東京都内の本当に美味しいどじょう(どぜう)鍋の名店おすすめ9選

日本に昔から伝わるどじょう鍋。生まれてから一度も食べたこともないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなレアな料理ですが、都内にはどじょう料理の専門店や老舗の有名店があるんです。特に浅草をはじめとする下町には口コミランキング上位の人気店が集結しています。今回は、美味しいと評判のお店ばかりをご紹介します。

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アイキャッチ画像出典:icotto.k-img.com

どじょう(どぜう)鍋とは?

出典:kiwa-group.co.jp

今から約200年前、江戸時代から食べられている庶民の味が「どぜう鍋」です。本来は「どぢやう」と表記するのが普通なのですが、縁起を担いで「どぜう」と奇数文字での表記になったのだとか。
そんな「どぜう鍋」は、「どぜう汁」や「柳川鍋」と並んで長きにわたり親しまれてきた、どじょう料理のひとつ。作り方はというと、酒を入れてすぐ蓋をし、どじょうを酔わせます。おとなしくなったところで薄い鉄鍋に並べ、甘辛い割り下を注ぎいれます。さらに炭火で煮込み、グツグツじっくり火を通したら最後はネギをたっぷりと。食べる時には山椒や七味唐辛子をかけて頂きます。
ちなみに、どじょうを丸ごと使用したものを「丸鍋」と呼び、食べやすいように開きにして小骨などを処理したものを「抜き」と呼びます。後者を卵でとじたのが「柳川鍋」なんですよ。

駒形どぜう(浅草)

出典:www.dozeu.com

1801年創業のどじょう料理店です。ビブグルマンを獲得した名店で、老舗の歴史と伝統を守り続けています。こちらの「どぜう鍋」は、あっさりした割り下が特徴です。臭みを一切残さないように丁寧に下ごしらえされたどじょうは、この割り下によって最大限に旨味を引き出されています。
鍋の他にも一品料理が充実しています。中でもおすすめなのが「どぜう蒲焼」です。香ばしく焼かれたどじょうはお酒との相性も抜群なんですよ。テーブルや個室、入れ込み座敷など様々な席があり、いろいろなシーンで利用できそうですね。

住所:東京都台東区駒形1-7-12
TEL:03-3842-4001
営業時間:11:00~21:00(L.O)
予算:夜4,000円~4,999円 昼2,000円~2,999円
※サービス料10%(小部屋利用の場合)

浅草本店|駒形どぜう

1801年創業、江戸・東京・浅草に200年続くどじょう料理店。浅草名物「どぜう鍋」を江戸建築でお召し上がり下さい。

飯田屋(浅草)

出典:dozeu-iidaya.com

つくばエクスプレス浅草駅のほど近くにあるどじょう専門店です。こちらもビブグルマンを獲得しています。もともとは食事処だったのですが、1903年に現在のような専門店になりました。それ以来、長きにわたり世代を超えて地元の常連さんから支持され続けています。「どぜう鍋」に使用される独自の手法で下処理されたどじょうは、繊細かつ奥深い味わいです。こだわりの割り下は創業当時から変わっていないのだそう。
気さくな人柄の店主もお客さんを惹きつけます。1品の注文でもふらっと立ち寄れるカジュアルさが魅力ですよ。

出典:dozeu-iidaya.com

住所:東京都台東区西浅草3-3-2
TEL:03-3843-0881
営業時間:全日/11:30~21:30(LO21:00)
定休日:水
予算:夜4,000円~4,999円 昼2,000円~2,999円

どぜう飯田屋

「どぜう」の伝統を大切に、今も変わらない割下。 歴史と風情を感じれる空間、お客様へのおもてなし。 飯田屋の挑戦はこれからも。

にょろ助(浅草)

