【洋画】マンネリ解消に!彼女と見るべきおすすめ恋愛映画10選
彼女と長く付き合っているとやってくる”まんねり”。デートも外に行くこともなく、自然と家でまったりする時間が増えてきます。そんなまんねり家デートにオススメな恋愛映画を紹介します。恋愛において大切なことを教えてくれる、オススメ映画です。王道から少しマイナーなものまで幅広い恋愛映画を紹介します。
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きみに読む物語
良家のお嬢様アリーは、家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナへとやってきます。そんな彼女に一目惚れをした地元の青年ノアは熱烈に彼女を口説き、ついに2人は愛し合うようになります。
2004年公開のアメリカ映画。監督はニック・カサヴェテス。同監督の作品としては、臓器提供をテーマにした家族愛を描く「私の中のあなた」も有名です。変わらない愛が描かれる今作。あの頃の思い出は頭の奥深くにはきっと残っているのです。女性に対して、恋愛に対して希望が持てる不朽の名作です。また主人公の純粋な思いとその行動力には脱帽。ときに強引さは恋愛をより輝かせてくれるのかしれません。
タイタニック
イギリスの豪華客船タイタニック号の沈没を描いた実話。資産家との政略結婚に絶望し、甲板から身を投げようとしたローズを画家志望のジャックが助けたところから2人の愛は始まります。
「アバター」「ターミネーター」「エイリアン」といった数々の人気作品を世に送り出してきたジェームズ・キャメロン監督の作品(1997年公開)。誰もが知る王道恋愛映画です。恋愛要素も楽しいですが、タイタニック号沈没という悲劇を、迫力ある映像美で楽しめる点が非常に良いでしょう。彼女と一緒に未曾有の大惨事をバーチャル体験することで、2人の絆が深まること間違いなし。3時間以上と上映時間が非常に長いのでお菓子などの準備をしておきましょう。
ラブ・アゲイン
仕事も家庭も順風満帆の生活を過ごしてきた40代のキャルは、愛妻エミリーから離婚を突きつけられ、人生の岐路を迎えます。
アメリカのグレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督による2011年公開映画。浮気された妻を見返すために、冴えない主人公がイケてる男へと成長を遂げる過程がとても面白い。その方法がファッション、ユーモア、そして女性の口説き方と、とても細かく男性には勉強になります。けれど一番大切な本人の魅力は何も変わっていないという皮肉が心を温めてくれます。いつまでもお互いのために魅力的であり続ける、という恋愛の基本を再認識させてくれる恋愛の教科書のような作品。男性でも楽しめる恋愛映画です。
ラブ・アクチュアリー
冬のイギリス、ロンドンを舞台に、モテない男、恋に臆病なOLから秘書への恋する英国首相、妻子持ちだが部下に誘惑される会社社長といった年齢、国籍、性別の違う19人、9組の恋模様を描いた作品。
リチャード・カーティス監督による米英合作作品(2003年)。様々な愛の形を追うことができ飽きることなく観れる作品です。この映画を通して彼女と自身の恋愛観を語るのも楽しいかもしれません。
ユー・ガット・メール
小さな絵本店を経営するキャスリーンはハンドルネーム"NY152"の男性とメールのやり取りをすることが日々の楽しみ。そんな彼女の本屋の近くに大手本屋チェーンがオープン。日々衝突を繰り返すキャスリーンと本屋チェーン店経営者のジョー。実はジョーは“NY152”の男性でした。
1998年公開のノーラ・エフロン監督によるアメリカ映画。顔の見えないメールはお互いの心を素直に表してくれます。時間や距離を越えるメールは大切なコミュニケーションツーツ。とくに頻繁に会うことが難しい大人の恋愛にはなおさらです。
愛しのローズマリー
チビでデブな主人公ハルは、幼い頃から自分を棚に上げ外見の美しい女性だけを追いかけ続けてきます。そのためいつの間にか中年独身男性へ。彼の悩みを解決するために自己啓発セミナーの講師が、内面の美しい女性が美人に見える催眠術を彼にかけます。そして彼は1人のとてもふくよかな女性、ローズマリーと出会います。
ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリーの兄弟監督による2001年公開映画。恋愛においてとても重要な要素である外見。それを取り払うことにより純粋に内面と向き合えるという設定はとても面白い。恋愛においては外見はとても重要です。ただ、性格もお互いに擦り合わせがないとうまくいかない。そんな当たり前だけど疎かにしがちなことを伝えてくれます。
フィリップ、きみを愛してる!
