毎月8日・18日・28日は「お米の日」!米のプロが教える美味しくご飯を炊くポイントとは
日本人の食生活に欠かせない「お米」。毎日のように食卓に登場するお米ですが、おいしいご飯を炊くポイントを知らない人も意外と多いのではないでしょうか?
パナソニックのお米のプロ“ライスレディ”に、「おいしく炊くコツ」や「お米の保存法」など、毎日のご飯がもっとおいしくなる知識やアイデアを伺いました。
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1日3合の試食は当たり前!米のプロ“ライスレディ”に聞く「お米の美味しい炊き方」とは?
レクチャーを担当するのは、パナソニックの炊飯器開発に携わる"ライスレディ"の三村まさ代さん。まるで竃で炊いたような、誰もがおいしいと感じるご飯を日々追求し、毎日3合の試食は当たり前なのだそう!
お米の美味しさは「●●の時期」が重要
新米・古米の違いについてのお話も。JAS法では、その年の12月31日までに精米されたお米が新米、1月1日以降に精米されたものが古米と定義されているとのこと。
つまり新米と古米は「精米の時期」が異なるだけで、古米でも精米したてであれば新米と味の差はないのだそう。なんとなく「新米がおいしくて、古米はおいしくない」と思われがちですが、これは間違ったイメージなのだとか。
精米後からお米の乾燥は進行
しかし生鮮食品であるお米は、精米後から劣化がどんどん進んでしまい、ご飯のおいしさにも大きく影響。乾燥すると「パサつき」や「甘みの低下」の原因にも。例えば精米したお米を常温で保存すると、2週間で含水率が2%も低下してしまうのだそう。
お米の保存方法の実態とは・・・?
パナソニックが実施した共働き世帯の女性を対象にした調査によると、お米を常温で保存するという回答は約91%になったとのこと。さらに冷蔵庫にお米を保存するスペースがないという回答が約9割に。
お米を乾燥させない方法としては、「密封容器に入れて冷蔵庫に保存」「2週間以内に食べきれる分だけ購入」「玄米で購入し、自宅で精米をする」が理想のようですが、忙しい共働き家庭ではなかなか難しいのが現状ですよね…。
乾燥米に対応した最新炊飯器
そんな乾燥してしまったお米のために開発されたのが、同社の「鮮度センシング機能」。乾燥米のパサつきを抑え、甘みのある新米のように炊き上げることが可能に。新搭載された「圧力センサー」では減圧スピードによって鮮度を検知。圧力制御はなんと40通りもあるのだそう!
なにかと生活感が漂いがちな炊飯器ですが、キッチンをお洒落に魅せてくれそうなスタイリッシュなデザインも魅力。
従来モデルと食べ比べ。その実力とは?
セミナーでは「鮮度センシング」の効果を比較する試食会も実施。
左から「鮮度センシングなしで炊いた乾燥米」「精米仕立てのお米」「鮮度センシングありで炊いた乾燥米」。
実際に試食してみたところ、「鮮度センシングなしの乾燥米」はパサつきがありもっちり感が少なめ。一方で「鮮度センシングありで炊いた乾燥米」はツヤ感や甘みが「精米仕立てのお米」とほぼ等しく、しっとりした味わいで大変おいしく感じられました。
美味しいご飯がボタン一つで気軽に
「鮮度センシング」機能はボタン一つで操作可能。仕事や子育てで忙しくても、毎日簡単にご飯がおいしく炊けるのはうれしいですね。
「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX108」は6月1日より発売中。毎日の食卓に欠かせないご飯。より一層おいしく楽しみたい人はぜひチェックしてみては?