適正な価格で仕入れることで、現地の生産者の暮らしを継続的に支えていく貿易の仕組みであるフェアトレードについて簡単にご紹介します。
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いつもの買い物
日常の買い物で社会に貢献できる、誰かの役に立っていると思えるなら、買う側もハッピーになれると思いませんか。
忙しく生きるビジネスマンだからこそ、自分が何かをするような時間はないかもしれないですが、絶対的に必要な買い物という行為で誰かの役に立てるお金の仕組みを紹介します。
小さな社会貢献
社会起業家、社会貢献など、普段のビジネスを社会にとっていいことにしていきたいということに関心を持っている人は年々増えてきているように思います。
自分が何かできることはないのだろうか、と考えている人が増えているのです。
何かできることの中には、ボランティアであったり、ゴミ拾いだったり、体を動かして誰かのため、社会のため、環境のためになることをするということがあります。
もうひとつ、買い物で社会のためになれることもあるのです。
フェアトレードとは
フェアトレードという言葉をご存知でしょうか。
発展途上国で生産された商品を適正な価格で仕入れることで、現地の生産者の暮らしを継続的に支えていく貿易の仕組みのことです。
どうしても弱い立場の人々は買いたたかれたり、健康的な被害を受けることが多いのですが、環境に配慮して作られた衣料品や食料品、雑貨などを、パートナーとして買い取り、先進国で販売する仕組みです。児童労働などを防ぐといった側面も持っています。
日本では、その認知度は45%程度と言われ、女性の方が知っている傾向にあります。
毎日の買い物の中にフェアトレードを取り入れてみてはいかがでしょうか。
買い物での貢献
ビジネスの世界でフェアトレードが登場する場面が増えてきている、という方もいます。
フェアトレードの代名詞と言っても良いチョコレートを、同僚や上司などにバレンタインの際に配る人が増えているのだそうです。
フェアトレードの商品を買うことは、途上国の生産者の暮らしをサポートするための募金のようなものです。
しかし、募金そのものではなくて商品を通じて誰かの、環境の、社会の役に立つのです。
お金をどう使うか
買い物という行為を通じて、途上国や環境へ貢献できる仕組みのひとつであるフェアトレード。
欧米では当たり前になっているフェアトレードですが、何気ない毎日の買い物の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
スターバックスはフェアトレード認証コーヒーの購買を通じて小規模農家を応援し、倫理的な調達を推進していきます。
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