名所の観光と共に！東京都内のウォーキングコース10選

名所もたくさん！東京都内のウォーキングコース10選

ウォーキングというと、あまり楽しいイメージが持てない方もいるのではないでしょうか。確かに、いつもと変りない同じ風景だけを見ていると、中々面白みを感じられないかもしれません。しかし、もし東京に残る伝統や、四季折々の花々、そして煌びやかなビル街など、ちょっと非日常な風景をみれるコースがあるとしたら行ってみたいと思いませんか？今回は「楽しみながら歩ける」ウォーキングをご紹介いたします。

国営昭和記念公園（立川駅）

日本の伝統的文化を継承する日本庭園、こどもの森、花の丘などがある「国営昭和記念公園」。自然に囲まれており、季節によって景色の移り変わりを感じられ、気分がリフレッシュすることは間違いないでしょう。時期によっては、ウォーキングやランニングより膝や腰への負担が少ないポールを使ったウォーキング「ノルディックウォーキング」などイベントも開催されます。公園の外周を歩くと、ちょうど約8㎞になります。

隅田川（浅草駅）

下町の代表格である「浅草」。浅草寺など歴史を感じる建造物と、東京スカイツリーなど近代的な建物が入り混じる人気の観光地です。休日には海外の方をはじめ多くの人でにぎわいます。浅草駅から隅田川に沿って進むと、花火大会で有名な隅田公園につきます。四季折々の花を楽しむことができますが、中でもおすすめなのは園内にある梅園です。隅田公園を後にして桜橋を渡り、東京スカイツリー駅に到着するとゴールです。

二子玉川（田園調布駅）

バーベキューや川遊びなど自然を満喫できるスポットとして連日多くの人でにぎわう「二子玉川」。二子玉川駅付近はショッピングモールが新設されるなど、今後さらに人気の出ることが予想される場所です。コースは、まず田園調布駅を南西へ進み、宝来公園に着きます。大きな池があるのが特徴です。公園をさらに南西へと進むと、多摩川にぶつかり、そのまま多摩川沿いを進むと、二子玉川駅へたどり着きます。ゴールした後はショッピングモールで買い物なども良いかもしれませんね。

日本橋（築地駅）

日本橋付近は、風情を感じる築地や、煌びやかな銀座・大手町などが隣接しており、ウォーキングコースとして楽しむことができます。築地駅をスタートし新大橋通りを南に進むと築地本願寺が見えてきます。駅から距離が近く、ここいらの建物の中では一風変わっているのですぐに見つけることができるでしょう。次は築地四丁目交差点を右に曲がり、銀座方面へ向かいます。途中で右手に歌舞伎座が見えてきます。銀座四丁目交差点を右折し、しばらく直進する日本橋、さらに進むとにゴールである水天宮前駅がある人形町に到着します。

明治神宮（原宿駅）

都内でも屈指の流行地である原宿の近くにありながら、都会の騒音をかき消してくれるような清閑な様子の「明治神宮」。敷地内には多くのパワースポットがあり、ここを歩くだけでも自然と活力が生み出されます。原宿駅からスタートし、この明治神宮を通るコースは全長約3.3㎞。中には縁結びの象徴とされる「夫婦楠（めおとくす）などがあります。

皇居（桜田門駅）

皇居ランという言葉があるほど、ランニングコースとして有名な「皇居」。周辺を1周するとちょうど5㎞程になります。歩きながら見れる、お濠、街路樹、オフィス街はウォーキングを飽きるなく続けられます。季節によって桜並木やイチョウなど四季折々の植物を見ることができるのも嬉しいポイントです。多少の坂はありますが、道も舗装されており走りやすく、なにより周りに大勢のランナーがいるので、初心者の方でも気軽に楽しむことができます。

巣鴨（巣鴨駅）

歴史と伝統が息づく、下町情緒あふれる町、「巣鴨」。お年寄りの町としても有名ですが、有名な飲食店も数多くあり、グルメ番組でもよく取り上げられているのを目にします。今回はそんな巣鴨の有名スポットを巡りながら、都内有数の紅葉の名所「六義園（りくぎえん）」まで歩くコースをご紹介します。巣鴨駅から巣鴨地蔵通り商店街を進み、高岩寺まで歩きます。病気や怪我の治癒、改善にご利益があると言われている「とげぬき地蔵」が有名です。商店街をきた方向に進むと、江戸時代に旅人の休憩所として栄えた「巣鴨庚申堂」に到着。商店街を少し戻って左に曲がり、白山通りを超えると「染井霊園」が見えてきます。そこから駒込駅方面へと進むと、ゴールである六義園に到着です。

石神井公園「おしどりコース」（石神井公園駅）

石神井公園には「おしどりコース」と呼ばれるウォーキングコースが設置されています。その名の通り、石神井公園は野鳥観察スポットとして有名で、カルガモなどの水鳥を見ながら歩くことができます。また、春にはソメイヨシノやヤマザクラが満開になるので、お花見が好きな方にもおすすめの場所です。おしどりコースは距離も短く、園内で迷うこともないので初心者向けのコースと言えます。

お台場（お台場海浜公園）

ビーナスフォートやジョイポリスなど、ショッピングモールやアミューズメント施設が集まる「お台場」。東京湾に囲まれており、また埋め立て地で綺麗な建物が多いので、ウォーキングコースとしておすすめしたい場所の一つです。スタートは、お台場海浜公園駅から。お台場海浜公園とお台場駅を結ぶスカイウォークをわたり、海岸沿いを進むと、船の科学館に到着します。東京湾岸警察署を通過し、温泉とアミューズメントで有名な「大江戸温泉物語」までたどり着けばゴールです。

高尾山（高尾山口駅）

「山」と聞くと登山、つまり体力や準備が必要だと思われるかもしれませんが、リフトやケーブルカーを利用したコースは、実はそこまできつくありません。まずは高尾山入口駅から5分ほどの山麓駅からリフトに乗ります。山上駅で降り、まずは開運杉とも呼ばれる「たこ杉」とご対面。山頂に向かって道なりに進み、薬王院を通過して進むと山頂に到着します。天候が良ければ、山頂から富士山、南アルプスを見渡せます。

楽しくないと続かない！「観光」することで”続く”ウォーキングを

今回は東京にある、おすすめのウォーキングコースをご紹介しました。どこもそれぞれの風景や文化などを持っており、一度の訪問では十分に見切れない場所もあると思います。東京の歴史や文化に触れながら、楽しいんでウォーキングをしてみませんか。慣れてくれば、自分だけのオリジナルコースを見つけたりと、より楽しむことができると思います。