あなたの結婚観を変えるかも、独り身を脱出したいあなたに贈る恋愛&結婚洋画10選
一定の年齢を迎えると、周りから「結婚はしないの」というプレッシャーが掛けられるものです。しかし、あまり結婚を考えていない男性も多いのではないでしょうか。そこで、今すぐにでも結婚や恋愛をしたくなる洋画を厳選してご紹介しましょう。
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あなたを恋愛モードに突入させる映画を厳選
仕事やプライベートに没頭していると、つい恋愛がご無沙汰になってしまうもの。何年も女性とお付き合いをしていないと、どうしてもすぐに恋愛スイッチが入らず、どんどん結婚から遠ざかってしまうものです。今すぐにでも恋愛モードになりたいあなたのために、結婚を招き寄せる映画を紹介していきましょう。
ベイビー・トーク
公認会計士として働くモリー(カーティス・アレイ)は、得意先の社長との間に子供を身ごもることになります。しかし、相手は既婚者で離婚をする様子も見せません。仕方なう1人で子供を産むことになったモリーですが、街中にて急な陣痛に襲われます。たまたま居合わせたタクシードライバーのジェームズ(ジョン・トラボルタ)の手だけもあって無事に出産しますが、1人で生活することを余儀なくされます。途方にくれるモリーでしたが、彼女の前に再びジェームズが出てきます。
1989年に公開された洋画で、ジョン・トラボルタの出世作の1つでもあります。物語はシングルマザーとなったモリーとジョージの恋愛が中心ですが、最大の特徴はモリーの赤ちゃん視点でストーリーが進行する点。実際に赤ちゃんが考えたことをブルース・ウィリスがアテレコしており、大人たちの行動を揶揄するようなコメントが笑いを誘います。また、モリーの恋愛観を通して結婚観について考えることができる作品です。
花嫁のパパ
スニーカー会社を経営するジョージは、留学から帰ってくる娘のアニーと会えるのを楽しみにしていました。しかし、アニーは帰ってきて早々「結婚をしたい」と言い出します。結婚相手の条件は申し分ありませんが、突然の申し出にジョージはアニーと仲たがいをすることになるのです。
1991年に公開された洋画で、1950年に公開された映画『花嫁の父』のリメイクに当たる作品。ジョージ役はコメディ俳優として名の知られたスティーヴ・マーティンが担当し、全体的にテンポがよくて品のいいギャグが笑わせてくれます。コメディ要素が非常に強いですが、ジョージが花婿と一緒に飲みかわすシーンは、恋愛だけでなく結婚のイロハまで透けてみえてくる名シーンとなっています。
ユー・ガット・メール
母親から受け継いだ絵本専門店を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)は、同棲している恋人がいながらインターネットで知り合った「NY152」とメールで連絡する日々を贈っていました。その一方で、地元では大型書店「フォックス・ブックス」ができ上がり、経営難に追い込まれることになります。キャスリーンが困っている中、書店にジョー(トム・ハンクス)がやってきます。本を大切にする彼が気になるますが、実は彼こそがフォックス・ブックスの御曹司であり、キャスリーンのメール相手だったのです。
1998年に公開された洋画で、トム・ハンクスとメグ・ライアンの共演が話題となった恋愛映画。2人とも本の売り方に対する考え方が違いながら、現実とメールの双方で意見を交わすことで徐々に価値観を変えていく過程が丁寧に描かれています。メールで惹かれているのに、現実では衝突を続ける2人のやり取りには、いじらしささえ感じられる名作です。
ノッティングヒルの恋人
ロンドン西部にあるノッティング・ヒルにて書店を開いているウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)。何気なく書店経営をする日々が続いていたが、ある日どこかで見たことあるような女性がやってきます。女性のことが気になったタッカーは彼女の後を追いかけましたが、街中で衝突して飲み物を掛けてしまいます。タッカーは家に招いて彼女の服を乾かすことになりますが、そのとき彼女が女優のアナ(ジュリア・ロバーツ)と気付くのです。
1999年に公開された恋愛映画で、当時の恋愛映画とコメディ映画に多数出演していたヒュー・グラント主演で贈る作品です。「恋愛映画」というジャンルならば必ずといっていいほど名前が挙がる作品で、冴えない男性と女優の夢のような恋愛をコミカルに描いています。タッカーがアナのことを諦めず、街中を走り回って彼女を追いかけるシーンは必見ものです。
天使のくれた時間
ロンドン留学を経て大手金融会社の社長となったジャック(ニコラス・ケイジ)は、何不自由のない生活を贈っていました。あるクリスマスの夜、彼は1人でスーパーにいると、過去に別れたケイト(ティア・レオーニ)のことを思い出します。今の生活に満足しているはずなのに、寂しい思いをしながら1人でマンションに帰りベッドにつきます。イブから一夜明けて目を覚ましたジャックですが、彼の目に入って来たのは庶民的な家と、別れたはずのケイトだったのです。
