【冬】クリスマスに観たいおすすめ恋愛映画10選【洋画編】
冬の大イベントの1つにクリスマスが入ってくるでしょう。クリスマスになるとどうしても誰かが恋しくなりますが、クリスマスシーズンにぜひ鑑賞いただきたい恋愛映画があります。今回は選りすぐりのクリスマスを10本ご紹介しましょう。
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心に染みる「奇跡」を映画で体感!
冬の訪れと共にやってくるクリスマス。大事な人がいる人もいない人も、やっぱりこの時期ぐらいはハッピーな気持ちになりたいものですよね。そんなときにおすすめなのが恋愛映画。誰かを思う気持ちを、映画の登場人物と重ねてみるのはいかがでしょうか。
1:イルマーレ
作品概要・あらすじ
湖畔に浮かぶ家を舞台に、生きる時代が違う2人が惹かれ合う姿を描いたのが「イルマーレ」です。湖畔の家を引き払ったケイトは、次に湖畔の家に住む人宛てに手紙を書きました。ですが、その手紙は2年前にその家に住んでいたアレックスに届いてしまうのです。違う時間を生きる2人ですが、手紙のやり取りによって次第に心を通わせていく過程を丁寧に描いた作品。
言葉を交わした2人だから起こせる「奇跡」
この映画はラストまでケイトとアレックスが手紙をやり取りしながらお互いを理解していきます。その中で何度も会おうとするのですが、2人がどうしても会えなかった理由がラストで判明します。大きな障害を2人が紡いできた「手紙」で乗り切るシーンに、誰もが胸を打たれるでしょう。
公開 : 2006年9月23日
監督 : アレハンドロ・アグレスティ
出演 : サンドラ・ブロック、キアヌ・リーブス
2:シザーハンズ
作品概要・あらすじ
昔々、町はずれの山に発明家が住んでいました。その発明家はエドワードという人造人間を生み出し、その両手にとりあえずハサミで作った手をはめていました。しかし、発明家はエドワードに人間の手を与える前に死んでしまい、彼は一人取り残されてしまいます。彼はペグという女性と出会うことで町に出ることになりますが、ハサミの手であるが故にトラブルを起こすことに……。
物語序盤とラストがつながる瞬間の感動は格別
ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだファンタジー映画です。不思議な手を持ちながら優しい心を持つエドワードは次第にキムと心を通わせていきます。物語の冒頭で子供が老婆に「どうして雪は降るの?」と問いますが、その理由と語り手の正体が判明したとき心が震えるでしょう。
公開 : 1991年7月13日
監督 : ティム・バートン
出演 : ジョニー・デップ
3:セレンディピティ
作品概要・あらすじ
クリスマス前、ニューヨークのデパートは買い物客でごった返しになります。大勢の人がいるにもかかわらず、ジョナサンとサラは一組の黒い手袋に手を伸ばします。偶然出会った2人は運命性を感じるも、実はすでに大事な人がそれぞれいる状態でした。それでも再び会いたいと考えたジョナサンとサラは、無謀にも思う賭けをはじめることにします。
「ありえない」を体験したい人にこそおすすめ!
タイトルの「セレンディピティ」とは素敵な偶然や予想外のものを発見することを指します。この映画はタイトル通りの映画で、クリスマスを目前にして起こった奇跡を題材にしています。現実よりも理想にひた走る2人の姿を描いており、行き詰まりを感じている人にとっては生きる活力にもなる恋愛映画です。
公開 : 2002年11月9日
監督 : ピーター・チェルソム
出演 : ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセイル
4:ラブ・アクチュアリー
作品概要・あらすじ
クリスマスを目前にしたロンドン。その時期になると様々な人がヒースロー空港を訪れ、それぞれのクリスマスを迎えます。下り坂のロックスターや小説家、持てないボーイ、若手の首相……。様々な人が一同に介し、知らないところでお互いのクリスマスに少しずつかかわっていくことになります。
ロンドンのクリスマスを体感できる1本
ベテラン俳優ヒュー・グラントが若手首相を務めた本作。オムニバス形式で様々な人の人生を映し出しながら、最後にヒースロー空港でどのような結末を迎えたのかわかるような映画になっています。様々な形の愛の形を一度に見れるぜいたくな映画であると共に、ロンドンのクリスマス事情が垣間見える貴重な1本です。
公開 : 2002年11月9日
監督 : リチャード・カーティス
出演 : ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、ローワン・アトキンソン
5:ホリディ
作品概要・あらすじ
ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリスは恋人で同僚のジャスパーと交際中。しかし、会社のクリスマスパーティーで他の女性と婚約したことが発覚する。一方、ロサンゼルスでハリウッド映画の予告製作会社を経営するアマンダも恋人に浮気されて別れることになる。2人は同じ時期に失恋を経験したのだが、休暇中に家や車などを交換する「ホーム・エクスチェンジ」のサイトを通じて出会い、お互いの生活を交換することになるのです。
キラキラした人生を送りたい女性必見の映画!
