大事な会議で困った時に！「異常な眠気」の対処法

異常な眠気、どうしてますか？

一日仕事をしていると、時々異常な眠気に襲われることはありませんか？
デスクでの作業中や会議中など、体を動かすことができない環境に限って、突然耐え難い眠気に悩まされた経験がきっとあると思います。

特に、ランチ後など満腹状態ではそれが顕著に現れ困ることがありますよね。大事なビジネスシーンで眠ってしまっては大問題！
眠気を回避するテクニックをご紹介します。

①カフェインに頼る

眠気覚ましといえばカフェイン！カフェインには、睡眠の誘発を促すアデノシンという物質の働きを抑制する効果があります。
同時にアドレナリンの分泌も促すので、コーヒーを飲むと眠気が覚めるというわけですね。

カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶やウーロン茶、玉露茶などのお茶にも含まれます。コーヒーが苦手な方は、お茶を飲んでカフェインを摂取するのもオススメです。
しかし、気をつけてほしいのはその摂取時間。カフェインは残念ながら、摂取してからすぐにその効果を発揮するわけではありません。
カフェインが作用するのは飲み始めてから30分程度を過ぎた頃です。眠くなってからカフェインを摂取しては遅いので注意してください。大事な会議があるときには、会議が始まる30分前にカフェインを摂取するようにしてみてくださいね。

②体を冷やす

眠気覚ましに効果的なもう一つの方法は、体を冷やすということです。よく、眠くなってくると体に熱がこもり温かさを感じますよね。赤ちゃんや子供が、夜になるとポカポカと体温が上がるのと同じ仕組みです。
実はこれは、人間の体の自然なメカニズムなのです。私たちの体は、眠っている間に組織を休ませて回復、修復しなければなりません。そのため、余分なエネルギーを使わないように眠っている間は体温を低くしなければならないのです。
眠る前に体温が高くなるのは、体にこもった熱を放出して休みやすくするため。これによって、眠くなると体がポカポカしてくるのです。

つまり、眠気覚ましにはこの熱の放出を防ぐことが大切！冷たい水で手を洗ったり、首の後ろに冷たいタオルを当てたりと熱の放出を防いでみてください。顔を洗ったり、保冷剤で手首や膝裏を冷やすのも効果的です。
また、どうしても冷やすものがないという時には冷たい飲み物を飲んでみましょう！胃の中に冷たさを感じれば、脳は体が冷えたと勘違いして眠気が治ります。

③のびの運動をする

眠気を覚ますために運動をするのは定番ですが、どんな運動でも良いわけではありません。間違った運動をすると、体はダメージを修復するために余計に眠気を募らせてしまうかもしれないのです。
眠気覚ましに効果的な運動は、ズバリ「のび」をすること。朝起きた時、グーっと体を伸ばすととても気持ち良いですよね。あのように、全身の筋肉を収縮させるのがとても効果的です。

会議中などで伸びできないという時は、背筋をピシッと伸ばしてみてください。これだけでも、全身の筋肉が収縮を繰り返し、血流が良くなって眠気が治ります。また、背筋を伸ばすことで酸素も取り込みやすくなり、脳が活性化してくるというメリットもありますよ。

それでもどうしても眠気が覚めないという時には、机の下で手をグーパーさせましょう！この体操は、認知症予防にも効果があると言われているほど脳の活性化を促します。
右手と左手をグーとパー別々の動きをすることで、より脳が活発に動きます。このくらいの体操なら、隠れて行うこともできますよね。ぜひ上手に取り入れてみてください。

体のメカニズムを知って眠気を覚まそう！

いかがでしたか？ビジネスシーンで異常な眠気を感じた時にできるオススメの方法をご紹介しました。
どれもオフィスでできる簡単なものばかりです。ぜひ参考にしてみてくださいね。