2000年に公開された洋画で、ニコラス・ケイジが主演を務めた作品。従来の恋愛映画とは趣向が違い、ジャックが「留学」ではなく「ケイトとの結婚」を選択した際に送っていたであろう人生を追体験するのが主なストーリーとなっています。誰もが経験する「人生の選択」を映像化した作品で、仕事と恋愛を天秤にかけている人ほど心に響くでしょう。
トゥー・ウィークス・ノーティス
正義感の強い弁護士のルーシー(サンドラ・ブロック)は、いつもお金にならない仕事を引き受けていました。その中で、ニューヨークにある公民館をつぶそうとする不動産会社に直談判することになり、会社のCEOであるジョージ(ヒュー・グラント)と出会います。彼は何でも適当に決める男でしたが、ルーシーの筋の通った態度を気に入って顧問弁護士として採用することにします。
2002年に公開された洋画で、サンドラ・ブロックとヒュー・グラントが共演した注目の映画。正反対の2人が出会うことで幾度となく口論することになりますが、お互いにないものを持っている者同士が引っ付いていくというロマンスに溢れた映画になっています。ラブラブなシーンよりも衝突している姿のほうが多いですが、どこかほほえましさを感じられる映画です。ラストにジョージがルーシーに手紙を読み上げるシーンは、映画史に残ると言っても過言ではありません。
50回目のファースト・キス
ハワイにある水族館で獣医として生活するヘンリー(アダム・サンドラ)は、一夜の恋を楽しみ続けるプレイボーイ。ある日、彼はカフェでルーシー(ドリュー・バリモア)に出会いますが、次の日には自分のことを忘れていました。実は、ルーシーは事故によって記憶を保持することが難しくなっており、毎日同じことをくり返す日々を送っていました。それでもヘンリーは、ルーシーに対して愛の告白を止めませんでした。
2004年に公開された洋画で、コメディ映画に数多く出演するアダム・サンドラが主演。同じような映画として「私の頭の中の消しゴム」などがありますが、こちらはそこまで重くないコメディタッチが強くなっているのが特徴です。ヘンリーははじめただのプレイボーイですが、何度でも挑戦し続ける姿勢からは多くのことを得られること間違いナシの映画となっています。また、ヘンリーの努力によってルーシーにある変化が起こりますが、そのシーンは感涙ものです。
エリザベスタウン
シューズ会社に勤めているドリュー(オーランド・ブルーム)は、自分のデザインしたシューズのせいで会社に大きな損失を与えてしまい、職を失ってしまうことになります。すべてを失った彼の元に、さらに父親が死去したという知らせが届きます。失意の中で彼は地元のエリザベスタウンに向かいますが、移動する際に利用した飛行機の中でクレア(キルスティン・ダンスト)と出会うのです。
2005年に公開された洋画で、オーランド・ブルームが主演を務めた作品となっています。地元を忌み嫌っている若者が葬式を契機に里帰りを経験し、今まで見えなかったものが見えてくるという分かりやすいストーリーとなっています。この映画はヒロインとの出会い方が斬新で、物語も2人の関係が進展することが中心ではありません。この映画では誰かと知り合う前に、きちんと自分自身の整理ができていないと大事な人を見落とすことがテーマとなっており、仕事脳からのデトックスに見たい映画です。
イルマーレ
2006年から女医として働くことになったケイト(サンドラ・ブロック)は、住んでいた湖畔近くにある家からシカゴに引越しをすることになります。新し環境にて仕事に追われる中、彼女は一通の手紙を受け取ります。その手紙は、前の家に新しく引越してきたアレックス(キアヌ・リーブス)のものでしたが、なぜか日付が2004年になっていたのです。
2006年に公開された洋画で、韓国映画をリメイクした作品となっています。湖畔に立つ家の郵便受けを伝い、違う時代で過ごしている2人が愛をはぐくんでいく過程が丁寧に描かれているのが特徴です。仕事、距離、プライベートで距離を感じていても、お互いに思い続けることの大切さを想起させてくれる映画となっています。リメイクとは思えないほどクオリティが高く、「スピード」にて共演した2人の息の合った演技にも注目。
(500)日のサマー
建築家を志ながら、結局はカード会社に勤めているトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。何となく女性と付き合い、仕事に行くだけの日々が繰り返されていましたが、ある日彼の職場にサマー(ゾーイ・デシャネル)がやってきます。彼女に一目ぼれしたトムのサマーとの500日間がはじまります。
2009年に公開された洋画で、ミュージックビデオを多く手掛けてきたマーク・ウェブの長編デビュー作になっています。ミュージックビデオを手掛けてきた人だけあり、全体的に音楽が多用されており、明るい恋愛映画になっているのが特徴です。題材としても「運命の人との恋」ということもあり、トムの楽しそうな恋愛を楽しめます。しかし、「運命」だけでは結婚できないという側面も打ち出しており、そろそろ本気で恋愛したい人にとってエッセンスになる映画です。
まずは映画で気持ちをフルチェンジ
恋愛や結婚をテーマにした映画は数多くあれど、それぞれの映画では恋愛のやり方も関係性もまったく違ったものとなっています。今回紹介した10本もそれぞれ性質はことなる映画となっているので、お気に入りの1本を見つけて恋愛・結婚について前向きになっていただけると幸いです。