愛のために、金のために詐欺師となった警官のスティーヴンは、刑務所へと収監されてしまいます。そこでフィリップ一目ぼれし、自分は弁護士だと嘘をつきます。釈放後もスティーブンの愛と嘘は止まりません。
これまたグレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督の作品(2009年)。実話を基にした、詐欺と脱獄を繰り返すゲイの物語。何度投獄されても希望を持ち続け脱獄を繰り返すスティーブンの姿からは勇気をもらえます。また映画を通して、2人の間に嘘はいらないというシンプルな前提。この大切さを再認識しましょう。かなり際どいシーンがもりだくさんなので事前に彼女に内容を軽く伝えてから見ましょう。
わたしはロランス
国語の教師をしているロランスは、ある日、恋人のフレッドに対して女性になりたいと打ち明けます。フレッドは戸惑い、憤りを感じるもやがてロランスの最大の理解者になることを決めます。そんな2人の10年に渡る恋愛が描かれています。
カナダ出身のグザヴィエ・ドラン監督の作品。この監督、制作する映画のほとんどがカンヌ国際映画祭で上映されるという新進気鋭の映画監督です(5作品中4作品)。
時代は性同一性障害が一般に認知されているとは言えない19世紀後半。女装をし始めるロランスに向けられる周囲の目はとても厳しく、観ていて胸が張り裂けそうになります。そして社会だけでなく最愛の人との距離も絶妙なバランスを保っているようで徐々に離れていくのです。そうしたシーンを彩るカラフルで非日常的なシーンの数々。この独特の世界観はオシャレの一言。脱帽です。
最後に明らかになる、ロランスが持つ愛の純粋さと一途さ。目に見えるものは変わっても、ロランスは最初からずっとロランスのままなのです。とても綺麗な映画です。
40歳の童貞男
家電量販店で働くアンディは、ある晩、同僚のデビッド達に自分が40歳で童貞だとバレてしまいます。そんな彼のロスト・ヴァージンのために友人達が乗り出します。
2005年公開。このコメディ映画を監督したジャド・アパトー監督は実際にコメディアンとして活動していたことがあるという面白い経歴の持ち主。主人公の不器用な恋愛にとっても笑顔になってしまいます。セックスは愛の過程であって結果ではありません。その大切なことに主人公含めその周りの友人達も気づいていく過程にほっこり。少し下品な言葉が多く出てきますので、そういうものが苦手な女性には少しつらいかも。
永遠の僕たち
交通事故によって両親を失い、死の淵を彷徨ったイーノック。彼はその日から、彼だけにしか見えない青年ヒロシと、他人の葬式に参列することを始めます。ある日、余命いくばくも残されていない少女アナベルと出会います。
「グッド・ウィル・ハンティング」のガス・ヴァン・サント監督による2011年公開の作品。死に惹かれる主人公と死に呼ばれるヒロインの常識とかけ離れた行動、そして死の世界にいる日本軍兵士演じる加瀬亮の儚くも力強い存在感。この変わった恋愛は一般の感覚からは理解しづらいかもしれません。ただ、そのシーンはとても美しい。
死は束の間の悲しみを与えはしますが、2人が重ねた思い出を無くすことは決してありません。ラストシーンで主人公が思わずとってしまった意外なその行動は、静かだけど確かな愛がそこにあったことを伝えてくれます。そして彼は再び生きることを始めるのです。紛れもない名作です。
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この記事のライター
新しい物好きなうざかわ系アラサー男子。男子校で男に囲まれてきた反動から、大学以降は女性にモテることのみを考えてます。でも基本シャイなんでうまくアプローチできません。外資系メーカー→MBA→国内インフラ企業と経験。英語も話せる真面目な人間。