読んでおきたい作品

数多くの赤川次郎作品の中から、初めての人でも読みやすい有名人気作品をご紹介します。読んだことはないけれど、作品名は知っている、といった作品もあるはずでしょう。

三姉妹探偵団

三毛猫ホームズシリーズと並ぶ人気作。個性豊かな三姉妹が、自宅が火事にあってしまっても、様々な事件に巻き込まれても、気丈に前を向いて進んでいくその姿勢に感動を覚える、ある意味、推理小説を超えた作品と言えるでしょう。

三毛猫ホームズ

この作品が初めて読んだ赤川次郎作品、という方も多いのではないでしょうか。それほど有名な代表作です。刑事であるにも関わらず、ちょっと頼りなさげな主人公と、その妹、そして何といっても作品名にもなっている三毛猫のホームズが織りなすミステリー小説。終始コメディータッチで描かれていくのかと思いきや、意外な展開もあり…とさすが赤川次郎と読者をうならせるシリーズとなっています。

ふたり

読書感想文の推薦図書としてもしばしば挙げられる作品。交通事故で姉を失った妹が、そのことをきっかけに心の面でも大きな成長を遂げていく青春物語です。妹自身の頭の中に住む姉、そしてその姉との本当の別れ。ちょっと不思議で感動的なこの作品の虜になる人も多いのではないでしょうか。

午前0時の忘れもの

突然、不慮の事故で亡くなってしまった人からメッセージが届き、一時的に会いに行くことが出来る…。もし自分がその立場になったら。もしあの人からメッセージが届いたら…。そんな想いを抱かずにはいられない作品です。愛とは何か、愛の深さを感じさせられる、そんな作品です。

どんどん進む読みやすさ

赤川次郎の作品は、全体を通してとても読みやすく、一気に読み進めてしまいたくなる作品ばかりです。ユーモアたっぷりの表現や、予想外の展開で読者を飽きさせないテクニックはさすが！とファンの心を掴んで離しません。