実写化しても面白い! 吉田修一のおすすめ作品4選
吉田修一はエンターテイメント性と、行間を読ませる独特の哀愁を併せ持ち、読書好きの人からそうでない人まで、多くの人が抵抗なく読める本を多く出版している作家です。今回は、吉田修一のおすすめ作品をご紹介します。
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ほとんどが実写化
出す作品のほとんどが実写化されるような人気作家である吉田修一。実写化などのメディアミックスだけでなく芥川賞をとるなど、その筆力は本物です。そんな吉田修一のおすすめの作品をご紹介します。
悪人
妻夫木聡主演で映画化もされた吉田修一の代表作です。
誰が悪人なのか、本当に考えさせられるような重い話ながら、読後にすっきりした感触がのこる、吉田修一らしい一冊です。
平成猿蟹合戦図
悪人同様群像劇スタイルで物語が進んでいくのですが、登場人物が多い分、終盤に向かってどんどん集まっていく登場人物たちの勢いと、どんどん進んでいく爽快なストーリーが魅力です。
パーク・ライフ
何も起こらないと言われるほどに何も起こらない小説ですが、まさに行間を読むといったような独特な雰囲気がただよう一冊です。
吉田修一の魅力は群像劇などのエンターテイメント性の高いものだけでなく、こういった作品も書けるところなのではないでしょうか
パレード
若い男女の共同生活を通して、まさに今の現代の、人と人との関わり方を考えさせられるような一冊です。
エンターテイメント作品と行間を読ませる作品のちょうど間くらいに位置するありそうでなかった作品です。
隅々まで楽しめる作品
群像劇が好きで、加速していく物語が好きな人にも、まったりと行間を読みたい人にも、そのどちらにも合うのが吉田修一の作品で、それゆえに高いメディアミックス率をほこります。そういった二つの顔があるので、読書好きの方から、あまり本を読んだことがないという方まで、多くの方に愛される本を出すことができるのでしょう。
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