出典:kiwa-group.co.jp

浅草のシンボル、雷門から徒歩3分ほどのところにあるどじょう料理のお店です。昔ながらの日本家屋がひと際目を引く店構えとなっています。海外からの観光客にも人気があり、浅草観光のランチやディナーにこちらを訪れる方も多いんですよ。ちなみに、こちらのお店の看板は「東南屋」と書きます。実は十二支で東南は辰巳だからなんだそう。こうしたところにも下町の風情が感じられますよね。
歴史を感じさせる店内では、約60年もの間ここ浅草の地で培われてきた伝統の味を堪能できます。どぜう鍋をはじめ、柳川鍋や牛すきも楽しめ、さらには日本酒も80種類以上取り揃えられていますよ。ゆっくりとお酒を嗜みながら、どじょうを箸でつつけば至福の時間となることでしょう。

住所:東京都台東区浅草1-33-5
TEL:050-5869-2585
営業時間:11:30 - 22:00(L.O.21:00)
【土・日・祝】11:00~
予算:夜4,000円~4,999円 昼1,000円~1,999円

にょろ助 東南屋 浅草 | 際コーポレーション

にょろ助 東南屋 浅草 - 「ライフスタイル創造企業」際コーポレーションのホームページ レストラン、アパレル、ウエディング、アンティーク、リノベーション、FC、PRなどのご案内をしています。

どぜうひら井(本所吾妻橋)

出典:meiten-sumida.com

1903年創業の老舗中の老舗。どじょう料理を専門にしているお店です。趣を感じさせる昔ながらの佇まいに、思わずため息がこぼれてしまいそう。
こちらはメインの食材となるどじょうに徹底的にこだわりを持っています。なんと千葉か茨城で獲れた天然もののどじょうしか使用しないんです。貴重な天然ものだからこそ味わえる、どじょう本来の旨みが凝縮された「どぜう鍋」は、グルメも唸る美味しさなんですよ。
また、同じくこだわりの詰まった「柳川鍋」も大人気。新鮮などじょうとまろやかな卵が相まって、これまたたまらない絶品だと評判です。

住所:東京都墨田区吾妻橋1-7-8
TEL:03-3622-7837
営業時間:11:30~14:00
17:00~21:30
定休日:日
予算:夜6,000円~7,999円 昼3,000円~3,999円

どぜう ひら井|墨田区銘品名店会

明治から続くどじょう料理の名店 どぜう ひら井(どじょう ひらい)では、国内産の天然どじょうを調理しています。あっさりとした風味は格別です。

みますや(淡路町)

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1905年に創業した老舗の居酒屋さんです。神田駅からは徒歩8分、淡路町駅からは徒歩4分のところに位置しています。現存する最古の居酒屋ともいわれており、歴史を感じさせる厳格な佇まいが魅力です。店先には赤ちょうちんが下げられていて、なんとも趣がありますよね。そんな情緒ある店内では、自慢のどじょう料理をはじめとして、お酒のアテにぴったりな一品料理を心ゆくまで堪能てきます。
居酒屋さんならではの、リーズナブルな値段でこだわりの料理がいただけるとあってディナータイムはもちろん、ランチも人気なんです。食堂形式のランチは、大テーブルからメインと副菜を選び、味噌汁、お新香、ご飯を受け取ってお会計というスタイル。居心地の良さに、なんだか地元住民になったような気分になれることでしょう。

住所:東京都千代田区神田司町2-15-2
TEL:03-3294-5433
営業時間:11:30~13:30 17:00~22:30(L.O.22:20)
定休日:日祝
予算:夜3,000円~3,999円 昼~999円

大門(大師前)

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大師前駅から徒歩3分ほどのところにある居酒屋さんです。西新井大師の近くに店を構えていることから、土日のランチタイムには参拝客を中心に賑わっています。
まさに日本らしい和食屋さんそのものといった佇まいで、年配の方を中心に多くの人々に親しまれています。居酒屋ということで、専門店に比べてリーズナブルな値段でどじょう料理がいただけるのも魅力ですよ。「どぜう鍋」と並んで人気なのが「柳川丼」です。どじょうを卵でとじたものを温かいご飯の上にのせた一品。臭みも感じづらく非常に食べやすいんです。

住所:東京都足立区西新井1-7-1
TEL:03-3890-8025
営業時間:17:00~23:00(フードLO22:30,ドリンクLO22:45)
定休日:日
予算:3,000円~3,999円

