【美食力のすすめ】本格チキンライス！海南鶏飯食堂（六本木）

海南鶏飯（チキンライス）とは？

今回紹介するのはチキンライスです。
チキンライスとは言っても日本のケチャップライスのことではありません。
茹で鶏とその茹で汁で炊いたライス（主にジャスミンライス）をセットにし、醤油・チリ・生姜などのソースで味わうシンガポールやタイをはじめとする東南アジア発祥の料理です。
タイ語ではカオマンガイといわれるものです。

海南鶏飯食堂（六本木）

そんなチキンライスを都会でおいしく味わえるお店があります。
六本木ヒルズそばのツタヤから少し裏路地に入ったところにある海南鶏飯食堂です。
このお店はシンガポール料理を中心に提供しており、カレーやカニの炒めものなどもありますが、来客のほぼ99%がチキンライスを食べています。
（私も次こそは違うものを、と思って来店しても周りの人のチキンライスを見てチキンライスに流されています。そのためカレーやカニなどを注文したことがなく、メニュー名が不明）

シンプルだけどおいしいチキンライスの魅力

チキンがジューシーで美味

私もいろいろな店舗のチキンライスやカオマンガイを食べてきましたが、この店はチキンライスのメインであるチキンが抜群においしい。
茹で鶏ですので、調理がよくないとパサつきやすいのですが、非常にジューシーでやわらかいチキンを味わうことができます。
以前店長にその秘訣を聞いたら、茹で方（鶏油を加えて茹でる？）に工夫があるとおっしゃってました。

ジャスミンライスもおいしい

チキンライスのご飯にはジャスミンライスが使われており、おかわり自由です。
茹で鶏の茹で汁で炊いていますので、鶏のうまみがしみ込んだ絶品ライスです。
また茹でる時に用いた鶏油がライスをしっとりさせていると思います。

ソースもおいしい

チキンライスは特濃醤油ベース、チリソース、生姜ソースの３種のソースで食べます。
３種類ですが、組み合わせてもおいしいので、7パターンの味が楽しめるのですが、このソースがチキンライスの味を一段と際立たせます。
ソース自体の出来がいいので、ライスとソースだけでご飯1杯食べてる人もいるようです。

作り方も伝授してくれます

このお店はそれだけ自分たちの味に自信があるのでしょう、チキンライスの調理方法を親切に教えてくれます。なにしろテーブルクロスペーパーに調理方法が書いてあるくらいです。
私も自宅で真似して作ったことがありますが、かなりおいしくできます。
ただし、やはりお店の味とはなにか違う、という感想でした。