【食の探求・福岡】料亭 嵯峨野 繊細かつ独創的な日本料理(ミシュラン三つ星)
福岡市博多区にある「料亭 嵯峨野」はミシュラン三つ星獲得の九州を代表する料亭。
日本古来の伝統や歳時、季節の移ろいを感じさせる料理は繊細かつ独創的。料理はもちろん、店の佇まい、部屋のしつらえなど、空間を含めた「おもてなし」の精神を感じられるのは料亭ならではです。
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嵯峨野 ミシュラン三つ星獲得の九州を代表する料亭
福岡市博多区、住吉橋のふもとにある「料亭 嵯峨野」。
博多駅から車で約10分、住吉神社のすぐ先に位置し、高塀に囲まれた切妻屋根がいかにもお屋敷といった雰囲気の料亭です。
「鮨 行天」と並び、ミシュラン福岡・佐賀版でわずか2店舗しかないミシュラン三つ星獲得店のうちの一軒です。
川沿いに佇む「料亭 嵯峨野」
建物は、第25回美しいまちづくり建築賞「大賞」を受賞しています。
もてなしの神髄を若い方に広めたいと語る二代目女将
昭和42年、嵯峨野は福岡市中洲に最初のお店を出しました。
それ以来、料理はもちろん、店の佇まい、部屋のしつらえなど、空間を含めたすべてのもてなしを提供する料亭をめざして、不動の地位を獲得した嵯峨野。
二代目の若女将藤井春奈子さんも、「日本独特の素晴らしい文化や無駄の大切さを少しでも多くの若い方に広めたい」と、創業以来の精神を受け継いでいます。
二代目若女将藤井春奈子さん
伝統と歳時を写した端正な料理
料理長はたん熊 北店出身。
嵯峨野の「おもてなし」の精神を、魚介類や佐賀牛など地元の食材を用いた郷土の味と、器や盛り付けで表現します。
夜は15,000円、20,000円、25,000円のコースの他、冬にはフグのコース、カウンターでの6,000円からのコースなどもあります。
ランチも5,000円からの「ミニ懐石」が用意されています。
冬期のみのフグのコース
稀少価値となりつつある料亭
今や稀少価値ともなりつつある料亭。そんな料亭で、料理の素材も器もしつらえも本物にこだわり続けている「料亭 嵯峨野」もそのためだけに福岡博多にまで行く価値があると言えるでしょう。
料亭 嵯峨野
営業時間:昼=11:00~15:00
夜=17:00~21:00 (L.O.)
定休日:8月中旬、年末年始
料金:昼=コース 3,780~10,800円
夜=コース 6,480~27,000円
住所:福岡市博多区住吉 2-21-19
TEL:092-271-5745
福岡県福岡市の料亭嵯峨野。
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この記事のライター
慶應義塾大学→大手金融機関→会社経営。美味しいお店の予約を取ることに一日の大半を使う自称美食家。グルメに強いこだわりを持っていますが、周りからはグルメぶっている味の分からない男といじられることも。