どぜう季節料理 大門【公式】

西新井大師の和食、どぜう季節料理 大門のホームページです。お店の基本情報やおすすめ料理の「2時間飲み放題付き宴会コース全7品が5000円から」「江戸生まれの伝統 どじょう料理がリーズナブルな価格で!」「具材たっぷり&ボリューム満点のよせ鍋」をはじめとしたメニュー情報などをご紹介しています。

桔梗屋(両国)

出典:www.facebook.com

昭和8年創業の家族経営の小さなお店です。アットホームさが魅力で、初めて訪れたお客さんも一度で虜にしてしまう気さくな雰囲気が漂っています。地元の人はもちろん、遠方からのお客さんも多くいらっしゃいます。みなさんのお目当ては、新鮮さと下処理にこだわった下町の料理の数々です。「どぜう鍋」の味を決定づける出汁には、朝一番にかんなで削ったかつお節を使用します。削りたてのかつお節はやはり、風味が格段に違います。さらにメインのどじょうは産地にこだわっており、しっかりと臭みを抜いて最大限まで美味しさを引き出します。熟練の技がきらりと光る圧巻の料理をぜひお試しください。

出典:www.facebook.com

住所:東京都墨田区両国1-13-15
TEL:03-3631-1091
営業時間:[通常]
11:00~14:00(L.O.13:40)/16:30~21:00(L.O.20:30)
[東京場所開催中(1月・5月・9月)の日・祝]
17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:日祝
予算:夜3,000円~3,999円 昼1,000円~1,999円

両国どぜう 桔梗家 HP

昭和8年創業。江戸の名残りを今に伝える庶民の味。のれんをくぐると井戸水を注いだ桶には活きのいいどじょう。家庭的な雰囲気の川魚料理専門店。国技館や江戸東京博物館を巡った後、グツグツと芳しい香りを立ち昇らせる「どぜう鍋」に、舌鼓を打つのはいかがでしょうか。鰻、鯉、なまずもございます。

川松(糀谷)

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糀谷駅から徒歩7分ほどのところにある、どじょうとうなぎが看板メニューの小料理屋さんです。東京とは思えないような伝統を感じさせる古民家に、まるでタイムスリップした感覚さえ味わえます。
こちらの「どぜう鍋」はクセの強い上級者向け。多くのどじょう料理のお店では、下処理の際に圧力鍋を用いて臭みを抜くのですが、「川松」では昔ながらの調理法を守っています。料理も空間もどちらも十分に風情を感じさせてくれる、貫禄のあるお店ですよ。

住所:東京都大田区西糀谷1-19-20
TEL:03-3742-2958
営業時間:11:30~13:30
16:30~22:30
定休日:月
予算:夜3,000円~3,999円 昼1,000円~1,999円

婆娑羅(三鷹)

三鷹駅から徒歩1分。創業40年ほどの老舗の大衆居酒屋です。店構えから渋さが伝わってきますが、どこか粋でオシャレな印象も受けます。赤ちょうちんが灯りをともせば、常連さんを中心に店内はたくさんのお客さんで賑わいます。
店内はコの字型のカウンター席となっていて、店主やお隣のお客さんとの距離が近いのが魅力です。お酒を交わせばたちまち親しい仲になる、なんてこともあるかもしれませんよ。名物のどじょう鍋の他にも、自家製のしめ鯖といったお酒飲みには嬉しいメニューが揃っています。たっぷりのネギと豆腐が入ったどじょう鍋は、専門店にも負けない実力ですよ。

住所:東京都武蔵野市中町1-3-1 桜井ビル 1F
TEL:0422-54-1666
営業時間:16:30~23:00(L.O.22:30)
土 16:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:日祝
予算:1,000円~1,999円

婆娑羅のホームページ

美味しいどぜう鍋を食べに行こう

出典:www.dozeu.com

いかがでしたか?
ふだんなかなかお目にかかることのないどぜう鍋。日本に昔から伝わる伝統料理ですから、一度は食べておきたいですよね。きちんと下処理がされていれば、臭みやエグミをほとんど感じることなく美味しくいただけることでしょう。ぐつぐつ煮込まれたお鍋は寒い冬にぴったりですよね。初めての方は、卵でとじた柳川鍋からいただいてみるのもおすすめですよ。

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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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