「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ監督の作品で、アマンダ役はキャメロン・ディアスが担当。キャメロンの弾けるような笑顔と女性として独立して生きようとする演技が映える映画で、恋愛や仕事でくじけている女性の心を癒してくれるでしょう。
公開 : 2007年3月24日
監督 : ナンシー・マイヤーズ
出演 : キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット
6:あなたが寝てる間に…
作品概要・あらすじ
シカゴの鉄道で改札嬢として務めるルーシー。ルーシーはクリスマスに予定もない独身女性だが、毎日駅で見かけるピーターにひっそり思いを寄せていました。クリスマス当日も出勤するルーシーですが、その日にピーターが線路に落ちて記憶を失ってしまいます。しかもピーターの家族から婚約者だと勘違いをされてしまい、なし崩し的にそのポジションに収まってしまいます。しかし、ピーターの弟であるジャックだけはルーシーを疑い続けるのですが……。
ベタ展開だからこそ安心して見れる恋愛映画
「スピード」など数々の映画に出演しているサンドラ・ブロック主演で贈るコメディタッチが強い恋愛映画。思い寄せていた男性と急接近したり、その弟とのギスギスしたやりとりなど恋愛映画としてはベタな展開が盛りだくさん。それだけ安心して観れる映画で、ラストもハッピーな気持ちになれること請負です。
公開 : 1995年12月1日
監督 : ジョン・タートルトーブ
出演 : サンドラ・ブロック
7:めぐり逢えたら
作品概要・あらすじ
建築家のサムは癌で妻を亡くし、一人息子のジョナを連れてシアトルに引越すことになります。それでも一向に元気を出さないサムを見て、ジョナはクリスマスにラジオの相談番組に電話します。その電話でジョナはサムのことについて語っていると、偶然にもアニーがこの放送を聞いて感涙。彼女は婚約者がいるにも関わらず、一通の手紙をサムに出してしまうのです。
「運命」を動かすきっかけを感じられる映画
ノーラ・エフロンが監督を務める映画。サム役はトム・ハンクス、アニー役はメグ・ライアンというぜいたく過ぎるキャストとなっています。出会うはずもない2人がジョナによって運命が大きく動き出し、ちょっとした出来事で運命が変わることを感じられる温かい恋愛映画です。また、サムが気にする女性がラストにわかるストーリー展開など、見ていて飽きない部分も〇。
公開 : 1993年12月11日
監督 : ノーラ・エフロン
出演 : トム・ハンクス、メグ・ライアン
8:ニューイヤーズ・イブ
作品概要・あらすじ
大晦日のニューヨーク。夜になるとタイムズスクエアに人が集まり、カウントダウンをしながら新しい年をみんなで迎えるイベントが毎年行われている。毎年恒例となっているイベントを取り仕切ることになったクレアだが、様々なトラブルに見舞われることになる。そんな彼女に奇跡は訪れるのか。
記念すべき瞬間に起こる奇跡を1本の映画で堪能!
「バレンタインデー」の監督を務めたゲイリー・マーシャルの作品。オムニバス形式で話が進んでいき、妊婦やコミックライター、シェフなど様々な人たちの「大晦日」を凝縮した1本です。観賞した後には、劇中で生まれる奇跡と愛情でお腹いっぱいになっているでしょう。
公開 : 2011年12月23日
監督 : ゲイリー・マーシャル
出演 : アシュトン・カッチャー、ロバート・デ・ニーロ
9:天使のくれた時間
作品概要・あらすじ
ジャックはニューヨークのウォール街で大手金融会社を営む大社長。何も不満は無かったが、たった1つ心残りなのは13年前に別れてしまった恋人・ケイトとの別れだった。彼女のことを思いながら一人でクリスマスを過ごしていると、彼は不思議な黒人と出会う。その黒人と不思議な出会いを果たした次の日、彼は見知らぬベッドの上で目覚めていた。そして、隣には別れたはずのケイトが眠っていた……。
誰もが経験する「もしも」を追体験した男の物語
ニコラス・ケイジ主演で贈るファンタジー要素を含んだ恋愛映画。「もしもあのとき」がテーマになっていて、ジャックが出世ではなく恋人を取っていた人生を追体験するのが主な内容となっています。「もしも」に翻弄されながらも、ケイトとの人生を受け入れていくジャックの心理描写の機微が見事に表現されている良作です。
公開 : 2001年4月28日
監督 : ブレット・ラトナー
出演 : ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ
10:NOEL(ノエル)
作品概要・あらすじ
ニューヨークの出版社で働くローズ。彼女はバツイチで、家と仕事場と母が入院する病院を行き来するだけの毎日を送っていた。ある日、母の見舞いにいくと隣に意識不明の患者が寝ているのが見えた。ローズは彼の元に天使の人形を飾ろうとすると、見舞客とはじめて面識を持つようになる。静かなたたずまいの彼に、ローズはすこしだが興味を惹かれる……。
「幸せ」と問い直す上質な恋愛映画
「クリスマス」を題材にした映画で、こちらローズ役をスーザン・サランドンが担当。また、クリスマスに結婚をするニーナ役にはペネロペ・クルスが登場。それぞれ本当の「幸せ」を求める姿を描いており、この2人が選択する人生に釘つけになってしまう映画です。
公開 : 2005年12月10日
監督 : チャズ・パルミンテリ
出演 : スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス
クリスマスを彩る幸せが詰まった映画たち
「恋愛」と一口にいっても、洋画で見てもクリスマスや記念日を題材にしたものは多く存在します。
ぜひ、記念すべき日にあなたにとって最良の1本が見つかればと思います。